JPS584634Y2 - スカム除去装置 - Google Patents
スカム除去装置Info
- Publication number
- JPS584634Y2 JPS584634Y2 JP12685478U JP12685478U JPS584634Y2 JP S584634 Y2 JPS584634 Y2 JP S584634Y2 JP 12685478 U JP12685478 U JP 12685478U JP 12685478 U JP12685478 U JP 12685478U JP S584634 Y2 JPS584634 Y2 JP S584634Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scum
- trough
- scraping plate
- box
- gate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Removal Of Floating Material (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は下水処理装置における沈澱池の水面上に浮ぶス
カムを除去する装置に関し、スカム掻寄板の動力のみで
他の動力や外力を利用せずスカムと表層水を同時に流出
できるスカム除去装置を提案するものである。
カムを除去する装置に関し、スカム掻寄板の動力のみで
他の動力や外力を利用せずスカムと表層水を同時に流出
できるスカム除去装置を提案するものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第１図および第２図は全体の構造を示し、１は沈澱池、
２は沈澱池１め中央に設けられた回転駆動軸であり・、
電動減速機３を介して回転せしめられる。
２は沈澱池１め中央に設けられた回転駆動軸であり・、
電動減速機３を介して回転せしめられる。
４は回転駆動軸３の上部に設けられたセンターウェルで
あり、その周部から沈澱池水面相当レベルに位置するス
カム掻寄板５が軸２を中心とする半径方向に延設されて
いる。
あり、その周部から沈澱池水面相当レベルに位置するス
カム掻寄板５が軸２を中心とする半径方向に延設されて
いる。
６は沈澱池１０周縁に設けられたスカムボックスであり
、スカム掻寄板５の先端の移動軌跡に接して位置し、か
つその上端は水面上に位置するように設定されており、
底部に連結されたスカム排出管７はスカムヒツト８に連
通している。
、スカム掻寄板５の先端の移動軌跡に接して位置し、か
つその上端は水面上に位置するように設定されており、
底部に連結されたスカム排出管７はスカムヒツト８に連
通している。
また前記スカムボックス６に連通ずる例えば角状の所定
長さのトラフ９が、その上面開口部が常時水面下に位置
するように、スカムボックス６の一側面から前記半径方
向に設けられ、前記スカム掻寄板５はその直上の水面を
移動する。
長さのトラフ９が、その上面開口部が常時水面下に位置
するように、スカムボックス６の一側面から前記半径方
向に設けられ、前記スカム掻寄板５はその直上の水面を
移動する。
１０は下端が沈澱池１の底面にほぼ接する位置に設げら
れた汚泥径□寄板であり、回転駆動軸２の下部に取付け
られて前記半径方向に延びるフレーム１１に固定されて
いる。
れた汚泥径□寄板であり、回転駆動軸２の下部に取付け
られて前記半径方向に延びるフレーム１１に固定されて
いる。
１２は沈澱池１の中央底部に設けられた汚泥ピットであ
る。
る。
第３図および第４図はスカムボックス６およびトラフ９
の詳細構造を示し、スカムボックス６とトラフ９の連通
口１３は回転ゲート１４によってボックス内部から閉塞
されており、該回転ゲート１４は下部を横ピン１５によ
りスカムボックス６にスカム掻寄板移動方向に沿って揺
動可能に枢着されていて、常時は前記連通口１３を閉塞
する状態に例えばスプリングとストッパーなどにより付
勢されている。
の詳細構造を示し、スカムボックス６とトラフ９の連通
口１３は回転ゲート１４によってボックス内部から閉塞
されており、該回転ゲート１４は下部を横ピン１５によ
りスカムボックス６にスカム掻寄板移動方向に沿って揺
動可能に枢着されていて、常時は前記連通口１３を閉塞
する状態に例えばスプリングとストッパーなどにより付
勢されている。
また回転ゲート１４の上縁にスカムボックス６上方に突
出する回転用レバー１６が設けられ、スカム掻寄板５が
移動して来た時に、これと係合して回転ゲート１４を前
記付勢力に抗して仮想線の状態に揺動させ、前記連通口
１３を開放する。
出する回転用レバー１６が設けられ、スカム掻寄板５が
移動して来た時に、これと係合して回転ゲート１４を前
記付勢力に抗して仮想線の状態に揺動させ、前記連通口
１３を開放する。
次にその動作について説明する。
スカム掻寄板５は第１図に示されるように彎曲しており
、回転駆動軸２を中心とする回転に伴って水面上のスカ
ムがその先端部分に集められるように構成され、集めら
れたスカムはトラフ９の上方を通過するようになってい
る。
、回転駆動軸２を中心とする回転に伴って水面上のスカ
ムがその先端部分に集められるように構成され、集めら
れたスカムはトラフ９の上方を通過するようになってい
る。
そしてスカム掻寄板５がスカムボックス６上に来た時に
回転ゲート１４の回転用レバー１６に係合し、該回転ゲ
ート１４をスカムボックス６とトラフ９の連通口１３を
開く方向に揺動させる。
回転ゲート１４の回転用レバー１６に係合し、該回転ゲ
ート１４をスカムボックス６とトラフ９の連通口１３を
開く方向に揺動させる。
従ってスカム掻寄板５によりトラフ９上方に寄せられて
来たスカムは表層水と共にトラフ９を介してスカムボッ
クス６内に流入し、スカム排出管７を通してスカムビッ
ト８に排出される。
来たスカムは表層水と共にトラフ９を介してスカムボッ
クス６内に流入し、スカム排出管７を通してスカムビッ
ト８に排出される。
以上本考案によれば、スカム掻寄板がトラフ上方にスカ
ムを掻き寄せて来た時に、該スカム掻寄板の動力により
回転ゲートを揺動させてトラフとスカムボックスの連通
口が開放せしめられ、スカムが表層水と共に排出される
ので、回転ゲートを揺動させるための別の動力や外力を
伺等必要としない。
ムを掻き寄せて来た時に、該スカム掻寄板の動力により
回転ゲートを揺動させてトラフとスカムボックスの連通
口が開放せしめられ、スカムが表層水と共に排出される
ので、回転ゲートを揺動させるための別の動力や外力を
伺等必要としない。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図および第２図は
全体構成を示す平面図および縦断面図、第３図は要部を
示す斜視図、第４図はスカム掻寄板とトラフの位置関係
を示す説明図である。 １・・・・・・沈澱池、５・・・・・・スカム掻寄板、
６・・・・・・スカムボックス、７・・・・・・スカム
排出管、９・・・・・・トラフ、１３・・・・・・連通
口、１４・・・・・・回転ゲート、１６回転用レバー。
全体構成を示す平面図および縦断面図、第３図は要部を
示す斜視図、第４図はスカム掻寄板とトラフの位置関係
を示す説明図である。 １・・・・・・沈澱池、５・・・・・・スカム掻寄板、
６・・・・・・スカムボックス、７・・・・・・スカム
排出管、９・・・・・・トラフ、１３・・・・・・連通
口、１４・・・・・・回転ゲート、１６回転用レバー。
Claims (1)
- 上面開口部がスカム掻寄板の移動軌跡下の水面下で前記
スカム掻寄板に沿って位置するトラフを沈澱池内に設け
、該トラフに連通し、底部でスカム排出管に連結された
スカムボックスを沈澱池の周縁部に設け、前記トラフと
スカムボックスの連結口を閉塞する回転ゲートを揺動自
在でかつ常時は前記連結口を閉塞する状態に付勢される
ように設け、前記回転ゲートの上級にスカムボックス上
方に突出しわつ移動して来るスカム掻寄板に係合して前
記回転ゲートをその付勢力に抗して連結口を開放する方
向に揺動させる回転用レバーを設けたことを特徴とする
スカム除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12685478U JPS584634Y2 (ja) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | スカム除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12685478U JPS584634Y2 (ja) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | スカム除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5543567U JPS5543567U (ja) | 1980-03-21 |
| JPS584634Y2 true JPS584634Y2 (ja) | 1983-01-26 |
Family
ID=29089077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12685478U Expired JPS584634Y2 (ja) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | スカム除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS584634Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2507991Y2 (ja) * | 1989-08-01 | 1996-08-21 | 栃木富士産業株式会社 | 汚水処理装置 |
-
1978
- 1978-09-14 JP JP12685478U patent/JPS584634Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5543567U (ja) | 1980-03-21 |
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