JPS592226Y2 - 水門における浮遊物除去装置 - Google Patents
水門における浮遊物除去装置Info
- Publication number
- JPS592226Y2 JPS592226Y2 JP16215680U JP16215680U JPS592226Y2 JP S592226 Y2 JPS592226 Y2 JP S592226Y2 JP 16215680 U JP16215680 U JP 16215680U JP 16215680 U JP16215680 U JP 16215680U JP S592226 Y2 JPS592226 Y2 JP S592226Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving means
- water
- wall surface
- floating object
- door body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Barrages (AREA)
- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は地下の水路を開閉する扉体を上昇させる場合
隣接する壁面との間のすきまに浮遊物が入るのを除去す
る水門における浮遊物除去装置に関するものである。
隣接する壁面との間のすきまに浮遊物が入るのを除去す
る水門における浮遊物除去装置に関するものである。
従来下水道で用いる水門で扉体と隣接する壁面との間の
すきま部分にごみや木片等の浮遊物が入り易く、扉体の
開閉に影響を及ぼしたり、水蜜部を破損して漏水の原因
になる等の難点があるが、一度入り込んだごみ等の浮遊
物は除去することが困難なものである。
すきま部分にごみや木片等の浮遊物が入り易く、扉体の
開閉に影響を及ぼしたり、水蜜部を破損して漏水の原因
になる等の難点があるが、一度入り込んだごみ等の浮遊
物は除去することが困難なものである。
この考案はこのような点を解消して扉体と壁面の間のす
きまに浮遊物が入らないようにした水門における浮遊物
除去装置を提供するものである。
きまに浮遊物が入らないようにした水門における浮遊物
除去装置を提供するものである。
以下図面を参照しながらこの考案の一実施例について説
明する。
明する。
図に示すこの考案の一実施例において、90は矢印方向
に水91が流れる下水道の地下の水路、92は縦孔、9
3はコンクリートよりなる壁面である。
に水91が流れる下水道の地下の水路、92は縦孔、9
3はコンクリートよりなる壁面である。
10は枠11に沿って昇降させて水路90を開閉するよ
うにした扉体で、周縁部付近に水密ゴム12が取付けて
あって下降した場合枠11及び壁面93の下端縁部95
との水密を維持できるようになっている。
うにした扉体で、周縁部付近に水密ゴム12が取付けて
あって下降した場合枠11及び壁面93の下端縁部95
との水密を維持できるようになっている。
13は扉体10の上面に連結して上方に延びたスピンド
ルで、上部にはネジ15が刻んである。
ルで、上部にはネジ15が刻んである。
16は枠11の上部に取付けてあってネジ15と螺合す
る図示してないメネジ部材が設けてありハンドル17を
回転させることによりスピンドル13を昇降させるよう
にした昇降装置である。
る図示してないメネジ部材が設けてありハンドル17を
回転させることによりスピンドル13を昇降させるよう
にした昇降装置である。
この昇降装置は正逆転可能な電動機を用いるものであっ
てもよい。
てもよい。
18は全体としてのこの考案による浮遊物除去装置を示
すものであって次に述べるように構成しである。
すものであって次に述べるように構成しである。
すなわち、20は扉体10の上面近くで両端部を回転可
能に支持される軸で、扉体10の両側面近くまで延びて
いる。
能に支持される軸で、扉体10の両側面近くまで延びて
いる。
21はこの軸に一端を連結して互いに共同して浮遊物の
受取手段22を構成する多数の棒部材で、最も壁面93
に近接した状態で壁面93に近接するにしたがって上方
へ向かうように傾斜しており先端部21 aは上方へ向
かって折曲げてあり、かつ互いに間隔をもって配置させ
て扉体10と壁面93間を覆うことができるようになっ
ている。
受取手段22を構成する多数の棒部材で、最も壁面93
に近接した状態で壁面93に近接するにしたがって上方
へ向かうように傾斜しており先端部21 aは上方へ向
かって折曲げてあり、かつ互いに間隔をもって配置させ
て扉体10と壁面93間を覆うことができるようになっ
ている。
23は軸20から各棒部材21と反対側に延びた1対の
取付棒25にそれぞれ中央を貫通させて固着したフロー
トである。
取付棒25にそれぞれ中央を貫通させて固着したフロー
トである。
扉体10の上面より水位が高くなるとフロート23が上
昇して軸20が回動し棒部材21が第2図に実線で示す
ように壁面93に近接する。
昇して軸20が回動し棒部材21が第2図に実線で示す
ように壁面93に近接する。
26は水位が高い場合壁面93に接触する1対のガイド
ローラーで、それぞれ接持棒27の先端部に回転可能に
取付けてあり、扉体10を昇降させても棒部材21が壁
面93に接触しないようにして壁面93及び棒部材21
を保護するようになっている。
ローラーで、それぞれ接持棒27の先端部に回転可能に
取付けてあり、扉体10を昇降させても棒部材21が壁
面93に接触しないようにして壁面93及び棒部材21
を保護するようになっている。
前述したように構成したものにおいて、扉体10の上面
より水位が高いと棒部材21が壁面93に近接して壁面
93の近くで水面に浮かぶ浮遊物96があれば扉体10
を上昇させる場合棒部材21が受取ることができ、さら
に扉体10が上昇して上面が水面よりかなり高くなると
第2図に鎖線で示すようにフロート23が下方に回動す
るため軸20及び棒部材21が一体となって回動して浮
遊物96は下方へ落下して扉体10と壁面93間に入る
のを防止できるようになっている。
より水位が高いと棒部材21が壁面93に近接して壁面
93の近くで水面に浮かぶ浮遊物96があれば扉体10
を上昇させる場合棒部材21が受取ることができ、さら
に扉体10が上昇して上面が水面よりかなり高くなると
第2図に鎖線で示すようにフロート23が下方に回動す
るため軸20及び棒部材21が一体となって回動して浮
遊物96は下方へ落下して扉体10と壁面93間に入る
のを防止できるようになっている。
この考案は前述したように扉体10の上面付近に回動可
能に連結した受取手段22とフロート23が一体として
設けであるから、扉体10と壁面93の間のすきまに浮
遊物96が入るのを防止できるという効果を有し7てい
る。
能に連結した受取手段22とフロート23が一体として
設けであるから、扉体10と壁面93の間のすきまに浮
遊物96が入るのを防止できるという効果を有し7てい
る。
この考案において、ガイドローラー26を設けることな
く棒状部材21の回動位置を規制するストッパを設けて
もよく、かつ受取手段22として多数の棒部材21によ
ることなくこの棒部材と同一の側面形状を有する多くの
孔をあけた1枚の金属板を用いるように構成してもよい
。
く棒状部材21の回動位置を規制するストッパを設けて
もよく、かつ受取手段22として多数の棒部材21によ
ることなくこの棒部材と同一の側面形状を有する多くの
孔をあけた1枚の金属板を用いるように構成してもよい
。
第1図はこの考案を実施した水門を示す正面図、第2図
はその要部を示す側面図、第3図は一部を断面として要
部を示す平面図である。 10は扉体、18は浮遊物除去装置、20は軸、21は
棒部材、22は受取手段、23はフロート、26はガイ
ドローラー、90は水路、93は壁面。
はその要部を示す側面図、第3図は一部を断面として要
部を示す平面図である。 10は扉体、18は浮遊物除去装置、20は軸、21は
棒部材、22は受取手段、23はフロート、26はガイ
ドローラー、90は水路、93は壁面。
Claims (1)
- 1.地下の水路を開閉する扉体と隣接する壁面との間の
すきまに浮遊物が入るのを除去する水門における浮遊物
除去装置であって、扉体の上面近くで横方向に延びる軸
線回りに回動可能になっておりかつ前記扉体と前記壁面
間を覆うように配置できる受取手段と、この受取手段と
一体になっておりかつ受取手段と軸線に対し反対側に延
びた位置に配置するフロートとを包含し、水面が扉体の
上面より上昇すると受取手段が前記壁面に近接して浮遊
物を受取ることができるようになりかつ水面が扉体の上
面より下降すると前記フロート及び受取手段が回動して
受取手段が受取った浮遊物を水中に落下させるようにな
っていることを特徴とする水門における浮遊物除去装置
。 2、実用新案登録請求の範囲第1項記載の装置であって
、前記受取手段は壁面に近接した状態で前記軸線から壁
面に近接するにしたがって上方へ延びるように傾斜し先
端部を上方へ向かうように折曲げた横方向に間隔を有す
るように配置した多数の棒部材により構威しであること
を特徴とする水門における浮遊物除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16215680U JPS592226Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 | 水門における浮遊物除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16215680U JPS592226Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 | 水門における浮遊物除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5785087U JPS5785087U (ja) | 1982-05-26 |
JPS592226Y2 true JPS592226Y2 (ja) | 1984-01-21 |
Family
ID=29521042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16215680U Expired JPS592226Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 | 水門における浮遊物除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592226Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-14 JP JP16215680U patent/JPS592226Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5785087U (ja) | 1982-05-26 |
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