JPS5846119B2 - スピ−カキヤピネツト - Google Patents
スピ−カキヤピネツトInfo
- Publication number
- JPS5846119B2 JPS5846119B2 JP5605979A JP5605979A JPS5846119B2 JP S5846119 B2 JPS5846119 B2 JP S5846119B2 JP 5605979 A JP5605979 A JP 5605979A JP 5605979 A JP5605979 A JP 5605979A JP S5846119 B2 JPS5846119 B2 JP S5846119B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker cabinet
- speaker
- gypsum board
- plate
- cabinet according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
- H04R1/02—Casings; Cabinets ; Supports therefor; Mountings therein
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスピーカキャビネットの改良に係り、特に音響
特性が優れ、かつ安価に製造出来るスピーカボックスを
提供せんとするものである。
特性が優れ、かつ安価に製造出来るスピーカボックスを
提供せんとするものである。
スピーカキャビネットは、振動するスピーカを内蔵する
為に、振動に対して十分強いことが要求される。
為に、振動に対して十分強いことが要求される。
前記振動には、スピーカから発生する音響に起因するも
のや、外部からのもの等があるが、これらの振動を抑圧
したり、これらの振動に不感としておかないと、スピー
カを含めたスピーカキャビネット全体の音響特性に多大
の悪影響を及ぼす。
のや、外部からのもの等があるが、これらの振動を抑圧
したり、これらの振動に不感としておかないと、スピー
カを含めたスピーカキャビネット全体の音響特性に多大
の悪影響を及ぼす。
その為、スピーカキャビネッ)[は、曲げ剛性が犬であ
ること、内部損失が犬であること、Q値が低いこと等の
特性が要求される。
ること、内部損失が犬であること、Q値が低いこと等の
特性が要求される。
又、スピーカキャビネットは、単にスピーカを保持する
箱にすぎないから、不要な価格上昇は好1しくない。
箱にすぎないから、不要な価格上昇は好1しくない。
従って、スピーカキャビネットには、入手が容易であり
、素材自体の価格が安く、かつ加工性の良い素材が用い
られなければならない。
、素材自体の価格が安く、かつ加工性の良い素材が用い
られなければならない。
従来普及型のスピーカキャビネットの素材としては、合
板やパーチクルボードが用いられている。
板やパーチクルボードが用いられている。
前記合板やパーチクルボードは、安価で加工性の良い点
が利点であるが、内部損失等の音響特性があ1り良いも
のではなかった。
が利点であるが、内部損失等の音響特性があ1り良いも
のではなかった。
又、天然木を用いたスピーカキャビネットも存在するが
、そシやわれが生じる危険があり、しかも値段が高いと
いう欠点を有している。
、そシやわれが生じる危険があり、しかも値段が高いと
いう欠点を有している。
更に大理石やコンクリートを用いたスピーカキャビネッ
トも存在するが、音響特性に優れているという利点があ
る反面、価格が非常に高く、加工性の悪さも伴い、大量
生産には不向きである。
トも存在するが、音響特性に優れているという利点があ
る反面、価格が非常に高く、加工性の悪さも伴い、大量
生産には不向きである。
その仏強化プラスチック製のスピーカキャビネットも存
在するが、前記強化プラスチック製のスピーカキャビネ
ットは、小型スピーカには適しているが、大きくなると
一金型代が高くなったり、スピーカからの音響で振動す
る等の欠点を有するので好ましいものではなかった。
在するが、前記強化プラスチック製のスピーカキャビネ
ットは、小型スピーカには適しているが、大きくなると
一金型代が高くなったり、スピーカからの音響で振動す
る等の欠点を有するので好ましいものではなかった。
本発明は、上述の種々の点に鑑み成されたもので、全く
新規な素材を用いたスピーカキャビネットを提供せんと
するものである。
新規な素材を用いたスピーカキャビネットを提供せんと
するものである。
以下本発明の一実施例に基き、図面を参照しながら説明
する。
する。
第1図イは、本発明に係るスピーカキャビネットの素材
となる強化防水型石膏ボードを示す断面図で、1は有機
混和剤(パルプ)、ガラス繊維、酢酸ビニル、及び又は
石綿から成る強化剤(即ち強化剤はこれらの物質の一つ
若しくは複数の組合せから戒る)と、パラフィン系エマ
ルジョンから成る防水剤が混入された焼石膏(OaSO
4・1/2H20)、2は前記焼石膏1の両側に接着さ
れたボール紙等の板状材である。
となる強化防水型石膏ボードを示す断面図で、1は有機
混和剤(パルプ)、ガラス繊維、酢酸ビニル、及び又は
石綿から成る強化剤(即ち強化剤はこれらの物質の一つ
若しくは複数の組合せから戒る)と、パラフィン系エマ
ルジョンから成る防水剤が混入された焼石膏(OaSO
4・1/2H20)、2は前記焼石膏1の両側に接着さ
れたボール紙等の板状材である。
焼石膏1それ自体くずれ易く、もろい性質を有する。
その為、強化剤を混入させて、焼石膏1の接着強度を上
昇せしめ、剛性の拡大を計っている。
昇せしめ、剛性の拡大を計っている。
又、防水剤を混入することにより、焼石膏1の防水性を
高めている。
高めている。
尚、前記強化剤及び防水剤を混入する際に、尿素樹脂を
混入することにより、前記接着強度を高めることが出来
る。
混入することにより、前記接着強度を高めることが出来
る。
更に、板状材2は、前記焼石膏1を挾持する様に配され
ており、両側面を平担にするとともに、形状を規制する
という役割を有する。
ており、両側面を平担にするとともに、形状を規制する
という役割を有する。
第1図口は、第1図イの強化防水型石膏ボードの一側面
に、化粧材3を接着した状態を示す。
に、化粧材3を接着した状態を示す。
前記化粧材3は、塩化ビニルシートや天然木の突板等か
ら成り、前記石膏ボードの表面を化粧する為のものであ
る。
ら成り、前記石膏ボードの表面を化粧する為のものであ
る。
第2図は、第1図イの防水型石膏ボードを作成する一方
法を示すもので、4は焼石膏とパルプ(1φ以下)との
混合物を供給する為の第1供給槽、5は水(60多以上
)、酢酸ビニルエマルジョン、尿素樹脂及ヒバラフイン
系エマルジョン(2φ以下)の混合物を供給する為の第
2供給槽、6は前記第1供給槽4からの混合物と、前記
第2供給槽5からの混合物とを混合する混合槽、7は下
側板状材となる第1ボール紙、8は上側板状材となる第
2ボール紙、9はカッターである。
法を示すもので、4は焼石膏とパルプ(1φ以下)との
混合物を供給する為の第1供給槽、5は水(60多以上
)、酢酸ビニルエマルジョン、尿素樹脂及ヒバラフイン
系エマルジョン(2φ以下)の混合物を供給する為の第
2供給槽、6は前記第1供給槽4からの混合物と、前記
第2供給槽5からの混合物とを混合する混合槽、7は下
側板状材となる第1ボール紙、8は上側板状材となる第
2ボール紙、9はカッターである。
しかして、混合槽6の出口から、第1ボール紙7上に供
給される混合物は、前記第1ボール紙T上に乗った状態
で矢印A方向に運ばれ、ローラ10の作用により、第1
ボール紙7と第2ボール紙8との間に均一に挾み込1れ
る。
給される混合物は、前記第1ボール紙T上に乗った状態
で矢印A方向に運ばれ、ローラ10の作用により、第1
ボール紙7と第2ボール紙8との間に均一に挾み込1れ
る。
そして、前記ローラ10を通過した後、三層構造となっ
た石膏ボードは、カッター9により所定寸法に切断され
、スピーカキャビネットの素材となる。
た石膏ボードは、カッター9により所定寸法に切断され
、スピーカキャビネットの素材となる。
第3図は、素材となる石膏ボードをスピーカキャビネッ
トに加工する一例を示すもので、化粧材が接着されない
側から石膏ボード11をV字型に切欠き一該切欠き部分
で折曲して、第4図の如く、スピーカキャビネットの天
板12、両側板13及び14、底板15を一体に形成す
る。
トに加工する一例を示すもので、化粧材が接着されない
側から石膏ボード11をV字型に切欠き一該切欠き部分
で折曲して、第4図の如く、スピーカキャビネットの天
板12、両側板13及び14、底板15を一体に形成す
る。
そして、前面バッフル板16及び裏板を取付ければスピ
ーカキャビネットは完成する。
ーカキャビネットは完成する。
本発明に係る強化防水型石膏ボードは、内部損失が大で
Q値が小であるという特性を有する。
Q値が小であるという特性を有する。
その為、音響特性の改善、特に高調波歪の減少を遠戚す
ることが出来る。
ることが出来る。
又、強化剤の混入により、剛性を大とすることが出来る
ので、キャビネット共振等を十分に防止出来、従来のパ
ーチクルボードや合板を用いたスピーカキャビネットよ
りも優れた音響特性を得ることが出来る。
ので、キャビネット共振等を十分に防止出来、従来のパ
ーチクルボードや合板を用いたスピーカキャビネットよ
りも優れた音響特性を得ることが出来る。
第5図イは本発明のスピーカキャビネットの周波数特性
を、第5図口は従来のパークルボードを用いたスピーカ
キャビネットの周波数特性を示すもので、両者を比較す
れば、第2高調波特性(実線)及び第3高調波特性(点
線)ともに、本発明に係るスピーカボックスの方が優れ
ていることが明らかである。
を、第5図口は従来のパークルボードを用いたスピーカ
キャビネットの周波数特性を示すもので、両者を比較す
れば、第2高調波特性(実線)及び第3高調波特性(点
線)ともに、本発明に係るスピーカボックスの方が優れ
ていることが明らかである。
又、本発明に依れば、第2図に基き説明した如く、製造
が非常に簡単であり、容易に入手することが出来るのに
加え、加工性が良いから、安価であるという利点を有し
、性能が良くかつ安価なスピーカキャビネットを提供出
来るものである。
が非常に簡単であり、容易に入手することが出来るのに
加え、加工性が良いから、安価であるという利点を有し
、性能が良くかつ安価なスピーカキャビネットを提供出
来るものである。
第1図イは本発明に係る強化防水型石膏ボードを示す断
面図、第1図口は、それに化粧材を接着した状態を示す
断面図、第2図は前記石膏ボードの製造方法を示す模型
図、第3図は前記石膏ボードのスピーカキャビネットへ
の加工方法を示す斜視図、第4図は完成状態のキャビネ
ットを示す斜視図、第5図イは本発明のスピーカキャビ
ネットの周波数特性を示す特性図、及び第5図印主従来
のスピーカキャビネットの周波数特性を示す特性図であ
る。 主な図番の説明 1・・・焼石膏、2・・・板状材、3
・・・化粧材。
面図、第1図口は、それに化粧材を接着した状態を示す
断面図、第2図は前記石膏ボードの製造方法を示す模型
図、第3図は前記石膏ボードのスピーカキャビネットへ
の加工方法を示す斜視図、第4図は完成状態のキャビネ
ットを示す斜視図、第5図イは本発明のスピーカキャビ
ネットの周波数特性を示す特性図、及び第5図印主従来
のスピーカキャビネットの周波数特性を示す特性図であ
る。 主な図番の説明 1・・・焼石膏、2・・・板状材、3
・・・化粧材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 強化剤及び防水剤が混入された焼石膏の両面に板状
材を貼着して形成した強化防水型石膏ボードの少なくと
も一面に化粧材を配するとともに、前記石膏ボードを加
工して形成したスピーカキャビネット。 2 前記強化剤は、有機混和剤、ガラス繊維、酢酸ビニ
ル、石綿のうちの一つ若しくは複数の組合せからなるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスピーカキ
ャビネット。 3 前記防水剤は、パラフィン系エマルジョンであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスピーカキ
ャビネット。 4 前記化粧材は、化粧用塩化ビニルシート又は天然木
の突板であり、前記板状材の片面に接着されることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載のスピーカキャビネ
ット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5605979A JPS5846119B2 (ja) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | スピ−カキヤピネツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5605979A JPS5846119B2 (ja) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | スピ−カキヤピネツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55147897A JPS55147897A (en) | 1980-11-18 |
JPS5846119B2 true JPS5846119B2 (ja) | 1983-10-14 |
Family
ID=13016501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5605979A Expired JPS5846119B2 (ja) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | スピ−カキヤピネツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5846119B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62239287A (ja) * | 1986-04-09 | 1987-10-20 | Nec Corp | メ−タセンサ |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0305770D0 (en) * | 2003-03-13 | 2003-04-16 | Le Feuvre Nicholas P | Single drive transmission line loud speakers using sound absorbent case construction |
CN104129143A (zh) * | 2013-05-03 | 2014-11-05 | 天津市中环高科技有限公司 | 一种手机听筒纱网类零件与外装饰片的组装工艺 |
-
1979
- 1979-05-07 JP JP5605979A patent/JPS5846119B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62239287A (ja) * | 1986-04-09 | 1987-10-20 | Nec Corp | メ−タセンサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55147897A (en) | 1980-11-18 |
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