JPS5845827Y2 - 集塵装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、集塵装置に関するものである。

エヤーガンから噴射する空気によって、物品の表面に付
着している塵埃を吹き飛ばすような作業をする場合、こ
の付近に塵埃が飛散し、衛生上問題になることがある。

このため、作業場に集塵装置を設けるが、電力費が多く
かかり、コストアップとなる欠点があった。

この考案は、前述のような問題点を解決するため、空気
圧縮機の送風圧によって作動する集塵装置を提供するも
のである。

以下、この考案の実施例を図面に基ヴいて説明する。

第１図に示すように、この考案の集塵装置は、空気圧縮
機１とエヤーガン２を接続する送風筒３中に、気流の風
圧によって回転する羽根車４と、エヤーガン２付近に集
塵口５が設けられ、羽根車４付近に、集塵口５と吸引筒
６で接続した集塵室７が設けられている。

前記集塵室７は、フィルタ８によって吸引筒６側の収塵
部９と、羽根車４側の排気部１０に区切られ、排気部１
０には、羽根車４に直結した送風機１１が設けられてい
る。

前記エヤーガン２付近２と送風筒３は、可撓性のゴム管
１２によって接続されている。

エヤーガン２と集塵口５付近は、エヤーガン２を用いて
発生した塵埃が、外部に飛散するのを防ぐと共に、集塵
効果を高めるため間仕切り１３が設けられている。

前記集塵室７の収塵部９には、溜まったごみを取り出す
開閉自在な扉１４と、排気部１０には排気口１５が設け
られている。

前記羽根車４及び同軸の送風機１１は、第２図に示すよ
うに、空気圧縮機からの圧縮空気が、ノズル１６によっ
て勢よく羽根車４に当るため、所定の回転数に達し、送
風機１１が所要の吸引力を発生する。

また、前記集塵口５、吸引筒６、集塵室７は、送風機１
１の吸引力に合わせた大きさに設けられる。

この考案に係る集塵装置は、以上のような構成であり、
集塵用送風機が、空気圧縮機からエヤーガンへの通路中
の送風圧によって作動するようになっており、運転に無
駄がなく、電力費の節減に効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この考案に係る集塵装置の要部側面図、第２
図は同上の送風筒中のノズルと羽根車の平面図である。 １・・・・・・空気圧縮機、２・・・・・・エヤーガン
、３・・・・・・送風筒、４・・・・・・羽根車、５・
・・・・・集塵口、６・・・・・・吸引筒、７・・・・
・・集塵室、８・・・・・・フィルタ、９・・・・・・
収塵部、１０・・・・・・排気部、１１・・・・・・送
風機、１２・・・・・・ゴム管、１３・・・・・・間仕
切り、１４・・・・・・扉、１５・・・・・・排気口、
１６・・・・・・ノズル。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 空気圧縮機とエヤーガンを接続する通路中に、風圧によ
   って回転する羽根車を設け、エヤーガン付近に集塵口を
   、前記羽根車付近にこの集塵口と接続した集塵室をそれ
   ぞれ設け、この集塵室はフィルタによって収塵部と排気
   部に区切られ、排気部に前記羽根車によって作動する送
   風機を設けて戊ることを特徴とする集塵装置。