JPS584553B2 - シンキ 1 アルフア − ヒドロキシステロイドノ セイホウ - Google Patents

シンキ 1 アルフア − ヒドロキシステロイドノ セイホウ

Info

Publication number
JPS584553B2
JPS584553B2 JP50125236A JP12523675A JPS584553B2 JP S584553 B2 JPS584553 B2 JP S584553B2 JP 50125236 A JP50125236 A JP 50125236A JP 12523675 A JP12523675 A JP 12523675A JP S584553 B2 JPS584553 B2 JP S584553B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
atcc
estren
methyl
hydroxysteroid
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50125236A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5163990A (en
Inventor
カール・ペツオルト
バルテル・エルゲル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer Pharma AG
Original Assignee
Schering AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE19742450106 external-priority patent/DE2450106C2/de
Priority claimed from DE19752539261 external-priority patent/DE2539261A1/de
Application filed by Schering AG filed Critical Schering AG
Publication of JPS5163990A publication Critical patent/JPS5163990A/ja
Publication of JPS584553B2 publication Critical patent/JPS584553B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P33/00Preparation of steroids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J1/00Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen, not substituted in position 17 beta by a carbon atom, e.g. estrane, androstane
    • C07J1/0051Estrane derivatives
    • C07J1/0081Substituted in position 17 alfa and 17 beta
    • C07J1/0088Substituted in position 17 alfa and 17 beta the substituent in position 17 alfa being an unsaturated hydrocarbon group
    • C07J1/0096Alkynyl derivatives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P33/00Preparation of steroids
    • C12P33/06Hydroxylating
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/8215Microorganisms
    • Y10S435/911Microorganisms using fungi
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/8215Microorganisms
    • Y10S435/911Microorganisms using fungi
    • Y10S435/913Aspergillus
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/8215Microorganisms
    • Y10S435/911Microorganisms using fungi
    • Y10S435/929Fusarium
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/8215Microorganisms
    • Y10S435/911Microorganisms using fungi
    • Y10S435/931Mucor

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規の薬物学的に有効な1α−ヒドロキシス
テロイド、その製法及びこの化合物を含有する医薬品に
関する。
この新規1α−ヒドロキシステロイドは次の一般式で表
わされる: 〔式中RIはメチル基又はエチル基を表わし、R2及び
R3は水素原子又は炭素原子数1〜8のアルカノイル基
を表わし、R4は水素原子又はエチニル基を表わす〕。
本発明によれば、基R2及びR3は同一又は異なるもの
であってよい。
好適なアルカノイル基R2及びR3の例としては次のも
のが挙げられる:ホルミル基、アセチル基、グロピオニ
ル基、ブチリル基、ペンタノイル基、ヘキサノイル基、
ヘプタノイル基及びオクタノイル基。
一般式■の新規1α−ヒドロキシステロイドを製造する
ための本発明の方法は次のとおりである二一般式■: 〔式中R1及びR4は前記のものを表わす〕の化合物を
カロネクトリア・デコラ、グロメレラ・グリシンズ、ア
スペルギルス・クシバツス、セプトミキサ・アフイニス
、ムコール・グリセオシアヌス、イルペックス・ラクテ
ウス又はフサリウム・アフイニスの菌培養液を用いて醗
酵させ、所望の場合は遊離のヒドロキシル基をエステル
化する。
本発明の方法は例えば次の菌を使用して実施することが
できる: グロメレラ・グリシンズ(Glomerellagly
cines ) (ATCC 1 1 8 7 1 )
カロネクトリア・デコラ( Calonectriad
ecora ) ( ATCC 1 4 7 6,7
)アスペルギルス・クラバツス(Aspergillu
sclavatus ) (ATCC 9 5 9 8
)セプトミキサ・アフイニス( Septomyxa
affinisXATcc 6 7 3 7 )ムコー
ル・グリセオシアヌス(Mucorgriseocya
nus) (ATCC 1 2 0 7 b )イルペ
ックス・ラクテウス( Irpex lacteus
)(IFO5367) フサリウム・シリアツム( Fusarium cil
iatum)( CBS 1 3 2 3 5 ) カロネクトリア・デコラ、アスペルギルス・クラバツス
が有利である。
ヒドロキシル化の実施は、通例、ステロイドの生物学的
ヒドロキシル化のために菌培養液を用いる方法で行なう
従って、差当り、一般に慣用の予備実験で、好適な醗酵
条件、例えば、最も好適な栄養媒体、好適な基質溶液、
基質濃度、工業的条件(例えば醗酵の温度、通気、pH
又は時間)の選択、基質添加量及び微生物の酵素への基
質接触は、分析的に殊に薄層クロマトグラフイにより測
定される。
この場合、栄養媒体11当り基質約50〜100mg濃
度を使用するのが有利であることが明らかである。
pH値は、5〜7の範囲の値に調節するのが有利である
培養温度は20〜40℃特に25〜35℃の範囲である
通気のために培養液1l当り空気1l/minを供給す
る。
基質の変換は試料抽出物の薄層クロマトグラフイ分析に
より行なうのが有利である。
一般に、20〜120時間後に、充分な量のヒドロキシ
ル化されたステロイドが生じた。
微生物学的ヒドロキシル化の際に、屡々、一般式■の本
発明による1α−ヒドロキシステロイドと共に異性体1
β−ヒドロキシステロイドも生じる。
反応生成物の単離及び精製は公知方法で行なう。
例えば、反応生成物を有機溶剤例えばメチルインブチル
ケトンで抽出し、抽出物を蒸発濃縮させ、反応生成物を
カラムクロマトグラフイで分離し、精製することができ
る。
本発明方法を用いて、例えば次の一般式■の1α・17
β−ジヒドロキシステロイドを製造することができる: 1α・17β−ジヒドロキシ−17α−エテニル−4−
エストレン−3−オン及び 1α・17β−ジヒドロキシ−18−メチル−17α−
エテニル−4−エストレン−3−オン。
遊離ヒドロキシ基の場合により引続き行なわれるエステ
ル化は、通例、ステロイド化学に慣用の2級及び3級ヒ
ドロキシル基のエステル化のために使用する方法で行な
う。
好適なエステル化法として例えば、塩基性触媒例えば炭
酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸カリウム、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ピリジン、ルチジ
ン、コリジン又は4−ジメチルアミノピリジンの存在で
、ステロイドと無水酸又は酸クロリドとの反応が挙げら
れる。
一般式Iの新規1α−ヒドロキシステロイドは、薬物学
的に有効な物質である。
これらは、1位でヒドロキシル化されていないステロイ
ド(これから前記のものが製造される)と類似の作用ス
ペクトルを示し、即ち、新規化合物は強力なゲスターゲ
ン作用を示す。
1位でヒドロキシル化されていない化合物に比べて、男
性ホルモン副作用は明らかに弱められている。
更に、本発明の化合物においてエストロケン作用が現れ
る。
この特性に基づき、新規化合物は非常に重要な作用物質
である。
治療上の使用のために、新規化合物は、ガレヌス製剤に
慣用の添加物、賦形剤及び矯味矯臭剤と共に、公知方法
で慣用の医薬品形に加工する。
経口適用のために殊に錠剤、糖衣丸、カプセル、丸剤、
懸濁液又は溶液が使用され、非経口適用のために、殊に
油溶液、例えばゴマ油及びヒマシ油が使用され、これら
は場合により、付加的になお稀釈剤、例えば安息香酸ベ
ンジル又はベンジルアルコールを含有していてよい。
このように製造された医薬品中の作用物質の濃度は適用
形式によってきまる。
新規医薬品は、経口避姶薬として、循環不全の治療のた
めに、かつ更年期障害治療剤として好適である。
これらは、経口避姶薬として、エストロゲンの添加なし
でも使用できる。
もちろん、新規ゲスタゲンと公知エストロゲンとの組合
せを使用することもできる。
次に実施例につき本発明方法を説明する。
例1 120℃で30分間オートクレープ中で滅菌したグルコ
ース5%、コーン・ステイープ・リカ一0.5%、硝酸
ナトリウム0.2%、燐酸二水素カリウム0.1%、塩
化カリウム0.05%、硫酸マグネシウム0.05%及
び硫酸鉄(n)0.002%からなる栄養液500ml
を有する2lエーレンマイヤーフラスコに、カロネクト
リア・デコラ(ATCC14767)の凍結乾燥物を接
種し、30℃で5日間回転振動器上で振動する。
この予備培養液を、次いで、121℃及び1.1atu
で滅菌した予備培養液と同じ組成の媒地15lの充填さ
れた20l一醗酵槽に接種する。
消泡剤としてのシリコンSHの添加のもとに、29℃で
通気及び攪拌下に24時間醗酵させる。
培養液1lを無菌条件下に、同じ組成の前記と同様な滅
菌栄養培地14l中に移し、同じ条件下に醗酵させる。
12時間後に、ジメチルホルムアミド75ml中の17
β−ヒドロキシ−17α一エテニル−4−エストレンー
3−オン7.52の滅菌溶液を加え、更に培養する。
使用した基質が完全に変換した後(接触時間38時間)
に醗酵槽内容物をメチルインブテルケトン各10lと振
り、抽出物を浴温50℃で真空中で蒸発濃縮させる。
残分を、消泡剤除去のためにヘキサンで数回洗浄し、最
後に珪酸力ラム上で、段階的濃度の塩化メテレンー塩化
メテレン/アセトン( 8+2 )を用いてクロマトグ
ラフイにかける。
アセトン/イングロビルエーテルからの結晶化の後に、
融点207〜208℃の1α・17β−ジヒドロキシー
17α−エチニル−4−エストレンー3−オンが得られ
る。
例2 1α・17β−ジヒドロキシ−17α−エチニル−4−
エストレンー3−オン100mgにピリジン3ml及び
無水酢酸0.3mlを加え、30〜35℃で20時間攪
拌する。
混合物を高真空で濃縮し、残分な酢酸エステル中に入れ
、酢酸エステル相を洗浄し、乾燥させ、これを真空中で
濃縮すると、17β−ヒドロキシ−1α−アセトキシ−
17α−エチニル−4−エストレンー3−オンカ無色油
状物として得られた。
例3 120℃でオートクレープ中で30分間滅菌したグルコ
ース3.0%、コーンスティーブ1.0%、NaN03
0.2%、KH2PO40.1%、K2HPO40.2
%、MgSO40.05%、FeSO, 0.002%
及びKC10.05%からなる栄養液500mlを有す
る2lのエーレンマイヤーフラスコに、アスペルギルス
・クラバツス(ATCC 9 5 9 8 )の凍結乾
燥物を接種し、30℃で2日間回転振動機上で振動する
この予備培養液を用いて、予備培養液と同じ組成の12
1℃及び1.1atuで滅菌した培地の充填された50
l−醗酵槽に接種する。
消泡剤としてのシリコンSRの添加のもとに、29℃で
、通気下にかつ攪拌下に72時間醗酵させる。
この培養液900mlを無菌条件下に前記と同じ組成の
滅菌栄養培地147中に移し、同じ条件下に培養する。
24時間後に、水性ツイーン( Tween )■80
の存在で蒸溜水中の微細に粉砕し、滅菌した17α−エ
チニル−17β−ヒドロキン−18−メチル−4−エス
トレン−3−オン7.5gの滅菌懸濁液を加え、更に醗
酵させる。
変換経過は、醗酵物試料のメチルイソプチルケトンー抽
出物の薄層クロマトグラフイ分析により追跡する。
約90時間の接触時間の後に、変換は完全である。
菌ミセルを炉去し、培養炉液をメチルイソブチルケトン
各107で2回抽出する。
これに平行して、炉去したミセルなメチルイソプチルケ
トン、アセトン及び水の混合物と共に攪拌し、この際抽
出する。
有機抽出物溶液を一緒にし、真空中、50℃の浴温で蒸
発乾涸させる。
残分をヘキサンで数回洗浄し、最後に珪酸力ラム上でク
ロマトグラフイにかける。
更に精製するために、生成物を塩化メチレン/ベンゾー
ルから結晶させ、ベンゾール−溶剤和物は、ベンゾール
の除去のために、再度エタノール/水から再結晶させる
純粋な17α−エチニル−1α・17β−ジヒドロキシ
ー18−メチル−4−エストレン−3−オンは180℃
で融解する。
例3と同様に、17α−エチニル−17β−ヒドロキシ
−18−メチル−4−エストレン−3−オンを、グロメ
レラ・グリシンス(ATCC11871)、セプトミキ
サ・アフイエス(ATCC 6737 )、ムコール、
グリセオシアヌス(ATCC1207b)、イルペック
ス・ラクテウス(IFO5367)又はフサリウム・シ
リアツム(CB313235)を用いて培養醗酵させる
約90時間の接触時間の後に、菌ミセルを瀘去する。
培養濾液及び菌ミセルをメチルイソブチルケトン、アセ
トン及び水からの混合物で抽出する。
有機抽出物溶液を集め、真空中、50℃の浴温で蒸発乾
涸させ、結晶させる。
得られた17α−エチニル−1α・17β−ジヒドロキ
シ−18−メチル−4−エストレン−3−オンは、例3
で製造した生成物と同じである。
例4 17α一エチニル−1α・17β−ジヒドロキシ−18
−メチル−4−エストレンー3−オン500mgをピリ
ジン10ml中に溶かし、無水酢酸0.5mlを加え、
冷蔵庫中で30時間放置する。
反応を完結させるために、引続き、室温で数時間攪拌す
る。
その後、反応混合物を高度真空中で蒸発濃縮し、残分を
酢酸エステル中に取り、蒸溜水で中性になるまで洗浄す
る。
硫酸ナトリウム上での乾燥及び酢酸エステル溶液の濃縮
の後に、1αーアセトキシー17α−エテニル−17β
−ヒドロキシー18−)チル−4−エストレンー3−オ
ンが得られる。
例5 17α−エチニル−1α・17β−ジヒドロキシ−18
−メチルー4−エストレンー3−オン650〜をピリジ
ン15ml中に取り、無水エナント酸2mlを加え室温
で16時間攪拌する。
引続き、混合物を高度真空中で濃縮し、残分な酢酸エス
テル中に取り、蒸溜水で中性になるまで洗浄する。
乾燥した酢酸エステル相の濃縮の後に、17α−エチル
−1α−ヘプタノイルオキシ−17β−ヒドロキシ−1
8−メチル−4−エストレン−3−オンが淡黄色油状物
として残る。
例6 17α−エチニル−1α・17β−ジヒドロキシ−4−
エストレンー3−オン300■にピリジン10ml及び
無水酢酸1.5mlを加え、室温で4日間窒素気下に攪
拌する。
その後、反応混合物を高度真空中で蒸発濃縮し、残分な
酢酸エステル中に取り、蒸溜水で中性になるまで洗浄す
る。
硫酸ナトリウム上の乾燥及び真空中の酢酸エステル溶液
の濃縮の後に、17α−エチニル−1α・17β−ジア
セトキシ−4−エストレンー3−オンが得られる。
同様な方法で、17α−エチニル−1α・17β−ジヒ
ドロキシ−18−メチル−4−エストレン−3−オンか
ら、17α一エチニル−1α・17β−ジアセトキシ−
18−メチル−4−エストレンー3−オンが得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式■: 〔式中R1はメチル基又はエチル基を表わし、R2及び
    R3は水素原子又は炭素原子数1〜8のアルカノイル基
    を表わし、R4はエテニル基を表わす〕の1α−ヒドロ
    キシステロイドを製造するために、一般式■: 〔式中R1及びR4は前記のものを表わす〕の化合物な
    カロネクトリア・デコラ(ATCC 1 4 7 6
    7)、アスペルキルス・クラバツス(ATCC 9 5
    9 8)、グロメレラ・グリシンズ(ATCC 1
    1 8 7 1 )、セプトミキサ・アノイニス(AT
    CC6737)、ムコール・グリセオシアヌス(ATC
    CI207b)、イルペックス・ラクテウス(IFO5
    367)、ヲサリウム・シリアツム(CB813235
    )の菌培養液を用いて醗酵させ、場合により遊離のヒド
    ロキシル基をエステル化することを特徴とする、新規1
    α−ヒドロキシステロイドの製法。
JP50125236A 1974-10-18 1975-10-17 シンキ 1 アルフア − ヒドロキシステロイドノ セイホウ Expired JPS584553B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19742450106 DE2450106C2 (de) 1974-10-18 1974-10-18 Neue 1 α-Hydroxysteroide, Verfahren zu ihrer Herstellung und diese enthaltende Arzneimittel
DE19752539261 DE2539261A1 (de) 1975-09-01 1975-09-01 1 alpha-hydroxysteroide

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5163990A JPS5163990A (en) 1976-06-02
JPS584553B2 true JPS584553B2 (ja) 1983-01-26

Family

ID=25767852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50125236A Expired JPS584553B2 (ja) 1974-10-18 1975-10-17 シンキ 1 アルフア − ヒドロキシステロイドノ セイホウ

Country Status (14)

Country Link
US (1) US4029779A (ja)
JP (1) JPS584553B2 (ja)
AT (1) AT348696B (ja)
CA (1) CA1050530A (ja)
CH (1) CH618704A5 (ja)
DD (1) DD123609A5 (ja)
DK (1) DK136729C (ja)
ES (1) ES441783A1 (ja)
FR (1) FR2287909A1 (ja)
GB (1) GB1532977A (ja)
HU (1) HU171837B (ja)
IE (1) IE42168B1 (ja)
NL (1) NL7512194A (ja)
SE (1) SE404528B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0331165U (ja) * 1989-08-03 1991-03-26

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4144334A (en) * 1974-10-18 1979-03-13 Schering Aktiengesellschaft Novel α-hydroxy steroids
DE2614340A1 (de) * 1976-03-31 1977-10-27 Schering Ag Neue mittel und neue methoden zur ausloesung von aborten und zur therapie von genitalcarcinomen
DE3060534D1 (en) * 1979-02-16 1982-08-05 Hoffmann La Roche Process for the preparation of 1-alpha-hydroxy dehydroepiandrosterone
DE3002746A1 (de) * 1980-01-23 1981-07-30 Schering Ag Berlin Und Bergkamen, 1000 Berlin 1-hydroxysteroide, verfahren zu ihrer herstellung und pharmazeutische praeparate, die diese verbindungen enthalten
US4879233A (en) * 1989-02-10 1989-11-07 Schering Corporation Novel Aspergillus niveus microorganism used for the chiral reduction of carbonyl groups
WO1993025569A1 (de) * 1992-06-15 1993-12-23 Schering Aktiengesellschaft Estradiol-prodrugs
US5433219A (en) * 1992-09-23 1995-07-18 Spery; Nanette S. Receptive condom assembly
US5861431A (en) * 1995-06-07 1999-01-19 Iotek, Inc. Incontinence treatment
IN2013MU01313A (ja) * 2013-04-04 2015-04-10 Lupin Ltd

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2833794A (en) * 1957-12-18 1958-05-06 Searle & Co 3-oxygenated 4-androstene-1, 17-diols and derivatives
US3294646A (en) * 1963-10-23 1966-12-27 American Home Prod Microbiological hydroxylation of norsteroids using aspergillus ochraceus
US3565778A (en) * 1967-07-13 1971-02-23 Ciba Geigy Corp Process for the manufacture of beta-hydroxy-steroid-ketones

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0331165U (ja) * 1989-08-03 1991-03-26

Also Published As

Publication number Publication date
GB1532977A (en) 1978-11-22
IE42168L (en) 1976-04-18
DD123609A5 (ja) 1977-01-05
CH618704A5 (ja) 1980-08-15
JPS5163990A (en) 1976-06-02
ATA789575A (de) 1978-07-15
SE7511618L (sv) 1976-04-20
ES441783A1 (es) 1977-04-01
DK440075A (da) 1976-04-19
AT348696B (de) 1979-02-26
CA1050530A (en) 1979-03-13
DK136729C (da) 1978-05-01
IE42168B1 (en) 1980-06-18
FR2287909A1 (fr) 1976-05-14
US4029779A (en) 1977-06-14
DK136729B (da) 1977-11-14
SE404528B (sv) 1978-10-09
HU171837B (hu) 1978-03-28
FR2287909B1 (ja) 1980-04-30
AU8577975A (en) 1977-04-21
NL7512194A (nl) 1976-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2744120A (en) 1-dehydrotestololactone
JPS584553B2 (ja) シンキ 1 アルフア − ヒドロキシステロイドノ セイホウ
CA1054143A (en) 7-hydroxy-oestradiols
EP0051762B1 (de) 11-Methylen-delta-15-Steroide, Verfahren zu ihrer Herstellung und diese enthaltende pharmazeutische Präparate
EP0011235B1 (en) 9-alpha-hydroxy-3-oxopregna-4,17(20)-diene-20-carboxylic acid and its methyl ester and methods for the microbiological production thereof
DE2546062C3 (ja)
DE3621024C2 (de) 11beta-Phenylestradiene, deren Herstellung und diese enthaltende pharmazeutische Präparate
JP2006507369A (ja) 5−アンドロステン−3β−オールステロイド中間体およびそれらの製法
US4144334A (en) Novel α-hydroxy steroids
EP0424504B1 (en) NOVEL 9$g(a)-HYDROXY-3-OXO-4,24(25)-STIGMASTADIEN-26-OIC ACID DERIVATIVES, A PROCESS FOR PREPARING SAME AND PHARMACEUTICAL COMPOSITIONS CONTAINING SAME
JPS6137280B2 (ja)
Sax et al. Microbiological 16-oxidation of Estr-4-en-3-one
Lin et al. Microbial hydroxylations. IV. Differential metabolism of 19-norsteroid antipodes by Curvularia lunata
US4307088A (en) 1-Hydroxy steroids, a process for the production thereof, and pharmaceutical preparations containing them
EP0092174B1 (de) 11Beta-Chlor-Delta15-Steroide, Verfahren zu ihrer Herstellung und diese enthaltende pharmazeutische Präparate
CH623062A5 (ja)
DE2450106C2 (de) Neue 1 α-Hydroxysteroide, Verfahren zu ihrer Herstellung und diese enthaltende Arzneimittel
CH633562A5 (de) Verfahren zur herstellung neuer kortikoide.
US3801459A (en) Stereospecific microbiological hydrolysis process
EP0391503B1 (en) Preparation of 7 beta-hydroxy-4-pregnene-3,20-dione derivatives
US3226404A (en) Ester 4-en-3-one and 16-oxygenated derivatives thereof
DK146565B (da) 17alfa-aetynyl-17beta-hydroksy-4-oestren-3-oner til anvendelse som kontraceptiva
US20020035260A1 (en) 4-aza-steroids
US3136793A (en) 1-hydroxylated pregnene compounds
JPS62118898A (ja) 微生物及びそれを用いるステロイド類の11β位の水酸化方法