JPS5845455B2 - アンテイナネツカンセイ ラテツクスコンゴウブツ - Google Patents

アンテイナネツカンセイ ラテツクスコンゴウブツ

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JPS5845455B2
JPS5845455B2 JP50042421A JP4242175A JPS5845455B2 JP S5845455 B2 JPS5845455 B2 JP S5845455B2 JP 50042421 A JP50042421 A JP 50042421A JP 4242175 A JP4242175 A JP 4242175A JP S5845455 B2 JPS5845455 B2 JP S5845455B2
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latex
heat
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/36Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
    • C08K5/43Compounds containing sulfur bound to nitrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/0008Organic ingredients according to more than one of the "one dot" groups of C08K5/01 - C08K5/59
    • C08K5/005Stabilisers against oxidation, heat, light, ozone

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 熱感性ラテックス混合物は公知である。
それらは熱感性化し得る重合体ラテックスから得られる
この種のラテックスは乳化重合により得ることが出来る
それらの熱感性化およびこの目的に適した手段は例えば
秒置特許明細書第1,268.828号、第1,494
,037号および米国特許明細書第3.484,394
号に記載されている。
装置特許明細書第1,243,394号は熱感性化し得
る合成ゴムラテックスの製造の一つの方法を述べている
熱感性ラテックス混合物は不織材料を含浸しそして浸漬
法により中空体(例えば手袋)を製造するのに用いるこ
とが出来る。
不幸にして、従来の熱感性ラテックス混合物は加工中十
分に安定でない。
多くの場合、熱感性うテックスの機械的安定度は不十分
であり、その結果可逆圧延におけるまたは圧搾ローラー
の間での加工処理中に望ましくない分離が起る。
機械安定度を改善する手段、例えば非イオン性乳化剤の
添加は一般に熱感性付与特性に悪い影響を与え、換言す
れば与えられた凝固温度を調節するために更に多量の熱
感性化剤を必要とする。
本発明は、熱感性ラテックス混合物が成る種のスルホナ
ミドを含む場合により有好な機械的安定度を有すること
が認められたことに基いている。
従って本発明は、重合体を基準にして0.05乃至10
重量%の熱感性化剤、および安定剤として重合体を基準
にして0.1乃至10重量%の、一般式%式% 〔式中、Rは8乃至30個の炭素原子を有するアルキル
、クロルキルもしくはシクロアルキルまたは10乃至3
0個の炭素原子を有するアルカリールを表わし、 R1およびR2は互いに独立的に水素、クロルメチル、
メチル、エチルもしくはフェニルを表わし、mはOもし
くは1から50までの整数を表わし、そして R3は水素、アルキル、アルカリール、アリールもしく
は (CHRl−CHR2−0% H m。
(但しR1,R2および川ま上記の意味を有する)を表
わす〕 に相当するスルホナミドを含むことを特徴とする、熱感
性重合体ラテックス混合物に関する。
好ましくは、 Rは10乃至20個の炭素原子を有するn−アルキルも
しくはクロルアルキルまたは C8〜C□8n−アルキルフェニルであり、R1および
R2はHもしくはメチルであり、扉はO〜20であり、 R3はHもしくは−(CHR,CHR2−0ンH(R1
1R2およびmは上に明示されたものである)である。
本発明に従って用いるのに適したスルホナミドは、文献
〔ケー・リンドナー、テンジツテーテキスチルフスミツ
テルーワツシュローシュトツフエ、第1巻、722頁、
ホウベンペイル■、343〜657頁(K、 L 1n
dner 、Ten51de−Texti lhi l
fsmittel−Waschrohstoffe、V
ol、 1 。
P 722 : Houben−Weyl IX、 P
343〜657))から知られている方法により、相
当するアルキル、クロルアルキル、シクロアルキルもし
くはアルカリールスルホクロリドから容易に得ることが
出来る。
アルキル、クロルアルキルおよびシクロアルキルスルホ
クロリドは例えば相当するアルカンをスルホクロル化す
ることにより得ることが出来る。
スルホクロル化に用いられる方法および生成物の組成は
よく知られている〔エフ・アシンガー、ヘミ−・ラント
・テクノロジー・デア・バラフィンコーレンワツサーシ
ュトツフエ、1956年、アカデミ−・ヘアラーグ、3
95〜474頁(F。
Asinger、Chemie und Techno
logie derParaff 1n−Koh le
nwassers toffe、 1956 。
Akademie−Verlag、 P 395〜47
4)参照〕ので、本明細書に伺ら更に詳しく説明する必
要はない。
適当なアルキルアリールスルホン酸クロリドは公知の方
法により例えば芳香族化合物をアルキル化しそのあとス
ルホン化することにより(成る場合にはなお工業的規模
においても)得られるアルキルアリールスルホン酸から
得ることが出来る〔エフ・アシンガー、ディ・ペトロへ
ミツシュ・イントストリー、第■巻、1249頁アカデ
ミ−・ヘアラーグベルリン1971年(F、Asing
er。
Die Petrochemische Indust
rie、Vol、II。
P 1249 Akademie−Verlag B
erl 1n1971)参照〕。
スルホクロリドはアンモニア、脂肪族、芳香脂肪族もし
くは芳香族第一級アミン、例えばメチルアミン、エチル
アミン、プロピルアミン、ブチルアミン、ヘキシルアミ
ン、アリルアミン、ベンジルアミンもしくはアニリンの
ごときものと反応させることによりスルホナミドに転化
さへ それはそのあと例えばエチレンオキシド、プロピ
レンオキシド、1,2−および2,3−エポキシブタン
、2.3−エポキシペンタン、エピクロルヒドリンおよ
びスチレンオキシド、但し好ましくは最初の二つのもの
を用いてアルコキシ化される。
これらの方法もよく知られている。
他方、スルホクロリドはまたアルカノールアミンおよび
ジアルカノールアミン、例えばエタノールアミンおよび
ジェタノールアミン、イソプロパツールアミンおよびジ
イソプロパツールアミン、N7メチルエタノールアミン
、N−シクロヘキシルエタノールアミン、N−ベンジル
エタノールアミンおよびN−フェニルエタノールアミン
を用いて本発明に従うスルホン酸アミドを生成させるこ
とも出来る。
これらのアルカノールアミドは場合により上記のアルキ
レンオキシドとの反応により変化させて本発明に従う化
合物の更に他の例を生成させることが出来る。
成る場合には、本発明に従うスルホナミドの効果はアル
キル、クロルアルキル、シクロアルキルおよびアルカリ
ールスルホネートの添加により改善することが出来る。
この目的には、スルホネートとしてスルホン酸のアルカ
リ塩もしくは更にアルカノールアミン塩をスルホナミド
を基準にして等重量まで用いることが出来る。
上に明示されたスルホナミドを含む熱感性ラテックス混
合物は高い機械的安定度を有することを特徴とする。
熱感性化剤を加えた場合でも凝固物の望ましくない分離
は起らない。
スルホナミドの更に一つの利点はその好ましい生物分解
性である。
如何なる従来の熱感性化され得るラテックスの場合にお
いても、重合が完了したときにスルホナミド安定剤を加
えることにより安定度を改善することが出来る。
この種の熱感性化され得るラテックスの製造の例は、秒
置特許明細書第 1.243,394号および秒置公開公報第2.232
.526号および第2,005,974号に見ることが
出来る。
然しなから、ラテックス重合の過程の最初もしくはその
間にスルホナミドを加える場合においても、安定なラテ
ックス混合物が得られる。
この種の熱感性化され得るラテックスはこれまでに報告
されていない。
熱感性化され得る安定なラテックス自体を製造するには
、従来のオレフィン状不飽和単量体を水性乳濁液中で重
合させることが出来る。
適当な単量体には、任意のラジカル重合し得るオレフィ
ン状不飴拝旧ヒ合物、例えばエチレン、ブタジェン、イ
ソプレン、アクリロニトリル、スチレン、ジビニルベン
ゼン、α−メチルスチレン、メタアクリロニトリル、ア
クリル酸、メタアクリル酸、2クロル−1,3−ブタジ
ェン、アクリル酸およびメタアクリル酸とC□〜C3ア
ルコールもしくはポリオールとのエステル、アクリルア
ミド、メタアクリルアミド、N−メチロール(メタ)ア
クリルアミド、(メタ)アクリルアミド−N−メチロー
ルメチルエーテル、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸
、不飽和ジカルボン酸のジエステルおよび半エステル、
塩化ビニル、酢酸ビニル、塩化ビニリデンがあり、それ
らは個々にまたは互いに組合わせて用いることが出来る
重合は乳化剤の存在のもとで行われ、その目的には従来
の非イオン性もしくは陰イオン性乳化剤を個々にまたは
互いに組合わせて用いることが出来る。
乳化剤の総量は単量体を基準にして約0.1乃至10重
量%の量である。
スルホナミドが実際重合中に添加される場合、それらは
標準市販縁乳化剤と組合わせて、例えばC□2〜C□8
炭化水素もしくはアルキル化奔芳族炭化水素のアルカリ
スルホネートもしくはサルフェートと組合わせて、また
は非イオン性界面活性剤と組合わせて、または脂肪酸も
しくはりシニックアシツド(r 1cin 1caci
d)の塩と組合わせて、またはスルホ琥珀酸のアルキル
エステルの塩と組合わせて用いるのが有利である。
スルホナミド安定剤は実際にラテックス重合中に加えら
れる場合には、単量体を基準にして0.1乃至10重量
%の量にて加えらへ また重合完了後にラテックスに加
えられる場合には重合体を基準にしてQ、1乃至10重
量%の量にて加えられる。
乳化重合反応はラジカル生成斉IK好ましくは有機過酸
化化合物を用いて開始することが出来、該生成剤は単量
体を基準にして0.01乃至2重量%の量にて用いられ
る。
単量体の組合わせに依存して、少量の調節剤、例えばメ
ルカプタン、ハロゲン化炭化水素を、重合体の分子量を
下げるために用いることも出来る。
乳化重合は二つの方法で行うことが出来、単量体の総量
および乳化剤を含む水溶液相の大部分を最初に導入し、
開始剤の添加により重合を開始させそして水溶液相の残
部を重合過程中に連続的にまたはバッチ法で加えること
が出来る。
単量体を「反応中に導入J (//runin〃)する
ことも可能である。
この場合には、単量体および乳化剤含有水溶液相の一部
分のみを最初に導入しそして重合を開始した後に単量体
および水溶液相の残部を均一にもしくは転化に従って一
部分づつ導入する。
反応中に導入される単量体の部分は水溶液相中にて予め
乳化することが出来る。
両方法は公知である。
処理加工中もしくはその前に添加剤を熱感性化され得る
ラテックスに導入することが出来る。
即ち、熱感性化剤のほかに加えられる酸消去剤は凝固温
度を下げることにより凝固性を促進する。
他の添加剤には例えば顔料、染料、充填材、シックナー
、電解質、抗老化剤(ant i−agers)、水溶
性樹脂もしくは加硫薬品がある。
生成後、熱感性化され得るラテックスを、重合体を基準
にして0.05乃至10重量%の量の熱感性化剤の添加
により熱感性化させる。
本発明に従うスルホナミド安定剤を含むラテックスは特
に安定であり、熱感性化剤をこのラテックスに加えた場
合に凝固物生成が起らない。
適当な熱感性化剤はとりわけ例えば秒置公告公報第1,
268.828号、秒置公開公報第1,494,037
号および米国特許明細書第3,484,394号に従う
有機ポリシロキサンである。
他の適当な熱感性化剤にはポリビニルメチルエーテル、
ポリグリコールエーテル、ポリエーテルチオエーテル、
ポIJ −N−ビニルカプロラクタムおよび/もしくは
ポリカルボン酸がある。
本発明に従う熱感性ラテックス混合物は例えば合成もし
くは天然繊維から作られた不織材料を接着するのに用い
ることが出来る。
例には木綿、レーヨン、羊毛、ポリアミド、ポリエステ
ル、ポリアクリロニトリル、ガラス繊維、鉱物ウール、
アスベストウールもしくは金属フィラメントの不織材料
がある。
式 に相当する下記のスルホナミド安定剤を下記の実施例に
おいて用いた。
実施例 1 脱鉱物水900g、CI2〜C18−アルキルスルホネ
ートのNa塩1gおよび安定剤RI5gの水溶液を最初
に6リツトル容スルホン化用フラスコに導入し、ついで
n−ブチルアクリレート750g1アクリロニトリル1
70g、ヌクアクリルアミド−N−メチロールメチルエ
ーテル50g、アクリル酸10gおよびメタアクリル酸
2(lの単量体混合物の10%を加えた。
次にフラスコ内を窒素で置換しそして60℃の内部温度
に加熱した。
この温度に達した後、フラスコの内容物を攪拌しなから
ter t−ブチル−ヒドロパーオキシド10gおよび
脱鉱物水5(lにNaホルムアルデヒドスルホキシレー
ト2gをとかした水溶液を用いて活性化した。
活性化側添加15分後に、■)単量体混合物の残りの9
0%、2)脱鉱物水50(1、CI2〜C18−アルキ
ルスルホネートのNa塩4g、安定剤R20gおよびN
a−ホルムアルデヒドスルホキシレート2.9の水溶液
、なる二つの添加物を攪拌しながら4時間にわたって均
一に導入し、その間内部温度を60℃に保った。
この二つの添加を完了した後、脱鉱物水50gにNa−
ホルムアルデヒドスルホキシレート2.9をとかした溶
液を反応容器に導入し、次にその内容物を重合を完結さ
せるために60℃にて4時間攪拌した。
冷却後、得られたラテックスを10%アンモニア水を用
いてpHa5に調節しf、、39.7重量%の固体分合
量を有する低粘度のラテックス2.5ユが得られた。
実施例 2〜4 安定剤Rを表2に示された他のスルホナミド安定剤の等
重量で置きかえたこと以外、実施例1と同様の方法を行
つtう実施例1〜4のラテックスを用いて生成された熱
感性ラテックス混合物の凝固点もまた表2に示されてい
る。
これらの熱感性ラテックス混合物は下記の通り製造され
た。
ラテックス250gに有機ポリシロキサン〔コアギュラ
ントWS (coagulant ws) )5 gお
よび10%塩化アンモニウム水溶液25gを攪拌しなが
ら加えた。
該混合物の凝固点は次のようにして測定された。
即ち、熱感性混合物的10gをガラスビーカー中に秤量
し、次にそれを80℃の一定温度の湯煎中に入れた。
温度計をビーカー中に入れた。
均一に攪拌しながら、該混合物の凝固挙動および上昇温
度を観察した。
混合物の凝固点は、重合体と水溶液相との間に完全な分
離が起る温度である。
実施例 5〜7 C1□〜C□8−アルキルスルホネートのNa塩をドデ
シルベンゼンスルホネートNa塩の等重量で置きかえた
こと以外実施例1〜4と同様の方法を行った。
重合中に用いたスルホナミド安定剤は実施例1〜4の場
合と等しい重量にて用いられた。
表3は用いられた安定剤および下記のように製造された
熱感性ラテックス混合物の凝固点を示す。
ラテックス250gに、ラテックス製造中に加えられた
スルホナミド安定剤の25%水溶液15gおよび有機ポ
リシロキサン(コアギュラントWS)5gを攪拌しなが
ら添加し煽凝固点は実施例2〜4に記載された方法と同
じ方法で測定された。
実施例 8〜10 脱鉱物水1900.!li’中にC1□〜C18−アル
キルスルホネートのNa塩(実施例8および9)20g
もしくはドデシルベンゼンスルホン酸のNa塩(実施例
10)20gおよびスルホナミド安定剤A(実施例8)
10gもしくは(実施例9および10)20gをとかし
た溶液を最初に6リツトル容スルホン化用フラスコに導
入し、そのあとnブチルアクリレートi 200 j!
−、スチレン68011 メタアクリル酸60gおよ
びメタアクリルアミド、N−メチロールメチルエーテル
61から成る単量体混合物の10%を添加した。
窒素で置換した後、フラスコの内容物を攪拌しながら6
0℃に加熱し、そのあとtert、−ブチルヒドロパー
オキシド20gおよび脱鉱物水50g中にNaホルムア
ルデヒドスルホキシレート2.Fを溶かした溶液を用い
て活性化した。
活性化30分後に、■)単量体混合物の残りの90%、
2)脱鉱物水1000g、C12〜CtS−アルキルス
ルホネートのNa塩(実施例8および9 )20gもし
くはドデシルベンゼンスルホン酸のNa塩(実施例10
)20g、スルホナミド安定剤A(実施例8)10g(
実施例9および10)それぞれ8gおよびNa−ホルム
アルデヒドスルホキシレート4gの水溶液、なる二つの
添加物を4時間にわたって攪拌しながら均一に添加した
内部温度を60°Cに保った。
添加完了後、脱鉱物水5(Bi’中にNaホルムアルデ
ヒドスルホキシレート2gをとかした溶液を導入し、そ
のあと60℃にて更に4時間攪拌した。
冷却後、すべての場合において約40%の固体外濃度を
有する僅かに流動性の安定なラテックス約5kgが得ら
れた。
その結果得られたラテックスは下記の処方に従って熱感
性化された。
即ち、ラテックス25(lに、スルホナミド安定剤Aの
25%水溶液5g、有機ポリシロキサン(コアギュラン
1−WS ) 5 gおよび塩化アンモニウム10%水
溶液7.5gを攪拌しながら添加した。
凝固温度は上記と同じ方法で測定された。
実施例 11 脱鉱物水12.6kg、C12〜CtS−アルキルスル
ホン酸Na塩0.45 kg、ノニルフェノールとエチ
レンオキシドとの付加生成物(15モル)0.12kg
、ナフタリンスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合生
成物のNa塩0.05kg、硫酸すl−IJウム0.0
15kg、tert、ドデシルメルカプタン0.06ゆ
および90%メタアクリル酸0.4 kgなる成分を、
冷却系、攪拌機および温度計をとりつけた401Jツト
ル容精鉱製オートクレーブに導入しtう次に該反応容器
を閉じ、窒素で置換しそしてアクリロニトリル5.7
kgおよびブタジェン9.0 kgなる量の単量体を加
圧下で導入した。
内部温度を17℃に調節しそして1)アクリロニトリル
50g中にp−メンタンヒドロパーオキシド10gを加
えたもの、および2)脱鉱物水50g中にNa−ホルム
アルデヒドスルホキシレート10gおよび硫酸第一鉄0
.05gを加えたものなる溶液を活性化のために加えた
重合開始後、内部温度を15分間にわたって40℃に上
昇させf、、25%の濃度(蒸発により試料を濃縮する
ことにより測定された)にて、脱鉱物水1に$C12〜
C18−アルキルスルホン酸Na塩0.15 kg、ノ
ニルフェノールとエチレンオキシドとの付加生成物(1
5モル)0.15kgおよびナフタリンスルホン酸とホ
ルムアルデヒドとの縮合生成物のNa塩0,05kgな
る溶液を加圧下で導入した。
51%の濃度に達した後(蒸発により試料を濃縮するこ
とにより測定された)、8%Na−ジチオナイト水溶液
1kgを添加して反応を止め、フェノール性抗老化(a
nti−ageing)剤の50%乳濁液0.4−を用
いてラテックスを保護しそし7て真空中で攪拌により残
留単量体を除去した。
得られた50%ラテックスを13%アンモニア水溶液を
用いてpH5,5に調節した。
重合反応から如何なるスルホナミド安定剤をも含まない
このラテックスを用いて下記の混合物を製造した。
a)有機ポリシロキサン(コアギュラントWS)lky
と脱鉱物水120.9の混合物をラテックス200gに
導入しtも重い凝固物の生成が観察された。
前もってボールミル中で24時間攪拌することにより細
かく分散されたペーストにした重合体を交差結合させる
のに必要な加硫薬品を攪拌混入したときラテックスは完
全に凝固した。
b)スルホナミド安定剤をラテックスに添加した場合、
熱感性化剤および加硫薬品を加えた場合如何なる凝固物
生成をうけることかない安定な熱感性ラテックス混合物
が得られた。
下記の製法を用いた。
スルホナミド安定剤3g、有機ポリシロキサン(コアギ
ュランl−WS)1gおよび脱鉱物水120gの混合物
をラテックス200gに攪拌混入した。
従来の30%加硫ペースト40.!i2を添加したあと
、混合物は少くとも10日間殆んど如何なる変化を起さ
ない、更に加工するのに好ましい凝固点を有した。
下記の表5は前記のスルホナミド安定剤のあるものを用
いてこの製法に従って製造された熱感性ラテックス混合
物の凝固温度を示す。
実施例 12 脱鉱物水45.5kg、C1□〜C18−アルキルスル
ホン酸Na塩0.42kgおよび苛性ソーダ0.02k
gなる成分を冷却系、攪拌機および温度計を取りつけた
2 501Jツトル容の精鋼製オートクレーブに導入し
tも反応容器を閉じそして窒素で置換した。
次に、1)ブタジェン42kg、アクリロニトリル23
.8kg、メタアクリロアミド−N−メチロールメチル
エーテル1.4kg、アクリル酸1.4kgおよびte
rt、ドデシルメルカプタン0.49 kgなる単量体
混合物の20%、2)脱鉱物水21kgおよびメタアク
リルアミド1.4kgの水溶液の20%なる成分を加え
?435℃に加熱したのち、該混合物を1 ) ter
t、ブチルヒドロパーオキシド0.7kg、2)脱鉱物
水1.4kgにNa−ホルムアルデヒドスルホキシレー
ト0.14kgをとかした溶液を用いて活性化しtも活
性化1時間後に、1)単量体混合物の残りの80%、2
)メタアクリルアミド水溶液の残りの80%、3)脱鉱
物水28kgにN a −ホルムアルデヒドスルホキシ
レート0.14kg、C□2〜C□8−アルキルスルホ
ン酸Na塩3kgおよびスルホナミド安定剤A0.35
kyをとかした水溶液を10時間にわたって均一に導入
した。
この添加操作の間およびそのあとの更に4時間の攪拌の
間、内部温度を35乃至40℃に保った。
次に脱鉱物水35kgにジエチルヒドロキシルアミン0
.16kgをとかした溶液を加えることにより反応を止
め、そして半濃厚アンモニア水溶液を添加してラテック
スをp H7、2に調節しtも該ラテックスを標準市販
縁フェノール性抗老化剤の50%乳濁液1.4kgを加
えて保護した。
真空中で攪拌することにより残留単量体をラテックスか
ら除去した。
微細な42.2%(固体分音量)ラテックスが得られた
このラテックスは更に安定剤を加えることなく有機ポリ
シロキサン(コアギュラントWS)を用いて熱感性化す
ることが出来煽この目的のために、ラテックス240g
(40%の固体分音量に調節したもの)を、有機ポリシ
ロキサン(コアギュラン1−WS ) 2 gと脱鉱物
水10(lの混合物と共に攪拌混合しtうこの混合物の
凝固点は38℃でありそして10日間以上一定に保った
実施例 13 脱鉱物水32kg、ドデシルベンゼンスルホン酸Na塩
0.8kg、スルホナミド安定剤B 0.4 kg、苛
性ソーダ0.03kgおよび硫酸第一鉄0.004に9
Iなる成分を攪拌機、温度制御装置および温度計を取り
つけた250リツトル容の精鋼製オートクレーブに導入
した。
反応容器を閉じそして窒素で置換し、そのあとブタジェ
ン48−、スチレン28.8kg、90%メタアクリル
酸1.8kg、メタアクリルアミド−N−メチロールメ
チルエーテル1.6kgおよびtert、ドデシルメル
カプタン0.4 kgなる単量体混合物の10%を加え
た。
オートクレーブの内容物を60℃に加熱し、次に1)メ
タノール0.8−にtert、ブチルヒドロパーオキシ
ド0.64kgを加えたもの、2)脱鉱物水1.6−に
Na−ホルムアルデヒドスルホキシレー1−0.16k
gを用いて活性化しtも活性化1時間後に、1)単量体
混合物の残りの90%、2)脱鉱物水40kgにドデシ
ルベンゼンスルホン酸Na塩2.8kg、Na−ホルム
アルデヒドスルホキシレート0.16kgおよび苛性ソ
ーダ0.080kgをとかした水溶液なる二つの液体添
加物を8時間にわたって均一に導入しtラ この添加操
作の間および更に8時間の攪拌の閣内部温度を60℃に
保った。
次に脱鉱物水4kgにナトリウムジチオナイト0.16
kgをとかした溶液を加えることにより反応を止め、そ
して該ラテックスを標準市販数フェノール性抗老化剤の
50%乳濁液2.4に9を加えて保護しそして14%ア
ンモニア水溶液を加えてpI−(6,5に調節しtう真
空中で攪拌することにより未反応の単量体をラテックス
から除去した。
微細な52%ラテックスが得られた。該ラテックスは次
のようにして熱感性化することが出来tも即ち、ラテッ
クス(50%の固体分合量に調節したもの)200gに
、有機ポリシロキサン(コアギュラントWS)5g、脱
鉱物水25gおよび10%塩化カルシウム水溶液20g
なる混合物を攪拌しながら加えた。
凝固物生成は見られなかった。
該混合物は52℃の凝固温度を有した。
なお本発明の主な実施態様を示せば次のとおりである。
■0重合体を基準にして0.05乃至10重量%の熱感
性化剤、および重合体を基準にして0.1乃至10重量
%の一般式 %式% 〔式中、Rは8乃至30個の炭素原子を有するアルキル
、クロルアルキルもしくはシクロアルキルまたは10乃
至30個の炭素原子を有するアルカリールを表わし、 R1およびR2は同種もしくは異種のものとすることが
出来、水素、クロルメチル、メチル、エチルもしくはフ
ェニルを表わし、瓶はOもしくは1から50までの整数
であり、そしてR3は水素、アルキル、アルカリール、
アリールもしくは 一(CHRl−C)1.R2−0’)−Hm。
(式中R1,R2およびmは上記の意味を有する) を表わす〕 に相当しかつ安定剤として作用するスルホナミドを含有
することを特徴とする熱感性重合体ラテックス混合物。
2、 Rが10乃至20個の炭素原子を有するnアル
キルもしくはクロルアルキル、またはC8〜C18n−
アルキルフェニルを表わし、R1−R2が同種もしくは
異種のものとすることが出来、水素もしくはメチルを表
わし、mがOもしくは1から20までの整数であり、そ
して R3が水素もしくは−(CHRVCHR,0漏H(式中
、R1,R2およびmは上記の意味を有する、) を表わす、 上記1の熱感性重合体ラテックス混合物。
3、実質的に、特定の実施例のいずれかに関して、本明
細書中に記載された熱感性重合体ラテックス混合物。
4、 ラテックス重合の開始時もしくはその過程の間の
いづれかにおいて、重合し得る単量体混合物に対し上記
1に定義したスルホナミドを単量体を基準にして0.1
乃至10重量%の量にて加えるか、または重合が完了し
てから、ラテックスに該スルホナミドを重合体を基準に
して0.1乃至1.0重量%の量にて加え、次いで得ら
れたラテックスに重合体を基準にして0.05乃至10
重量%の熱感性化剤を加えることを特徴とする熱感性重
合体ラテックス混合物の製造方法。
5、実質的に、特定の実施例のいずれかに関して本明細
書中に記載された熱感性重合体ラテックス混合物の製造
力も 6、上記4もしくは5の方法により製造された熱感性重
合体ラテックス混合物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重合体を基準にして0.05乃至10重量%の熱感
    性化剤、および重合体を基準にして0.1乃至、10重
    量%の一般式 〔式中、Rは8乃至30個の炭素原子を有するアルキル
    、クロルアルキルもしくはシクロアルキルマタは10乃
    至30個の炭素原子を有するアルカリールを表わし1 R1およびR2は同種もしくは異種のものとすることが
    出来、水素、クロルメチル、メチル、エチルもしくはフ
    ェニルを表わし、mはOもしくは1から50までの整数
    であり、そして R3は水素、アルキル、アルカリール、アリールもしく
    は (CHRl−CHR2−0″+−H (式中R1,R2およびmは上記の意味を有す4を表わ
    す〕 に相当しかつ、安定剤として作用するスルホナミドを含
    有することを特徴とする熱感性重合体ラテックス混合物
    。 2 ラテックス重合の開始時もしくはその過程の間のい
    づれかにおいて、重合し得る単量体混合物に対し特許請
    求の範囲第1項に定義したスルホナミドを単量体を基準
    にして0.1乃至10重量%の量にて加えるか、または
    重合が完了してから、ラテックスに該スルホナミドを重
    合体を基準にして0.1乃至10重量%の量にて加え、
    次いで得られたラテックスに重合体を基準にして0.0
    5乃至10重量%の熱感性化剤を加えることを特徴とす
    る熱感性重合体ラテックス混合物の製造方法。
JP50042421A 1974-04-11 1975-04-09 アンテイナネツカンセイ ラテツクスコンゴウブツ Expired JPS5845455B2 (ja)

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BR (1) BR7502206A (ja)
CA (1) CA1060598A (ja)
DE (1) DE2417705B2 (ja)
ES (1) ES436496A1 (ja)
FR (1) FR2267342B1 (ja)
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ES436496A1 (es) 1977-01-01
GB1459058A (en) 1976-12-22
CA1060598A (en) 1979-08-14
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IT1035235B (it) 1979-10-20
NL7504352A (nl) 1975-10-14
NL168846B (nl) 1981-12-16
US4001162A (en) 1977-01-04
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BR7502206A (pt) 1975-12-09

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