JPS5845347A - 永久磁石材料およびその製造方法 - Google Patents

永久磁石材料およびその製造方法

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JPS5845347A
JPS5845347A JP12548282A JP12548282A JPS5845347A JP S5845347 A JPS5845347 A JP S5845347A JP 12548282 A JP12548282 A JP 12548282A JP 12548282 A JP12548282 A JP 12548282A JP S5845347 A JPS5845347 A JP S5845347A
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permanent magnet
max
magnet material
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JP12548282A
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English (en)
Inventor
Tetsuto Yoneyama
米山 哲人
Teruhiko Oshima
尾島 輝彦
Shiro Tomizawa
史郎 富沢
Tetsuo Hori
堀 撤男
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、RQCo□、金属間化合物(ただしRは希土
類金属の少なくとも一種を表わす)を主体とするR −
Co −Cu −Fe系永久磁石合金とその製造方法の
改良に関するもので、その目的は4πIgが高く、理論
的に予測される(B−H)max = (4rIs)”
/4が島イ低Cu量および高Fe量の組成において高保
磁力を有し、その結果高エネルギー積を有する永久磁有
材料とその製造方法を提供することにある。
従来ρSm −Co −Cu −Fe 4元永久磁石合
金が1i量百分比で10%程度以上の高Cu量、および
6%以下の低Fe量を指向していたのに対し、本発明は
Sm −Co −Cu −Fe永久磁石にZrを添加し
て、10%Cu以下の低Cu iiかつ15%ドe以上
の高Fe量において、4.5KOe以上の高保磁力を有
し、高エネルギー積を有する永久磁石の合金組成を提供
するものである。 ソシて、エネルギー積をきわめて高
い増大率にて同上させる結果、従来の10wt%以上の
Cu量および6wt%以下のFe蓋からなるSm −c
o −Cu −Fe系永久磁石と比ffL−(、より一
層高い(B−H)maxが得られるものである。
従来R,Co 17を生体とするSm −Co −Cu
 −Fe合金永久磁石に関し、ては、第74回日本金属
学会講演a要、1974年、第75ページの記載による
と、そのCu含含有鎖ついては12wt%と、高Cu 
IIL含有の合金組成を指向してに関しては、Cuの効
果は、lQwt%Cu以下では急激に低下し、その保磁
力は2KOe以下になることが知られていた。
すなわち、R11Co 、、を主体とするSm −C。
−Cu −)”e合金永久磁石にお杆るCu添加量の効
果は、 Cuの添加量を増大させるとiHcは増加する
がBrが低下してしまい、一方Cuの添加量を減少させ
ると、IHcが低下するという特徴を有していた。
また、同じく前記の4元合金永久磁石におけるFe添加
量は、Brを向上させる効果を有するが、5wt%程度
以下Feを含有させると、その保磁力が低下してしまう
ことが知られていた。
すなわち、 Feの添加量を減少させると、Brが低下
し、−万Feの添加量を増大させると。
Drは上昇するがIHcは低下した。
このため、19wt%以下の低Cu量で、かつCOの一
部を全体の0w1%以上のFeで置換したK −Co 
−Cu −)″e4元合金永久磁石では。
111cが3KOe以下ときわめて低く、エネルギー積
(B−H)maxは14MG−Oe以下となってしまい
、実用に耐えない。
そこで、先に本発明者らは、R−Co −Cu−Fe系
4元合金にZ「を含有させる場合、その組成を重量百分
比で24〜28%R(ただしとする際、CoをFeで1
5%まで置換し得、そのとき高保磁力、高エネルギー績
を有する永久磁石材料が得られることを提案した(特公
昭55−48094号)。   〜 そして、t¥fK%Cu t 5〜10 wt%、Fe
 lit 6〜15wt%の)(−Co −Cu −F
e系4元合金では、Zr添加によるIHcと(B@H)
maxの増大率は2倍をこえ、きわめて大きな増大率を
示し、しかも、従来のR−Co −Cu −Fe系4元
合金の(B−H)maxの最大到達値を陵駕する値が得
られる。
しかし、 Fe量が15wt%をこえると、I )j 
c(BAH)maxは低下してしまう。
そこで1本発明者らは、さらに偵求を亜ね、Cu量5〜
lQwt%にて、15wt%よりも多くのFeを含有す
る上記組成についての、熱処理条件を詳細に検討した結
果、Fe含有量を15%よりも多い組成に維持したまま
、残留磁束密度を上昇させ、より高エネルギー積を有す
る磁石材料が得られることを見出したものである。
すなわち本発明は、重量百分比でR(ただし、Rは希土
類金属の少なくとも一種を表わす)が24〜28%、C
uが5〜10%、Zrが0.2〜5%、 Coが57〜
70.8%よりなる組成において、COを15%よりも
多く20%以下のFeで置換してなる組成を有し、4.
5KOe以上のIHcを有することを特徴とする永久磁
石材料である。
また第2の発明は1重菫百分比でK(ただし、Rは希土
類金属の少なくとも一種)が24〜28%、Cuが5〜
10%、Zrが02〜5%、COが57〜708%より
なる組成において。
COを15%より多く20%以下のFeで置換してなる
組成の合金に対し溶体化処理を施して。
114cを4.5KUe以上とすることを特徴とする永
久磁石材料の製造力法である。
本発明において個々の成分および成分電範囲を限定した
理由は下記のとおりである。
すなわち、Cu1iiが19wt%をこえると、Brが
低下し、しかもZr添加による(B−H)maxの増大
率が、2倍未満と小さい。 また、 Cu量が5wt%
未満となると、iHcが低下し。
(B−H)maxが小さくなる。
これに対し、Cu1t5〜10wt%では、Zr添加に
よッテ、IHcと(B−H)maxとは2倍以上まで増
大し、(B−H)maxはきわめて高い値となる。
他方、Fe量は15wt%より多ければ、きわめて高い
IムICと(H−H)maxが得られ、その増大率もき
わめて高いものであるが、2Qwt下して、実用磁石材
料として不適である。
さl、[、Zrを、特開昭52−155121号公報に
記載されている他のCr、Si等にかえたときKは、こ
のような効果は実現しない。
そして、 Zrの含有量が0.2〜5%の範囲以外とな
るとIHcおよびエネルギー積(B・H)maxの値と
増大率とが低下してしまう。
なお、希土類金属のRとしてSmを使用した場合、その
量が28%以上ではBrが低下し、一方24wt%以下
ではIHcが低下する。
なお、希土類金属RとしてはSmの他に同等の化学的特
性を有するY、La、Ce、Pr、Nd、 Eu、 G
d、 Tb、Dy、Ho、Er、Tm。
Yb、Luを用いることができる。
このような組成からなる本発明の永久磁石は、保磁力I
 l−I C4,5KOe以上を示す。
先の提案においては、Fe含有量が15%以上となると
、保磁力が低下する傾向にあったが、 Fe量の増加に
つれ溶体化処理温度をさらに低下させることによって保
磁力の低下が防止し得、−万に’e量の増加につれてB
rが上昇し、その結果より高エネルギー積を有する永久
磁石材料が得られたものである。
そして、特に好ましい条件下では、IHcは5.6K(
Je以上、6KOe以上にも及ぶ。
なお、Cu量5〜10wt%、Fe ii l 5〜2
Qwt% (7) )L −Co −Cu −)”e系
ニオイて、Zr無添加の場合における最適溶体化処理温
度でのJHcは2Koe以下であり、この場合でのZr
添加によるI Hc増大率は3倍以上である。
このようなTHcをもつ結果、本発明の永久磁石材料は
、高い残留磁束密度Brをもつノテ、x ネにギー積(
H−H)maxは22MG−00以上を・うる。
そして、最も好ましい条件下では、(B−H)InaX
は27.5MG・00以上の値が得られる。
このような永久磁石材料を製造するには。
以下のようにして行う。
まず、通常、所定の組成のインゴットな粉砕して成型す
る。
この場合、粉砕は必ずしも必要ではないが、成型上粉砕
を行った方が良好である。 また、成型は、磁場中にて
プレス成型することが好ましい。
次いで、このような成型体を、1150〜1200℃程
度で焼結する。
焼結後、溶体化処理を行う。 なお、焼結と溶体化処理
とは同時に行うこともできる。
溶体化処理は、1100〜1170℃にて、例えば0.
5〜24時間程度行うことが好ましく、このような比較
的低い温度での溶体化処理により、先述の高いIHcと
(B−H)maxとが得られる。
その後、冷却したのち、時効を行う。 時効は、不活性
ガスまたは真空雰囲気下で750〜900℃から400
℃まで多段時効することが好ましい。
次に、実施例をあげて、本発明を更に詐しく説明するが
、これは本発明をなんら限定するものではない。
実施例1゜ Sm−Co −Cu −Fe −Zr系合金ニオイて、
15wt%Fe −26wt%Sm −8wt%Cu 
−1,2wt%Zr−残部CO1および17wt%Fe
−26wt%Sm −3wt%Cu −1,2wt %
 Zr−残部COの組成になるように原料を調合した。
この混合物をアルゴン中で高周波加熱により溶解し、鉄
器に鋳造し、インゴットを得る。
これを粗粉砕後振動ミルにて平均粒径5μ程度にまで微
粉砕した粉末を各々10KOeの磁場中でプレス成型し
、成型物を1150〜1200℃温度で約1〜2時間焼
結した。
その後、第1図に示される温度にて1時間溶体化処理を
施し、冷却後不油性ガス雰囲気中で750〜900℃よ
り400℃まで多段時効処理を行った。
得られた磁石のI Hcと溶体化処理温度との関係を第
1図に示す。
第1図から、1100〜1170℃にて、4.5 KO
e実施例2゜ 8m −co −Cu −k’e−Zr系合ticおイ
テFe含有量を変化させた場合の磁石特性の変化を第2
図に示す。
組成は重量百分比で15〜22wt%Fe−26wt%
Sm −g wt%Cu −1,2wt%Zr−残部C
Oである。
これらの組成で示される合金を得るには原料を調合し、
この混合物をアルゴン中で高周波加熱により溶解し、鉄
器に鋳造し、インゴットを得る。 これを粗粉砕後、振
動ミルにて平均粒径5μ程度にまで微粉砕した粉末を各
々10KOeの磁場中でプレス成型し、成型物を115
0〜1200℃の温度で約1〜2時間焼結し、その後1
100〜1170℃にて溶体化処理を施し、冷却後真空
または不活性ガス雰囲気中で750〜900℃より40
03−まで多段時効処理を行ったものである。
なお、第2図は、横軸にFeの含有量な示し縦軸K I
 Hc 、 Brおよび(B * H) maxを示し
たものである。
第2図より、Fe量が15wt%以上に増加しても高保
磁力を維持したまま、残留磁束密度の上昇が見られ、エ
ネルギー積も上昇することがわが・る。
しかしながら、lHcは20%をこえると低下する。
なお、粉砕機として通常希土類−CO合金に対して使用
されているjet m1llを用いればさらK(B−H
)maxは1〜2 MG @ Oe上昇する比較例1゜ 実施例1で得た5個の組成/161、/I63、ム5、
慮7,49と同様にして、下記纂1表に示す組成!2.
4.6.8および71610〜26を得た。
この場合、各組成における溶体化処理温度は、1100
〜1200℃とし、その他は実施例1と同様な手順で処
理を行なった。 最適溶体化処理温度にて得られたIH
c、Hrおよび(B *−H) maxと、Z「添加に
よる( B −H) maxの増大率とを第1表に示す
第1表に示される結果から、Cu量5〜10wt%およ
びFe量15〜20wt%にて、4.5KOe% K 
5.6 K 00以上のIHcが得られ、22MG−O
e 、特に27.5MG・00以上のきわめて高い(B
−H)maxと、Zr添加によるIHcおよび(B−H
)maxの増大率とが得られることがわかる。
そして、このような増大率は、Cu @ 5〜lQwt
%でも、Fe量が5wt%以下では実現しない。
また、Cu量が19wt%をこえたときにも増大率は小
さい。
さらには、ZrをSi、Crにかえたときも増大率が小
さいことがわかる。
すなわち、特に27.5MG・00以上に・も及ぶ高い
(B@H)maxの値と、添加元素による3、5倍以上
にも及ぶきわめて高い(B−H)maxの増大率とは、
 Cu量5〜10wt%、Fe量15〜20wt%にて
、Zrを添加し、IHc4.5KOe特に5.6KOe
以上としたときのみ実現するものである。
ただ、本発明では、先願との関係で15wt%より多く
20wt%までのFe量とするものである。
本発明はμ上のような構成によりなるものでZrを添加
した系においてBrを上昇させるがlHcを低下させる
Fe含有蓋を従来になく15%以上と多くしても、高い
保磁力を得ることができ、その結果きわめて筒いエネル
ギー積ときわめて^いエネルギー積の増大率が得られる
という優れた効果を有している。
また、本発明は上記の組成を有するので、例えば95%
以上の密度が得られる焼結温度範囲が広がるという効果
をもち、磁石特性の安定したものを量産することが容易
である。
そして、研削、研摩に際してカケの発生が小なく、歩留
りがよい。
さらKは、Fe含有量が多く1.高価なCO量が少ない
ので、製造コストも低くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による合金磁石のFe成分の変化九対
する溶体化温度とIHcの関係を示すグラフである。 第2図は、本発明による合金磁石のFe成分の変化に対
する目(c、Brおよび(B −H)maxの関係を示
すグラフである。 特許出願人  東京電気化学工業株式会社代理人 弁理
士 石 井 陽 − 第1図 〉容体化湿渡(°C)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、  N緻白−分化でR(ただし、Hは希土類金属の
    少なくとも一種)が24〜28%、Cuが5〜IO%、
    Zf b” 0.2〜5%、COが57〜70.8%よ
    りなる組成において、COを15%より多く20%以下
    のFeで置換してなる組成を有し、4.5KOe以上の
    保磁力IHcを有することを特徴とする永久磁石材料。 2、エネルギー槓 (B@H)maxが22MG−oe
    以上である特許請求の範囲第1項に記載の永久磁石材料
    。 3、 重量百分比でR(ただし、Rは希土類5金属の少
    なくとも−at >が24〜28%、Cuが5〜lO%
    、Zrが0.2〜5%、Coが57〜70.8%よりな
    る組成において、COを15%より多く20%以下のF
    eで置換してなる組成の合金に対し溶体化処理を施して
    、I Hcを4.5KOe以上とすることを特徴とする
    永久磁石材料の製造方法。 4、溶体化処理温度が1100〜1170℃である特許
    請求の範囲第3項に記載の永久磁石材料の製造方法。 5−  (B a H) maxを22MG−Oe以上
    とする特許請求の範囲第3項または第4項に記載の永久
    磁石材料の製造方法。
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