JPS5845294Y2 - 2段ゲ−トの開度指示装置 - Google Patents

2段ゲ−トの開度指示装置

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Publication number
JPS5845294Y2
JPS5845294Y2 JP18416379U JP18416379U JPS5845294Y2 JP S5845294 Y2 JPS5845294 Y2 JP S5845294Y2 JP 18416379 U JP18416379 U JP 18416379U JP 18416379 U JP18416379 U JP 18416379U JP S5845294 Y2 JPS5845294 Y2 JP S5845294Y2
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JP
Japan
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upper door
drum
door
lower layer
rope
Prior art date
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Expired
Application number
JP18416379U
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English (en)
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JPS56100531U (ja
Inventor
基男 鈴木
Original Assignee
株式会社 栗本鉄工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 栗本鉄工所 filed Critical 株式会社 栗本鉄工所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は下段層とこの下段層上にフラップ式などの上
段扉を連結した2段ゲートの開度指示装置に関するもの
である。
上記のような2段ゲートを4モータ、4ドラム式奏上機
によって開閉させる場合、同時運転する各モータの滑り
などの差によって奏上速度に差が生じ、上段扉の開度が
変化する。
このため一台のモータを用い、差動歯車機構を介して上
段扉と下段層を昇降させる装置もあるが構造が比較的複
雑となり、高価となるという欠点を有している。
この考案は上記のような従来装置の欠点を解決するため
、巻上装置とは全く別個の装置により上段扉と下段層の
開度を正確に指示する開度指示装置を提供するものであ
る。
以下にこの考案の詳細を添付図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案を実施する4モータ、4ドラム式の巻
上装置である。
この図において、1は上段扉、2は下段層であって、下
段層2上に上段扉1の下部が第2図のように軸3により
揺動自在に取付けられている。
ただし、上段扉1が下段層2に対して垂直に昇降するも
のも含む。
4は水門上部の取付台で、この台4上に左右一対の上段
扉奏上ドラム5を減速機6を介して駆動するモータ7を
取付け、前記上段扉1の両端上に連結したワイヤロープ
8を前記ドラム5で巻取るようにしである。
9は左右一対の下段層巻上ドラムで、このドラム9は台
4上に取付けたモータ11で減速機10を介して駆動さ
れ、前記下段層2の両端上に連結したワイヤロープ12
をドラム9で巻取るようにしである。
第2図において、13は上段扉の開度計、14は下段層
の開度計で、15.16はそれぞれの駆動軸である。
Aは遊星歯車機構であって、17は太陽歯車、18は遊
星歯車、19は内歯車である。
遊星歯車18は前記軸15に固定した回転体20に回動
自在に取付けたもので、図示例では第4図のように3個
からなっている。
太陽歯車17の軸21には大径ドラム22と小径ドラム
23を固定し、大径ドラム22には−に段ゲート1の上
端に連結したワイヤロープ24を巻付けて止着し、小径
ドラム23には重錘25を吊下げたロープ26を巻付け
て止着することによりドラム22にロープ24の巻取り
方向の回転力を付与する。
27は軸21に回動自在に被せた管軸で、この軸27は
前記内歯車19と一体であり、この軸27は同歯数の一
対の歯車28によって前記駆動軸16に連動する。
前記駆動軸16には大径ドラム29と小径ドラム30を
固定し、大径ドラム29には下段層2の上端に連結した
ワイヤロープ31を巻付けて止着し、小径ドラム30に
は重錘32を吊下げたロープ33を巻付けて止着するこ
とによりドラム29にロープ31の巻取り方向の回転力
を付与する。
なお、太陽歯車17と内歯車19の歯数比は1:2とし
、ドラム29の径はドラム22の径の2倍とし、ドラム
23.30は同径、重錘32は重錘25より重くし、ド
ラム22は第3図の左から見て右回転で上段扉上昇、ド
ラム29は同じく右回転で下段扉上昇とする。
また、前記のような重錘25 、32を用いずにばねな
どを利用して軸16.21に回転力を付与する機構とし
てもよい。
この考案は上記の構造であり、上段扉1および下段層2
の昇降はモータ7.11によりドラム5,9を駆動して
行なう。
いま、下段層2が水底に達して停止中においては軸16
、管軸27、内歯車19は停止している。
従って上段扉1のみを単独で昇降(起伏)させた場合は
ロープ24、ドラム22により軸21が回され、太陽歯
車17が回転するから、遊星歯車18は自転しながら太
陽歯車17の周囲を公転して回転体20を介して駆動軸
15を回転させ、開度計13によって上段扉1の開度を
指示する。
上段扉の倒伏度(開度)を変えないで上下段層1.2を
同時に上昇させた場合、両扉1,2の上昇速度が同じで
あるので遊星歯車18は自転しているが公転しない。
従って開度計14のみが下段層2の開度を指示している
次に、上下段層1,2が同時に下降しているときは各部
が前記の逆に回動して上段扉1や下段層2の下降状態を
開度計13.14にて指示する。
以上の作動説明から上下扉を同時に上下(起倒)しても
開度計13.14は常にそれぞれの扉1,2の開度を指
示することが理解されよう。
なお、開度計13.14の指示は指針回転式、あるいは
駆動軸15.16の回転角を電気的に検出してテ゛イジ
タル表示させるなどの任意の手段を用いることができる
また、上段扉の開度計13にカムリミットスイッチを2
個内蔵させると、上段扉1の起立限、転倒限を確実に検
出できる。
この考案は重錘とロープなどによる駆動力と、上下段層
の昇降によるロープの巻取りと繰出しを利用して開度計
の駆動軸を回すものであるが、この場合、上段扉の開度
計は下段層の昇降の影響を受けるので遊星歯車機構によ
り上段扉の開度計を駆動するようにしたものである。
すなわち、上段扉のみが昇降(起伏)する場合は上段扉
の開度計の駆動軸のみが回り、上段扉と下段層が同速で
上昇または下降中は下段層の開度計のみの駆動軸が回り
、上段扉と下段層の上昇速度または下降速度が異なると
きは下段層の駆動軸は下段層の開度に対応して回転し、
上段扉の駆動軸も上段扉の開度に応じて回転する作用を
遊星歯車機構が行なうので、上下段層の昇降運動を回転
運動に変換するロープ系統がきわめて簡単とすることが
できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施する2段ゲートの正面図、第2
図はこの考案の開度指示装置の側面図、第3図は同上要
部の一部縦断拡大側面図、第4図は同上の遊星歯車機構
の横断正面図である。 1・・・・・・上段扉、2・・・・・・下段層、13・
・・・・・上段扉の開度計、14・・・・・・下段層の
開度計、15.16・・・・・・駆動軸、17・・・・
・・太陽歯車、18・・・・・・遊星歯車、19・・・
・・・内歯車、20・・・・・・回転体、21・・・・
・・軸、22.29・・・・・・大径ドラム、24.3
1・・・・・・ロープ、28・・・・・・歯車、A・・
・・・・遊星歯車機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下段層2と、この下段層2に対して昇降自在に取付けた
    上段扉1からなる2段ゲートにおいて、上段扉1の開度
    計13の駆動軸15に固定した回転体20に遊星歯車機
    構Aの遊星歯車18を取付けるとともにこの遊星歯車1
    8に噛合する太陽歯車17の軸21には上段扉1に連結
    したロープ24を巻取る上段扉用ドラム22を固定し、
    前記遊星歯車18に噛合する内歯車19には下段層2の
    開度計14の駆動軸16を連動させ、この駆動軸16に
    は下段層2に連結したロープ31を巻取る下段扉側ドラ
    ム29を固定し、さらに各ドラム22.29にロープ巻
    取方向の回転力を与える機構を設けるとともにこの機構
    による回転力は下段扉側を大としたことを特徴とする2
    段ゲート用開度指示装置。
JP18416379U 1979-12-29 1979-12-29 2段ゲ−トの開度指示装置 Expired JPS5845294Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18416379U JPS5845294Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 2段ゲ−トの開度指示装置

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JP18416379U JPS5845294Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 2段ゲ−トの開度指示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56100531U JPS56100531U (ja) 1981-08-07
JPS5845294Y2 true JPS5845294Y2 (ja) 1983-10-14

Family

ID=29694397

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JP18416379U Expired JPS5845294Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 2段ゲ−トの開度指示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100832126B1 (ko) 2007-04-30 2008-05-27 광희엔지니어링 주식회사 이중 수문의 권양장치
KR100831086B1 (ko) * 2007-04-30 2008-05-20 광희엔지니어링 주식회사 이중 수문

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Publication number Publication date
JPS56100531U (ja) 1981-08-07

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