JPS5845072Y2 - ゴウセイジユシセイケイセイヒンノ セイケイカコウソウチ - Google Patents

ゴウセイジユシセイケイセイヒンノ セイケイカコウソウチ

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Publication number
JPS5845072Y2
JPS5845072Y2 JP15196975U JP15196975U JPS5845072Y2 JP S5845072 Y2 JPS5845072 Y2 JP S5845072Y2 JP 15196975 U JP15196975 U JP 15196975U JP 15196975 U JP15196975 U JP 15196975U JP S5845072 Y2 JPS5845072 Y2 JP S5845072Y2
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JP
Japan
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product
cylinder
cooling
index table
branch
Prior art date
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Application number
JP15196975U
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JPS5265167U (ja
Inventor
正 野々川
Original Assignee
三井金属鉱業株式会社
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Publication date
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Priority to JP15196975U priority Critical patent/JPS5845072Y2/ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は射出成形機によって成形された合成樹脂製品を
その変形を防止しつつ冷却する整形加工装置に関する。
一般に射出成形後の合成樹脂製品は高温の状態にあり、
これをそのまま冷却すると変形等をおこすもので゛あっ
た。
このためこれら製品をインチ゛ツクステーブル上に設け
た複数の冷却機構を備えた冷却冶具に嵌合させて冷却し
その変形の防止と冷却の迅速化を計ることが考案されて
いる。
またこのとき、インチ゛ツクステーブルの周囲に種々の
加工機構を設け、製品の冷却中にスプルー除去等の加工
をおこない作業の能率化を計ることも考案されている。
ところでこのように構成された装置においてはインチ゛
ツクステーブルに冷却機構や製品の固定のための製品押
え機構が設けられることになる。
そしてこれらの機構に冷却用あるいは作動用の流体を供
給する場合には配管のねじれ防止のためにスイベル継手
が必要であるが、これら機構は一般に多数個設けられる
ものであって、これらの機構に複数系統の配管を多数分
岐して接続するとスイベル継手が多数必要となりその設
置スペースが大きくなりまた配管が錯綜して構造が複雑
となる等の不具合があった。
本考案は以上の事情にもとづいてなされたもので、その
目的とするところは配管のねじれを防止し、また配管が
錯綜することなくかつ小形なロータリ継手を備えた合成
樹脂成形製品の整形加工装置を得ることにある。
以下本考案を図面に示す一実施例にしたがって説明する
図中1は射出成形機であって、この射出成形機1に隣接
して移動機構たとえばインチ゛ツクステーブル2が設け
られている。
このインデックステーブル2は円板状をなしており、水
平に設けられてその中心を軸として回転自在に支持され
ている。
そしてこのインデックステーブル2の上面周縁部には6
個の冷却治具3・・・・・・が取付けられている。
これらの冷却冶具3・・・・・・は、第2図および第3
図に示す如くその基板4・・・・・・上に複数の細長状
の嵌合突起5・・・・・・がそれぞれ所定の位置関係を
もって突設されている。
そしてこれらの嵌合突起5・・・・・・にはたとえば一
端部が開口した箱状の合成樹脂成形製品6・・・・・・
が倒立状態でその開口縁部が嵌合突起5・・・・・・の
側面に当接して嵌合するようになっている。
そしてこれら嵌合突起5・・・・・・によって製品6・
・・・・・の開口縁部が正しい形状に保持され、製品6
・・・・・・の冷却の際の変形を防止するようになって
いる。
また上記嵌合突起5・・・・・・の上縁部はテーパ状に
削り落されており、製品6・・・・・・が円滑に嵌合で
きるようになっている。
また上記嵌合突起5・・・・・・は黄銅等の比較的熱伝
導率の良好な金属で構成されており、その内部には長手
方向に沿って流路7・・・・・・がそれぞれ形成されて
いる。
これらの流路7・・・・・・は連結チューブ8・・・・
・・によって直列状に連結され、この直列状に連結され
た流路7・・・・・・の両路端に相当する部分にはそれ
ぞれ給水チューブ9および排水チューブ10が接続され
ている。
またこれらの冷却冶具3・・・・・・の基板4・・・・
・・の両端部には製品押上子11・・・・・・、12・
・・・・・が設けられている。
これらの製品押上子11・・・・・・、12・・・・・
・は冷却冶具3・・・・・・に嵌合された製品6・・・
・・・の開口縁下方に対向して設けられ、上下方向に摺
動自在に基板4・・・・・・に取付けられている。
そしてこれらの製品押上子11・・・・・・、12・・
・・・・はスプリング13・・・・・・。
14・・・・・・によって常時下方に偏倚されており、
それらの下端はインデックステーブル2を貫通してイン
デックステーブル2下面に突出している。
また15・・・・・・は製品押え機構である。
これらの製品押え機構15・・・・・・は第1図および
第2図に示す如く上記各冷却冶具3・・・・・・にそれ
ぞれ対向してインデックステーブル2上に放射状に配置
された押えフランジ16・・・・・・を備えている。
そしてこれらの押えシリンダ16・・・・・・のピスト
ンロッド17・・・・・・の先端にはそれぞれ製品押え
具18・・・・・・が取付けられている。
そして上記ピストンロッド17・・・・・・が伸長した
時にこれらの製品押え具18が冷却冶具3・・・・・・
に嵌合された製品6・・・・・・に当接し、製品6・・
・・・・を冷却冶具3上に固定するようになっている。
また、各押えシリンダ16・・・・・・のポート(図示
せず)は各押えシリンダ16・・・・・・毎に設けられ
た切換弁19・・・・・・に接続されている。
これら切換弁19・・・・・・にはそれぞれ作動子20
・・・・・・が突設されており、またこの切換弁19・
・・・・・には空気チューブ21・・・・・・がそれぞ
れ接続されている。
そしてこれらの作動子20・・・・・・によって上記切
換弁19・・・・・・は切換作動され、空気チューブ2
1がら供給される空気圧を切換えて押えシリンダ16・
・・・・・に供給し、ピストンロッド17・・・・・・
を伸長あるいは短縮させるようになっている。
また上記インデックステーブル2を跨いでフレーム(図
示せず)が設けられており、このフレームにはカム体2
2が設けられている。
このカム体22は上記各切換弁19・・・・・・の作動
子20・・・・・・に対向して設けられており、上記冷
却冶具3・・・・・・が第1図中AおよびFの位置にあ
るとき、その冷却冶具3・・・・・・に対向する押えシ
リンダ16・・・・・・の切換弁19・・・・・・の作
動子20・・・・・・に当接してこれらを動がし、切換
弁19・・・・・・を切換えてピストンロッド17・・
・・・・を短縮させるようになっている。
なお、冷却冶具が上記AおよびFの位置以外の位置にあ
るとき、すなわち第1図中B−Eの位置にあるときはカ
ム体22は作動子20・・・・・・に当接せず、この状
態では各押えシリンダ16・・・・・・のピストンロッ
ド17・・・・・・は伸長し、製品6・・・・・・を冷
却冶具3・・・・・・に固定するようになっている。
そして上記インデックステーブル2は図示しない駆動機
構により上記各冷却冶具3・・・・・・が第1図のA−
Fの各位置において停止するように第1図中時計方向に
間欠的に回転駆動されるようになっている。
また、上記各冷却冶具3・・・・・・の給水チューブ9
・・・・・・および排水チューブ10・・・・・・、お
よび製品押え機構15・・・・・・の空気チューブ21
・・・・・・はそれぞれインチ゛ツクステーブル2の中
心部に設けられたロータリ継手23に接続されている。
そしてこのロータリ継手23によって水および圧縮空気
がそれぞれ供給されるようになっている。
すなわちこのロータリ継手23は第4図および第5図a
−Cに示す如くインチ゛ツクステーブル2の中心部上面
に取付けられた分岐部24と二の分岐部24の上部に取
付けられたスイベル部25とから構成されている。
そしてこのスイベル部25は円柱状の内筒26とこの内
筒26の外周に嵌合する外筒27とから構成されている
この内筒26の下端部にはフランジ部28が形成されて
おり、このフランジ部28は複数のねじ29・・・・・
・によって上記分岐部24の上面に固着されている。
また外筒27は2個の軸受30.30によって内筒26
に回転自在に支持されている。
また外筒27の内周面の上部、中央部および下部にはそ
れぞれ環状の給水溝31.排水溝32、および空気溝3
3が形成されている。
そして外筒27の外周に開口して上記給水溝31.排水
溝32、および空気溝33にそれぞれ連通し、内面にテ
ーパねじを有する給水口34、排水口35、および空気
口36が設けられている。
また上記内筒26と分岐部24にはそれらの軸方向に沿
って給水通路37、排水通路38、および空気通路39
が互に平行に並んで設けられている。
そして給水通路37、排水通路38、および空気通路3
9の各上端部はそれぞれ給水溝31.排水溝32、およ
び空気溝33に対向して内筒26の外周面に開口してい
る。
また上記給水通路37、排水通路38、および空気通路
39の各下端部はそれぞれ分岐部24の下部、中央部、
および上部に達している。
そしてこれら給水通路37、排水通路38、および空気
通路39の各下端部にそれぞれ連通してそれぞれ6個の
給水分岐通路40・・・・・・、排水分岐通路41・・
・・・・、および空気通路42・・・・・・が設けられ
ている。
これらの分岐通路40・・・・・・、41・・・・・・
、42・・・・・・はそれぞれ他系統の通路と交差する
のを避けて放射状にかつ系統毎に互に上下に間隔を存し
て設けられている。
そしてこれらの分岐通路40・・・・・・、41・・・
・・・。42・・・・・・はそれぞれ分岐部24の外周
面に開口し、これらの開口部内面にはそれぞれテーパね
じが設けられてそれぞれ給水分岐口43・・・・・・、
排水分岐口44・・・・・・、および空気分岐口45・
・・・・・が構成されている。
また上記内筒26と外筒27との嵌合面には給水溝31
の上方に2個、給水溝31と排水溝32、および排水溝
32と空気溝33の間には各1個、空気溝33の下方に
は2個のOリングがそれぞれ設けられ各溝31,32.
33と外気および各溝31,32.33相互の密封が保
たれている。
また内筒26と分岐部24との当接面には、給水通路3
7、排水通路38、および空気通路39の3通路を囲ん
でOリング47が設けられ、また給水通路37のみ、お
よび空気通路39のみを囲んでそれぞれOリング48.
48か設けられ、これら通路37 、38 、39と外
気および各通路相互間の密封が保たれている。
そして上記外筒27の給水口34、排水口35および空
気口36にはそれぞれ図示しない水供給源に接続された
給水管、排水管、および図示しない圧縮空気源に接続さ
れた空気管(いずれも図示せず)が接続されこれら基管
は前記インデックステーブル2を跨いで設けられたフレ
ーム(図示しない)に支持されている。
また分岐部24の給水分岐口43・・・・・・、排水分
岐口44・・・・・・、空気分岐口45・・・・・・に
はそれぞれ前記冷却3・・・・・・の給水チューブ9・
・・・・・、排水チューブ10・・・・・・および製品
押え機構15・・・・・・の空気チューブ21・・・・
・・が接続されている。
そしてインデックステーブル2が回転すると分岐部24
と内筒26とがインチ゛ツクステーブル2と一体に回転
しつつ水および圧縮空気を送るようになっている。
また第1図に示す如く前記射出成形機1の製品取出口に
対向して搬送機構49が設けられている。
この搬送機構49には前記インチ゛ツクステーブル2の
Aの位置上方に延設されたレール50とこのレール上を
移動する搬送体51とが設けられている。
この搬送体51には図示しない吸盤等の製品把持機構が
設けられており、射出成形機1より取出された製品6を
倒立状体で把持し、インチ゛ツクステーブル2のA位置
にある冷却冶具3上に製品を搬送して製品を冷却治具3
上に載置するようになっている。
またインデックステーブル2のA位置の外側方には製品
押込機構52が設けられている。
この製品押込機構52は第6図に示す如く、A位置にあ
る冷却冶具3上方に対向して水平に設けられた移動シリ
ンダ53と、この移動シリアル53のピストンロッド5
4先端に垂直に取付けられた押込シリンダ55を備えて
いる。
この押込シリンダ55のピストンロッド56は下方に向
って設けられ、その先端には製品押込板57が取付けら
れている。
これら移動シリンダ53および押込シリンダ55はいず
れも圧縮空気によって作動され、それぞれ切換弁58
、59によって伸長、短縮されるようになっている。
そして上記搬送機構49によって製品6が冷却冶具3上
に載置された後、移動シリンダ53のピストンロッド5
4が伸長して押込シリンダ55が冷却冶具3の上方に移
動され、この後押込シリンダ55のピストンロッド56
が伸長して製品6を上方より押圧し、製品6を冷却冶具
3の嵌合突起5・・・・・・に嵌合するようになってい
る。
またインチ゛ツクステーブル2のF位置下方には製品押
上機構60が設けられている。
この製品押上機構60には第7図に示す如く上方に向っ
て垂直に設けられた押上シリンダ61を備えてイル。
この押上シリンダ61のピストンロッド62の先端には
押上板63が水平に取付けられている。
そしてこの押上板63の下面には2本の案内杆64.6
4が突設されている。
そしてこれら案内杆64゜64は上記押上シリンダ61
に固着された案内板65の両端部に設けられた案内孔6
6 、66に上下方向に摺動自在に嵌合しており、これ
ら案内杆64.64によって上記押上板63は揺動を親
御されている。
また押上板63の上面両端部には押上ボルト67→68
が上記冷却冶具3の製品押上子11.12の下端にそれ
ぞれ対向して突設されている。
そして上記押上シリンダ61は圧縮空気によって作動さ
れ切換弁69によってピストンロッド62が伸長、短縮
されるようになっている。
そしてピストロッド62が伸長されると押上板63が上
方に移動され、押上ポル) 67.68が上記製品押上
子11.12の下端に当接してこれらを押下げ、これら
の製品押上子11゜12が製品6を上押げて冷却冶具3
との嵌合を外すようになっている。
またインデックステーブル2の下位置の外側方には第1
図に示す如く移送機構70が設けられている。
この移送機構70には水平方向に回動する移送アーム7
1が設けられており、この移送アーム71の先端部には
吸盤等の把持機構72が設けられている。
そして上記製品押上機構60によって冷却冶具との嵌合
を外された製品6を把持機構72によって把持し、移送
アーム71が回動してこの製品6をストック台73の一
端部の隅部に設けられたシュート74上に移送するよう
になっている。
そして第1図に示す如く上記シュート74の出口部には
このシュート74と直角に製品整列シリンダ75が設け
られている。
そしてこの製品整列シリンダ75のピストンロッド76
の先端には整列板77が設けられている。
また、ストック台73のシュート74を設けた一側縁に
対向して製品整列シリンダ78が設けられている。
そしてこの製品整列シリンダ78のピストンロッド79
の先端には上記−側縁に沿って細長状の整列板80が取
付けられている。
そしてシュート74を滑り落ちて来た細長箱状の製品6
・・・・・・はシュート74の出口部に形成された段部
81を落下する際にその長手方向が上下になるように位
置される。
そしてこのシュート74上を次々に滑り落ちて来る製品
6・・・・・・は製品整列シリンダ75によって順次第
1図中下方に押され、製品整列シリンダ78の整列板8
0に沿って一列に並べられるようになっている。
そして所定個数の製品6・・・・・・が整列板80に沿
って並ふ゛と、製品整列シリンダ78のピストンロッド
79が伸長し、これら製品6・・・・・・を第1図中左
方に移動させるようになっている。
また、インデックステーブル2のB−Eの各位置すなわ
ち製品6・・・・・・を嵌合保持した冷却冶具3・・・
・・・が停止する各位置に対向して種々の加工機構が設
けられている。
すなわち第1図に示す如くB位置には製品6のスプルー
を切断する切断機構82が、またC位置には切断された
スプルーの残部を切削する切削機構83が設けられてい
る。
なお、D、およびEの各位置には製品6・・・・・・の
バリ取り、あるいは孔あけ、その他の加工機構84.8
5が設けられるものであるが、この実施例においてはパ
リ取り、孔あけ等の加工を必要としないので、これらの
機構84.85は実際には設けられていないものである
そして上記スプルーの切断機構82は第8図に示す如く
構成されている。
すなわち、この切断機構82の基台86上部には水平お
よび垂直なテーブル87.88が設けられ、これらのテ
ーブル87.88を介してヘッド89が上記インデック
ステーブル2の接線方向および上下方向に移動自在に設
けられている。
そしてこのヘッド89にはモータ90が設けられ、また
下面にはこのモータ90によって回転される2個のチャ
ック91.91が設けられている。
これらのチャック91.91は冷却冶具3に倒立状態で
嵌合された製品6の底面に突出する2個のスプルー92
゜92と対応する位置関係に設けられている。
そしてこれらのチャック91.91には周縁に刃を設け
た円板状のカッタ93.93が取付けられている。
またヘッド89には2本の吸引管94.94が設けられ
これらの吸引管94.94の下端開口は上記カッタ93
゜93の周縁部上方に対向している。
そしてこれら吸引管94.94は図示しない吸塵機に接
続され、スプルー92 、92を切断する際に生じるチ
ップおよび切断されたスプルー92.92を吸引するよ
うになっている。
また上記スプルー残部の切削機構83は第9図に示す如
く構成されている。
すなわち、この切削機構83の基台95の上部には垂直
なテーブル96が設i−)られている。
ぞしてこのテーブル96にはヘッド97が上下方向に移
動自在に設けられている。
そしてこのヘッド97にはモータ98が設けられ、また
ヘッド97下面にはこのモータ98によって回転される
2個のチャック99.99が設けられている。
これらのチャック99.99は冷却冶具3に倒立状態で
嵌合された製品6の底面に残った2個のスプルー残部1
00,100に対向して設けられている。
そしてこれらチャック99.99にはエンドミル101
、101が取付けられている。
また上記ヘッド97には2本の吸引管102,102が
設けられ、これらの吸引管102,102の下端部は水
平に折曲されている。
そしてこれら水平に折曲された吸引管の先端は閉塞され
ており、またそれらの先端部はチャック99.99下方
に位置しその上面および下面にはそれぞれ透孔103,
103.104,104が設けられている。
そしてこれら透孔103,103.104,104をエ
ンドミル101 、101がそれぞれ貫通している。
そして上記吸引管102,102の上面の透孔103,
103はエンドミル101 、101の外径よりわずか
に大きな径を有し、エンドミル101 、101とわず
かな間隙を在し、また下面の透孔104,104はエン
ドミル101.101の外径よりかなり大きな径を有し
エンドミル101.101と大きな間隙を存している。
そして上記吸引管102゜102はいずれも図示しない
吸塵機に接続され、エンドミル101,101がスプル
ー残部100,100を切削する際に生じるチップを下
面の透孔104,104とエンドミル101,101と
の間隙を介して吸引するようになっている。
以上の如く構成された本考案の一実施例において、まず
射出成形機1によって成形された合成樹脂成形製品6・
・・・・・は搬送機構49によって搬送され、インデッ
クステーブル2のA位置にある冷却冶具3・・・・・・
上に倒立状態で次々に載置される。
そして次に第6図に示す製品押入機構52の移動シノン
ダ53が伸長し押込シリンダ55がA位置における冷却
治具3・・・・・・の上方に移動される。
そして押込シリンダ55のピストンロッド56が伸長し
、押込板57が製品6・・・・・・に当接してこれらを
下方に押圧する。
したがって製品6・・・・・・の開口縁部は冷却冶具3
・・・・・・の嵌合突起5・・・・・・に嵌合される。
そして製品6・・・・・・はインチ゛ツクステーブル2
が回転してF位置に来るまでの間に嵌合突起5・・・・
・・内に設けられた流路7・・・・・・を流れる水によ
って冷却され、また嵌合突起5・・・・・・によってそ
の形状が規制され冷却の際の変形が防止される。
そしてインデックステーブル2のAおよびF位置におい
て第1図および第2図に示す製品押え機構15・・・・
・・の切換弁19・・・・・・の作動子20・・・・・
・はカム体22に当接し切換弁19・・・・・・が切換
作動して押えシリンダー16・・・・・・のピストンロ
ッド17・・・・・・を短縮させ、製品6・・・・・・
の冷却冶具3に対する固定を解除し、これらの位置にお
いて製品6・・・・・・の取付、取外しを可能とする。
また上記以外のB−C位置においては作動子20・・・
・・・はカム体22に当接せず、各押えシリンダ16・
・・・・・のピストンロッド17・・・・・・は伸長し
て製品押え具18が製品6・・・・・・に当接して製品
6・・・・・・を冷却冶具3・・・・・・上に固定し、
製品6・・・・・・の脱落およびB−E各位型における
加工の際に製品6・・・・・・が動くことを防止してい
る。
またロータリ継手23は、その外筒27は図示しないフ
レームに取付けられた給水管、排水管、および空気管(
(いずれも図示せず)と一体となって回転せず、また分
岐部24および内筒26はインデックステーブル2と一
体的に回転するので上記給水管、排水管、空気管および
分岐部24に連結される給水チューブ9・・・・・・、
排水チューブ10・・・・・・および空気チューブ21
等がねじれることがない。
しかも上記容管から各チューブへは水または空気を漏洩
することなく送り、冷却冶具3・・・・・・の冷却およ
び製品押え機構の作動をさせる。
そしてインチ゛ツクステーブル2が間欠的に回転し、こ
れらの冷却冶具3・・・・・・がB位置に停止すると第
8図に示す切断機構82のヘッド89が下降し、カッタ
93.93が製品6・・・・・・のスプルー92.92
の基部側方に位置される。
またこのとき、スプルー92.92は吸引管94.94
の下端開口内に収容される。
次にヘッド89が第8図中左方に移動し、回転するカッ
タ93.93によりスプルー92.92は切断される。
そしてこのとき生じるチップおよび断されたスプルー9
2.92は吸引管94.94内に吸引され、製品6・・
・・・・が汚染されることを防止する。
そしてスプルー92.92の切断が終了するとヘッド8
9は上昇し、またインチ゛ツクステーブル2は間欠的に
回転して冷却冶具3・・・・・・はC位置に停止する。
そして第9図に示す切削機構83のヘッド97が下降し
、回転するエンドミル101 、101によって上記切
断機構82によって切断されたスプルーのスプルー残部
100,100が削り落される。
そしてこのとき生じるチップは透孔104,104から
吸引管102,102内に吸引され、製品6・・・・・
・の汚染を防止する。
そして切削終了後、ヘッド97は上昇し、インデックス
テーブル2は間欠的に回転し、これらの冷却冶具3・・
・・・・はり、C位置を経てF位置に来る。
次に第7図に示す製品押上機構60の押上シリンダ61
のピストンロッド62が伸長し、押上板63が上昇して
押上ポル) 67.68が冷却冶具3・・・・・・の製
品押上子11.12下端に当接してこれを押上げる。
したがつてこれらの製品押上子11.12によって製品
6・・・・・・は押上げられ、冷却冶具3・・・・・・
どの嵌合を解除される。
そしてこれらの製品6・・・・・・は移送機構0によっ
てシュート74上に移送される。
そしてシュート74上を滑り落ちた製品6・・・・・・
はシュート74下部の段部81を落下する際にそれらの
長手方向が上下方向を向くように位置される。
そしてストック台73上に載置された製品6・・・・・
・は順次製品整列シリンダ75の整列板77によって第
1図中下方に押され、製品整列シリンダ78の整列板8
に沿って一列に並べられる。
そして所定の個数の製品6・・・・・・が並ぶと製品整
列シリンダ78のピストンロッド79が伸長し、製品6
・・・・・・はストック台73上に規則正しく配列され
る。
なお、本考案は上記の実施例に限定されることなく種々
の変形が可能である。
たとえば冷却冶具、製品押え機構等は上記の実施例に限
定されることなくその他の構成でもよい また製品の搬送機構、押込機構、切断機構、切削機構、
押上機構、移送機構、整列機構等は上記実施例に限定さ
れず、その他の構成であってもよく、またこれらは場合
によっては必らずしも設ける必要はない。
上述の如く本考案はインデックステーブルの回転中心部
に密封を保って相対的に回転する内筒と外筒とを有し内
部に独立した複数の通路を有するスイベル部と、上記内
筒の端部に設けられその内部に上記通路にそれぞれ連通
し上記通路毎に軸方向に離間してそれぞれ放射状に設け
られた複数の分岐通路を有する分岐部とから構成された
ロータリ継手を設け、上記冷却機構および製品押え機構
に上記ロータリ継手を介して流体を供給するようにした
ので、上記機構に接続される配管がねじれることが防止
される。
しかもロータリ継手内部の複数の通路は合理的に配置さ
れているのでこれが小形に形成され設置スペースが少な
くてすむ。
また各分岐通路が系統毎に軸方向に離間して放射状に配
置されているので、これらとインデックステーブル上に
放射状に配置されている各機構とを連結する場合の配管
が直線状となりまた互に錯綜することもなく、配管構造
が簡単になる等その実用上の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体の平面図
、第2図は冷却冶具および製品押え機構の平面図、第3
図は冷却冶具の側面図、第4図はロータリ継手の縦断面
図、第5図a−cはそれぞれ第4図ノVa−Va線、v
b−vb線およびVC−VC線に沿う断面図、第6図は
製品押込機構の側面図、第7図は製品押上機構の側面図
、第8図は切断機構の側面図、第9図は切削機構の側面
図である。 2・・・・・・インデックステーブル、3・・・・・・
冷却冶具、7・・・・・・流路(冷却機構)、9・・・
・・・給水チューブ、10・・・・・・排水チューブ、
15・・・・・・製品押え機構、21・・・・・・空気
チューブ、23・・・・・・ロータリ継手、24・・・
・・・分岐部、25・・・・・・スイベル部、26・・
・・・・内筒、27・・・・・・外筒、37・・・・・
・給水通路、38・・・・・・排水通路、39・・・・
・・空気通路、40・・・・・・給水分岐通路、41・
・・・・・排気分岐通路、42・・・・・・空気分岐通
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転するインチ゛ツクステーブル上に、合成樹脂成形製
    品を嵌合保持するとともにこの合成樹脂成形製品を流体
    によって冷却する冷却機構を備えた複数の冷却冶具と、
    流体圧によって作動し上記製品を固定する複数の製品押
    え機構を有するものにおいて、上記インデックステーブ
    ルの回転中心部に密封を保って相対的に回転する内筒と
    外筒とを有し内部に独立した複数の通路を有するスイベ
    ル部と、上記内筒の端部に設けられその内部に上記通路
    にそれぞれ連通し上記通路毎に軸方向に離間してそれぞ
    れ放射状に設けられた複数の分岐通路を有する分岐部と
    から構成されたロータリ継手を設け、上記冷却機構およ
    び製品押え機構に上記ロータリ継手を介して流体を供給
    することを特徴とする合成樹脂成形製品の整形加工装置
JP15196975U 1975-11-08 1975-11-08 ゴウセイジユシセイケイセイヒンノ セイケイカコウソウチ Expired JPS5845072Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5265167U JPS5265167U (ja) 1977-05-13
JPS5845072Y2 true JPS5845072Y2 (ja) 1983-10-13

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ID=28631290

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