JPS5844836Y2 - 梨等の人工開花用補助具 - Google Patents

梨等の人工開花用補助具

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Publication number
JPS5844836Y2
JPS5844836Y2 JP17926580U JP17926580U JPS5844836Y2 JP S5844836 Y2 JPS5844836 Y2 JP S5844836Y2 JP 17926580 U JP17926580 U JP 17926580U JP 17926580 U JP17926580 U JP 17926580U JP S5844836 Y2 JPS5844836 Y2 JP S5844836Y2
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JP
Japan
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flowering
pears
seedlings
water
box
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Application number
JP17926580U
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JPS57100853U (ja
Inventor
実 沢田
Original Assignee
澤田 實
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は梨等の人工開花用補助具に係り、その目的は
梨等の苗木のつは゛みが開花する時期を一定化しかつ苗
木の取扱いを簡易にする器具の提供にある。
従来、梨等の苗木をビニルハウス内等に配置し、開花さ
せる場合第1図A、Bに示す如く任意形状の適宜の箱1
内に装着したビニルシート2等に苗木3を植設し水を供
給して開花させていたが、通気性が悪く、また水がビニ
ルシート2上に蓄積して苗木が水に浸され苗木のつは゛
みの開花時期が同−枝でも一定化しない欠点があった。
ところが近年梨等の人工受粉を効果的に行なうため、梨
等の苗木のつぼみが開花する時期を一定にし、かつ苗木
の取扱いを簡易にするビニルハウス内等に配置し、開花
させる人工開花用補助具の創出が切望されている。
この考案者は上記事情に鑑み、ビニルハウス内等に簡易
に配置でき梨等のつぼみの開花時期を一定にすると共に
苗木の取扱いを簡易にする器具につき鋭意研究を続けた
結果開花用箱の底面部上面に突出片を設けこれにより苗
木を挾持させ且つ底面部上面の嶺部に水を貯え、それぞ
れの苗木への水分供給を一定化することにより苗木のつ
ぼみの開花時期を一定化することに成功し、この考案を
創出するに至った。
従来、特公昭42−27090号公報に開示されている
如く切花の寿命を保持するのに好適な吸水および保水性
集塊にかんして、多孔性合成樹脂(細胞組織材料)に内
部に延長し但し反対面迄は貫通せぬ多数の小経路が設け
られ、この多孔性合成樹脂の酸性による切花への悪影響
を防止するため水溶性緩衝材が細胞組織材料の表面開口
部に配置されるとともに細胞組織材料の吸水性を改善す
るために湿潤剤を細胞組織材料に分布させてなる。
保水性集塊が開示されている。
この発明は草花の展示中の花茎を保持する保持材として
の細胞組織材料と、この保持材の材料からくる酸性化、
および疎水化を防止するために添加される水溶性緩衝材
と湿潤剤からなるものに過ぎないもので、簡単に言えば
多孔性合成樹脂をたんに草花の展示中の花茎を保持する
保持材として使用する際中性でかつ吸水性に富む発泡性
部材を材料的に使用して、単にその発泡性部材に花茎を
保持させて花茎に水分を供給させるものに過ぎないもの
である。
この考案はこのようなすでに開花した草花の花茎を保持
する保持材ではなく、人工受粉を必要とする、栽培果実
例えば梨、或いはリンゴなどのいまだ一部蕾、或いは一
部二部咲きなどのように状態のことなる開花前の花茎を
採取してこれらを人工受粉に必要な状態にそろえて開花
させることができる梨等の人工開花用補助具を完成し、
この考案に至ったもので以下、この考案に係る梨等の人
工開花用補助具の実施例を詳述する。
図において4は截頭逆回角錐状の上面開放中空体の開花
用箱である。
ここで開花用箱4の上面部41を底面部42より広くし
た理由は、苗木3に対する太陽光線の照射率を高め且つ
散水の効率を良くするためである。
尚、開花用箱4の形状を戴頭逆円錐状等にするような変
更は自在であり、又開花用箱4の容量を苗木3の量等に
応じ適宜変更することも可能である。
5は開花用箱4の底面部42に所要数設けられた突出片
であり、この突出片5間で苗木3が挟持され、又突出片
5間の嶺部6には水を貯えられ、突出片5間の嶺部6の
深さおよびこの嶺部6貯えられる水の量に依って開花時
期が調整できる。
ここで設ける突出片5の数や突出片5間の間隔は苗木3
の数や太さに応じ適宜決定でき、また突出片5の高さを
均−或いは不均一にすることも自在である。
7は開花用箱4側面部44に形設された通気口であり、
この通気ロアを通し開花用箱4内の苗木3に供給される
この場合、側面部44が支持体となる。
本実施例においては、通気ロアとして小円透孔71を多
数形設したが、通気ロアの数、形状、および大きさは適
宜変更でき、たとえば、第4図A、Bに示す如く大円透
孔72或いは、逆台形状通気ロア3とすることも自在で
゛ある。
このような構成からなる梨等の人工開花用補助具はまず
ビニルハウス内に置き、苗木3の切り口を開花用箱4底
面部42の突出片5間で遊持する。
遊持された苗木3に水を供給した場合余剰水が突出片5
間の嶺部6に貯えられ苗木3に一定の水分を供給する。
また、苗木3には通気ロア等を通して空気を供給すると
ともに通気ロア等を通して余剰水を蒸発させる。
以上詳述した如く、この考案に係る梨等の人工開花用補
助具は、ビニルハウスないで使用するに極めて簡易な形
状で、開花用箱の底面部に梨等の苗木を挟持する突出片
を設けかつ突出片間の嶺部に余剰水を貯えさせ目視で調
整して苗木への水分供給を一定化させると共に側面部に
通気口を設は苗木への通気および余剰水の蒸散作用を良
くしたから、従来ビニルハウス内等に配置し梨等のつぼ
みの開花に用いていた箱の欠点を悉く解消し、梨等のつ
は゛みの開花時期を人工開花用補助具内の苗木において
は一定化でき採朽機へ花を一定量まとめて供給すること
ができると共に苗木の取扱い保存を簡易にする効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の開花用箱の使用状態説明図、第2図は本
考案の一実施例の斜視図、第3図は同実施例の縦断面図
、第4図A、Bは夫々本考案に係る開花用箱の通気口の
他の実施例を示す。 3・・・・・・苗木、5・・・・・・突出片、6・・・
・・・嶺部、7・・・・・・通気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 裁頭逆錐状で上面部が開放された中空箱体からなり、底
    面部には突出片を断続して上方へ突設しかつ側面部に多
    数の通気口を形設し、ビニルハウス内で使用することか
    らなる梨等の人工開花用補助具。
JP17926580U 1980-12-13 1980-12-13 梨等の人工開花用補助具 Expired JPS5844836Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17926580U JPS5844836Y2 (ja) 1980-12-13 1980-12-13 梨等の人工開花用補助具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17926580U JPS5844836Y2 (ja) 1980-12-13 1980-12-13 梨等の人工開花用補助具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57100853U JPS57100853U (ja) 1982-06-21
JPS5844836Y2 true JPS5844836Y2 (ja) 1983-10-12

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ID=29974803

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JP17926580U Expired JPS5844836Y2 (ja) 1980-12-13 1980-12-13 梨等の人工開花用補助具

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JPS57100853U (ja) 1982-06-21

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