JPS5844744Y2 - パラペツト装置 - Google Patents

パラペツト装置

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Publication number
JPS5844744Y2
JPS5844744Y2 JP15065678U JP15065678U JPS5844744Y2 JP S5844744 Y2 JPS5844744 Y2 JP S5844744Y2 JP 15065678 U JP15065678 U JP 15065678U JP 15065678 U JP15065678 U JP 15065678U JP S5844744 Y2 JPS5844744 Y2 JP S5844744Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parapet
eaves
ventilation
attic
wind
Prior art date
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Expired
Application number
JP15065678U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5565339U (ja
Inventor
克也 永井
敏明 和田
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパラペットに当る風を軒先換気面戸の方へ受は
入れやすくし、小屋裏の自然換気を促進させるためのパ
ラペット装置に係るもので、さらに詳述すれば軒先1の
前方に軒先1を覆うようにパラペット2を架設し、パラ
ペット2の前面Tを上下の中央部3が上下両縁4,5よ
り軒側に後退するように四柱面状に湾曲させると共にパ
ラペット2の上下の中央部に通風孔6を穿設して戒るパ
ラペット装置に係るものである。
従来例にあっては第1図に示すようにパラペット2の前
面7が平板状のもので通風孔6を設けていなかったため
パラペット2に当る風イは屋根の表面方向へ流れてしま
い、小屋裏8の自然換気を行うことができなかった。
それ故冬明には小屋裏に結露したり、夏期には小屋裏8
に熱気が溜り、室内を暑くするという欠点があった。
本考案はかかる従来例の欠点に鑑みてなされたもので本
考案の目的とするところは、パラペットの前面形状を風
の受けやすい形状にすると共に通風孔を設けることによ
り、小屋裏の自然換気を行わせ、小屋裏の冬期における
結露や夏期におげろ熱気の滞溜を防止することができる
パラペット装置を提供するにある。
以下本考案を図示実施例に従って詳述する。
パラペット2は第2図乃至第5図のように縦片9の下縁
より横片10を延出した断面路り字状のもので、縦片9
の中央部3は上下両縁4,5より軒側方向に後退するよ
うに凹円柱状に湾曲している。
縦片9の上端より横片10と同方向に係止片11を延出
してあり、係止片11の端部は下方に折曲しである。
パラペット2の縦片9の中央部3には通風孔6を穿設し
てあり、通風孔6は第2図のように横長のものを一本又
は複数本平行に穿設したものや第4図や第5図のように
長方形のものや円形のものを多数穿設したものがある。
パラペット取付金物12はL字状のもので、軒取付横片
部13とパラペット取付縦片部14とで構成されている
屋根材15は屋根パネル16上に敷設してあり、屋根材
15と屋根パネル16との間に隙間を設けてあり、この
隙間が小屋裏8となる。
屋根材150軒側端面から屋根パネル16の軒側端面に
かげて軒先面戸17を配設しである。
この軒先面戸17には上記の小屋裏8に対応して風導入
孔18を穿設してあり、さらに軒先面戸17と屋根パネ
ル16との間に通風間隙19を設けである。
屋根パネル16の軒先部の下面には軒天井20を取着し
である。
しかして屋根材15上にルーフボルトのような固着具2
1にてパラペット取付金物120軒取付構片部13を螺
着すると共にパラペット取付縦片部14の軒側内面22
に軒樋受金物23をボルト24とナツト25で固着する
この場合バラペット取付縦片部14に上下方向の長孔2
6を設けであるため軒樋2Tの水勾配を取るために軒樋
受金物23を上下できるようになっている。
水勾配をつげて軒樋受金物23を取着したのち軒樋27
を軒先に架設し、しかるのちにパラペット2の係止片1
1を針取付横片部13の凹溝28に係止すると共にブラ
インドリベット29で固着してあり、さらにパラペット
2の横片10をパラペット取付縦片部14の下面にブラ
インドリベット29で固着する。
このように取着したパラペット2に風が当ると第9図の
ようにパラペット2の前面Iが間柱状面状のため中央部
3へ風が集められるようになり、さらに通風孔6と軒先
面戸17の風流人孔18及び通風間隙19とを通って風
が小屋裏18内に流入する。
その結果冬期にあっては上記の小屋裏8を乾燥して結露
を防止することができるものであり、夏期にあっては屋
根材15の熱にて加熱された熱気を自然換気し、小屋裏
の温度を下げて室内温度を低く保つことができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の縦断面図、第2図は本考案のパラペッ
トの一実施例の外観斜視図、第3図は同上の縦断面図、
第4図及び第5図は同上の他の実施例の外観斜視図、第
6図は本考案のパラペット取付金物の組立状態を示す分
解斜視図、第7図は本考案のパラペット取付金物に軒樋
受金物を取付ける場合の分解斜視図、第8図は本考案の
パラペットをパラペット取付金物に取着する場合の分解
斜視図、第9図は本考案の通風状態を示す概略縦断面図
で、1は軒先、2はパラペット、3は中央部、4は上縁
、5は下縁、6は通風孔、7は前面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軒先の前方に軒先を覆うようにパラペットを架設し、パ
    ラペットの前面を上下の中央部が上下両縁より軒側に後
    退するように四柱面状に湾曲させると共にパラペットの
    上下の中央部に通風孔を穿設して戒るパラペット装置。
JP15065678U 1978-10-31 1978-10-31 パラペツト装置 Expired JPS5844744Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15065678U JPS5844744Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 パラペツト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15065678U JPS5844744Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 パラペツト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5565339U JPS5565339U (ja) 1980-05-06
JPS5844744Y2 true JPS5844744Y2 (ja) 1983-10-11

Family

ID=29135145

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JP15065678U Expired JPS5844744Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 パラペツト装置

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JPS5565339U (ja) 1980-05-06

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