JPS5844453B2

JPS5844453B2 - コンクリ−トブロツク成形割型

Info

Publication number: JPS5844453B2
Application number: JP8202981A
Authority: JP
Inventors: 勇鈴木
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1981-05-29
Filing date: 1981-05-29
Publication date: 1983-10-03
Also published as: JPS57197112A

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、少くとも４本の脚を十字状に突出するコン
クリートブロックの成形型に関する。

従来、４本の脚を十字状に突出するコンクリートブロッ
ク（第４図参照）の成形型としては、成形後の型抜きの
容易さを考慮して、第７図示のように４個の割型ａ、ａ
′、ａ′′、ａ′′′からなり、各割型に、上記十字状
コンクリ−ドブ陥ツクを４本の脚の軸心を通る直交２面
で４部分に分割した場合の１部分に対応する型巣ｂ、
ｂ’、ｂ″、ｂ“′を設けた４分割成形割型が一
般に知られている。

本発明は、従来の４分割成形割型の割型数を減少し、十
字形コンクリートブロック成形のための２分割成形割型
を提供することを目的とするもので、その特徴は、２分
割の各割型に、十字形コンクリートブロックにおける２
本の脚のなす角の２等分線を通る１千面で２部分に切断
した場合に想定される２又状２本脚からなる１部分に対
応する型巣をその切断平面を割型合着面と一致させて形
成すると共に、上記２又状２本脚の外側面に対応する面
と該２本脚の先端に対応する位置から上記割型合着面へ
の垂直面との間のクサビ状部分を切欠し、上記切欠部分
に該切欠部分に対応するクサビ状入れ子を割型合着面が
わへ離脱自在に嵌入したところにある。

以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

まず、第４図における横断面矩形の４本の脚ｔ・・・を
一平面Ｌで等間隔をあけて十字形に突出してなるコンク
リートブロックＷについて、その隣り合う２本の脚１．
１のなす角の２等分線ｄを通り且ブロック面に垂直の平
面で切断して２又状２本脚１．１からなるブロック部分
ｗ、ｗ’を想定する（第４ａ図）。

２分割による成形割型１，１′は第１゜ｌａ、Ｉｂ図示
のように上面を開放したもので、その各々に、Ｅ記の想
定された２つのブロック部分ｗ、ｗ’に対応する２
又状型巣部分２，２′を、その切断面を割型合着面３，
３′に一致させてそれぞれ形成すると共に、上記ブロッ
ク部分ｗ、ｗ’の各２又状２本脚１．１の外側面ｓ
、ｓに対応する面４、４、４’、４’と、該２本
脚の先端に対応する位置から上記割型合着面３，３′に
それぞれ垂直におろした面５，５．５’、５’との間の
クサビ状部分を切欠して、上記型巣部分２，２′と連通
するクサビ状切欠部６、６、６’、６’を形成し、
さらにこれら型巣部分２，２′及び切欠部６、６、
６’、６’の上面を全面開放しある。

一方、入り子７，７は上記クサビ状切欠部６゜６′に割
型合着面３，３′がわから挿脱できるように形成された
もので、本例では、一対の割型１，１′を合着した場合
に互に隣接する一対のクサビ状切欠部６，６′の雨空間
を占有する両クサビ形状に形成されている。

場合によっては、上記入り子７を２分割して各クサビ状
切欠部に個別に挿説されるようにしてもよい。

本発明成形割型の作用を次に説明する。

一対の割型１，１′をその合着面３，３′で合着し、つ
いで第１ｂ図示のように隣接する２対のクサビ状切欠部
６，６’、６，６’内に入り子７，７をそれぞれ上から
挿入して各切欠部の空間を入り子７，７で充填して、２
又状型巣部分２，２′からきる十字形完全型巣８を形成
する。

この状態で、型巣８内にコンクリートを注入する。

コンクリートが適度に硬化したら一対の割型１．１′を
左右に（第１ｂ図矢印方向）分離する。

この場合、型巣内のコンクリートブロックがその各割型
１，１′内の２又状２本脚部分で入り子７゜７を割型合
着面３，３′がわへ押してこれを割型外へ押出しつつ、
コンクリートブロック自身両割型１．１′から円滑に離
型する。

第２，２ａ図の他の実施例は、第５図のように第４図の
十字形コンクリートブロックＷの交錯部両面にさらに２
本の脚２１．１１を垂直に突設した６本脚コンクリート
ブロックＷａを成形するための、本発明を利用した２分
割の成形割型で、各割型１ａｖｌａ’は、上記
コンクリートブロックＷａを２等分線ｄを通り長脚１１
．１１の軸心に沿う平面で切断した場合のブロック部分
ｗａ、ｗ’ａ（第５ａ図）に対応する型巣部分２
ａ、２’ａと、クサビ状切欠部６ａｔ６ａ
、６’ａｙ６’ａとを形成すると共に、上記脚
本の半休部ｔ２に対応する型巣部分の上面を開放し、他
の構造は第１図と実質的に同一としである。

第３，３ａ図のさらに他の実施例は、第５図示の６本脚
コンクリートブロックを成形するための、本発明を利用
した４分割の成形割型１ｂ、１’ｂ。

１“ｂ、１“′ｂで、まず、上記６本脚コンクリートブ
ロックを、第５，５３図と同様に２等分線ｄを通り長脚
ｔ１．ｔ１の軸心に沿う平面で切断し、ついで一方の脚
ｔ１の半休部ｔ２を他部から分断して第６図示のように
４個のブロック部分ｗｂ、ｗ’ｂ。

ｖ／／ｂ２ｗ／′ｂを想定し、割型ｉｂ、ｉ’ｂ
に、上記ブロック部分ｗｂ、ｗ’ｂに対応する型巣
部分２ｂ。

２’ｂと、クサビ状切欠部６ｂ、６ｂ、６’ｂ、６’
ｂとを形成すると共に、型巣部分２ｂ、２’ｂ及
び切欠部６ｂ、６’ｂ、σ′ｂ、６’ｂの
上面を全面開放し、又割型１“ｂ、ｉ”ｂには、上
記ブロック部分Ｗ／／ｂ。

ｗ’ｂに対応する型巣部分子す、２“′ｂを形成すると
共に、上記割型１ｂ、１’ｂの開放上面を閉じる
べき土壁板１１“ｂ、ＩＦｂを連設し、さらに上
記型巣部分２“ｂ、２“′ｂの上面を開放してあり、他
の構造は第１図と実質的に同一とした例である。

本例においては、まず割型１ｂ、ｌ’ｂを合着し
、ついで隣接する２対のクサビ状切欠部６ｂ、６’ｂ。

６ｂ、６’ｂ内に入り子７ｂ、７ｂをそれぞれ−Ｌか
ら挿入し、そこで型巣部分２ｂ、２’ｂ内にコンク
リートを注入する。

次に割型１“ｂ、ｌ／／／ｂに合着しつつ上記コン
クリート注入割型１ｂ、Ｉｂ上にのせて、土壁板１１“
ｂ、１１“ｂで上面を閉じ、そこで型巣部分２“ｂ、
２″Ｉｂ内にコンクリートを注入する。

コンクリートが適度に硬化したら、割壁１“ｂ。ｌ／
／／ｂを分離除去した後、第１，１ａ、１ｂ図の場合と
同様に割型１ｂ、１’ｂを左右に分離すれば、６
本脚のコンクリートブロックが円滑に離型される。

なお、上記各側において、合着した割型を合着状態に着
脱自在にロックする適宜のロック手段を設けるとよい。

−例として、第１図示のように一方の割型１′の外側面
に掛は金具９を、他方に受け１０を設けである。

この発明のコンクリートブロック成形割型によれば、２
分割の割型によって十字形コンクリートブロックを一挙
に成形することができるようになり、しかもコンクリー
ト注入及びコンクリートブロック離型の各作業が簡単か
つ円滑に行えるものであって、成形作業の能率化を実現
できるのである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示し、第１図は本発明割型の
分離状態の斜面図、第１ａ図は同上分離状態の平面図、
第１ｂ図は同上合着状態の平面図、第２図は他の実施例
の分離状態の斜面図、第２ａ図は同上合着状態の平面図
、第３図はさらに他の実施例の分離状態の斜面図、第３
ａ図は同上合着状態の平面図、第４図は十字形コンクリ
ートブロックの斜面図、第４ａ図はブロック部分の斜面
図、第５図は６本脚コンクリートブロックの斜面図、第
５ａ図はブロック部分の斜面図、第６図は他のブロック
部分の斜断図、第１図は従来割型の平面図である。１、１’ｙ１ａ、１’ａ、１ｂｔ
１’ｂ−開割型、Ｗ。ｗ’、ｗａ、ｗ’ａ、ｗｂ、ｗ’ｂ・
・曲ブロック部分、２゜２’、２ａ、２’ａ
、２ｂ、２’ｂ−型巣部分、６゜６’、６
ａ、６’ａ、６ｂ、６’ｂ−−−クサビ
状切欠部、７．７ａ、７ｂ・・・・・・入り子。

Claims

【特許請求の範囲】１２分割の一対の割型からなり、上記各割型には、十字形コンクリートフロックについて
２本の脚のなす角の２等分線を通る一平面で２部分に切
断した場合ｌこ想定される２又状２本脚からなる部分に
対応する型巣をその切断面を割型合着面に一致させて形
成すると共に、−上記２又状２本脚の外側面に対応する
面と、該２本脚の先端に対応する位置から上記割型合着
面への垂直面との間のクサビ状部分を切欠し、上記切欠部分に、該切欠部分に対応するクサビ状入り子
を割型合着面がわへ離脱自在に挿入した、コンクリート
ブロック成形割型。