JPS5844209B2 - 溶融金属類の試料採取装置 - Google Patents
溶融金属類の試料採取装置Info
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- JPS5844209B2 JPS5844209B2 JP51028531A JP2853176A JPS5844209B2 JP S5844209 B2 JPS5844209 B2 JP S5844209B2 JP 51028531 A JP51028531 A JP 51028531A JP 2853176 A JP2853176 A JP 2853176A JP S5844209 B2 JPS5844209 B2 JP S5844209B2
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は溶鋼等の溶融金属中の成分の分析のための試
料採取装置に関するものである。
料採取装置に関するものである。
従来、溶鋼のサンプリングに当っては炉体を排滓側へ倒
し排滓しながら行っている。
し排滓しながら行っている。
したがって、それだけ時間がかかる。
しかしながら、試料採取時間がかかることは、吹錬をコ
ントロールする上で好ましいことでない。
ントロールする上で好ましいことでない。
この発明は上記事情に鑑みて提案されたもので、その目
的は試料を炉を傾動させることなく採取し、しかもそれ
を圧送させるようになすことによって、迅速なサンプリ
ングを可能とし、もって迅速な吹錬コントロールをせん
とする試料採取装置を提供することにある。
的は試料を炉を傾動させることなく採取し、しかもそれ
を圧送させるようになすことによって、迅速なサンプリ
ングを可能とし、もって迅速な吹錬コントロールをせん
とする試料採取装置を提供することにある。
以下この発明を図面に示す実施例によって説明すると、
採取装置は外管1とその先端に配されたそれより小径の
サンプラー管2と外管内に内装された圧送管3とからな
る三管構造となっている。
採取装置は外管1とその先端に配されたそれより小径の
サンプラー管2と外管内に内装された圧送管3とからな
る三管構造となっている。
この採取装置は、第1図に示すようOこ溶鋼4に対して
垂下可能なように設置される。
垂下可能なように設置される。
5は吹錬用のメインランスである。
外管1内には仕切管1aが設けられ、その基部側から冷
却用の水が通水されるようになっている。
却用の水が通水されるようになっている。
サンプラー管2はたとえば断熱塗装された紙製の内管2
aと外管2bとからなる二重管構造となっており、先端
部においてそれらの間隙は閉塞されている。
aと外管2bとからなる二重管構造となっており、先端
部においてそれらの間隙は閉塞されている。
そして内管2aの先端部には、上部にその内管2aの内
壁Oこ密着して下部に末広がりとなった弾頭状の中空の
頭部6を有し、これによりワイヤー7を介して吊持され
た下部にサンプル容器8を有する試料採取体Aが内装さ
れている。
壁Oこ密着して下部に末広がりとなった弾頭状の中空の
頭部6を有し、これによりワイヤー7を介して吊持され
た下部にサンプル容器8を有する試料採取体Aが内装さ
れている。
頭部6は内管2aの内壁から突設されたストッパー9に
より係止されている。
より係止されている。
サンプル容器8は、断熱塗装された紙製の箱体8a内に
石英製の溶鋼流入管8bを下方に開口させて配したもの
である。
石英製の溶鋼流入管8bを下方に開口させて配したもの
である。
また頭部6とサンプル容器8との中間位置に対応して、
内管2aには圧気吹込孔10が形成されている。
内管2aには圧気吹込孔10が形成されている。
さらにサンプラー管2の先端には円錐状のキャップ11
が取り付けられている。
が取り付けられている。
一方、このサンプラー管2上端には、圧送管3が接続さ
れている。
れている。
そして圧送管3と外管1との間には圧気送入管12が介
装されており、その先端部にはポヌ13が外方に突設さ
れ、またサンプラー管2の外管2bにはL字状に切欠さ
れた係合部14が形成され、使用時ボス13が係合部1
4内Oこ係合されてその結果サンプラー管2と圧送管3
および圧気送入管12とが接続される。
装されており、その先端部にはポヌ13が外方に突設さ
れ、またサンプラー管2の外管2bにはL字状に切欠さ
れた係合部14が形成され、使用時ボス13が係合部1
4内Oこ係合されてその結果サンプラー管2と圧送管3
および圧気送入管12とが接続される。
ざらに圧送管3の途中には、遮断弁15が設けられ、ま
たその上部外方には試料採取体Aの通過を検知するため
の試料採取体検出器16が設けられている。
たその上部外方には試料採取体Aの通過を検知するため
の試料採取体検出器16が設けられている。
そして圧送管3と外管1との間にあって圧送管3に添っ
て第二圧気送入管17が配され、その先端は遮断弁15
の上部に開口して第二圧気吹込口18となって圧送管3
内と連通している。
て第二圧気送入管17が配され、その先端は遮断弁15
の上部に開口して第二圧気吹込口18となって圧送管3
内と連通している。
以上のように構成された試料採取装置において、吹錬を
行いつつ温度、炭素等の測定時に装置を溶鋼4に対して
垂下させる。
行いつつ温度、炭素等の測定時に装置を溶鋼4に対して
垂下させる。
そしてサンプラー管2の先端がスラグを押し分けて溶鋼
4内に侵入すると、キャップ11は試料採取体Aを保護
しつつ速かに溶鋼4に溶解する。
4内に侵入すると、キャップ11は試料採取体Aを保護
しつつ速かに溶鋼4に溶解する。
それとともに溶鋼4が溶鋼流入管8b内に採取される。
ここで流入管8bの径はたとえば20間φ程度に形成さ
れ、サンプラー管2の外径(たとえば100iiφ)に
比して小径とされ、しかも溶鋼4がサンプル容器8を塞
いでいるため、後述する圧気がもれることなく円滑な試
料採取が行なわれる。
れ、サンプラー管2の外径(たとえば100iiφ)に
比して小径とされ、しかも溶鋼4がサンプル容器8を塞
いでいるため、後述する圧気がもれることなく円滑な試
料採取が行なわれる。
試料採取が行なわれると、圧気送入管から空気が圧送さ
れ、内管2aと外管2bとの間隙を介して圧気吹込口1
0から吹き込まれる。
れ、内管2aと外管2bとの間隙を介して圧気吹込口1
0から吹き込まれる。
この時点で、サンプラー管先端部分は溶鋼中に浸漬され
ており、第二圧気吹込口18からは圧気を供給しない状
態であり、頭部6に圧送された空気の圧がかかることに
ある。
ており、第二圧気吹込口18からは圧気を供給しない状
態であり、頭部6に圧送された空気の圧がかかることに
ある。
これによって、頭部6及びワイヤー7で連結されたサン
プル容器8は内管2aを圧送ガイドとして上方に移動さ
せられる。
プル容器8は内管2aを圧送ガイドとして上方に移動さ
せられる。
試料採取後、時間経過に伴いサンプラー管2の燃焼によ
る閉塞効果の減少、消失が生じるため、頭部6、ワイヤ
ー7およびサンプル容器8が内管2a内を一定距離上昇
し、圧送管3の採取体検出器16に到達した時点で、そ
の存在を確認し遮断弁15を遮断する。
る閉塞効果の減少、消失が生じるため、頭部6、ワイヤ
ー7およびサンプル容器8が内管2a内を一定距離上昇
し、圧送管3の採取体検出器16に到達した時点で、そ
の存在を確認し遮断弁15を遮断する。
そして、第二圧気送入管17を介して第二圧気吹込口1
8から空気が吹込まれ、試料採取体Aは分析室(図示せ
ず)まで圧送される。
8から空気が吹込まれ、試料採取体Aは分析室(図示せ
ず)まで圧送される。
この時、圧気吹込口10から供給されていた圧気は停止
される。
される。
ここでこの発明者らの実験によれば、圧送のための圧力
はo、 o 2Kq/cr/l程度の圧力で圧送が可能
であり、その場合圧送速度は約10m/secであった
。
はo、 o 2Kq/cr/l程度の圧力で圧送が可能
であり、その場合圧送速度は約10m/secであった
。
そして装置の溶鋼への降下時間、試料採取時間および分
析室までの圧送時間を含めて約1分程度であった。
析室までの圧送時間を含めて約1分程度であった。
なお、サンプラー管2はその都度交換する。
この発明は以上の構成からなり、1試料供試体をランス
に内装し、採取した後圧送するようになっているので、
炉を傾動させて採取する必要がなく、しかも分析室へ短
時間で搬送が可能である。
に内装し、採取した後圧送するようになっているので、
炉を傾動させて採取する必要がなく、しかも分析室へ短
時間で搬送が可能である。
そして迅速な試料採取をできるから、吹錬停止前の短時
間における吹錬を正しくコントロールができ、きわめて
有用である。
間における吹錬を正しくコントロールができ、きわめて
有用である。
第1図は装置の設置状態概要図、第2図は装置の全体を
示す断面図、第3図は装置の先端部の拡大詳細断面図、
第4図は装置の基部の拡大詳細断面図、第5図はサンプ
ラー管と圧気送入管との接続部の斜視図である。 1・・・・・・外管、1a・・・・・・仕切管、2・・
・・・・サンプラー管、2a・・・・・・内管、2b・
・・・・・外管、3・・・・・・圧送管、4・・・・・
・溶鋼、5・・・・・・メインランス、6・・・・・・
頭部、7・・・・・・ワイヤー、8・・・・・・サンプ
ル容器、8a・・・・・・箱体、8b・・・・・・溶鋼
流入管、9−・・・ストッパー、10・・・・・・圧気
吹込孔、11・・・・・・キャップ、12・・・・・・
圧気送入管、13・・・・・・ボス、14・・・・・・
係合部、15・・・・・・遮断弁、16・・・・・・試
料採取体検出器、17・・・・・・第二圧気送入管、1
8・・・・・・第二圧気吹込口、A・・・・・・試料採
取体。
示す断面図、第3図は装置の先端部の拡大詳細断面図、
第4図は装置の基部の拡大詳細断面図、第5図はサンプ
ラー管と圧気送入管との接続部の斜視図である。 1・・・・・・外管、1a・・・・・・仕切管、2・・
・・・・サンプラー管、2a・・・・・・内管、2b・
・・・・・外管、3・・・・・・圧送管、4・・・・・
・溶鋼、5・・・・・・メインランス、6・・・・・・
頭部、7・・・・・・ワイヤー、8・・・・・・サンプ
ル容器、8a・・・・・・箱体、8b・・・・・・溶鋼
流入管、9−・・・ストッパー、10・・・・・・圧気
吹込孔、11・・・・・・キャップ、12・・・・・・
圧気送入管、13・・・・・・ボス、14・・・・・・
係合部、15・・・・・・遮断弁、16・・・・・・試
料採取体検出器、17・・・・・・第二圧気送入管、1
8・・・・・・第二圧気吹込口、A・・・・・・試料採
取体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 先端部において閉塞されている内管と外管とからな
るサンプラー管の内管先端部に、上部にその内管の内壁
に密着する頭部を有しかつ下部にサンプル容器を有する
試料採取体を内装し、前記試料採取体の頭部とサンプル
容器との中間位置に対応してサンプラー管の内管に圧気
吹込口を形成し、基端側からサンプラー管の内管と外管
との間隙を介して圧気を吹込可能としてなることを特徴
とすを溶融金属類の試料採取装置0 2 先端部において閉塞されている内管と外管とからな
るサンプラー管の内管先端部に、上部にその内管の内壁
に密着する頭部を有しかつ下部にサンプル容器を有する
試料採取体を内装し、前記試料採取体の頭部とサンプル
容器との中間位置に対応してサンプラー管の内管に圧気
吹込口を形成し、基端側からサンプラー管の内管と外管
との間隙を介して圧気を吹込可能とし、前記内管上部に
接続した圧送管内に遮断弁を設け、その上部に試料採取
体検出器および第二圧気吹込口を形成し、試料採取体検
出器の検知信号により遮断弁を閉塞可能としたことを特
徴とする溶融金属類の試料採取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51028531A JPS5844209B2 (ja) | 1976-03-16 | 1976-03-16 | 溶融金属類の試料採取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51028531A JPS5844209B2 (ja) | 1976-03-16 | 1976-03-16 | 溶融金属類の試料採取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52111786A JPS52111786A (en) | 1977-09-19 |
JPS5844209B2 true JPS5844209B2 (ja) | 1983-10-01 |
Family
ID=12251241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51028531A Expired JPS5844209B2 (ja) | 1976-03-16 | 1976-03-16 | 溶融金属類の試料採取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844209B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010053710B4 (de) * | 2010-12-07 | 2012-12-27 | Heraeus Electro-Nite International N.V. | Verfahren und Vorrichtung zur Analyse von Proben von Metallschmelzen |
-
1976
- 1976-03-16 JP JP51028531A patent/JPS5844209B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52111786A (en) | 1977-09-19 |
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