JPS5844149Y2 - ベルト式動く歩道 - Google Patents
ベルト式動く歩道Info
- Publication number
- JPS5844149Y2 JPS5844149Y2 JP1978163115U JP16311578U JPS5844149Y2 JP S5844149 Y2 JPS5844149 Y2 JP S5844149Y2 JP 1978163115 U JP1978163115 U JP 1978163115U JP 16311578 U JP16311578 U JP 16311578U JP S5844149 Y2 JPS5844149 Y2 JP S5844149Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- belt
- comb
- grooved belt
- tail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はベルト式動く歩道の改良に関(7、動く歩道の
降口側の安全性を確保し、しかも装置自体の保守、点検
を容易ならしめんとするものである。
降口側の安全性を確保し、しかも装置自体の保守、点検
を容易ならしめんとするものである。
空港、駅、駐車場、ショッピングセンター等における交
通システムとして動く歩道が採用されつつある。
通システムとして動く歩道が採用されつつある。
第1図ないし第4図は従来より用いられている動く歩道
を示すものであるが、このうち第1図及び第2図に示さ
れるものはパレット式のものであって、まず、地上面1
下には装置本体を収納するための2只の収納室2が形成
され、この収納室2長さ方向の一端側は駆動側機械室3
、また他端側はテール側機械室4となっている。
を示すものであるが、このうち第1図及び第2図に示さ
れるものはパレット式のものであって、まず、地上面1
下には装置本体を収納するための2只の収納室2が形成
され、この収納室2長さ方向の一端側は駆動側機械室3
、また他端側はテール側機械室4となっている。
しかして、該駆動側機械室3及びテール側機械室4の各
上部、つまり動く駆動の乗口側及び降口側となる部分に
は、一端縁に下方にやや屈曲する櫛歯51を有する櫛板
5a、5bが前記地上面1と同一レベルに位置する如く
して配設され、さらに該櫛板5a、5bの外側には機械
室に出入するための出入口5a 、5bが設けられてい
る。
上部、つまり動く駆動の乗口側及び降口側となる部分に
は、一端縁に下方にやや屈曲する櫛歯51を有する櫛板
5a、5bが前記地上面1と同一レベルに位置する如く
して配設され、さらに該櫛板5a、5bの外側には機械
室に出入するための出入口5a 、5bが設けられてい
る。
そして、前記駆動側機械室3及びテール側機械室4内部
には、それぞれ駆動スプロケット7及びテールスプロケ
ット8が、前記櫛板5a 、5bの直下で且つ該櫛板5
a、5bと一定の間隔をおいた位置に回転可能に配設さ
和ている。
には、それぞれ駆動スプロケット7及びテールスプロケ
ット8が、前記櫛板5a 、5bの直下で且つ該櫛板5
a、5bと一定の間隔をおいた位置に回転可能に配設さ
和ている。
また、駆動スプロケット7の近傍には駆動機9が配設さ
れ、駆動スプロケット7は該駆動機9から駆動チェノ1
0を介して伝達される動力によって回転するようになっ
ている。
れ、駆動スプロケット7は該駆動機9から駆動チェノ1
0を介して伝達される動力によって回転するようになっ
ている。
さらにテールプーリ゛7−)8の主軸81の両軸受(図
示せず)には緊張装置11が連結され、この緊張装置1
1によってテールスプロケット8を後方に引いて下記す
るエンドレス状の移送チェノ12を適正な緊張状態に保
持し得るようになっている。
示せず)には緊張装置11が連結され、この緊張装置1
1によってテールスプロケット8を後方に引いて下記す
るエンドレス状の移送チェノ12を適正な緊張状態に保
持し得るようになっている。
一方、前記駆動スプロケット7とテールスプロケット8
にはエンドレス状の移送チェノ12が係合されるととも
に、該移送チェノ12の長さ方向外側には複数の縦溝付
パレット13が取付けられており、この縦溝付パレット
13が取付けられた移送チェノ12は前記駆動スプロケ
ット7の回転を介して循環的に進行し得るようになって
いる。
にはエンドレス状の移送チェノ12が係合されるととも
に、該移送チェノ12の長さ方向外側には複数の縦溝付
パレット13が取付けられており、この縦溝付パレット
13が取付けられた移送チェノ12は前記駆動スプロケ
ット7の回転を介して循環的に進行し得るようになって
いる。
しかして、以上の如き構成において、前記縦溝付パレッ
ト13の移動面131は前記櫛板5at5b表面のレベ
ルよりも低い位置にあるとともに櫛板5a、5bの下方
にやや屈曲する櫛歯51゜51は駆動スプロケット7及
びテールスプロケット8の直上よりもやや装置内側寄り
の位置、つまり縦溝付パレット13が未だ水平の状態に
ある位置で縦溝付パレット13の縦溝と噛み合っている
。
ト13の移動面131は前記櫛板5at5b表面のレベ
ルよりも低い位置にあるとともに櫛板5a、5bの下方
にやや屈曲する櫛歯51゜51は駆動スプロケット7及
びテールスプロケット8の直上よりもやや装置内側寄り
の位置、つまり縦溝付パレット13が未だ水平の状態に
ある位置で縦溝付パレット13の縦溝と噛み合っている
。
また、第1図中14は欄干、15は移動手すりを各示す
。
。
次に第3図ないし第4図はベルト式のものを示すもので
あって、収納室2、駆動側機械室3、テール側機械室4
、欄干14、移動手すり15、出入口6a 、6b等が
設けられ、また櫛板が地上面1と同一レベルに位置する
如くして配設されることは前記第1図及び第2図に示さ
れるものと同様であるが、このベルト式のものに設けら
れる櫛板16a、16bの櫛歯161,161は、前記
パレット式のものと異なり、櫛板16a、16b本体に
対して平向的なものとなっている。
あって、収納室2、駆動側機械室3、テール側機械室4
、欄干14、移動手すり15、出入口6a 、6b等が
設けられ、また櫛板が地上面1と同一レベルに位置する
如くして配設されることは前記第1図及び第2図に示さ
れるものと同様であるが、このベルト式のものに設けら
れる櫛板16a、16bの櫛歯161,161は、前記
パレット式のものと異なり、櫛板16a、16b本体に
対して平向的なものとなっている。
そして、前記駆動側機械室3及びテール側機械室4内部
には、それぞれ駆動プーリ17及びテールプーリ18が
、前記櫛板16a、16bの櫛歯161.161の直下
で且つ該櫛歯161,161との間で下記する縦溝付ベ
ルト19分の間隔をおいた位置に回転可能に配設されて
いる。
には、それぞれ駆動プーリ17及びテールプーリ18が
、前記櫛板16a、16bの櫛歯161.161の直下
で且つ該櫛歯161,161との間で下記する縦溝付ベ
ルト19分の間隔をおいた位置に回転可能に配設されて
いる。
また、前記駆動プーリ17の近傍には駆動機9が設けら
れ、該駆動プーリ17は駆動機9から駆動チェ710を
介して伝達される動力によって回転するようになってい
る。
れ、該駆動プーリ17は駆動機9から駆動チェ710を
介して伝達される動力によって回転するようになってい
る。
また該駆動プーリ17からテール側寄りの部分にはスナ
ブプーリ20が回転可能に配設されている。
ブプーリ20が回転可能に配設されている。
また、前記テールプーリ18から駆動側寄りの位置には
ペンドプーリ21が、またさらに駆動側寄りにはティク
アッププーリ22がそれぞれ回転可能に配設されるとと
もに、該ティクアッププーリ22の主軸221の両軸受
(図示せず)には緊張装置11が連結され、この緊張装
置11によって下記する縦溝付ベルト19を適正な緊張
状態に保持し得るようになっている。
ペンドプーリ21が、またさらに駆動側寄りにはティク
アッププーリ22がそれぞれ回転可能に配設されるとと
もに、該ティクアッププーリ22の主軸221の両軸受
(図示せず)には緊張装置11が連結され、この緊張装
置11によって下記する縦溝付ベルト19を適正な緊張
状態に保持し得るようになっている。
一方、エンドレス状の縦溝付ベルト19は駆動プーリ1
7、テールプーリ18、ティクアッププーリ22、ベン
ドプーリ21そしてスナブプーリ20の順に巻掛けられ
、前記駆動プーリ17の回転を介して循環的に進行し得
るようになっている。
7、テールプーリ18、ティクアッププーリ22、ベン
ドプーリ21そしてスナブプーリ20の順に巻掛けられ
、前記駆動プーリ17の回転を介して循環的に進行し得
るようになっている。
しかして、以上の如き構成において前記櫛板16a、1
6bの櫛歯16L161は前記駆動プーリ17及びテー
ルプーリ18の直上、つまり縦溝付ベルト19の略変曲
点192において該縦溝付ベルト19の縦溝と噛み合っ
ており、この状態で前記縦溝付ベルト19の移動面19
1と前記櫛板16a、16bの表面とは同一 レベルに
位置している。
6bの櫛歯16L161は前記駆動プーリ17及びテー
ルプーリ18の直上、つまり縦溝付ベルト19の略変曲
点192において該縦溝付ベルト19の縦溝と噛み合っ
ており、この状態で前記縦溝付ベルト19の移動面19
1と前記櫛板16a、16bの表面とは同一 レベルに
位置している。
ところで、以上述べたような各種の動く歩道においては
、乗降口の安全性を確保し、或いは装置自体の保守、点
検、特に緊張装置の調整等を容易に行えるような配慮が
要求されるが、このような点において前記した如き動く
歩道は以下に説明するような問題点を有している。
、乗降口の安全性を確保し、或いは装置自体の保守、点
検、特に緊張装置の調整等を容易に行えるような配慮が
要求されるが、このような点において前記した如き動く
歩道は以下に説明するような問題点を有している。
即ち、前記パレット式のものにあっては、テール側機械
室4の出入口6b直下に前記緊張装置11が設けられて
いるため、この緊張装置11等の調整等は比較的容易に
行うことができる反面、その安全性に問題がある。
室4の出入口6b直下に前記緊張装置11が設けられて
いるため、この緊張装置11等の調整等は比較的容易に
行うことができる反面、その安全性に問題がある。
即ち第2図に示すように、移送チェノ12に取付けられ
た前記縦溝付パレット13は、降口側でテールスプロケ
ット8により多角形の如き状態で下方に送り込まれるの
で、仮に第3図及び第4図に示されるベルト式の如く櫛
板5bを縦溝付パレット13の移動面131と同一レベ
ルに位置せしめた場合には、前記板状の縦溝付パレット
13は、前記櫛板5bの櫛歯51を通過する以前にその
先端が下方に傾き始め、これによってその後端が持ち上
ったり後続の縦溝付パレット13との継目の状態が変化
したりして降口側の安全が保たれない。
た前記縦溝付パレット13は、降口側でテールスプロケ
ット8により多角形の如き状態で下方に送り込まれるの
で、仮に第3図及び第4図に示されるベルト式の如く櫛
板5bを縦溝付パレット13の移動面131と同一レベ
ルに位置せしめた場合には、前記板状の縦溝付パレット
13は、前記櫛板5bの櫛歯51を通過する以前にその
先端が下方に傾き始め、これによってその後端が持ち上
ったり後続の縦溝付パレット13との継目の状態が変化
したりして降口側の安全が保たれない。
このため第2図に示すように櫛板5a 、5bを縦溝付
パレット13の移動面131よりも高いレベルに位置せ
しめ、その櫛歯51を装置内側寄りの未だ水平状態にあ
る縦溝付パレット13に噛み合せてその安全性を確保す
るようにしたものであるが、このような構成においても
櫛板5bの上面と縦溝付パレット13の上面とは段差が
あり、この段差のため利用者がつまずいたり、乳母車、
車イス、ワゴンなどが転倒する等の安全上の問題がある
。
パレット13の移動面131よりも高いレベルに位置せ
しめ、その櫛歯51を装置内側寄りの未だ水平状態にあ
る縦溝付パレット13に噛み合せてその安全性を確保す
るようにしたものであるが、このような構成においても
櫛板5bの上面と縦溝付パレット13の上面とは段差が
あり、この段差のため利用者がつまずいたり、乳母車、
車イス、ワゴンなどが転倒する等の安全上の問題がある
。
また前記ベルト式のものにあっては、前記櫛板16bが
縦溝付ベルト19と同一レベル上に位置しているので前
記パレット式の如き安全上の問題はあまりない。
縦溝付ベルト19と同一レベル上に位置しているので前
記パレット式の如き安全上の問題はあまりない。
しかしながら、縦溝付ベルト19と櫛板16bとのレベ
ルの同一や縦溝付ベルト19の縦溝と櫛板16bの櫛歯
161との適正な噛み合いの状態はテールブー9180
位置によって決められるので、前記パレット式の如くこ
のテールプーリ18に緊張装置を連結することができず
、このため、テールプーリ18の駆動側寄りに別途ティ
クアッププーリ22を設け、これに緊張装置11を連結
し、さらにベルト返しのためのベンドプーリ21を設け
なければならない。
ルの同一や縦溝付ベルト19の縦溝と櫛板16bの櫛歯
161との適正な噛み合いの状態はテールブー9180
位置によって決められるので、前記パレット式の如くこ
のテールプーリ18に緊張装置を連結することができず
、このため、テールプーリ18の駆動側寄りに別途ティ
クアッププーリ22を設け、これに緊張装置11を連結
し、さらにベルト返しのためのベンドプーリ21を設け
なければならない。
しかして、このような構成においては、テールブー1月
8の駆動側寄りに前記した如き装置が配設されるのでテ
ール側機械室4が長手方向に大きくなって建築上の制限
を受けやすく、また緊張装置11がテール側機械室4の
一番奥に配設されることになるので、該緊張装置11の
調整を行う場合テールブー1118側にある出入口6b
からそこまで行くのに困難を伴うという欠点がある。
8の駆動側寄りに前記した如き装置が配設されるのでテ
ール側機械室4が長手方向に大きくなって建築上の制限
を受けやすく、また緊張装置11がテール側機械室4の
一番奥に配設されることになるので、該緊張装置11の
調整を行う場合テールブー1118側にある出入口6b
からそこまで行くのに困難を伴うという欠点がある。
またテールプーリ18に緊張装置を連結できないことに
伴って設けられたティクアッププーリ22及びベンドプ
ーリ21によって、縦溝付ベルト19が大きな屈曲角度
で曲げられるため、それだけ縦溝付ベルト19の寿命が
短くなるという欠点もある。
伴って設けられたティクアッププーリ22及びベンドプ
ーリ21によって、縦溝付ベルト19が大きな屈曲角度
で曲げられるため、それだけ縦溝付ベルト19の寿命が
短くなるという欠点もある。
本考案は以上述べたような従来の欠点を解消するために
考案されたものであって、降口側の安全性を確保し、し
かもベルトの緊張装置の調整を容易に行うことができる
ベルト式動く歩道の提供を目的とする。
考案されたものであって、降口側の安全性を確保し、し
かもベルトの緊張装置の調整を容易に行うことができる
ベルト式動く歩道の提供を目的とする。
このため本考案は、エンドレス状の縦溝付ベルトの移動
面が降口側の櫛板の表面と同一レベルとなるように、前
記縦溝付ベルトの縦溝と櫛板とが噛み合う位置で縦溝付
ベルトの下部にこれを支える支持プーリを設け、前記縦
溝付ベルトの縦溝と櫛板とが噛み合う位置よりも外方寄
りでしかも支持プーリの斜め下方位置には支持プーリ方
向に対して進退可能なテールプーリを設け、これに縦溝
付ベルトの緊張装置を連結するとともに、テールプーリ
のベルト返し側で且つ支持プーリよりも内方寄り下方位
置にスナブプーリ又はスナブローラを設けたことをそい
基本的特徴とする。
面が降口側の櫛板の表面と同一レベルとなるように、前
記縦溝付ベルトの縦溝と櫛板とが噛み合う位置で縦溝付
ベルトの下部にこれを支える支持プーリを設け、前記縦
溝付ベルトの縦溝と櫛板とが噛み合う位置よりも外方寄
りでしかも支持プーリの斜め下方位置には支持プーリ方
向に対して進退可能なテールプーリを設け、これに縦溝
付ベルトの緊張装置を連結するとともに、テールプーリ
のベルト返し側で且つ支持プーリよりも内方寄り下方位
置にスナブプーリ又はスナブローラを設けたことをそい
基本的特徴とする。
次に本考案の一実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
る。
第5図ないし第7図は本考案による動く歩道を示すもの
で、まず、地上面1の下に装置本体を収納するための細
長の収納室2が形成され、この収納室2長さ方向の一端
側は駆動側機械室3に、また他端側はテール側機械室4
となっており、さらには装置本体の長さ方向に欄干14
、移動子すり15が設けられているのは前述した従来の
ものと全く同様であり、また、前記駆動側機械室3及び
テール側機械室4の各上部に櫛歯161を有する平板状
の櫛板16a 、 16bが配設され、該櫛板15a、
16bの外側に出入口$a 、 5bが設けられ、さら
には駆動側機械室3内部に駆動プーリ17が前記櫛板1
6aの櫛歯161の直下で且つ該櫛歯161との間で下
記する縦溝付ベルト19分の間隔をおいた位置に回転可
能に配設され、該駆動プーリ17がその近傍に設けられ
た駆動機9から駆動チェ710を介して伝達される動力
によって回転するようになっており、また、駆動プーリ
17のテール側寄りの位置にはスナブプーリ20が回転
可能に設けられていることは、前記第3図及び第4図に
示されるものと同様である。
で、まず、地上面1の下に装置本体を収納するための細
長の収納室2が形成され、この収納室2長さ方向の一端
側は駆動側機械室3に、また他端側はテール側機械室4
となっており、さらには装置本体の長さ方向に欄干14
、移動子すり15が設けられているのは前述した従来の
ものと全く同様であり、また、前記駆動側機械室3及び
テール側機械室4の各上部に櫛歯161を有する平板状
の櫛板16a 、 16bが配設され、該櫛板15a、
16bの外側に出入口$a 、 5bが設けられ、さら
には駆動側機械室3内部に駆動プーリ17が前記櫛板1
6aの櫛歯161の直下で且つ該櫛歯161との間で下
記する縦溝付ベルト19分の間隔をおいた位置に回転可
能に配設され、該駆動プーリ17がその近傍に設けられ
た駆動機9から駆動チェ710を介して伝達される動力
によって回転するようになっており、また、駆動プーリ
17のテール側寄りの位置にはスナブプーリ20が回転
可能に設けられていることは、前記第3図及び第4図に
示されるものと同様である。
しかして、本考案による動く歩道はそのテール側に特徴
があるものであり、まず、前記櫛板16bの櫛歯161
直下には該櫛歯161との間で下記する縦溝付ベルト1
9分の間隔をおいた位置に縦溝付ベルト19の支持プー
リ23が回転可能に配設さ力1、その直上で縦溝付ベル
ト19の縦溝が櫛板16bの櫛歯と噛み合うよう、縦溝
付ベルト19を支持している。
があるものであり、まず、前記櫛板16bの櫛歯161
直下には該櫛歯161との間で下記する縦溝付ベルト1
9分の間隔をおいた位置に縦溝付ベルト19の支持プー
リ23が回転可能に配設さ力1、その直上で縦溝付ベル
ト19の縦溝が櫛板16bの櫛歯と噛み合うよう、縦溝
付ベルト19を支持している。
またこのようなベルト19と櫛板16bとの噛み合い位
置よりも外方、即ち出入口6b寄りの位置でしかも支持
プーリ23の斜め下方位置、好ましくは、下記する縦溝
付ベルト19を巻掛けたとき縦溝付ベルト19が水平の
状態からZlooないしZ15°下向きの状態となる位
置には支持プーリ23方向即ち斜め方向に対して進退可
能なテールプーリ18が、またテールプーリ18のベル
ト返し側で且つ支持プーリ23の内方側寄り斜め下方の
位置には、第5図に示す如きスナブブーリ24或いは第
6図に示す如きスナブローラ25がそれぞれ回転可能に
配設されている。
置よりも外方、即ち出入口6b寄りの位置でしかも支持
プーリ23の斜め下方位置、好ましくは、下記する縦溝
付ベルト19を巻掛けたとき縦溝付ベルト19が水平の
状態からZlooないしZ15°下向きの状態となる位
置には支持プーリ23方向即ち斜め方向に対して進退可
能なテールプーリ18が、またテールプーリ18のベル
ト返し側で且つ支持プーリ23の内方側寄り斜め下方の
位置には、第5図に示す如きスナブブーリ24或いは第
6図に示す如きスナブローラ25がそれぞれ回転可能に
配設されている。
さらに前記テールプーリ18の主軸181の両軸受(図
示せず)には緊張装置11が連結され、この緊張装置1
1によって、テールプーリ18を出入口6b寄りの斜め
下方に引いて、下記するエンドレス状の縦溝付ベルト1
9を適正な緊張状態に保ち得るようになっている。
示せず)には緊張装置11が連結され、この緊張装置1
1によって、テールプーリ18を出入口6b寄りの斜め
下方に引いて、下記するエンドレス状の縦溝付ベルト1
9を適正な緊張状態に保ち得るようになっている。
そしてエンドレス状の縦溝付ベルト19は駆動プーリ1
7、支持プーリ23、テールプーリ18、ベルト返し側
のスナブプーリ24或いはスナブローラ25、駆動側の
スナブプーリ20と順次巻き掛けら和、前記駆動プーリ
17の回転によって循環的に進行し得るようになってい
る。
7、支持プーリ23、テールプーリ18、ベルト返し側
のスナブプーリ24或いはスナブローラ25、駆動側の
スナブプーリ20と順次巻き掛けら和、前記駆動プーリ
17の回転によって循環的に進行し得るようになってい
る。
しかして、以上の如き構成において、櫛板16a、16
bの櫛歯16L161は前記駆動プーリ17及び支持ブ
ー1j18の直上つまり縦溝付ベルト19の略変曲点1
92において、該縦溝付ヘルド19の縦溝に噛み合って
おり、この状態で縦溝付ベルト19の移動面191と前
記櫛板16a、16bの表面とは同一レベルに位置して
いる。
bの櫛歯16L161は前記駆動プーリ17及び支持ブ
ー1j18の直上つまり縦溝付ベルト19の略変曲点1
92において、該縦溝付ヘルド19の縦溝に噛み合って
おり、この状態で縦溝付ベルト19の移動面191と前
記櫛板16a、16bの表面とは同一レベルに位置して
いる。
また緊張装置11はテール側の出入口6bの直下に位置
している。
している。
以上述べた如き構成においては、テール側の櫛板16b
の櫛歯161が縦溝付ベルト19の略変曲点192で縦
溝付ベルト19の縦溝と噛み合い、この状態で縦溝付ベ
ルト19の移動面191と櫛板16bの表面とが同一レ
ベルに位置せしめられるいで、利用者がその部分でつま
ずいたりすることは効果的に防止される。
の櫛歯161が縦溝付ベルト19の略変曲点192で縦
溝付ベルト19の縦溝と噛み合い、この状態で縦溝付ベ
ルト19の移動面191と櫛板16bの表面とが同一レ
ベルに位置せしめられるいで、利用者がその部分でつま
ずいたりすることは効果的に防止される。
また縦溝付ベルト19の移動面191を櫛板16bの表
面と同一レベルに位置せしめているのはテールプーリ1
8とは別途に設けられた支持プーリ23であり、このた
め緊張装置11をテール側の出入口6bの直下に位置せ
しめてこれをテールプーリ18に連結することが可能と
なり、出入口6bの略直下の位置で緊張装置11の調整
を行うことができる。
面と同一レベルに位置せしめているのはテールプーリ1
8とは別途に設けられた支持プーリ23であり、このた
め緊張装置11をテール側の出入口6bの直下に位置せ
しめてこれをテールプーリ18に連結することが可能と
なり、出入口6bの略直下の位置で緊張装置11の調整
を行うことができる。
以上述べたような本考案による動く歩道によれば、エン
ドレス状の縦溝付ベルト19の移動面191が降口側の
櫛板6bの表面と同一レベルとなるように、前記縦溝付
ベルト19の縦溝と櫛板16bとが噛み合う位置で縦溝
付ベルト19の下部にこれを支える支持プーリ23を設
け、前記縦溝付ベルト19の縦溝と櫛板16bとが噛み
合う位置よりも外方寄りでしかも支持ブーIJ23の斜
め下方位置には支持プーリ方向に対して進退可能ナテー
ルプ−IJ18を設け、これに縦溝付ベルト19の緊張
装置11を連結するとともに、テールプーリ18のベル
ト返し側で且つ支持プーリ23よりも内方寄り下方位置
にスナブプーリ24又はスナブローラ25を設けたので
、動く歩道のテール側における縦溝付ベルトの移動面と
櫛板の表面とが常時同一レベルになり不都合な段差を生
ぜしめないものであり、これによって動く歩道の降口側
で利用者がつまずいたり、乳母車、車イス、ワゴン等が
転倒する等の危険な事態の発生が効果的に防止されると
ともに、緊張装置を出入口の直下に位置せしめることが
できるので、緊張装置の調整を出入口の略直下の位置で
容易に行うことが可能となり、さらにはテールプーリに
緊張装置を連結したため、従来い如くテール側機械室の
駆動側寄りに別途ティクアッププーリを設け、これに緊
張装置を連結する必要がなくなり、これによってテール
側機械室の長さを従来に較べて短くすることができて建
築上非常に有利なものとなり、またティクアッププーリ
或いはペントプーリが不要となったことに伴い、従来の
ような縦溝付ベルトに大きな屈曲角度を持たせる必要が
なくなり、これによって縦溝付ベルトの寿命を長くする
ことができるとともに縦溝付ベルトの長さ自体を短くす
ることができ、経済的である等の諸種の利点を有するも
のである。
ドレス状の縦溝付ベルト19の移動面191が降口側の
櫛板6bの表面と同一レベルとなるように、前記縦溝付
ベルト19の縦溝と櫛板16bとが噛み合う位置で縦溝
付ベルト19の下部にこれを支える支持プーリ23を設
け、前記縦溝付ベルト19の縦溝と櫛板16bとが噛み
合う位置よりも外方寄りでしかも支持ブーIJ23の斜
め下方位置には支持プーリ方向に対して進退可能ナテー
ルプ−IJ18を設け、これに縦溝付ベルト19の緊張
装置11を連結するとともに、テールプーリ18のベル
ト返し側で且つ支持プーリ23よりも内方寄り下方位置
にスナブプーリ24又はスナブローラ25を設けたので
、動く歩道のテール側における縦溝付ベルトの移動面と
櫛板の表面とが常時同一レベルになり不都合な段差を生
ぜしめないものであり、これによって動く歩道の降口側
で利用者がつまずいたり、乳母車、車イス、ワゴン等が
転倒する等の危険な事態の発生が効果的に防止されると
ともに、緊張装置を出入口の直下に位置せしめることが
できるので、緊張装置の調整を出入口の略直下の位置で
容易に行うことが可能となり、さらにはテールプーリに
緊張装置を連結したため、従来い如くテール側機械室の
駆動側寄りに別途ティクアッププーリを設け、これに緊
張装置を連結する必要がなくなり、これによってテール
側機械室の長さを従来に較べて短くすることができて建
築上非常に有利なものとなり、またティクアッププーリ
或いはペントプーリが不要となったことに伴い、従来の
ような縦溝付ベルトに大きな屈曲角度を持たせる必要が
なくなり、これによって縦溝付ベルトの寿命を長くする
ことができるとともに縦溝付ベルトの長さ自体を短くす
ることができ、経済的である等の諸種の利点を有するも
のである。
第1図及び第2図は従来のパレット式動く歩道を示すも
のであって、第1図は側面図、第2図は第1図に示すも
のの縦溝付パレットと櫛板とが噛み合う状態を示す断面
図である。 第3図及び第4図は同じ〈従来のベルト式動く歩道を示
すものであって、第3図は側面図、第4図は第3図に示
すものの縦溝付ベルトと櫛板とが噛み合う状態を示す断
面図である。 第5図ないし第7図は本考案による動く歩道を示すもの
であって、第5図は側面図、第6図は他の実施例におけ
るテニル側を部分的に示す側面図、第7図は第5図に示
すものの縦溝付ベルトと櫛板とが噛み合う状態を示す断
面図である。 図中、6bはテール側の櫛板、11は緊張装置、18は
テールプーリ、19は縦溝付ベルト、23は支持プーリ
、24はスナブブーリ、25はスナブローラ、191は
縦溝付ベルトの移動面を各示す。
のであって、第1図は側面図、第2図は第1図に示すも
のの縦溝付パレットと櫛板とが噛み合う状態を示す断面
図である。 第3図及び第4図は同じ〈従来のベルト式動く歩道を示
すものであって、第3図は側面図、第4図は第3図に示
すものの縦溝付ベルトと櫛板とが噛み合う状態を示す断
面図である。 第5図ないし第7図は本考案による動く歩道を示すもの
であって、第5図は側面図、第6図は他の実施例におけ
るテニル側を部分的に示す側面図、第7図は第5図に示
すものの縦溝付ベルトと櫛板とが噛み合う状態を示す断
面図である。 図中、6bはテール側の櫛板、11は緊張装置、18は
テールプーリ、19は縦溝付ベルト、23は支持プーリ
、24はスナブブーリ、25はスナブローラ、191は
縦溝付ベルトの移動面を各示す。
Claims (1)
- エンドレス状の縦溝付ベルトを用い且つ乗降口に前記縦
溝付ベルトの縦溝と噛み合う櫛歯を有する櫛板を備えた
動く歩道において、前記縦溝付ベルトの移動面が降口側
の櫛板の表面と同一レベルとなるように、前記縦溝付ベ
ルトの縦溝と櫛板とが噛み合う位置で縦溝付ベルトの下
部にこれを支える支持プーリを設け、前記縦溝付ベルト
の縦溝と櫛板とが噛み合う位置よりも外方寄りでしかも
支持プーリの斜め下方位置には支持プーリ方向に対して
進退可能なテールプーリを設け、これに縦溝付ベルトの
緊張装置を連結するとともに、テールプーリのベルト返
し側で且つ支持ブーりよりも内方寄り下方位置にスナブ
プーリ又はスナブローラを設けたことを特徴とするベル
ト式動く歩道。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978163115U JPS5844149Y2 (ja) | 1978-11-29 | 1978-11-29 | ベルト式動く歩道 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978163115U JPS5844149Y2 (ja) | 1978-11-29 | 1978-11-29 | ベルト式動く歩道 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5583457U JPS5583457U (ja) | 1980-06-09 |
JPS5844149Y2 true JPS5844149Y2 (ja) | 1983-10-06 |
Family
ID=29159466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978163115U Expired JPS5844149Y2 (ja) | 1978-11-29 | 1978-11-29 | ベルト式動く歩道 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844149Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997009266A1 (en) * | 1995-09-06 | 1997-03-13 | Fujitec Co., Ltd. | Moving walk |
-
1978
- 1978-11-29 JP JP1978163115U patent/JPS5844149Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997009266A1 (en) * | 1995-09-06 | 1997-03-13 | Fujitec Co., Ltd. | Moving walk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5583457U (ja) | 1980-06-09 |
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