JPS5844004B2 - 高圧作動油濾過用フィルタ−の製造方法 - Google Patents
高圧作動油濾過用フィルタ−の製造方法Info
- Publication number
- JPS5844004B2 JPS5844004B2 JP54096398A JP9639879A JPS5844004B2 JP S5844004 B2 JPS5844004 B2 JP S5844004B2 JP 54096398 A JP54096398 A JP 54096398A JP 9639879 A JP9639879 A JP 9639879A JP S5844004 B2 JPS5844004 B2 JP S5844004B2
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- JP
- Japan
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- filter paper
- adhesive
- filter
- hollow cylinder
- perforated hollow
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- Expired
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C33/00—Making ferrous alloys
- C22C33/02—Making ferrous alloys by powder metallurgy
- C22C33/0257—Making ferrous alloys by powder metallurgy characterised by the range of the alloying elements
- C22C33/0278—Making ferrous alloys by powder metallurgy characterised by the range of the alloying elements with at least one alloying element having a minimum content above 5%
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- Metallurgy (AREA)
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- Powder Metallurgy (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高圧作動油濾適用フィルターの波状、かつ円筒
状の濾紙の端縁に浸潤せしめた揮発性の有機溶剤にて、
前記濾紙の端縁に嵌設するエンドプレートの凹部に予め
容入しておいた軟泥状の接着剤を溶解し、この溶解した
接着剤を、揮発した溶剤の空隙に進入せしめて、溶剤と
接着剤とを置換せしめて有孔中空筒と濾紙およびこれら
の端縁に嵌合したエンドプレートとを一体状に結合する
ことを特徴とする高圧作動油濾適用フィルターの製造方
法に関する。
状の濾紙の端縁に浸潤せしめた揮発性の有機溶剤にて、
前記濾紙の端縁に嵌設するエンドプレートの凹部に予め
容入しておいた軟泥状の接着剤を溶解し、この溶解した
接着剤を、揮発した溶剤の空隙に進入せしめて、溶剤と
接着剤とを置換せしめて有孔中空筒と濾紙およびこれら
の端縁に嵌合したエンドプレートとを一体状に結合する
ことを特徴とする高圧作動油濾適用フィルターの製造方
法に関する。
従来における濾紙とエンドプレートとの接着方法は、エ
ンドプレートの外周に設けた凹部に泥状の接着剤を容入
し、この接着剤に波状の濾紙の両端を挿入し、前記接着
剤を乾燥して、波状の濾紙の両端にエンドプレートを接
着する方法であった。
ンドプレートの外周に設けた凹部に泥状の接着剤を容入
し、この接着剤に波状の濾紙の両端を挿入し、前記接着
剤を乾燥して、波状の濾紙の両端にエンドプレートを接
着する方法であった。
この方法によるときは、波状の濾紙と接着剤との接着が
不完全で、高圧作動油の圧力にて接着部が損傷し、濾過
作用を営まなくなる欠点があった。
不完全で、高圧作動油の圧力にて接着部が損傷し、濾過
作用を営まなくなる欠点があった。
本発明は上記の欠点を除去するために提案された高圧作
動油濾適用フィルターの製造方法の発明である。
動油濾適用フィルターの製造方法の発明である。
即ち本発明は有孔中空筒の外周に円筒状の波状の濾紙を
設け、該濾紙の両端に揮発性の有機溶剤を浸潤せしめ、
この浸潤部分をエンドプレートの凹部内に予め容入した
接着剤に挿し込み、前記有機溶剤にて接着剤の一部を溶
解し、この溶解した接着剤を波状の濾紙を組成する繊維
層に、これの毛管現象により進入せしめて、前記有機溶
剤と接着剤とを置換して、有孔中空筒と濾紙およびエン
ドプレートとを接着剤にて一体状に固結することを特徴
とする高圧作動油濾適用フィルターの製造方法の発明で
ある。
設け、該濾紙の両端に揮発性の有機溶剤を浸潤せしめ、
この浸潤部分をエンドプレートの凹部内に予め容入した
接着剤に挿し込み、前記有機溶剤にて接着剤の一部を溶
解し、この溶解した接着剤を波状の濾紙を組成する繊維
層に、これの毛管現象により進入せしめて、前記有機溶
剤と接着剤とを置換して、有孔中空筒と濾紙およびエン
ドプレートとを接着剤にて一体状に固結することを特徴
とする高圧作動油濾適用フィルターの製造方法の発明で
ある。
これを添附図面について説明すると次のようである。
添附図面において１は波状を連続形成した濾紙であって
、該濾紙１を円筒状に形成し、かつ両端を合せ、その合
せ目を固定具にて固定して中空円筒に形成する。
、該濾紙１を円筒状に形成し、かつ両端を合せ、その合
せ目を固定具にて固定して中空円筒に形成する。
該波状の濾紙１の内方に、周壁に多数の透孔２を穿って
網状となした有孔中空筒３を内装し、かつ濾紙１の両端
部をこれに予め揮発性の有機溶剤４、例えばトリクレン
に浸漬して、該波状の濾紙を組成する繊維層中に前記有
機の溶剤４を含浸せしめる。
網状となした有孔中空筒３を内装し、かつ濾紙１の両端
部をこれに予め揮発性の有機溶剤４、例えばトリクレン
に浸漬して、該波状の濾紙を組成する繊維層中に前記有
機の溶剤４を含浸せしめる。
前記のように有機性の溶剤４を浸潤した濾紙１の両端と
有孔中空筒３の両端とに皿状のエンドプレート５の凹部
６を予め軟泥状の接着剤７を容入して被冠する。
有孔中空筒３の両端とに皿状のエンドプレート５の凹部
６を予め軟泥状の接着剤７を容入して被冠する。
即ち該凹部６に容入する接着剤７は、例えばエポキシ系
樹脂製の接着剤７を凹部６の端縁まで容入し、該接着剤
７に、濾紙１の両端を挿し込むことによって、前記有機
性の溶剤４にて接着剤７の一部を溶解し、このように溶
解した接着剤７は波状の濾紙１を組成する繊維層中に毛
管現象により吸入される。
樹脂製の接着剤７を凹部６の端縁まで容入し、該接着剤
７に、濾紙１の両端を挿し込むことによって、前記有機
性の溶剤４にて接着剤７の一部を溶解し、このように溶
解した接着剤７は波状の濾紙１を組成する繊維層中に毛
管現象により吸入される。
即ち溶剤４は接着剤７を溶解する一方、他方において揮
発した空隙部分に濾紙１を組成する繊維層の毛管現象に
より、該波状の濾紙１の繊維層中に吸入され、有機性の
溶剤４と接着剤７とを置換し、置換された接着剤７と四
部６内の接着剤７とが互に連繋し、かつ有孔中空筒３と
前記波状の濾紙１およびエンドプレート５とを一体状に
固結し、全体の接着を強固にする。
発した空隙部分に濾紙１を組成する繊維層の毛管現象に
より、該波状の濾紙１の繊維層中に吸入され、有機性の
溶剤４と接着剤７とを置換し、置換された接着剤７と四
部６内の接着剤７とが互に連繋し、かつ有孔中空筒３と
前記波状の濾紙１およびエンドプレート５とを一体状に
固結し、全体の接着を強固にする。
前記の工程を経た波状の濾紙１にて形成したフィルター
を乾燥装置に移して必要温度にて強制的に乾燥して残存
している有機溶剤４を揮発し、更に接着剤７の水分を蒸
発させて波状の濾紙とエンドプレート５および有孔中空
筒３の接着を強固にし２、その状態を保つものである。
を乾燥装置に移して必要温度にて強制的に乾燥して残存
している有機溶剤４を揮発し、更に接着剤７の水分を蒸
発させて波状の濾紙とエンドプレート５および有孔中空
筒３の接着を強固にし２、その状態を保つものである。
有機性の溶剤４、接着剤７より水分を蒸発した後、フィ
ルターを乾燥装置より取出し製造を終るものである。
ルターを乾燥装置より取出し製造を終るものである。
尚図中符号８は濾過される油の流体通路、９は有孔管中
空筒３の内方に外周を取付けた補強材、１０はエンドプ
レート５の保持板である。
空筒３の内方に外周を取付けた補強材、１０はエンドプ
レート５の保持板である。
本発明は上記のように、有孔中空筒の外周に、波形を連
続形成し、かつ中空円筒状に形成した濾紙を、これの両
端縁に揮発性の有機溶剤を予め浸潤せしめて嵌設し、該
濾紙の連続波形部の内周折返部を前記有孔中空筒の外周
に接触せしめ、更に該有孔中空筒と前記濾紙との端縁に
、断面凹字形で中央に透孔を有する輪状のエンドプレー
トを、これの凹部に軟泥状接着剤を予め容入して嵌合し
前記濾紙の有機性の溶剤にて前記軟泥状の接着剤を溶解
する一方、他方において有機性の溶剤は揮発して生じた
空隙に溶解した接着剤を濾紙の繊維の毛管現象にて、該
濾紙の組織内に進入して、溶剤と接着剤とを置換せしめ
て前記有孔中空筒と濾紙の端縁および前記エンドプレー
トとを一体状に固結するから、有孔中空筒と濾紙および
エンドプレートとの結合は極めて強固で、高圧作動油の
濾過用として最適である。
続形成し、かつ中空円筒状に形成した濾紙を、これの両
端縁に揮発性の有機溶剤を予め浸潤せしめて嵌設し、該
濾紙の連続波形部の内周折返部を前記有孔中空筒の外周
に接触せしめ、更に該有孔中空筒と前記濾紙との端縁に
、断面凹字形で中央に透孔を有する輪状のエンドプレー
トを、これの凹部に軟泥状接着剤を予め容入して嵌合し
前記濾紙の有機性の溶剤にて前記軟泥状の接着剤を溶解
する一方、他方において有機性の溶剤は揮発して生じた
空隙に溶解した接着剤を濾紙の繊維の毛管現象にて、該
濾紙の組織内に進入して、溶剤と接着剤とを置換せしめ
て前記有孔中空筒と濾紙の端縁および前記エンドプレー
トとを一体状に固結するから、有孔中空筒と濾紙および
エンドプレートとの結合は極めて強固で、高圧作動油の
濾過用として最適である。
また接着剤を有機性溶剤にて溶解すると同時に、溶剤は
揮発して形成した空隙を接着剤にて埋めることができる
。
揮発して形成した空隙を接着剤にて埋めることができる
。
即ち、溶解された接着剤を濾紙の組織の繊維の毛管現象
にて、該濾紙の組織の深層に進入して、濾紙組織自体の
接着を強固にする。
にて、該濾紙の組織の深層に進入して、濾紙組織自体の
接着を強固にする。
しかも溶解した接着剤は有孔中空筒と濾紙の端縁および
エンドプレートとの接着を確実にする。
エンドプレートとの接着を確実にする。
従って高圧作動油を１孔中空筒に連結した連管にて該右
孔中空筒内に高圧油を圧送しても、濾紙の端縁よりエン
ドプレートが外れることがなく、高圧作動油を濾紙にて
確実に濾過することができる。
孔中空筒内に高圧油を圧送しても、濾紙の端縁よりエン
ドプレートが外れることがなく、高圧作動油を濾紙にて
確実に濾過することができる。
また有孔中空筒の存在により、高圧動力油が濾紙に直接
及ぼさないので、濾紙が高圧油の強尿にて膨張すること
がなく、濾過の目的を完全に果し得る。
及ぼさないので、濾紙が高圧油の強尿にて膨張すること
がなく、濾過の目的を完全に果し得る。
檀に有孔中空筒と濾紙の長さが犬であるときは、有孔中
空筒内に有孔輪状の補強材を取付けることによって、有
孔中空筒が高圧によって外方に膨出するのを防ぐことが
できる。
空筒内に有孔輪状の補強材を取付けることによって、有
孔中空筒が高圧によって外方に膨出するのを防ぐことが
できる。
第１図は本発明フィルターの正面図、第２図は同じく波
状の濾紙の縦断側面図、第３図は第１図ａ−ａ線の断面
図、第４図は一部を切欠して示す波状の濾紙の平面図、
第５図は波状の濾紙とエンドプレートとの接着状態を示
す一部拡大断面図、第６図は波状の濾紙とエンドプレー
１・との接着状態を一部切欠して示す拡大断面図である
。
状の濾紙の縦断側面図、第３図は第１図ａ−ａ線の断面
図、第４図は一部を切欠して示す波状の濾紙の平面図、
第５図は波状の濾紙とエンドプレートとの接着状態を示
す一部拡大断面図、第６図は波状の濾紙とエンドプレー
１・との接着状態を一部切欠して示す拡大断面図である
。
Claims (1)
- １ 有孔中空筒の外周に、波形を連続形成し、かつ中空
円筒状に形成した濾紙を、これの端縁に揮発性の有機溶
剤を予め浸潤せしめて嵌設し、該濾紙の連続波形部の内
周折り退部を前記有孔中空筒の外周に接触せしめ、更に
該有孔中空筒と濾紙との端縁に断面凹字形で中央に透孔
を有する輪状のエンドプレートを、これの凹部に軟泥状
の接着剤を予め容入して嵌合し、前記濾紙の揮発性の有
機溶剤にて、前記軟泥状の接着剤を溶解する一方、他方
において該揮発性の溶剤は揮発して生じた空隙に溶解し
た接着剤を濾紙の繊維の毛管現象にて該濾紙の組織内に
進入して溶剤と接着剤とを置換せしめて、前記有孔中空
筒と濾紙の端縁および前記エンドプレートとを一体状に
固結することを特徴とする高圧作動油濾適用フィルター
の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54096398A JPS5844004B2 (ja) | 1979-07-29 | 1979-07-29 | 高圧作動油濾過用フィルタ−の製造方法 |
| DE19803027785 DE3027785C2 (de) | 1979-07-29 | 1980-07-23 | Verfahren zur Herstellung gesinterter Eisen-Kupfer Legierungen hoher Dichte |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54096398A JPS5844004B2 (ja) | 1979-07-29 | 1979-07-29 | 高圧作動油濾過用フィルタ−の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5621611A JPS5621611A (en) | 1981-02-28 |
| JPS5844004B2 true JPS5844004B2 (ja) | 1983-09-30 |
Family
ID=14163848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54096398A Expired JPS5844004B2 (ja) | 1979-07-29 | 1979-07-29 | 高圧作動油濾過用フィルタ−の製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5844004B2 (ja) |
| DE (1) | DE3027785C2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0420962B1 (en) * | 1989-04-07 | 1994-01-05 | Aktiebolaget Electrolux | Manufacture of dimensionally precise pieces by sintering |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5184461A (en) * | 1975-01-21 | 1976-07-23 | Nippon Denso Co | Rokaerementooyobi sonoseizohoho |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB975322A (en) * | 1960-05-04 | 1964-11-18 | Birmingham Small Arms Co Ltd | Improvements in or relating to metal powders and articles made therefrom |
| GB1074911A (en) * | 1965-06-08 | 1967-07-05 | Bound Brook Ltd | Improvements in or relating to metal powders and articles formed therefrom |
-
1979
- 1979-07-29 JP JP54096398A patent/JPS5844004B2/ja not_active Expired
-
1980
- 1980-07-23 DE DE19803027785 patent/DE3027785C2/de not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5184461A (en) * | 1975-01-21 | 1976-07-23 | Nippon Denso Co | Rokaerementooyobi sonoseizohoho |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3027785A1 (de) | 1981-02-12 |
| JPS5621611A (en) | 1981-02-28 |
| DE3027785C2 (de) | 1988-03-03 |
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