JPS5844002Y2 - 軸受装置 - Google Patents

軸受装置

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Publication number
JPS5844002Y2
JPS5844002Y2 JP7782379U JP7782379U JPS5844002Y2 JP S5844002 Y2 JPS5844002 Y2 JP S5844002Y2 JP 7782379 U JP7782379 U JP 7782379U JP 7782379 U JP7782379 U JP 7782379U JP S5844002 Y2 JPS5844002 Y2 JP S5844002Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer ring
bearing device
ball bearing
support member
hollow axle
Prior art date
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Expired
Application number
JP7782379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55177529U (ja
Inventor
秋洋 土屋
Original Assignee
日本精工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本精工株式会社 filed Critical 日本精工株式会社
Priority to JP7782379U priority Critical patent/JPS5844002Y2/ja
Publication of JPS55177529U publication Critical patent/JPS55177529U/ja
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Publication of JPS5844002Y2 publication Critical patent/JPS5844002Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主として自動車の従動輪に使用される軸受
装置に関するものである。
この種の軸受装置にあっては、従来から軽量化や製造原
価の低減を目的として車軸を中空にすることが提案され
ているが、いずれも、ころがり軸受の内輪を車軸に固定
するにあたって、車軸端に有するねじにナツトをはめて
締付けたり、車軸端を押し広げて前記内輪をかしめたり
するような構造であったため、道路からの力はすべて車
軸で負担することになって、中空車軸の厚さを相当に厚
くしなければならず、所期の目的は達せられなかった。
この考案は、車軸には道路からの荷重のうちラジアル荷
重のみがかかるようにすることにより、軽量化した軸受
装置を提供するものである。
つぎに、この考案の軸受装置を、第1図ないし第3図に
示す実施例について説明すると、1は外輪2と玉3と内
輪4とを有する玉軸受、5は車輪部材、6は車体の支持
部材、Iは前記支持部材6とは別体で金属板から有底円
筒状にプレス成形され、円筒部71に続いて反底側に段
部72を有する中空車軸、8は前記支持部材6に螺合固
定された締付部材、9は前記内輪4の押え部材である。
第1図は、この考案の軸受装置の第1実施例であって、
玉軸受1は、中央部に共通の肩部21をもった複列の内
方軌道22.22を有するアンギュラ形外輪2と、前記
外輪2のそれぞれの内方軌道22.22と玉3を介して
アンギュラ接触する単列外方軌道41を有する2個のア
ンギュラ形内輪4,4を有するアンギュラ玉軸受となっ
ている。
前記外輪2は、外周面にフランジ23と該フランジ23
にある複数個のねじ穴24 、24・・・とからなる車
輪部材5への取付手段25を有し、車輪部材5はブレー
キドラム51であって、該ブレーキドラム51に前記外
輪2が前記取付手段25と複数のねじ26,26・・・
により固定されている。
中空車軸7は、段部72に続いて反底側に複数の穴73
.73・・・を有する7ランジT4が形成され、複数の
ポル)75,75・・・によりブレーキ部材取付板10
を介して支持部材6に取りつけられている。
そして、前記中空車軸Iの円筒部61に前記内輪4,4
が嵌合されており、かつ、前記内輪4,4が複数の締付
部材8,8により前記中空車軸1の段部72と内輪の押
え部材9との間で挟持的に支持されている。
第2図は、この考案の軸受装置の第2実施例であって、
車輪部材5は複数のポル)26,26・・・によ・リブ
レーキドラム51゛に固定され九ハウジング52に外輪
2が嵌合固定されている。
中空車軸7は、段部72に続いてブレーキ部材取付板1
0が一体となっていて、複数のボルト75.75・・・
により支持部材6に取りつけられていも。
第3図は、この考案の軸受装置の第3実施例であつ六玉
軸受1は、単列の内方軌道22を有する外輪1と、前記
内方軌道22と玉3を介して対向する単列の外方軌道4
1を有する内輪4を含む深みぞ玉軸受となっている。
なお、その他の取付は構造は前記実施例のものと相違し
ない。
以上のように、この考案の軸受装置にあっては、外輪と
内輪とを含む玉軸受を備え、前記玉軸受は車輪部材に前
記外輪が固定され、車体の支持部材とは別体で該支持部
材に取りつけられる中空車軸に前記内輪が嵌合されてお
り、かつ、前記内輪が、前記支持部材に螺合固定された
締付部材により、中空車軸の段部と内輪の押え部材との
間で挟持的に支持されているので、道路からの荷重のう
ちモーメント荷重は内輪の押え部材を介して締付部材に
かかり、中空車軸にはラジアル荷重のみがかかるため、
該中空車軸の肉厚を従来より薄くすることができて軸受
装置の軽量化の目的を達し得るばかりでなく、車軸の材
質も従来より軟質の材質でよく、加工も容易となる。
なお、実施例においては、すべてドラムブレーキ方式の
車輪について説明したが、ディスクブレーキ方式の車輪
についても同様に実施するものである。
筐た、単列玉軸受の場合は4点接触玉軸受であってもよ
い。
更には、当然のことであるが、軸受装置の細部構造は実
施例に限定されるものではなく、請求の範囲内で適宜変
更して実施するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、それぞれこの考案の軸受装置の
第1実施例、第2実施例および第3実施例を示す要部縦
断側面図である。 図面の符号中、1は玉軸受、2は外輪、21は共通の肩
部、22は内方軌道、25は取付手段、3は玉、4は内
輪、41は外方軌道、5は車輪部材、51はブレーキド
ラム、6は支持部材、7は中空車軸、72は中空車軸の
段部、8は締付部材、9は内輪の押え部材、10はブレ
ーキ部材取付板である。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)少なくとも1列の内方軌道を有する外輪と前記内
    方軌道と玉を介して対向する少なくとも1列の外方軌道
    を有する内輪とを含む玉軸受を備え、前記玉軸受は、車
    輪部材に前記外輪が固定され、車体の支持部材とは別体
    で該支持部材に取りつけられる中空車軸に前記内輪が嵌
    合されて釦り、かつ、前記内輪が、前記支持部材に螺合
    固定された締付部材により、中空車軸の段部と内輪の押
    え部材との間で挟持的に支持されている軸受装置。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項において、玉軸受
    が、中央部に共通の肩部を有する複列の内方軌道を有す
    るアンギュラ形外輪と、前記外輪のそれぞれの軌道とア
    ンギュラ接触する単列外方軌道を有する2個のアンギュ
    ラ形内輪とを含むアンギュラ玉軸受となっている軸受装
    置。
  3. (3)実用新案登録請求の範囲第1項または第2項にお
    いて、車輪部材がブレーキドラムであり、中空車軸がブ
    レーキ部材取付板と一体となっている軸受装置。
  4. (4)実用新案登録請求の範囲第1項または第2項にお
    いて、外輪に車輪部材への取付手段を有する軸受装置。
JP7782379U 1979-06-09 1979-06-09 軸受装置 Expired JPS5844002Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7782379U JPS5844002Y2 (ja) 1979-06-09 1979-06-09 軸受装置

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JP7782379U JPS5844002Y2 (ja) 1979-06-09 1979-06-09 軸受装置

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Publication Number Publication Date
JPS55177529U JPS55177529U (ja) 1980-12-19
JPS5844002Y2 true JPS5844002Y2 (ja) 1983-10-05

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ID=29311294

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