JPS5843666Y2 - 四サイクル内燃機関 - Google Patents
四サイクル内燃機関Info
- Publication number
- JPS5843666Y2 JPS5843666Y2 JP13772577U JP13772577U JPS5843666Y2 JP S5843666 Y2 JPS5843666 Y2 JP S5843666Y2 JP 13772577 U JP13772577 U JP 13772577U JP 13772577 U JP13772577 U JP 13772577U JP S5843666 Y2 JPS5843666 Y2 JP S5843666Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camshaft
- internal combustion
- combustion engine
- gear case
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はギヤケース並びに内燃機関全体の小形化、軽量
化を計るようにカム軸並びに燃料ポンプを配設した四す
イクル内燃機関番、こ関するものである。
化を計るようにカム軸並びに燃料ポンプを配設した四す
イクル内燃機関番、こ関するものである。
従来、クランク軸及びカム軸を平行に設けた四サイクル
内燃機関に於ては、シリンダ中心軸とクランク軸中心を
結ぶ線上にカム軸中心が配設されており、このカム軸に
固設された燃料カムにより駆動される燃料ポンプがこの
線上から直角の方向、乃至は若干の角度をもって配設さ
れている。
内燃機関に於ては、シリンダ中心軸とクランク軸中心を
結ぶ線上にカム軸中心が配設されており、このカム軸に
固設された燃料カムにより駆動される燃料ポンプがこの
線上から直角の方向、乃至は若干の角度をもって配設さ
れている。
しかしながら、この場合ギヤケースの幅の最大寸法は、
燃料噴射ポンプの寸法により決定され、どうしてもギヤ
ケニスの幅寸法が広くなるという欠点があった。
燃料噴射ポンプの寸法により決定され、どうしてもギヤ
ケニスの幅寸法が広くなるという欠点があった。
またギヤケースの横幅寸法をクランク軸中心に対し対称
にすると、横幅寸法が広くなり、ギヤケースが犬さくな
るのでその内燃機関の外形寸法も大きくなり、且つ重量
も増大するという欠点があった。
にすると、横幅寸法が広くなり、ギヤケースが犬さくな
るのでその内燃機関の外形寸法も大きくなり、且つ重量
も増大するという欠点があった。
そこで本考案は前記従来の欠点を解消するため、カム軸
及び燃料噴射ポンプの配置を変えることにより、ギヤケ
ースの幅寸法を狭くし、ギヤケースの小形化及び軽量化
を計り、且つ内燃機関全体の小形化及び軽量化を計る事
を目的としたものである。
及び燃料噴射ポンプの配置を変えることにより、ギヤケ
ースの幅寸法を狭くし、ギヤケースの小形化及び軽量化
を計り、且つ内燃機関全体の小形化及び軽量化を計る事
を目的としたものである。
即ち本考案はクランク軸及びカム軸が平行に設けられ、
且つカム軸の一端がギヤケース蓋部にて支持されている
内燃機関に於て、カム軸中心をシリンダ中心から片側に
ずりして設けると共に、該カム軸により１駆動される燃
料噴射ポンプを上記シリンダ中心に対しカム軸と反対側
に配置してなる四サイクル内燃機関から構成される。
且つカム軸の一端がギヤケース蓋部にて支持されている
内燃機関に於て、カム軸中心をシリンダ中心から片側に
ずりして設けると共に、該カム軸により１駆動される燃
料噴射ポンプを上記シリンダ中心に対しカム軸と反対側
に配置してなる四サイクル内燃機関から構成される。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本考案の実施例に於ける四サイクル内燃機関の
側断面図、第２図は第１図の四サイクル内燃機関の一部
断面の平面図である。
側断面図、第２図は第１図の四サイクル内燃機関の一部
断面の平面図である。
まず第１図及び第２図を参照して本考案の内燃機関につ
いて説明するに、クランク軸２はクランクケース１２の
シリンダライナ１０嵌合部から延設された両側の壁面部
材５，６に於て、主軸受１１を介して支持されている。
いて説明するに、クランク軸２はクランクケース１２の
シリンダライナ１０嵌合部から延設された両側の壁面部
材５，６に於て、主軸受１１を介して支持されている。
一方カム軸３はギヤケース蓋７側の壁面部材６とギヤケ
ース蓋７の内側部にて支持されている。
ース蓋７の内側部にて支持されている。
即ち、クランクケース１２にはカム軸３は貫通していな
い構造である。
い構造である。
そこで本考案ではカム軸３をクランク軸２の中心からシ
リンダヘッド４側にクランク軸２に平行に且つシリンダ
中心軸Ｘ−Ｘから寸法Ｅたげずらせた位置に配設してい
る。
リンダヘッド４側にクランク軸２に平行に且つシリンダ
中心軸Ｘ−Ｘから寸法Ｅたげずらせた位置に配設してい
る。
そして、シリンダ中心軸Ｘ−Ｘをはさんだカム軸３の反
対側にこのカム軸３に固設された燃料カム１６により駆
動される燃料噴射ポンプ１を第２図に示すように配設し
ている。
対側にこのカム軸３に固設された燃料カム１６により駆
動される燃料噴射ポンプ１を第２図に示すように配設し
ている。
ギヤケース１３の幅寸法はこの種の四サイクル内燃機関
に於ては、通常、カム歯車１４の半径及び燃料カム１６
の最大半径及び燃料噴射ポンプ１の長さの和によって決
定されるが、この長さの約１／２に相当する位置にクラ
ンク軸２の中心を設けると共に上記１／２長さからカム
歯車１４の半径を差引いた長さだけカム軸３中心を横方
向にずらせば最小のギヤケース１３の幅にて十分な機能
かはたせる。
に於ては、通常、カム歯車１４の半径及び燃料カム１６
の最大半径及び燃料噴射ポンプ１の長さの和によって決
定されるが、この長さの約１／２に相当する位置にクラ
ンク軸２の中心を設けると共に上記１／２長さからカム
歯車１４の半径を差引いた長さだけカム軸３中心を横方
向にずらせば最小のギヤケース１３の幅にて十分な機能
かはたせる。
なおこの幅寸法はピストン１５のストロークの７０φ以
下になるのが通例であり、これを超えるとギヤケース１
３の幅が拡がるという不具合が生じることが実機にて確
認ずみである。
下になるのが通例であり、これを超えるとギヤケース１
３の幅が拡がるという不具合が生じることが実機にて確
認ずみである。
次に燃料噴射ポンプ１は、第２図に示す右側からギヤケ
ース１３に貫通して固設し、カム軸３に固設された燃料
カム１６により１駆動されるが、第２図に於てギヤケー
ス１３に対し右上方から斜めに設けてもよい。
ース１３に貫通して固設し、カム軸３に固設された燃料
カム１６により１駆動されるが、第２図に於てギヤケー
ス１３に対し右上方から斜めに設けてもよい。
若し燃料噴射ポンプ１を第２図に於けるギヤケース１３
の右下方に設けると、シリンダヘッド４にあるノズル９
との燃料噴射管８の長さが長くなるので好ましくなく、
又ギヤケース１３の上方に設けるとガバナーとの連絡が
悪くなり、また空冷式内燃機関に於てはシリンダの冷却
を防害する恐れがあるので、燃料噴射ポンプ１の位置は
第２図に示すようにギヤケース１３に対し右側にするか
又は右上方にするのが好ましい。
の右下方に設けると、シリンダヘッド４にあるノズル９
との燃料噴射管８の長さが長くなるので好ましくなく、
又ギヤケース１３の上方に設けるとガバナーとの連絡が
悪くなり、また空冷式内燃機関に於てはシリンダの冷却
を防害する恐れがあるので、燃料噴射ポンプ１の位置は
第２図に示すようにギヤケース１３に対し右側にするか
又は右上方にするのが好ましい。
従って本考案の四サイクル内燃機関に於ては、カム軸中
心をシリンダ中心から片側に若干ずらし、この移動によ
り生じた他の片側の増大した空間部分に燃料噴射ポンプ
を配設したことにより、ギヤケースの幅寸法を狭くし、
ギヤケースの小形化及び軽量化を計ることができるとい
う効果がある。
心をシリンダ中心から片側に若干ずらし、この移動によ
り生じた他の片側の増大した空間部分に燃料噴射ポンプ
を配設したことにより、ギヤケースの幅寸法を狭くし、
ギヤケースの小形化及び軽量化を計ることができるとい
う効果がある。
更にこの事から、内燃機関全体の小形化及び軽量化を計
ることができるという効果があり、実用上極めて有効な
考案である。
ることができるという効果があり、実用上極めて有効な
考案である。
なお、本考案はクランクケースにカム軸を有し、且つ燃
料噴射ポンプを有する内燃機関全般に対して有効である
。
料噴射ポンプを有する内燃機関全般に対して有効である
。
第１図は本考案の実施例に於ける四サイクル内燃機関の
側断面図、第２図は第１図の四サイクル内燃機関の一部
断面の平面図である。 １・・・・・・燃料噴射ポンプ、２・・・・・・クラン
ク軸、３・・・・・・カム軸、４・・・・・・シリンダ
ヘッド、７・・・・・・ギヤケース蓋、１２・・・・・
クランクケース、１３・・・・・・ギヤケース、１４・
・・・・・カム歯車、１６・・・・・・燃料カム。
側断面図、第２図は第１図の四サイクル内燃機関の一部
断面の平面図である。 １・・・・・・燃料噴射ポンプ、２・・・・・・クラン
ク軸、３・・・・・・カム軸、４・・・・・・シリンダ
ヘッド、７・・・・・・ギヤケース蓋、１２・・・・・
クランクケース、１３・・・・・・ギヤケース、１４・
・・・・・カム歯車、１６・・・・・・燃料カム。
Claims (1)
- クランク軸及びカム軸が平行に設けられ、且つカム軸の
一端がギヤケース蓋部にて支持されている内燃機関に於
て、カム軸中心をシリンダ中心から片側にずらして設け
ると共に、該カム軸により駆動される燃料幅対ポンプを
、上記シリンダ中心に対しカム軸と反対側に配設してな
る四サイクル内燃機関。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13772577U JPS5843666Y2 (ja) | 1977-10-14 | 1977-10-14 | 四サイクル内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13772577U JPS5843666Y2 (ja) | 1977-10-14 | 1977-10-14 | 四サイクル内燃機関 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5463804U JPS5463804U (ja) | 1979-05-07 |
| JPS5843666Y2 true JPS5843666Y2 (ja) | 1983-10-03 |
Family
ID=29110196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13772577U Expired JPS5843666Y2 (ja) | 1977-10-14 | 1977-10-14 | 四サイクル内燃機関 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5843666Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59150949U (ja) * | 1983-03-29 | 1984-10-09 | 本田技研工業株式会社 | エンジンの動力取出装置 |
-
1977
- 1977-10-14 JP JP13772577U patent/JPS5843666Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5463804U (ja) | 1979-05-07 |
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