JPS5843488Y2 - 架空ベルトウエイの加減速装置 - Google Patents

架空ベルトウエイの加減速装置

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JPS5843488Y2
JPS5843488Y2 JP820479U JP820479U JPS5843488Y2 JP S5843488 Y2 JPS5843488 Y2 JP S5843488Y2 JP 820479 U JP820479 U JP 820479U JP 820479 U JP820479 U JP 820479U JP S5843488 Y2 JPS5843488 Y2 JP S5843488Y2
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JP
Japan
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acceleration
speed
conveyor
deceleration
period
Prior art date
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Expired
Application number
JP820479U
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English (en)
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JPS55107474U (ja
Inventor
雅之 山田
嘉三 尾竹
Original Assignee
安全索道株式会社
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Publication date
Application filed by 安全索道株式会社 filed Critical 安全索道株式会社
Priority to JP820479U priority Critical patent/JPS5843488Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は停留場間にコンベアベルトを張架し、これに先
端にシューを備えるバンガーで搬器を吊下して乗客を搬
送する架空ベルトウェイの加減速装置に関する。
この種の架空ベルトウェイでは、搬器バンガーのシュー
をコンベア上に載置して吊下するだけで、搬器を搬送で
きること、搬器の着脱が容易であること、搬器の数を自
在に変更できること、設備費用が少ないことなど多くの
長所を持っており、スキー場などで重宝である。
架空ベルトウェイの今一つの特徴は、乗降場付近を除く
ベルトウェイの中間部分を搬送区間として高速コンベア
(3〜10 m /sec )として搬送の迅速化、そ
の結果として搬送量の増加を計ることができ、従来の乗
降場付近の安全速度(0,5〜1m/5ec)で全体の
搬器が搬送されるリフトなどと大きな差異を有すること
である。
安全速度とは移動する搬器に乗客が安全に乗り込める(
座り込める)速度のことである。
しかし、搬送区間に高速コンベアを用いるベルトウェイ
では、搬送区間の両端、すなわち、乗降場付近で搬器速
度を安全速度とする必要があり、この部分は、高速コン
ベアに向う側では加速区間、高速コンベアから離れる場
合は減速区間を設けねばならない。
本考案は、この加減速間における加減速装置である。
図示の実施例を基に本考案の構成を詳述する。
高速ベルトウェイの基本的構成は第1図に示すように、
搬送区間に高速コンベアBhを配し、その両側とは、停
留場A(乗車側)で低速コンベアBt、加速コンベアB
1.B2、停留場B(降車11Dで減速コンベアB3
* B4、および低速コンベアBtとなる。
低速コンベアBtの速度Vtは共に乗客が安全に乗降で
きる速度0.5〜1m/5eC1高速コンベアの速度v
hは3〜10 m/secである。
加速および減速コンベア81〜B4の加速度、(減速の
場合は負として)αは乗客に不快感を与えない快適加速
度0.2〜0.5m/seeである。
これら加速、減速コンベア81〜B4が本考案の加減速
装置である。
図中、斜線で示す部分は乗降場所を示す。
また、実際にはこのベルトウェイは第2図に示すように
、A、B停留場にターンテーブル1,2を備えた循環式
とする。
各コンベアベルトは第3図に示すように外面に進行方向
に対し直交する凹凸を備え、搬器3はハンガー4の先端
に設けたシュー5でコンベアベルト上に載置吊下される
シュー5はコンベアベルトの凹凸適合する凹凸を備え、
これでコンベアベルトに係合する。
図中6は搬器をコンベアに係合させる装置でアクチュエ
ータ7を備えた台とこれを作動させる制御装置8および
第1段の加速コンベアB1の中間に配置した搬器検出装
置9とからなる。
加速コンベアB1は第4図に示すように、Vt増速する
加速期間t1と急減速期間t2および初期速度Vtで定
速となる定速期間t3を t1+t2+t3=tの一定周期で繰返す。
また加度αでvhまで増速する加速期間t1′と急減速
期速期間13′を11′−1−t2’+ t、3’=
t (t;= t1弓=t2t tN= t3)の一定
周期で繰返す。
そして、第1段の加速コンベアB1の加速期間の終了に
連続して第2段の加速期間が開始する。
したがって、加速コンベアB1に乗った搬器は加速コン
ベアB2の機能と共に速度vtからvhまで連続的に加
速度αで増速されていく。
また、減速コンベアB3は初期速度vhから加まで減速
される減速期間t4と急増速期間t5および初期速度v
hで定速となる定速期間A6をt4 + t5 + t
6=t (11=t4 s t2 t5st3=i6
)の一定同期で繰返す。
同様に減速コン期間と急増速期間および速度Vtの定速
期間をもって繰返えし、第1段の減速コンベアB3の減
速期間終了に連続して第2段の減速コンベアB4の減速
期間が開始する。
したがって、これら減速コンベアB3 + B4をわた
る搬器は加速度αで速度vhからVtまで連続的に減速
される。
(第5図)一般に、加速コンベアあるいは減速コンベア
の数は両者一致した複数であれば任意であるが、加速度
αが一定であることと、各別・減速コンベアの加速ある
いは減速期間(例えば11,14)の合さらに、加速度
αを加速と減速で(→、(へ)とし、加速、減速区間に
おけるコンベアの数をNとするとこれら区間のそれぞれ
n段目のコンベアベルトの初期速度Vnは と一般化できる。
すなわち、実用新案登録請求の範囲に記載した構成のよ
うに加減速装置として一般化できるのである。
第4・5図において、時間の経過と共にvtからvhあ
るいはvhからVtへと継ながる直線は一台の搬器の軌
跡を示し、時間経過と共に何台かが並行して加減速装置
を移動することがわかる。
このような高速ベルトウェイに搬器3を搬入するときは
まず、一台を低速コンベアBLに係合させて移動させた
後、次のものから装置6上に載置する。
装置6は最初の搬器が第1段加速コンベアB1のセンサ
ー9を通過したとき制御装置8を介してアクチュエータ
1が作動して下降する。
すると搬器ハンガー4のシュー5はコンベアベルトに係
合し最初の搬器と所定の間隔(時間的には第1段加速コ
ンベアの加速期間11)をもって移動していく。
以後必要数の搬器を同様にして投入する。搬器の投入が
終ってから乗客は低速コンベアBLより搬器に乗り込む
搬器はコンベアB、 IB2を介してVtよりvhにま
で増速されて高速コンベアBHに乗り、高速で移動する
ついで、減速コンベアB3. B、を介してvhよりV
tにまで減速され、再び低速コンベアBLへ安全に降り
ることができる。
なお、加減速コンベアの各速度とが速度、同期および各
期間の同期には別途、電気的な制御装置を必要とする。
以上であるから本考案の加・減速装置は次のような作用
効果を奏する。
1)第4図と第6図を比較すれば明らかなように、低速
コンベアと高速コンベアを一本の加速度αのコンベアで
接続すると時間Tが経過するまで次の搬器を送り込むこ
とができないが、本考案ではこのコンベアを数段に分割
することにより時間を毎に送り込め搬器の発車間隔を短
かくして回転率を向上させる。
実際、加速コンベアが一本であると αに0.2〜0.5 m /5ec2. Vt=0.5
〜1m/sec 。
Vh = 3〜10 m /5ec 3段とすると 約65eC以下にできる。
つまり、第1段の加速期間の間隔で発車させることがで
きる。
2)時間を毎の搬器の送り込み(発車)を調整すれば、
乗客の多少に応じて細かに搬送能力を調整でき、多数の
乗客に対して搬器が不足したり、空の搬器を移送するな
どの無駄を省き、搬送能率が向上する。
3)全体として高速の搬送であるにかかわらず、乗客は
安全に乗り降りできる。
また加速の際の不快感がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図は平面図、第3図は模式的に示
す側面図、第4図は加速期間のダイヤグラム、第5図は
減速期間のダイヤグラム、第6図は加速コンベアが一つ
の場合のダイヤグラム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 低速ベルトと高速ベルト間を快適加速度αのコンベアで
    接続するとして、このコンベアを数段に分割し、それぞ
    れの段は初期速度からの加速期間と初期と初期速度を維
    持する定速期間を搬器発車間隔あるいは搬器到着間隔の
    一定周期で繰返えし、前段の加速期間の終了が次段の加
    速期間の開始へと継がっていくようにした高速ベルトウ
    ェイの加減速装置。
JP820479U 1979-01-24 1979-01-24 架空ベルトウエイの加減速装置 Expired JPS5843488Y2 (ja)

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JP820479U JPS5843488Y2 (ja) 1979-01-24 1979-01-24 架空ベルトウエイの加減速装置

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JPS55107474U JPS55107474U (ja) 1980-07-28
JPS5843488Y2 true JPS5843488Y2 (ja) 1983-10-01

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ID=28816897

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58128956A (ja) * 1982-01-28 1983-08-01 株式会社山口機械研究所 エスカレ−タ式ケ−ブルカ−輪送方式
JPS5935160U (ja) * 1982-08-30 1984-03-05 泉陽機工株式会社 変速走行乗物装置
JP5582366B2 (ja) * 2012-05-23 2014-09-03 株式会社ダイフク 物品搬送設備

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JPS55107474U (ja) 1980-07-28

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