JPS5843413Y2 - タ−ビン発電機の水素ガス除湿装置 - Google Patents

タ−ビン発電機の水素ガス除湿装置

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JPS5843413Y2
JPS5843413Y2 JP11991877U JP11991877U JPS5843413Y2 JP S5843413 Y2 JPS5843413 Y2 JP S5843413Y2 JP 11991877 U JP11991877 U JP 11991877U JP 11991877 U JP11991877 U JP 11991877U JP S5843413 Y2 JPS5843413 Y2 JP S5843413Y2
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JP
Japan
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hydrogen gas
cooler
cooling pipe
turbine generator
generator
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Application number
JP11991877U
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English (en)
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JPS5445305U (ja
Inventor
至道 三富
卓 千葉
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はタービン発電機の水素ガス除湿装置に関する
ものである。
従来タービン発電機内を冷却するための水素ガス中に含
捷れる水蒸気を除去する方法として、水素ガスを活性ア
ル□すその他の幹燥剤中を通過させる方法がとられてい
る。
しかしながらこの方法では、乾燥剤は定期的に吸湿状態
を点検し必要に応じて再活性化操作が必要であった。
乾燥剤の再活性化は乾燥剤をヒータなとで加熱しながら
強制的に乾燥空気を循環させてやるため水素ガスライン
を閉じ内部の水素ガスを放出後行う必要があり、したが
って、水素ガス放出などにも十分注意が必要であった。
また、再活性インターバルを長くしようとすれば当然乾
燥剤の量が増え、装置として大形となるなどの欠点があ
った。
なお、最近各発電所とも自動運転による省力化を進めて
いる折から、従来の除湿方法は上記のように定期的に乾
燥剤の吸湿状態を点検し、再活性化操作に要する時間が
非常に長くなり大きな問題となっている。
この考案は上記の実情に鑑みなされたもので、水素ガス
から水分を除去するため、圧縮機と凝縮器で圧縮、凝縮
された冷凍ガスを冷却材とする冷却器内を水素ガスを通
すことにより、水素ガス中の水蒸気を凝縮し、ドレント
ラップから凝縮した水を排出させることにより、乾燥剤
の使用を不要としてタービン発電機運転中何ら点検する
必要がないようにしたタービン発電機の水素ガス除湿装
置を提供しようとするものである。
以下この一実施例を第1.2図に基づいて説明する。
第1図、第2図において、1はタービン発電機本体、2
は水素ガス封入管、3は水素ガス放出管、4は水素ガス
除湿装置、5は前記タービン発電機1内で吸湿した水素
ガスを水素ガス除湿装置4に導く連結管、6は水素ガス
除湿装置4で除湿された水素ガスをタービン発電機1内
に戻すための連結管である。
上記水素ガス除湿装置4は圧縮機7、凝縮器8、ファン
9、冷媒制御器10、容量制御弁11.ファンコントロ
ーラ12、冷却器13、熱交換器14、オートドレント
ラップ15、熱交換器14に設けられた一次冷却管16
及び冷却器13に設けられた二次冷却管17で構成され
、フレオンガスなどを冷媒とするコールドドライヤーで
ある。
上記のように構成されるこの考案の一実施例の動作を以
下説明する。
タービン発電機1から導びかれた水素ガスは熱交換器1
4を通過する際、熱交換器14内に設けられた一次冷却
管16の外面を通り冷却器13に導ひかれ、水素ガス中
の水蒸気を凝縮滴下する。
凝縮滴下した水素ガスは再び熱交換器14に戻される。
この時、水素ガスは一次冷却管16の内側を通りタービ
ン発電機1内に戻される。
このような繰り返しで、タービン発電機1内の水素ガス
中の水分を除湿している。
次に水素ガス中の水分の除湿方法について説明する。
湿気の含んだ熱い水素ガスは一次冷却管16の外面を通
過する際、すでに冷却器13で除湿冷却された水素ガス
が一次冷却管16の内側を流れているので、外部の熱い
水素ガスは予冷されると同時に水素ガス中の水蒸気の一
部は凝縮滴下する。
さらに、熱交換器14で予冷された水素ガスは冷却器1
3へ導ひかれ、再び冷却器13に設けられた2次冷却管
17の冷媒で急激に冷却され残りの水蒸気は凝縮滴下す
る。
凝縮滴下した水は一定水位に達するとフロートの浮力に
より弁が開き水を排出するオートドレントラップ15に
より冷却器13外部へ排出される。
次に冷媒の作用について説明する。
冷却器13から導びかれた熱い気化状態の冷媒は圧縮機
7で圧力を上昇させて凝縮器8へ導ひかれる。
凝縮器8へ導ひかれた冷媒はファン9によって冷却され
凝縮液化する。
液化した冷媒は冷媒制御器10を通り2次冷却管17へ
導びかれ水素ガスを冷却する。
この時、2次冷却管17の表面に分離した水分が凍結す
るのを防ぐために凝縮器8手前にバイパスを設は容量制
御弁11によって、熱い気化冷媒を2次冷却管11に導
びく、寸た、冷媒の温度を検出するファンコントローラ
12によりファン9を自動的に停止させ、負荷が変動し
ても常に一定の露点を保ち分離水分の凍結を防ぐように
している。
上記のようにこの考案によれば除湿された水分は自動的
に排出する構造になっているためタービン発電機1の運
転中に点検や操作する必要が全くない。
lた、寸法もコンパクトになり設置スペースが少なくて
済む。
なお上記実施例では熱交換器14と冷却器13を設けて
、両方に水素ガスを通過させるようにしているが、熱交
換器14は発電機から導かれた熱い水素ガスを予冷する
ことにより、冷却器13部分での冷却容量(冷媒流路の
すべての機器の容量)を軽減しようとするものであり、
必らずしも設置する必要はない。
すなわち冷却器部分の容量を考慮する必要がなければ、
冷却器13のみ設置して熱交換器14は省略してもよい
以上のようにこの考案によれば、乾燥剤を不要とするこ
とによりタービン発電機の運転中は何ら点検の必要がな
いタービン発電機の水素ガス除湿装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す系統図、第2図は第
1図の水素ガス除湿装置の詳細系統図である。 図中、1はタービン発電機本体、2は水素ガス封入管、
3は水素ガス放出管、4は水素ガス除湿装置、5は連結
管、6は連結管、7は圧縮機、8は凝縮機、9はファン
、10は冷媒制御器、11は容量制御弁、12はファン
コントローラ、13は冷却器、14は熱交換器、15は
オートドレントラップである。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機、凝縮器、これら圧凝機と凝縮器で圧縮凝縮され
    た冷凍ガスが内部を通流する冷却管、この冷却管を包囲
    するように流通路が形成される冷却器、発電機本体内と
    連通し上記発電機内を冷却する水素ガスを上記冷却器内
    に順次導入し上記冷却器の流通路内を循環させた後に再
    び上記発電機本体内に還流する連結管、上記冷却器の流
    通路の下部に配設され且つ上記水素ガスが上記冷却管に
    接触して冷却されることにより凝縮液化した上記水素ガ
    ス中の水分を上記冷却器外に排出するオートドレントラ
    ップを備えたことを特徴とするタービン発電機の水素ガ
    ス除湿装置。
JP11991877U 1977-09-05 1977-09-05 タ−ビン発電機の水素ガス除湿装置 Expired JPS5843413Y2 (ja)

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JPS5445305U JPS5445305U (ja) 1979-03-29
JPS5843413Y2 true JPS5843413Y2 (ja) 1983-10-01

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US20230109571A1 (en) * 2020-05-20 2023-04-06 Mitsubishi Electric Corporation Gas dryer

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JPS5445305U (ja) 1979-03-29

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