JPS6146368Y2 - - Google Patents

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JPS6146368Y2
JPS6146368Y2 JP4910080U JP4910080U JPS6146368Y2 JP S6146368 Y2 JPS6146368 Y2 JP S6146368Y2 JP 4910080 U JP4910080 U JP 4910080U JP 4910080 U JP4910080 U JP 4910080U JP S6146368 Y2 JPS6146368 Y2 JP S6146368Y2
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air
heat exchanger
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compressor
cooling
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JP4910080U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、圧縮空気を冷却して除湿する圧縮空
気冷却除湿装置に関するものである。
圧縮機で空気を圧縮すると、空気の温度が上昇
する。又、この圧縮空気の露点を充分に低くする
には、空気圧縮機から吐出された高温の圧縮空気
と外気又は室内空気とを熱交換させる空冷式予冷
熱交換器と、予冷された圧縮機を更に冷却して圧
縮空気中の水分を結露除去させる冷却式除湿熱交
換器とを使用するようにしたものがある。
第1図は、このような従来の圧縮空気除湿装置
を例示したものであつて、1は図示しない空気圧
縮機から空気作動機器に至る空気配管であつて、
その途中には外気又は室内空気とを熱交換して高
温の圧縮空気を予冷する空冷式の予冷熱交換器2
を配設している。3は上記予冷熱交換器2に冷却
用の空気を送るフアン、4はこのフアン3を駆動
するフアンモータであつて、このモータ4は図示
しない電源回路を介して電源に接続されている。
5は前記予冷熱交換器2の下流側に配設された
冷却式除湿熱交換器であつて、予冷熱交換器2か
ら吐出された圧縮空気が入口5aから出口5bに
流れるにともない、熱交換器5内に配設された蒸
発器6で圧縮空気が冷却されるようになつてい
る。5cは冷却式除湿熱交換器5内で分離された
水分を器外に自動的に排出させるためのオートド
レントラツプである。
又、前記蒸発器6は、アキユムレータ7、圧縮
機8、凝縮器9及びキヤピラリチユーブ10を介
して循環接続されており、圧縮機8の運転によつ
て加圧された冷媒が凝縮器9で冷却凝縮され、キ
ヤピラーチユーブ10による流量制限作用を受け
つつ蒸発器6内で膨張蒸発し、アキユムレータ7
を介して再び圧縮機8で加圧されるようになつて
いる。そして、蒸発器6内における冷媒の膨張・
蒸発熱で前記熱交換器5内を流れる圧縮空気を冷
却するように構成されている。
このような冷却式除湿熱交換器5では、前記蒸
発器6内における冷媒の蒸発圧力を低くするほど
圧縮空気が良く冷却されて低露点の圧縮空気が得
られる。ところが、蒸発器6の表面温度が低下し
て霜が付着すると、この霜によつて熱交換効率が
低下するので必ずしも圧縮空気を充分に冷却出来
ず、又凍結によつて圧縮空気の流れが阻止されて
熱交換器としての機能を失うので、冷媒の蒸発圧
力又は冷媒の高圧圧力を検知して開閉するホツト
ガスバイパスバルブ11を介して高圧冷媒ガスを
低圧側にバイパスさせることにより、低下した冷
媒の蒸発圧力を凍結圧力以上に高める凍結防止機
構を付設していた。そして、前記凝縮器9に冷却
風を送るフアン12を駆動するフアンモータ13
と図示しない電源回路との間に、所定の圧力以上
になるとベローズ15が収縮し接点16を開く圧
力開閉器14を介装している。その為ホツトガス
バイパスバルブ11を開弁させると、高圧冷媒ガ
スが蒸発器6側に流れるので、蒸発器6の入口側
に接続した冷媒の圧力が上昇し、圧力開閉器14
のベローズ15が収縮して接点16が開き、接点
16を介して電源回路に接続された前記フアンモ
ータ13が停止するのである。そうして冷媒の蒸
発圧力の回復を促進させるようにしていた。
つまり、第1図に示したものでは、冷却式除湿
熱交換器6の負荷が小さい時は、凝縮器9のフア
ンモータ13が自動的に停止されるのであるが、
予冷熱交換器2のフアンモータ4は運転され続け
るので、その動力が無駄であつた。
このような動力(電力)の無駄を省くには、予
冷熱交換器2の出口部分に圧縮空気の温度を検出
する測温素子を設け、この素子で温度調整器を作
動させてフアンモータ4の運転・停止を制御させ
ることが考えられる。しかしながら、この場合
は、圧縮空気の流量が極めて少ない時、又は圧縮
空気が流れない時にも外気又は室内空気で測温素
子が加温されてフアンモータ4を運転させるおそ
れがあると共に、高価な温度調整器を必要とする
ので、装置全体の価格が上昇する欠点がある。
本考案は、上記に鑑みてなされたものあつて、
凝縮器に冷風を送るフアンを駆動するフアンモー
タの制御素子として設けられている圧力開閉器を
予冷熱交換器側のフアンモータの制御素子として
も利用することにより、冷却式除湿熱交換器の低
負荷時は前記両フアンモータを停止させて動力の
浪費を予防できる構成の簡単な圧縮空気除湿装置
を提供することを目的とするものである。
以下に本考案を第2図に示された一実施例につ
いて詳細に説明する。
図において、20は図示しない空気圧縮機から
空気機器に至る空気配管であつて、その途中には
空冷式予冷熱交換器21を取り付けている。この
空冷式予冷熱交換器21にはフアンモータ22で
駆動されるフアン23を設けることにより、熱交
換器21内を流れる高温の圧縮空気と室内空気と
を熱交換して前記圧縮空気を一次冷却(予冷)す
るようにしている。尚、実施例では、フアン22
で室内空気を送るようにしたものであるが、外気
を送るようにしても良い。24は前記空冷式予冷
熱交換器21より下流の空気配管20に装着した
冷却式除湿熱交換器であつて、その内部には蒸発
器25を装着している。この蒸発器25は、従来
同様にアキユムレータ26、圧縮機27及びキヤ
ピラリチユーブ又は膨張弁28を介して凝縮器2
9に循環接続されて従来公知の冷凍サイクルを構
成している。尚、前記凝縮器29には、フアンモ
ータ30で駆動されるフアン31を設けて外気又
は室内空気を凝縮器29に冷却風として供給でき
るようにしている。32は高圧冷媒を低圧側にバ
イパス管を介してバイパスさせるホツトガスバイ
パスバルブであつて、冷媒の高圧圧力又は蒸発圧
力の変動から蒸発器25の凍結を検知して冷媒の
蒸発圧力を凍結圧力以上に保持させるように自動
的に開閉制御される。
ここに、本考案では、冷媒の高圧圧力に応答し
て伸縮するベローズ33に接点34を対応させて
た圧力開閉器35を設ける。この圧力開閉器35
は、例えばホツトガスバイパスバルブ32の開閉
に同期してその接点34を開閉するように構成し
ている。そして、前記両フアンモータ22,30
をともに前記圧力開閉器35の接点34を介して
図示しない電源回路に接続している。36は冷却
式除湿熱交換器24に設けたオートドレントラツ
プである。
上記の構成において、図示しない空気圧縮機か
ら吐出された高温の圧縮空気は、図示しない空気
機器に至る途中でまず空冷式予冷熱交換器21を
通る。この熱交換器21には、圧縮空気より温度
の低い外気又は室内空気が供給されているので、
前記圧縮空気が冷却される。
このようにして、予冷された圧縮空気は、次に
冷却式除湿熱交換器24に流入する。この熱交換
器24内には冷凍サイクルの蒸発器25が設けら
れているので、前記のように熱交換器24に流入
した圧縮空気は蒸発器25の表面に接触して外気
又は室内空気の温度よりも充分に冷却される。す
ると、圧縮空気中に含まれていた水分が蒸発器2
5の表面に結露して水分分離される。そしと水分
分離された圧縮空気は、空気配管20を通つて空
気機器に至る途中で外気温又は室内温度で加温さ
れ、あるいは、空冷式予冷熱交換器21又は冷却
式除湿熱交換器24に流入する前の圧縮空気と熱
交換されて加温され、相対湿度の極めて低いドラ
イエアとされる。尚、前記のようにして冷却式除
湿熱交換器24内で分離された水分は、オートド
レントラツプ36の作用で自動的に器外に排出さ
れる。
又、冷却式除湿熱交換器24の負荷が低い時、
即ち、圧縮空気が流れていないか又はその流量が
僅かである時、空気圧縮機から吐出された圧縮機
の温度が低い時、あるいは、外気温又は室内温度
が低くて冷却式除湿熱交換器24に流入する圧縮
空気の温度が低い時等は、蒸発器25に供給され
る熱量が低下するので冷媒の蒸発圧が低下する。
すると冷媒の蒸発圧力又は高圧圧力の変動を検知
して前記したようにホツトガスバイパスバルブ3
2が自動的に開弁して蒸発圧力が凍結圧力より低
下することを予防する。
一方、前記のようにホツトガスバイパスバルブ
32が開弁した時は、冷媒の高圧圧力も低下する
ので圧力開閉器35のベローズ33が短縮して接
点34を開く。すると、この接点34を介して電
源回路に接続されている前記両フアンモータ2
2,30が停止するのである。従つて、低負荷時
には、いずれのフアンモータも運転されず、動力
(電力)の浪費が予防が予防される。
尚、実施例では、冷媒の高圧力の変化を検知し
て開閉する圧力開閉器を設けたものであるが、冷
媒の蒸発圧力に応答して開閉する圧力開閉器を設
けても良い。
また本実施例では、バイパスバルブを圧縮機の
冷媒出口と蒸発器の冷媒入口との間に設置したが
これに限定されるものではなく、高圧冷媒を低圧
側にバイバスさせればよく例えば蒸発器の冷媒出
口と圧縮機の冷媒出口との間に設置しても良いこ
とはいうまでもない。
以上説明したように本考案によれば、従来は凝
縮器のフアンモータの制御にのみ使用していた圧
力開閉器を空冷式予冷熱交換器のフアンモータの
制御に利用して低負荷時には両フアンモータをと
もに停止させるようにしたものであるから、動力
の浪費が予防される。又、例えば測温素子と温度
調節器とを設ける場合に対比して、制御の信頼性
が向上すると共に構成が簡単となり除湿装置のコ
ストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一例を示す装置全体の概要図、
第2図は本考案の一実施例による装置全体の概要
図である。 20……空気配管、21……空冷式予冷熱交換
器、22……フアンモータ、24……冷却式除湿
熱交換器、25……蒸発器、29……凝縮器、3
0……フアンモータ、34……接点、35……圧
力開閉器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気圧縮機から吐出された高温の圧縮空気と室
    内空気又は外気とを熱交換させる空冷式の予冷熱
    交換器と、該予冷熱交換器から吐出された圧縮空
    気を更に冷却して圧縮空気中の水分を分離させる
    冷却式除湿熱交換器とを備えた圧縮空気の除湿装
    置であつて、前記冷却式除湿熱交換器内に冷凍サ
    イクルの蒸発器を装着し、前記冷凍サイクルの圧
    縮機の冷媒出口側と圧縮機の冷媒入口側・凝縮器
    間をホツトガスバイパスバルブを介してバイパス
    管で接続し、前記サイクルを循環する冷媒の圧力
    を介して冷却式熱交換器の負荷を検出して接点を
    開閉する圧力開閉器を設けると共に、前記予冷熱
    交換器のフアンモータと冷凍サイクルに設けた凝
    縮器のフアンモータとを前記圧力開閉器の接点を
    介して電源に接続することにより、冷却式除湿熱
    交換器の低負荷時に前記両フアンモータをともに
    停止させるように構成してなる圧縮空気除湿装
    置。
JP4910080U 1980-04-11 1980-04-11 Expired JPS6146368Y2 (ja)

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JPS56149862U JPS56149862U (ja) 1981-11-10
JPS6146368Y2 true JPS6146368Y2 (ja) 1986-12-26

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9327347B2 (en) 2008-03-05 2016-05-03 Southwire Company, Llc Niobium as a protective barrier in molten metals
US9382598B2 (en) 2010-04-09 2016-07-05 Southwire Company, Llc Ultrasonic device with integrated gas delivery system
US9528167B2 (en) 2013-11-18 2016-12-27 Southwire Company, Llc Ultrasonic probes with gas outlets for degassing of molten metals

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9382598B2 (en) 2010-04-09 2016-07-05 Southwire Company, Llc Ultrasonic device with integrated gas delivery system
US9528167B2 (en) 2013-11-18 2016-12-27 Southwire Company, Llc Ultrasonic probes with gas outlets for degassing of molten metals

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JPS56149862U (ja) 1981-11-10

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