JPS5843405B2 - ベ−タ −1 3− グルカンユウドウタイノ セイゾウホウ - Google Patents
ベ−タ −1 3− グルカンユウドウタイノ セイゾウホウInfo
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- JPS5843405B2 JPS5843405B2 JP49136477A JP13647774A JPS5843405B2 JP S5843405 B2 JPS5843405 B2 JP S5843405B2 JP 49136477 A JP49136477 A JP 49136477A JP 13647774 A JP13647774 A JP 13647774A JP S5843405 B2 JPS5843405 B2 JP S5843405B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
- C08B37/00—Preparation of polysaccharides not provided for in groups C08B1/00 - C08B35/00; Derivatives thereof
- C08B37/0006—Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid
- C08B37/0024—Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid beta-D-Glucans; (beta-1,3)-D-Glucans, e.g. paramylon, coriolan, sclerotan, pachyman, callose, scleroglucan, schizophyllan, laminaran, lentinan or curdlan; (beta-1,6)-D-Glucans, e.g. pustulan; (beta-1,4)-D-Glucans; (beta-1,3)(beta-1,4)-D-Glucans, e.g. lichenan; Derivatives thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J20/00—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof
- B01J20/281—Sorbents specially adapted for preparative, analytical or investigative chromatography
- B01J20/286—Phases chemically bonded to a substrate, e.g. to silica or to polymers
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は粉末状のβ−1・3−グルカンにハロゲン化シ
アンを作用させて粉末状のβ−1・3グル力ン誘導体を
製造する方法に関する。
アンを作用させて粉末状のβ−1・3グル力ン誘導体を
製造する方法に関する。
更に詳しくは粉末状の水不溶性β−1・3−グルカンに
ハロゲン化シアンを作用させて、水不溶性酵素調製ある
いは、アフイニテイ・クロマトグラフィ用カラム調製に
用いる為の反応性に富む粉末状の水不溶性担体を製造す
る方法に関する。
ハロゲン化シアンを作用させて、水不溶性酵素調製ある
いは、アフイニテイ・クロマトグラフィ用カラム調製に
用いる為の反応性に富む粉末状の水不溶性担体を製造す
る方法に関する。
一般に多糖類をハロゲン化シアンで活性化して、第1級
または第2級アミノ基を有する物質と容易に共有結合を
結ぶような誘導体に導く方法は、たとえば、Natur
e 、214.1302 (1967)あるいは特公昭
45−38543等に記載されており、その方法に従っ
て水不溶性酵素などを調製する方法に関する文献になる
と枚挙にいとまがない。
または第2級アミノ基を有する物質と容易に共有結合を
結ぶような誘導体に導く方法は、たとえば、Natur
e 、214.1302 (1967)あるいは特公昭
45−38543等に記載されており、その方法に従っ
て水不溶性酵素などを調製する方法に関する文献になる
と枚挙にいとまがない。
しかし、それらの文献中でβ−1・3−グルカンを担体
として使用した例は皆無である。
として使用した例は皆無である。
ハロゲン化シアンによる活性化反応は通常pH11付近
のアルカリ性で行われるのであるが、β1・3−グルカ
ンは該pH条件下では溶解する性質があるために、この
方法をそのままβ−1・3−グルカンに適用しても活性
化した粉末状の水不溶性β−1・3−グルカンを得るこ
とは不可能である。
のアルカリ性で行われるのであるが、β1・3−グルカ
ンは該pH条件下では溶解する性質があるために、この
方法をそのままβ−1・3−グルカンに適用しても活性
化した粉末状の水不溶性β−1・3−グルカンを得るこ
とは不可能である。
本発明者らは粉末状の水不溶性β−1・3−グルカンを
ハロゲン化シアンで活性化する反応条件について研究を
重ねた結果、β−1・3−グルカンの粒状を保ったまま
、これを活性化することに成功し本発明を完成するに至
った。
ハロゲン化シアンで活性化する反応条件について研究を
重ねた結果、β−1・3−グルカンの粒状を保ったまま
、これを活性化することに成功し本発明を完成するに至
った。
本発明で使用される粉末状の水不溶性β−1・3−グル
カンとしては、たとえばアルカリ土類金属またはアグロ
バクテリウム属の菌が生産する多糖類が挙げられ、具体
的にはアルカリゲネス・フェカリス・バール・ミクソゲ
ネス菌株10C3Kにより生産される多糖類(Agri
culturalB iological Chemi
stry vol 130、page196(1966
)、アルカリゲネス・フェカリス・バール・ミクソゲネ
ス菌株10C3にの変異株NTK−u(IFO1314
0)Kより生産される多糖類(特公昭48−32673
)(以下PS−1と称する)、アグロバクテリウム・ラ
ジオバクター(IFO13127)およびその変異株U
−19(IFO13126)により生産される多糖類(
特公昭48−32674)(以下PS−2と称する)、
生薬扶苓に含まれるパキマン、褐藻類の成分であるラミ
ナラン、あるいは、酵母の細胞壁成分であるグルカンが
挙げられる。
カンとしては、たとえばアルカリ土類金属またはアグロ
バクテリウム属の菌が生産する多糖類が挙げられ、具体
的にはアルカリゲネス・フェカリス・バール・ミクソゲ
ネス菌株10C3Kにより生産される多糖類(Agri
culturalB iological Chemi
stry vol 130、page196(1966
)、アルカリゲネス・フェカリス・バール・ミクソゲネ
ス菌株10C3にの変異株NTK−u(IFO1314
0)Kより生産される多糖類(特公昭48−32673
)(以下PS−1と称する)、アグロバクテリウム・ラ
ジオバクター(IFO13127)およびその変異株U
−19(IFO13126)により生産される多糖類(
特公昭48−32674)(以下PS−2と称する)、
生薬扶苓に含まれるパキマン、褐藻類の成分であるラミ
ナラン、あるいは、酵母の細胞壁成分であるグルカンが
挙げられる。
活性化剤として用いるハロゲン化シアンとしては通常ブ
ロム、クロルまたはヨード化合物あるいは随意にこれら
の混合物を使用することが出来る。
ロム、クロルまたはヨード化合物あるいは随意にこれら
の混合物を使用することが出来る。
本発明に使用されるアルカリとしてはたとえば水酸化ナ
トリウムが挙げられ、通常1〜5Nの水溶液として使用
するのが好ましい。
トリウムが挙げられ、通常1〜5Nの水溶液として使用
するのが好ましい。
アルカリはpH値が9〜13になるまで添加するのが好
ましく、特に11付近が好ましい。
ましく、特に11付近が好ましい。
アルカリの添加は水不溶性β−1・3−グルカンが溶解
しないように徐々に加えられ、その添加速度は、一般に
約0.2〜0.5pH単位/分程度が好ましい。
しないように徐々に加えられ、その添加速度は、一般に
約0.2〜0.5pH単位/分程度が好ましい。
水不溶性β−1・3−グルカンのハロゲン化シアンによ
る活性化の1例をより具体的に示せば次のとおりである
。
る活性化の1例をより具体的に示せば次のとおりである
。
粉末状の水不溶性β−1・3−グルカン1容を水20容
に懸濁し、・・ロゲン化シアン0.1〜3容を含む水2
0容を加え、0〜50℃の任意の温度に於て攪拌しなが
ら反応液のpHを、2Nの水酸化ナトリウム溶液を滴下
することにより、pH11まで該粉末が溶解しないよう
に(約0.5pH単位/分の速度で)上昇させ、pH1
1に15分間保つことにより、活性化反応を完了させる
。
に懸濁し、・・ロゲン化シアン0.1〜3容を含む水2
0容を加え、0〜50℃の任意の温度に於て攪拌しなが
ら反応液のpHを、2Nの水酸化ナトリウム溶液を滴下
することにより、pH11まで該粉末が溶解しないよう
に(約0.5pH単位/分の速度で)上昇させ、pH1
1に15分間保つことにより、活性化反応を完了させる
。
反応終了後、固形物を沢取し100容の水で洗浄するこ
とにより、粉末状の活性化されたβ−1・3グルカンが
得られる。
とにより、粉末状の活性化されたβ−1・3グルカンが
得られる。
得られた活性化β−13−グルカンは水及びアルカリ溶
液に不溶、加熱非凝固性で且つ親水性があり、カラムに
充填して使用する際に充分な流速が得られるような大き
さと強度をもつ粒子であるため、たとえば次のような方
法によって優れた性状を有する水不溶性酵素あるいはア
フイニイテイ・クロマトグラフィ用の担体−リーガンド
結合物を調製することができる。
液に不溶、加熱非凝固性で且つ親水性があり、カラムに
充填して使用する際に充分な流速が得られるような大き
さと強度をもつ粒子であるため、たとえば次のような方
法によって優れた性状を有する水不溶性酵素あるいはア
フイニイテイ・クロマトグラフィ用の担体−リーガンド
結合物を調製することができる。
水不溶性酵素あるいはアフイニイテイ・クロマトグラフ
ィ用O担体−リーガンド結合物の調製は、たとえば該活
性化β−1・3−グルカンと第一級または第二級のアミ
ン基を有する物質、たとえば酵素、蛋白質、ペプタイド
、アミノ酸、酵素の基質あるいはインヒビター、抗原、
抗体、ホルモン等とを、好ましくは弱アルカリ性の水溶
液中、約O〜50℃の任意の温度において反応させるこ
とによって行われる。
ィ用O担体−リーガンド結合物の調製は、たとえば該活
性化β−1・3−グルカンと第一級または第二級のアミ
ン基を有する物質、たとえば酵素、蛋白質、ペプタイド
、アミノ酸、酵素の基質あるいはインヒビター、抗原、
抗体、ホルモン等とを、好ましくは弱アルカリ性の水溶
液中、約O〜50℃の任意の温度において反応させるこ
とによって行われる。
以下に、実施例および参考例をもって本発明を更に具体
的に説明する。
的に説明する。
実施例 I
PS−1の白色粉末101を500TfLl容のビーカ
ーに取り、蒸留水200m1を加えマグネチツクスター
ラーで攪拌しPS−1を充分膨潤させた後、5%(W/
V)ブロムシアン水溶液200rrLlを加え、25℃
に於て攪拌を続けながら、白傷滴定装置を用いて2N水
酸化ナトリウム溶液を滴下して約0.5pH単位/分の
速度でpHを徐々に上昇させてpHを11に達せしめ、
更にそのpHに、約15分間保つことにより反応を完了
させた。
ーに取り、蒸留水200m1を加えマグネチツクスター
ラーで攪拌しPS−1を充分膨潤させた後、5%(W/
V)ブロムシアン水溶液200rrLlを加え、25℃
に於て攪拌を続けながら、白傷滴定装置を用いて2N水
酸化ナトリウム溶液を滴下して約0.5pH単位/分の
速度でpHを徐々に上昇させてpHを11に達せしめ、
更にそのpHに、約15分間保つことにより反応を完了
させた。
反応終了後、反応液からPS−1粒子を沢取し、更に蒸
留水11で洗浄して、活性化PS−1を得た。
留水11で洗浄して、活性化PS−1を得た。
(乾燥重量は10.05f)。実施例 2
PS−2の白色粉末101を実施例1の場合と同様な方
法を用いてブロムシアンで活性化し、活性化されたPS
−2を得た(乾燥重量は10.081)。
法を用いてブロムシアンで活性化し、活性化されたPS
−2を得た(乾燥重量は10.081)。
参考例 1
実施例1で得た活性化PS−1は、次のような性質を示
した。
した。
(1)形および粒度
無処理のPS−1は、蒸留水中で膨潤させるとへこんだ
ゴムマリ状の形態を有し、直径は20〜500μで大き
さは一定でないが50μ前後のものが最も多い。
ゴムマリ状の形態を有し、直径は20〜500μで大き
さは一定でないが50μ前後のものが最も多い。
活性化PS−1は形および粒度ともに無処理のPS−1
と差異が認められなかった。
と差異が認められなかった。
(2)熱凝固性
無処理のPS−1は、特有の熱凝固性を示すが、活性化
PS−1の懸濁液を沸騰水で15分間加熱したがゼリー
化は全く認められなかった。
PS−1の懸濁液を沸騰水で15分間加熱したがゼリー
化は全く認められなかった。
(3)溶解性
活性化PS−1は、無処理のPS−1と全く異なり、強
アルカリ溶液に溶けず、またジメチルスルフオキシドや
濃ウレア溶液(8M)にも全(溶解されなくなった。
アルカリ溶液に溶けず、またジメチルスルフオキシドや
濃ウレア溶液(8M)にも全(溶解されなくなった。
(4)元素分析
元素分析の結果、C39,37%、H6,14%、N3
.29%であった。
.29%であった。
この値から計算すると、この活性化PS−1には、グル
コース残基当り平均0.43個のN原子が導入されてい
る。
コース残基当り平均0.43個のN原子が導入されてい
る。
(5)赤外線吸収スペクトル(KBr法)無処理のPS
−1の赤外線吸収スペクトルは第1図に示すとおりであ
り、活性化PS−1の赤外線吸収スペクトルは第2図に
示すとおりである。
−1の赤外線吸収スペクトルは第1図に示すとおりであ
り、活性化PS−1の赤外線吸収スペクトルは第2図に
示すとおりである。
両者のスペクトルを比較すると活性化PS−1には、1
730cm、’ 、1625CrfL−1,780cr
rL−1に新しく吸収帯が見られた。
730cm、’ 、1625CrfL−1,780cr
rL−1に新しく吸収帯が見られた。
これらは、1730cfrL ’がカルボン酸ア* ミ
ドに、1625と780cfrL−1がイミノカーボネ
イトに由来する吸収帯であると考えられる。
ドに、1625と780cfrL−1がイミノカーボネ
イトに由来する吸収帯であると考えられる。
(6)染色性
中間らの方法(Carbohydrate Re5ea
rch。
rch。
32.47〜52、(1974))に従って水溶性色素
による染色性を、無処理および活性化したPS−1につ
いて調べた結果は第1表の通りである。
による染色性を、無処理および活性化したPS−1につ
いて調べた結果は第1表の通りである。
活性化の処理により、ブリリアントブルーに対する染色
性のみが変化した。
性のみが変化した。
参考例 2
実施例1で得た活性化PS−1の11(乾燥重量)を蒸
留水で20m1の懸濁液とし、これに0.2M炭酸バッ
ファー(pH8,5) 10TLl、プロナーゼ(科研
化学株式会社製)の20 m97m1溶液2mlおよび
蒸留水87711を加えて、5℃、pH8,5で攪拌し
ながら20時間反応させた。
留水で20m1の懸濁液とし、これに0.2M炭酸バッ
ファー(pH8,5) 10TLl、プロナーゼ(科研
化学株式会社製)の20 m97m1溶液2mlおよび
蒸留水87711を加えて、5℃、pH8,5で攪拌し
ながら20時間反応させた。
反応後、PS1ゲルをグラスフィルターで戸取し、0.
2Mグリシン溶液80TLl、0.5M塩化ナトリウム
溶液80献、および蒸留水40rrLlで順次洗浄し、
プロナーゼの水不溶性酵素を得た。
2Mグリシン溶液80TLl、0.5M塩化ナトリウム
溶液80献、および蒸留水40rrLlで順次洗浄し、
プロナーゼの水不溶性酵素を得た。
合成基質であるp−トルエンスルホニル−L−アルギニ
ンメチルエステルを用いて25℃、pH8,0でプロナ
ーゼ活性を測定したところ、カップリング反応に用いた
プロナーゼ活性の63%が水不溶性酵素となっているこ
とが判明した。
ンメチルエステルを用いて25℃、pH8,0でプロナ
ーゼ活性を測定したところ、カップリング反応に用いた
プロナーゼ活性の63%が水不溶性酵素となっているこ
とが判明した。
また上記の洗浄液中の総蛋白量をローリ−法(0,H,
Lowry et al : J、Biol 、Che
m。
Lowry et al : J、Biol 、Che
m。
193.265 (1951))で定量し、はじめに用
いたプロナーゼの蛋白量から差引いて、蛋白の水不溶化
率を計算すると77%であった。
いたプロナーゼの蛋白量から差引いて、蛋白の水不溶化
率を計算すると77%であった。
参考例 3
実施例1で得た活性化PS−1の11を蒸留水で20m
1の懸濁液とし、これに0.2M)IJス塩酸バッファ
=(pHs、o ) 1 oruiおよび結晶α−アミ
ラーゼ(三共株式会社製)の2.5■/mAの溶液10
Wllを加えて5℃、pH8,0で4時間反応後、参考
例2の場合と同様に洗浄し水不溶化α−アミラーゼを得
た。
1の懸濁液とし、これに0.2M)IJス塩酸バッファ
=(pHs、o ) 1 oruiおよび結晶α−アミ
ラーゼ(三共株式会社製)の2.5■/mAの溶液10
Wllを加えて5℃、pH8,0で4時間反応後、参考
例2の場合と同様に洗浄し水不溶化α−アミラーゼを得
た。
可溶性澱粉を基質とし、pH5,3,37℃で反応させ
α−アミラーゼ活性を測定すると、活性の水不溶化率は
59%であった。
α−アミラーゼ活性を測定すると、活性の水不溶化率は
59%であった。
また蛋白の水不溶化率は65%であった。
参考例 4
実施例1で得た活性化PS−1の11を蒸留水で20m
1の懸濁液とし、これに0.2Mリン酸バッファー(、
pH8,0) 10rILlおよび結晶cl −キーE
: )リプシン(シグマ社製)の2.5 m9/rnl
溶液10rfLlを加え、5℃、pH8でカップリング
反応を行なった。
1の懸濁液とし、これに0.2Mリン酸バッファー(、
pH8,0) 10rILlおよび結晶cl −キーE
: )リプシン(シグマ社製)の2.5 m9/rnl
溶液10rfLlを加え、5℃、pH8でカップリング
反応を行なった。
反応は2時間で終了し、はじめに加えた酵素蛋白の78
%がPS−1に結合した。
%がPS−1に結合した。
L−チロシンエチルエステルを基質にして、10%エタ
ノール存在下に27℃、pH7,8でエステラーゼ活性
を測定すると、活性の水不溶化率は64%であった。
ノール存在下に27℃、pH7,8でエステラーゼ活性
を測定すると、活性の水不溶化率は64%であった。
参考例 5
実施例1で得た活性化PS−1の11を蒸留水20m1
に懸濁後、0.2M)リス塩酸バッファー(pH8,0
) 10ralおよび小麦胚芽の酸性フォスファターゼ
(生化学工業株式会社)の2.5 m9/ml溶液10
1rLlを加え、5℃、pns、oで攪拌しながら18
時間反応後、参考例2と同様に洗浄して、水不溶性酸性
フォスファターゼを得た。
に懸濁後、0.2M)リス塩酸バッファー(pH8,0
) 10ralおよび小麦胚芽の酸性フォスファターゼ
(生化学工業株式会社)の2.5 m9/ml溶液10
1rLlを加え、5℃、pns、oで攪拌しながら18
時間反応後、参考例2と同様に洗浄して、水不溶性酸性
フォスファターゼを得た。
0−カルボキシフェニルフォスフエイトを基質にして、
25℃、pH5,0で活性を測定すると、はじめに加え
た酵素活性の52%が水不溶化された。
25℃、pH5,0で活性を測定すると、はじめに加え
た酵素活性の52%が水不溶化された。
また蛋白の水不溶化率は63%であった。
参考例 6
実施例1で得た活性化PS−1の11を蒸留水で20r
rLlの懸濁液とし、これにアセトバクター・タービダ
ンス(Acetobacter turbidans
)(ATCC9325)菌体から抽出し部分精製したα
−アミノ酸エステルヒドロラーゼ〔本酵素の調製法およ
び性質については、T 、 T akahash ie
t al : B iochem、J 、 137.
497(1974))5m9と0.1 M )リス塩酸
バッファ(pH8,0) 20mlを加え、5℃、pH
8,0で4時間攪拌下に反応させた。
rLlの懸濁液とし、これにアセトバクター・タービダ
ンス(Acetobacter turbidans
)(ATCC9325)菌体から抽出し部分精製したα
−アミノ酸エステルヒドロラーゼ〔本酵素の調製法およ
び性質については、T 、 T akahash ie
t al : B iochem、J 、 137.
497(1974))5m9と0.1 M )リス塩酸
バッファ(pH8,0) 20mlを加え、5℃、pH
8,0で4時間攪拌下に反応させた。
反応終了後、PS1ゲルをf取し、参考例2と同様に洗
浄して得られた水不溶性酵素を蒸留水で40m1に懸濁
した。
浄して得られた水不溶性酵素を蒸留水で40m1に懸濁
した。
D−フェニルグリシンメチルエステルヲ基質にしてこの
水不溶性酵素懸濁液の活性を測定したところ、9.83
ユニツト/TfLlであった。
水不溶性酵素懸濁液の活性を測定したところ、9.83
ユニツト/TfLlであった。
これは、はじめに加えた酵素活性の84%が不溶化した
ことを示す。
ことを示す。
また、蛋白の不溶化率は69%であった。
上記の水不溶性酵素懸濁液25mA’を用いて、床体積
51111の小カラムを調製し、5℃に於てD−フェニ
ルクリシンメチルエステル塩酸塩15rn9/ml、7
−アミノ−3−デアセトキシセファロスポラン酸5 m
9/rnlおよびメタノール10%(V/V)を含むp
H7,2の基質溶液を、12Tll/hr の一定流速
でカラム内を通過させると、カラムから流出する反応液
には7.501119/wLlのセファレキシンが含ま
れていた。
51111の小カラムを調製し、5℃に於てD−フェニ
ルクリシンメチルエステル塩酸塩15rn9/ml、7
−アミノ−3−デアセトキシセファロスポラン酸5 m
9/rnlおよびメタノール10%(V/V)を含むp
H7,2の基質溶液を、12Tll/hr の一定流速
でカラム内を通過させると、カラムから流出する反応液
には7.501119/wLlのセファレキシンが含ま
れていた。
この反応を6ケ月間連続して行なったが、このカラムの
セファレキシン合成活性は全く低下しなかった。
セファレキシン合成活性は全く低下しなかった。
参考例 7
実施例1の方法と同様にして得た活性化PS1の17を
蒸留水で20Tfllの懸濁液とし、これにL−ロイシ
ルクリシルクリシン(マン・リサーチ・ラボラトリーズ
社製)20■を溶解した0、IR1リス塩酸ノくツファ
ー(pH8,0) 20mlを加え、5℃、pH8で1
6時間ゆるく攪拌しながら反応させた後、ps−iゲル
を戸数し参考例2と同様に洗浄した。
蒸留水で20Tfllの懸濁液とし、これにL−ロイシ
ルクリシルクリシン(マン・リサーチ・ラボラトリーズ
社製)20■を溶解した0、IR1リス塩酸ノくツファ
ー(pH8,0) 20mlを加え、5℃、pH8で1
6時間ゆるく攪拌しながら反応させた後、ps−iゲル
を戸数し参考例2と同様に洗浄した。
洗浄液中に回収されたL−ロイシルグリシルグリシンの
含量から逆算すると、PS −1に結合したL−ロイシ
ルグリシルグリシンの量は12.6■であった。
含量から逆算すると、PS −1に結合したL−ロイシ
ルグリシルグリシンの量は12.6■であった。
また、上記方法において、L−ロイシルグリシルグリシ
ンに代えて人血清カンマ・グロブリン(フラクション■
、シグマ社製)およびインシュリン(シグマ社製)を用
いてそれぞれ上記方法と同様に反応を行ったところPS
−1に結合したカンマ・グロブリンの量は15.1■で
あり、インシュリンの量は11.0Tn9であった。
ンに代えて人血清カンマ・グロブリン(フラクション■
、シグマ社製)およびインシュリン(シグマ社製)を用
いてそれぞれ上記方法と同様に反応を行ったところPS
−1に結合したカンマ・グロブリンの量は15.1■で
あり、インシュリンの量は11.0Tn9であった。
第1図はPS−1の赤外線吸収スペクトルを、第2図は
活性化PS−1の赤外線吸収スペクトルをそれぞれ示す
。
活性化PS−1の赤外線吸収スペクトルをそれぞれ示す
。
Claims (1)
- 1 粉末状の水不溶性β−1・3−グルカンと・・ロゲ
ン化シアンを水の存在下に、アルカリを約0.2〜0.
5pH単位/分の速度で加えてpHを上昇させることに
よって、反応させることを特徴とする粉末状のβ−1・
3−グルカン誘導体の製造法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49136477A JPS5843405B2 (ja) | 1974-11-26 | 1974-11-26 | ベ−タ −1 3− グルカンユウドウタイノ セイゾウホウ |
DE2551438A DE2551438C2 (de) | 1974-11-26 | 1975-11-15 | Verfahren zur Herstellung von β-1,3-Glucanderivaten |
DE2560532A DE2560532C2 (ja) | 1974-11-26 | 1975-11-15 | |
FR7535834A FR2292714A1 (fr) | 1974-11-26 | 1975-11-24 | Derives de b-1,3-glucane utilises comme supports dans l'insolubilisation d'enzymes et d'autres substances contenant un groupe aminogene |
BE162151A BE835911A (fr) | 1974-11-26 | 1975-11-25 | Derives de beta -1,3-glucane, leur preparation et leur utilisation |
GB48349/75A GB1531498A (en) | 1974-11-26 | 1975-11-25 | Beta-1,3-glucan derivatives |
NLAANVRAGE7513773,A NL186243C (nl) | 1974-11-26 | 1975-11-25 | Werkwijze ter bereiding van beta-1.3-glucanderivaten, gevormd voortbrengsel daaruit en drager-ligande produkt daaruit. |
US05/635,450 US4075405A (en) | 1974-11-26 | 1975-11-26 | β-1,3-Glucan derivatives |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49136477A JPS5843405B2 (ja) | 1974-11-26 | 1974-11-26 | ベ−タ −1 3− グルカンユウドウタイノ セイゾウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5161586A JPS5161586A (en) | 1976-05-28 |
JPS5843405B2 true JPS5843405B2 (ja) | 1983-09-27 |
Family
ID=15176033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49136477A Expired JPS5843405B2 (ja) | 1974-11-26 | 1974-11-26 | ベ−タ −1 3− グルカンユウドウタイノ セイゾウホウ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843405B2 (ja) |
BE (1) | BE835911A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60226830A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-11-12 | Daicel Chem Ind Ltd | 1,3−グルカンより成る分離剤 |
-
1974
- 1974-11-26 JP JP49136477A patent/JPS5843405B2/ja not_active Expired
-
1975
- 1975-11-25 BE BE162151A patent/BE835911A/fr not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5161586A (en) | 1976-05-28 |
BE835911A (fr) | 1976-05-25 |
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