JPS5843376Y2 - 吊杆部材用配線ボツクス類支持金具 - Google Patents

吊杆部材用配線ボツクス類支持金具

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Publication number
JPS5843376Y2
JPS5843376Y2 JP1258481U JP1258481U JPS5843376Y2 JP S5843376 Y2 JPS5843376 Y2 JP S5843376Y2 JP 1258481 U JP1258481 U JP 1258481U JP 1258481 U JP1258481 U JP 1258481U JP S5843376 Y2 JPS5843376 Y2 JP S5843376Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanging rod
piece
mounting member
side wall
fixing
Prior art date
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Expired
Application number
JP1258481U
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English (en)
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JPS57127517U (ja
Inventor
宏 桜井
陽二 菅谷
陽一 村上
Original Assignee
株式会社 ブレスト工業研究所
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Publication date
Application filed by 株式会社 ブレスト工業研究所 filed Critical 株式会社 ブレスト工業研究所
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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は吊杆部材用配線ボックス類支持金具に係り、
例えば二重天井構造の天井懐内に、電気配線の分岐その
他のために設置される配線ボックス類を、天井スラブそ
の他から吊下されている吊ボルトの如き吊杆部材に、ボ
ックス類開口を下向きにして簡易迅速に取付けられるよ
うにした吊杆部材用配線ボックス類支持金具に関するも
のである。
従来、アウトレットボックス、コンセントボックス、ス
イッチボックス等の如き配線ボックス類を天井懐内に設
置するには、天井スラブから吊下されている吊杆部材に
ボックス類奥底壁外側面を対接させると共に、吊杆部材
を跨ぐコ字形金具にて、その両脚片端を奥底壁に固定さ
せている(例えば、実公昭50−18135号公報)。
ところが、これによった場合は、吊杆部材に極めて簡単
に取付は得るも、ボックス類開口が側方に向けられるか
ら、塵埃侵入の虞れが犬である等の種々の不都合がある
また、ボックス類開口が下方に向けられるようにするた
め提案された金具類、装置は、吊杆部材とは別の溝形鋼
その他の種々の部材を特別に用意しなければならず(例
えば、実公昭43−22540号公報、実公昭45−2
4205号公報、実公昭46−32542号公報)、面
倒であり、また取扱いも煩雑である。
更に、吊杆部材の最下端にねじ虐めしたコ字形金具を介
して連結するとしても、これは、吊杆部材をボックス類
の支持用にのみ使用するから無駄が多いばかりでなく、
高さ調整は困難である(例えば、実願昭55−1511
79号)。
そこで、この考案は如上の点に鑑み案出されたもので、
弾撥性ある矩形版材の長手方向両端近傍部位に、自身の
弾性に抗して彎曲させたときに吊杆部材が貫挿され、原
状に復元しようとするときに生じる弾性復帰力にて前記
吊杆部材に圧接する内聞縁面を有する取付部を設けて成
る取付部材と、配線ボックス類の側壁面に喰込む爪突起
を有して側壁開口端に挾着する挟着片に断面路り字形の
止着片を一体に折曲連設し、この止着片先端に、先端縁
が側壁外側面に正正する正正片を連設すると共に、止着
片底部、側部に連続させた固定口を開設して成る支持部
材と、固定口に挿通されて前記取付部材の略中央部に締
結されることで支持部材を取付部材に固定させる固定部
材とを備えていることにより、従来存した欠点の解消に
成功したものであって、以下、図面を参照してこの考案
の一実施例を説明すると次の通りである。
図にむいて示される符号1は、バネ鋼のような弾撥性に
富んだ版材から成る矩形状の取付部材で、この取付部材
1の長手方向両端近傍部位に、取付部材1自身の弾性に
抗して彎曲させたときに吊ボルト、鉄筋の如き吊杆部材
Pが貫挿され、取付部材1が原状に復元しようとすると
きに生じる弾性復帰力にて前記吊杆部材Pに圧接する内
周縁面2人を有する取付部2を設けて戊る。
しかして、取付部材1を側面からみると図示のように略
く字形を呈する場合に限らず、側面略〕状の弓形を呈す
る場合でもよく、更には扁平姿勢に付勢された側面略−
文字形でもよく、いずれにしても両端から相対向する方
向へ押圧すると彎曲し、その押圧力を解放すると原状に
復元する撓み弾性力を保有すればよく、その形状は任意
である。
尚、図中1Aは取付部材1を彎曲させるため両端に設け
た摘み片である。
取付部2は、吊杆部材Pに取付けられることのみを考慮
すれば、吊杆部材Pが貫挿されるのに充分な大きさを有
する礼状に形成されればよく、この場合は吊杆部材Pの
自由端から挿入して配線支持位置へ移動させる必要があ
る。
そのため、図示例にあっては、取付部材1の両端近傍部
位の側縁から形成されている切欠部を介して外部と連通
させた取付部2としたものであり、そうしたならば、吊
杆部材Pの長さ方向に沿って移動させることなく任位置
に直接取付けることができ、その取付作業の簡易化を図
り、特に吊杆部材P上下両端がともに他の部材と連絡さ
れているときには有効なものとなる。
また、図示のように、取付部材1中央部からの距離を異
ならしめるか、或は大きさを異ならしめた取付部2を配
しておくと、径が異なる吊杆部材Pに選択的に取付けら
れ、取付部材1自体の弾性復帰力の作用範囲内での使用
を可能とする。
3は、取付部材1の中央部近傍に切起し起設することで
対称的に形成した上下1対の矩形状規制突片であり、後
述する支持部材6が固定されたときでの、支持部材6の
上下方向でのガタつき、プレ等の防止に役立つ。
尚、4は取付部材1における取付部2部位での歪形を防
止するビードである。
この取付部材1とは別に支持部材6が形成されており、
この支持部材6は、アウトレットボックス、コンセント
ボックス、スイッチボックス等の如き配線ボックス類B
の側壁7面に噴込む爪突起8を有して側壁I開口端に挾
着する挟着片9に断面略り字形の止着片10を一体に折
曲連設し、この止着片10先端に、先端縁が側壁I外側
面に正正する圧正片11を連設すると共に、止着片10
底部、側部に連続させた固定口12を開設して成るもの
である。
挟着片9と止着片10とは、配線ボックス類Bに挾着さ
れたときの側壁7外方に位置される前者9の開口端縁に
て折り返し状に連設されることで一体化され、後者10
と正正片11とで略溝形を呈するように形成されている
爪突起8は、挟着片9両側縁に奥底がわから開口がわへ
の斜状の切込を入れて内方へ折曲することで形成され、
図示のように側壁I内面に噴込ませるも、図示を省略し
たが側壁7外面に噴込1せるよう形成するも任意に選択
される。
また、爪突起8先端を挟着片9開口がわへ向けておくこ
とで、側壁Iへの挟着操作が容易となること、一旦挾着
後の抜脱が困難となること等の利点が得られる。
固定口12は、後述する固定部材15が挿通されるに適
するように形成されており、しかも、止着片10底部に
おいては固定手段15としての固定ネジ頭部径より広幅
にし、側部においてはネジ部径より広幅で、かつ頭部径
より狭幅にして釦くことで、固定ネジを、その軸方向が
側部に釦ける固定口12の開設方向に対し直交させた状
態で直接挿通させることが容易となり、また固定口12
長さを充分に設定することで、上下の高さ調整が可能と
なる。
尚、図中符号13は装入用切欠で、固定口12に固定部
材15を挿通したときVcトいて、そのネジ込み操作の
ためのドライバー刃先を装入するために挟着片9開目端
に切設形成したものであり、14は係合片で、止着片1
0側部が主片3に対面状で配置されるとき、主片3両側
方に位置して支持部材6自身の左右方向での揺動を防止
し、結合安定性を向上させるべく、止着片10側部を分
割させて折曲形成したものである(第3図参照)。
この支持部材6を前記取付部材IK固定するための固定
部材15は、前記固定口12に挿通されて取付部材1の
略中央部に締結されるものである。
図示にあっては、タラピンクネジの如き固定部材15を
固定口12に挿通後、取付部材1の略中央部に形成した
ネジ孔5にねじ込むものとしである。
このとき、固定ネジ頭部径及び固定口12幅員より大径
なスプリングワッシャ16を介在させることで、支持部
材1の確実な締結と、弛緩防止とを図ることができる。
尚、固定ネジ、ネジ孔5に代えて、リベットによるかし
め構造とするもよく、その固定手段の変更は任意に選定
できる。
次に、これが使用を説明するに、固定部材15によって
予じめ取付部材1と支持部材6とを締結固定して組合せ
て釦〈と共に、支持部材6には、その挟着片9にて配線
ボックス類Bの側壁I開目端を挾着させて連結支持させ
る。
次いで、取付部材1を両端から強く押圧彎曲させ、その
状態で取付部2内に吊杆部材Pを位置せしめて吊杆部材
Pの所定位置にて押圧力を解放させ、そのときに生じる
弾性復帰力にて取付部材1を吊杆部材Pに取付けること
により、配線ボックス類Bをその開口が下向きになった
状態で支持させるものである。
したがって、配線ボックス類Bは、取付部材1、支持部
材6、固定部材15によって吊杆部材Pにしっかりと取
付は固定することができ、しかも、配線ボックス類Bは
その開口が下方に向けられているから、塵埃の侵入が少
なく、また、配線分岐の種々の形態のそれに対応させた
ものとすることができると共に、簡易迅速に取付作業を
実施することができる。
取付部材1は、それ自体に存する弾撥力によって原状に
復元しようとする弾性復帰力が作用するとき、取付部2
の内周縁面2Aが吊杆部材Pに圧着し、その際内周縁面
2人は吊杆部材1面に略噴込み状に圧入するから、取付
部材1は吊杆部材Pにしっかりと固定される。
また、その取付位置は任意に選定できるばかりでなく、
一旦取付後にあっても弾性復帰力を制限すれば、配線ボ
ックス類Bが支持部材6を介して取付部材1の略中央部
((締結固定されていて取付部材1の彎曲操作には邪魔
にならないようになっていることと相俟ち、取付位置の
変更も自由であり、取付作業は簡易で高所においても安
全に施工することができる。
更には、吊杆部材Pの長手方向中途での任位置に取付は
得るから、吊杆部材Pを他の目的のために使用している
としてもそれの邪魔にならず、有効利用が図れると共に
、既設の吊杆部材PKも簡単に取付けることができる利
点もある。
一方、支持部材6の断面略溝形の挟着片9は、配線ボッ
クス類Bの側壁7開目端に挾着させるに際し、その開口
がわをあてがい強制的に打着すればよく、また、その爪
突起8が側壁7面に喰込むから、外部からの衝撃、振動
によっても抜脱、離反することはない。
しかも、挟着片9に連設した断面路り字形の止着片10
先端に連設した正正片11先端縁が側壁T外側面に正正
することと相俟ち、一層、両者6、Bの結合は確実、安
定しており、ひいては固定部材6を介しての取付部材1
との一体性も担保される。
支持部材6の止着片10に開設した固定口12は、その
底部、側部に連続させて形成するから、支持部材1自体
を配線ボックス類BVC結合させてむいたとしても、取
付部材1の略中央部にねじ止め等の手段にて予じめ固定
しておいた固定部材15に、その底部位にて合致嵌合さ
せることで固定部材15が固定口12に挿通され、作業
を簡易医行なうことができる。
また、固定部材15によって、取付部材1と支持部材6
とを締結固定させるから、予じめ組合せておくことも、
取付現場において組合せることもできる。
以上説明したようにこの考案によれば、天井懐その他に
おいての吊杆部材に配線ボックス類を簡易迅速に取付け
ることができ、しかもその配線ボックス類の開口は下向
きにできるから、種々の配線形態でのそれに対応させた
ものとし、またその取付位置は任意に選定できるばかり
でなく、吊杆部材や配線ボックス類に特別な加工を施す
必要もないから、特に高所にトける作業であっても安全
であると共に、一旦取付は後にあっては外部からの衝撃
、振動によっても離反、脱落することもなく安定してお
り、更には取付は後の支持位置の変更も自由に行なえ、
耐荷重性にも優れ、構成簡単で安価に提供できる等の実
用上極めて有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は分解
斜視図、第2図は使用状態の一部切欠側面図、第3図は
同横断面図である。 B・・・・・・配線ポラス類、P・・・・・・吊杆部材
、1・・・・・・取付部材、1人・・・・・・摘み片、
2・・・・・・取付部、2人・・・・・・内周縁面、3
・・・・・・規制突片、4・・・・・・ビード、5・・
・・・・ネジ孔、6・・・・・・支持部材、I・・・・
・・側壁、8・・・・・・爪突起、9・・・・・・挟着
片、10・・・・・・止着片、11・・・・・・正正片
、12・・・・・・固定口、13・・・・・・装入用切
欠、14・・・・・・係合片、15・・・・・・固定部
材、16・・・・・・スプリングワンシャ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾撥性ある矩形版材の長手方向両端近傍部位に、自身の
    弾性に抗して彎曲させたときに吊杆部材が貫挿され、原
    状に復元しようとするときに生じる弾性復帰力にて前記
    吊杆部材に圧接する内周縁面を有する取付部を設けて成
    る取付部材と、配線ボックス類の側壁面に喰込む爪突起
    を有して側壁開口端に挾着する挟着片に断函略り字形の
    止着片を一体に折曲連設し、この止着片先端に、先端縁
    が側壁外側面に正正する正正片を連設すると共に、止着
    片底部、側部に連続させた固定口を開設して成る支持部
    材と、固定口に挿通されて前記取付部材の略中央部に締
    結されることで支持部材を取付部材に固定させる固定部
    材とを備えていることを特徴とする吊杆部材用配線ボッ
    クス類支持金具。
JP1258481U 1981-01-31 1981-01-31 吊杆部材用配線ボツクス類支持金具 Expired JPS5843376Y2 (ja)

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JPS57127517U JPS57127517U (ja) 1982-08-09
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