JPS5843230B2 - インパクトレンチ用締付トルク検出装置 - Google Patents

インパクトレンチ用締付トルク検出装置

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JPS5843230B2
JPS5843230B2 JP18839080A JP18839080A JPS5843230B2 JP S5843230 B2 JPS5843230 B2 JP S5843230B2 JP 18839080 A JP18839080 A JP 18839080A JP 18839080 A JP18839080 A JP 18839080A JP S5843230 B2 JPS5843230 B2 JP S5843230B2
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JP
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tightening
signal
tightening torque
torque
impact wrench
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JP18839080A
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JPS57114370A (en
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鎮■ 東島
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NITSUSHO DENKI KK
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NITSUSHO DENKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、インパクトレンチ用の締付トルク検出装置に
関する。
ネジ、ボルト等を締付ける際に使用する従来レンチの型
式としては、手動もしくは電動により連続的に負荷を締
付けるスタティックレンチと、圧搾空気で駆動されるハ
ンマの衝撃力を利用して、負荷を間欠的に締付けるイン
パ・クトレンチカ知うれている。
スタティックレンチは付設したトルクメータで締付トル
クを測定表示し、これを確認しながら締付作業を行なう
ことができるから、負荷を要求される締付トルクで締付
けることができるが、インパクトレンチと比較して、要
求され徊帝付トルクが太きくなるに従って大型化し、取
扱いに困難を来し、さらに作業能率が悪いという欠点が
ある。
このスタティックレンチの欠点のために、インパクトレ
ンチが汎用されているが、従来インパクトレンチにおい
ては、圧搾空気の供給を作業員の勘に頼っており、締付
トルクの均一性が保証されず、品質管理上極めて大きな
問題を残していた。
かかる従来インパクトレンチの欠点を解消し、締付トル
クを自動的に一定化するため、第1図、第2図に示すイ
ンパクトレンチの締付トルク制御装置および歪検出装置
が提案されている。
すなわち、第1図に示「ように、インパクトレンチ1の
駆動軸に、動力伝達軸を有する歪検出器2を装置し、こ
の歪検出器2の動力伝達軸を締付トルクに対応させて正
寸せ、該歪を歪検出手段で電気信号に変換して検出し、
該検出信号値が設定レベルに達した時に信号処理回路3
,4から空気制御弁5−\指令信号を送出し、圧搾空気
の供給を停止することにより、締付トルクを一定に維持
するのであるる。
前述の歪検出器2は、第2図に示すように、剛体の動力
伝達軸6vcストレンゲージ等を歪検出素子1を貼着し
、該歪検出素子7によって締付トルクに対応する動力伝
達軸60吻理的歪を、電気信号に変換して検出する構成
になっている。
歪検出素子7に対する電力の供給pよび検出信号の取り
出しは、空隙付変圧器またはスリップリングとブラシと
の組合せ等より成る伝達手段8,9によって行なう。
しかしながら、インパクトレンチは圧搾空気をエネルギ
ー源として、間欠的な・・ンマの衝撃力によって負荷を
締付ける方式であり、慣性が負荷を締付ける根源となる
ため、歪検出器2の動力伝達軸6の慣性が検出精度に悪
影響を及ぼし、締付トルクを高精度で検出すること75
琲常に困難になっていた。
すなわち、第1図に示した歪検出器にかいて、インパク
トレンチを駆動すると、第2図における動力伝達軸6の
軸部6aにもエネルギーが伝達され、慣性エネルギーと
して保存される。
したがって、軸部6aは負荷締付時には検出手段7によ
って検出されない慣性エネルギーを有することとなる。
しかるにこの軸部6aの慣性エネルギーは負荷締付の際
、負荷にはき出されその負荷締付に寄与するものである
から、本来締付トルクに含渣せて測定されるべきもので
ある。
このため、各インパクト毎に軸部6aの慣性エネルギー
が測定されることなく締付トルクに加算され、締付トル
ク検出誤差を生じるものである。
軸部6aの慣性を小さくして検出誤差を小さくする方法
も試みられたが、軸部6aの慣性を零にすることは不可
能であるから、完全な対策とはなり得ない。
本発明は上述する従来技術の欠点を除去し、締付負荷に
対する実締付トルクを、動力伝達軸の慣性による影響を
受けることなく、正確に精度良く検出し得るようにした
締付トルク検出装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明に係る締付トルク検出
装置は、インパクトレンチの回転駆動力を締付負荷に伝
達する動力伝達軸上に歪検出手段を設けた歪検出器と、
前記動力伝達軸の回転速度を検出する回転速度検出手段
と、該回転速度検出手段で得られた回転速度信号及びこ
れから演算された回転加速度信号にそれぞれ係数を乗じ
、その信号を前記歪検出器の歪検出信号から減じて締付
トルク検出信号を出力する回路とを有することを特徴と
する。
以下添付図面を参照して本発明の内容を具体的に説明す
る。
第3図は第2図に示した締付トルク検出器を使用して、
ボルト等の締付負荷をインパクトレンチで締付ける場合
の機械的等価図を示している。
図にわいて、6は検出器の動力伝達軸、10はボルト等
の締付負荷、11は締付負荷10を取付ける固着部で、
例えば自動車の車体等である。
動力伝達軸6は出力部6a、入力部6bおよび歪検出部
6cを有しているものとする。
また締付負荷1ofiスベリ摩擦によるトルク伝達部1
0aと非回転部10bとに分けられる。
次に、第3図において、 T1はインパクトレンチから人力部6bに加えられるト
ルク T1は入力部6bにおける極慣性能率 θ1はインパクトレンチ回転駆動時の入力部6bの回転
角度。
K1は歪険出部6cの捩りバネ定数 ■2は出力部6aの極慣性能率 T2はスベリ摩擦により動力伝達軸6から締付負荷10
側に伝えられるトルク θ2は出力部6aの回転角度 T3は非回転部10bの極慣性能率 に3は締付負荷10と固着部11との間の捩りバネ定数 T3は固着部11に伝達されるトルク θ3は固着部11と非回転部10bとの間の捩れ角 と定義する。
インパクトレンチから動力伝達軸6の入力部6bに加え
られたトルクT1ば、入力部6bを加速させる以外は、
軸6の捩りを通じて出力部6aに伝えられる。
出力部6aへ伝えられたトルクは、スベリ摩擦により非
回転部10bへ伝えられるトルクT2を除き、出力部6
aを加速するのに消費される。
したがって、この運動方程式は T1−11θ’Q =に1(θ1−θ2) ・・・・
・・・・佃に1(θ1−θ2)=■2θ;+T2 ・
・・・・・・・・(2)ここで d2θ1 θ“ = 1 dt” / a 2θ2 θ;=、、2 θ1−θ2は軸6の捩れ角 である。
次に摩擦により伝えられたトルクT2は、固着部11に
伝えられるトルクT3と1、非回転部10bを加速する
のに用いられるから、 ■3θ雀+に3θ3=T2 ・・・・・・・・・・・
・・・・(3)K2O2−T3 ・・・・・・・・・
・・・・・(→となる。
この場合、インパクトレンチより動力伝達軸6を介しづ
締付負荷10に与えられる締付トルクはT2、また締付
負荷10め締付角度はθ2−03 となる。
上式(1)A→を吟味すると、極慣性能率11.■2を
太きくすれば締付力T2が大きくできないこと、筐た締
付対象物の剛性が小さいと捩りバネ定数に3が小さくな
り、同口締付トルクT2に対し捩れ角θ3が犬きくなる
ため、締付けにくくなることなど、これ昔で現場で感覚
的に認識されていたことが、理論的に解明できる。
上掲(2)式を変形すると T2=に、(θ1−θ2)−I2θ冬 ・・・・・・・
・・(5)となる。
この(5)式は、軸6を通って加えられたトルクに1(
θ1−θ2)から出力部6aを加速するためのトルク■
2θごを差引けば締付負荷10に加えられる実締付トル
クT2が求められることを示している。
もし軸6の捩れ剛性が高く、θ1中θ2とみなせるとき
は、θヴの代りにθτを用いてもよいまた、軸受の摩擦
等の影響で、回転速度によってトルクが消費される量が
大きい場合は、T2−に1(θ1−θ2)−ζθ□ −
I2θ冬・・・(6)としてもよい。
軸6を通って加えられるトルクK(θ1−02)は、歪
検出部6cにおける歪検出手段により歪検出信号として
検出される。
したがって、この歪検出信号から、回転速度信号及びこ
の回転速度信号を微分して得られる回転加速度信号に係
数を乗じたものを減することにより、(5)、 (6)
式に示すごとく、締付負荷に対して加えられる実締付ト
ルクT2が検出される。
第4図は(6)式を対象する演算回路のフロック図であ
る。
図に、i−いて、12は歪検出器、13ばこの歪検出器
12の動力伝達軸の回転速度を検出する回転速度検出部
、14は回転速度検出部より与えられる回転速度信号よ
り回転加速度を演算する回転加速度演算部、15は回転
速度信号に対し係数を乗じて(6)式のζθ6を算出す
る係数設定部、16は回転加速度信号に係数を乗じて(
6)式の■2θざを算出する係数設定部、11は増幅器
、18は増幅器である。
前記回転速度検出部13は、検出器12の動力伝達軸に
たとえば回転発電機等を結合して、回転速度信号θ□を
アナログ信号として直接出力する構成、寸たは動力伝達
軸の回転角度を検出する回転角度検出器を備え、その回
転角度信号を一次微分して回転速度信号を得る構成とす
ることができる。
第5図は後者の具体的な一実施列を示している。
この実施例では、動力伝達軸6の出力部6aに、筒状の
支持体20を取付は固定し、この支持体20の外周面に
磁気テープ21を貼着しである磁気テープ21には一定
の微小角度毎に信号75配録されており、回転時にヘッ
ド22によってその磁気記録信号をパルスとして検出す
れば、総検出パルス数が回転角となる。
この検出信号を周波数−電圧変換器に入力すれば回転速
度信号θつがアナログ量として取り出される。
以上述べたように、本発明に係る締付トルク検出装置は
、インパクトレンチの回転駆動力を締付負荷に伝達する
動力伝達軸上に歪検出手段を設けた歪検出器と、前記動
力伝達軸の回転速度を検出する回転速度検出手段と、該
回転速度検出手段で得られた回転速度信号及びこれから
演算された回転加速度信号にそれぞれ係数を乗じ、この
信号を前記歪検出器の歪検出信号から減じて締付トルク
検出信号を出力する回路とを有することを特徴とするか
ら、動力伝達軸の慣性に基づく検出誤差をなくし、実締
付トルクを高精度で検出し得るインパクトレンチ用の締
付トルク検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はインパクトレンチの締付トルク制御装置、第2
図は歪検出器の断面図、第3図は第2図の歪検出器を使
用してインパクトレンチで締付負荷を締付ける場合の機
械的等価図、第4図は本発明に係る締付トルク検出装置
のブロック図、第5図は回転角度検出の具体例を示す図
である。 12・・歪検出器、13・・何紙速度検出部、14・・
・回転加速度演算部、15.16・・係数設定部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 インパクトレンチの回転駆動力を締付負荷に伝達す
    る動力伝達軸上に歪検出手段を設けた歪検出器と、前記
    動力伝達軸の回転速度を検出する回転速度検出手段と、
    該回転速度検出手段で得られた回転速度信号及びこれよ
    り演算された回転加速度信号にそれぞれ係数を乗じ、こ
    の信号を、前記歪検出器の歪検出信号から減じて締付ト
    ルク検出信号を出力する回路とを備えることを特徴とす
    るインパクトレンチ用締付トルク検出装置。
JP18839080A 1980-12-26 1980-12-26 インパクトレンチ用締付トルク検出装置 Expired JPS5843230B2 (ja)

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JPS57114370A JPS57114370A (en) 1982-07-16
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EP2826596A3 (en) 2013-07-19 2015-07-22 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Impact rotation tool and impact rotation tool attachment
JP6135925B2 (ja) * 2013-07-19 2017-05-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 インパクト回転工具及びインパクト回転工具用先端アタッチメント
JP6277541B2 (ja) * 2013-09-27 2018-02-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 インパクト回転工具及びインパクト回転工具の制御装置

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