JPS5843081B2 - 靴底の射出成形方法 - Google Patents

靴底の射出成形方法

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JPS5843081B2
JPS5843081B2 JP55005417A JP541780A JPS5843081B2 JP S5843081 B2 JPS5843081 B2 JP S5843081B2 JP 55005417 A JP55005417 A JP 55005417A JP 541780 A JP541780 A JP 541780A JP S5843081 B2 JPS5843081 B2 JP S5843081B2
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JP
Japan
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mold
female mold
female
male mold
molding
Prior art date
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Expired
Application number
JP55005417A
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English (en)
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JPS56102202A (en
Inventor
満明 須藤
勝弘 増田
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Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は靴底の接地面の一部を異色、もしくは異質の素
材により形成し、意匠効果、もしくは物性に優れた靴底
を得るようにした靴底の射出成形方法に関するものであ
る。
従来靴底の接地面の一部を異色もしくは異質の素材によ
り形成するようにした射出成形靴の製造方法は既に知ら
れている。
この従来方法は第5図に示すように、雌型101のボト
ムモールド104上6ト;靴底の一部となる芯材110
を載置した後、前記雌型101上に、胛被9を包覆した
雄型103を組合せ、それら雌、雄型101.103間
に形成される射出成形空隙Cに、雌型101のサイドモ
ールド105に形成した射出口06より成形素材を注入
して靴底の接地面の一部に異色もしくは異質の部分を有
する靴を得るようにしたものである。
ところが、この従来方法では、1、前記芯材110は、
ボトムモールド104上に載置されるだけなので、射出
注入素材の注入時に、その射出圧によって浮き上り、あ
るいは移動して所定位置を保ち得ず、また芯材110と
ボトムモールド104間に射出成形素材が浸入して不良
品となり易い。
2、芯材110は射出注入素材と相容性を有する材料に
より形成するか、あるいは事前に相容性を生せしめるた
めの何らかの表面処理を施さなければならずその材料が
限定され、また前述の表面処理を施す場合には手間がか
\す、能率が悪い。
3、あらかじめ芯材110fi:所定の形状に形成して
おかなければならず、コスト高0)原因になる。
4、ボトムモールド上に芯材110を載置する作業は手
作業に頼らざるを得ないので、作業能率が悪く、特に芯
材110が小さい場合や数の多い場合には、きわめて作
業が煩雑になり、実際上この方法による靴の製造は困難
になる。
等の種々0欠点があった。
本発明は上記にかんがみ、前記従来方法による欠点をす
べて解消することができ、しかも雌型の構造が簡単でコ
ストヲ低減することができる、商品価値の高い前記靴底
の成形方法を提供することを目的とする。
以下、第1〜4図により本発明方法の1実施例について
説明すると、本発明方法は雌型1、ダミー雄型2および
雄型3が使用される。
まず雌型1は、ボトムモールド4と、その外周を囲む上
面開放のサイドモールド5とより構成され、サイドモー
ルド5には、−次および二次射出口6,7が穿設される
またダミー雄型2は前記雌型1の開口上面に嵌合される
外周形状を有し、その下面には所定形状の複数の突起2
a1−2a2,2a3が一体に突設され、それら突起の
各下端はボトムモールド4の上面すなわち雌型1の底面
1aと密着し得るような形状に形成される。
また前記雄型3は、靴型に形成されて、そこに胛被9が
包覆され、前記雌型1の開口上面に嵌合され、その雌型
1との間に二次成形空隙C2を形成する大きさを有する
先ず第1図に示すようにサイドモールド5およびボトム
モールド4よりなる雌型1に、その上面開口部よりダミ
ー雄型2を嵌合すると共に、その下面の突起2 al
* 2 a2 * 2 a3を、雌型1の底面1a上に
密着させ且つ同雌型1の内周面1bより離間させて、ダ
ミー雄型2の下面と、雌型1の底面1a′:F6よび内
周面1bとにより各突起2a1゜2 a2 = 2 a
3を取囲む一次成形空隙C1を形成する。
この−吹成形空隙C1は、前記−次側出口6に連通して
おり、こ5より一次成形空隙C1内に一次成形素材を注
入する。
これにより前記−吹成形空隙C1と同形Φ−一次成形底
0が成形される。
而してこの一次成形底10は、雌型1の底面1a上を部
分的に占有すると共に、外周部が全周Oこ亘ってサイド
モールド内周面に適合する。
次にダミー雄型2を雌型1から取り除き、胛被9を被覆
した雄型3を、雌型1の開口上面に嵌合し、その雌、雄
型1,3間に、前記−次成形底10を収納した二次成形
空隙C2を形成する。
この二次成形空隙C2は、前記二次射出ロアに連通して
おり、ここより、前記−吹成形素材とは異色または異質
の二次成形素材を注入すれば、その素材は二次成型空隙
C2内に充填されて二次成形底11を一次成形底10と
一体に成形することができる。
以上により異色、もしくは異質の部分を有する射出成形
底よりなる靴が得られる。
而してこの靴はその靴底接地面に前記異色もしくは異質
の部分が部分的に顕出される。
以上のように本発明方法によれば、雌型1にダミー雄型
2を嵌合すると共に、そのダミー雄型2下面に突設した
突起2a1t 2a2 e 2 a3を該雌型1の底面
1aに衝合させ且つ同雌型1の内周面1bより離間させ
て、それらダミー雄型2と雌型1との間に前記突起2a
1,2a2,2a3を取囲む一次成形空隙C1を画成し
、次いでその一次成形空隙C1に−吹成形素材を注入し
て、前記雌型1の底面1a上を部分的に占有し且つ外周
部が全周に亘って同雌型1の内周面1bに嵌合する一次
成形底10を成形し、しかる後、前記ダミー雄型2を前
記雌型1より除去し、次いで胛被9を被覆した雄型3を
前記雌型1に組合せてそれら雄、雌型3,1により二次
成形空隙C2を形成すると共に、その二次成形空隙C2
に二次成形素材を注入して前記−次成形底10と一体結
合される二次成形底11を成形し、前記−1二次成形底
10.11によって接地面に異色または異質の部分を有
する靴底を形成するようにしたので、−次および二次成
形素材を適宜選択することにより、靴底の接地面が多色
であって意匠効果の優れた靴や、靴底の接地面の物性が
部分的に異なる特殊な靴、例えば踵部分の剛性を特に強
化したような靴などを簡単に製造することができる。
特に−吹成形が完了してダミー雄型2を雌型1より除去
した状態では、雌型1の底面1a上を部分的に占有する
一次成形底10は、その外周部が全周に亘って同雌型1
の内周面1bに嵌合支持されるから、二次成形素材の注
入圧を受けても濫りに移動したり浮き上がったりするこ
となく雌型底面1a上の定位置に強固に保持され、従っ
て、次成形底10の移動、浮き上がりによる不良品の発
生を確実に防止することができ、しかも−次成形底10
を雌型底面1aに固定するための係止具を雌型1に特別
に設ける必要がないため、雌型1の構造が簡単でコスト
を低減することができ、その上、靴底のデザイン改変等
により一次成形底10の形状を変更するような場合でも
従前の雌型1を改造交換することなくそΦまま使用でき
、さらに−次成形底10の下面には上記係止具のための
係合凹部が一切形成されないからその係合凹部によって
靴の商品価値が損なわれるような心配もない。
また前記従来のようにあらかじめ異色または異質の部材
を雌型上に載置するという、人手に頼る面倒な工程がな
く、すべて機械的な射出成形工程のみで靴の製造が可能
になるので、各工程を無駄なく能率的に行うことができ
る。
さらにダミー雄型2下面の突起2a1’ ? 2a29
2a3の形状を変えるだけで、靴底接地面の異色もしく
は異質の部分io、iiの形状、大きさ、数等を自由に
変えることができるので、所望の色相、るいは物性をも
つ種々の靴を同じ工程数および工程時間によって簡単に
製造することができる。
さらにまたダミー雄型2を雌型1に組合せる際には、そ
のダミー雄型2下面の突起2a1.2a22a3を雌型
1の底面1a上に単に衝合密着させるだけで、同ダミー
雄型2の雌型1に対する上下方向の位置決めが完了する
ので、その位置決めのための特別な手段が不要でコスト
の低減に寄与し得る。
尚、異色、または異質Φ−次、二次成形素材は、それら
が互いに相容性のある素材を選択することにより、それ
らの結合強度を一層強固にすることができ、より一層耐
久性に優れた靴を得ることができる。
また二次成形素材の注入前にボトムモールド4を昇降調
節することにより厚さの異なる靴底を成形することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明方法の一実施例を示すもので、第1
〜3図はその靴底の射出成形工程を示す成形型の縦断側
面図、第4図は一次成形底およびボトムモールドの斜視
図、第5図は従来方法による靴底の射出成形工程を示す
成形型の縦断側面図である。 cl・・・・・・−吹成形空隙、C2・・・・・・二次
成形空隙、1・・・・・・雌型、1a・・・・・・底面
、1b・・・・・・内周面、2・・・・・・ダミー雄型
、2al 、 2 a2 * 2a3・・・・・・突起
、3・・・・・・雄型、9・・・・・・胛被、10・・
・・・・−次成形底、11・・・・・・二次成形底。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 雌型1にダミー雄型2を嵌合すると共に、そのダミ
    ー雄型2下面に突設した突起2 al e 2 a22
    a3を該雌型1の底面1aに衝合させ且つ同雌型1の内
    周面1bより離間させて、それらダミー雄型2と雌型1
    との間に前記突起2a1*2a2e2a3を取囲む一次
    成形空隙C1を画成し、次いでその一次成形空隙C1に
    −次成形素材を注入して、前記雌型1の底面1a上を部
    分的に占有し且つ外周部が全周に亘って同雌型1の内周
    面1bに嵌合する一次成形底10を成形し、しかる後、
    前記ダミー雄型2を前記雌型1より除去し、次いで胛被
    9を被覆した雄型3を前記雌型1に組合せてそれら雄、
    雌型3,1により二次成形空隙C2を形成すると共に、
    その二次成形空隙C2に二次成形素材を注入して前記−
    次成形底10と一体結合される二次成形底11を成形し
    、前記−1二次成形底10,11によって接地面に異色
    または異質の部分を有する靴底を形成することを性懲と
    する靴底の射出成形方法。
JP55005417A 1980-01-21 1980-01-21 靴底の射出成形方法 Expired JPS5843081B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4986148A (ja) * 1972-08-23 1974-08-17

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