JPS5842980Y2 - レントゲン写真用フイルム入れ - Google Patents

レントゲン写真用フイルム入れ

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JPS5842980Y2
JPS5842980Y2 JP17164182U JP17164182U JPS5842980Y2 JP S5842980 Y2 JPS5842980 Y2 JP S5842980Y2 JP 17164182 U JP17164182 U JP 17164182U JP 17164182 U JP17164182 U JP 17164182U JP S5842980 Y2 JPS5842980 Y2 JP S5842980Y2
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JP
Japan
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rectangular
lower tray
resilient
upper lid
bead
Prior art date
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Expired
Application number
JP17164182U
Other languages
English (en)
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JPS58108458U (ja
Inventor
ハンス・ヨゼフ・ミユーレルーレーヒ
ヴイルヘルム・ツエヒマイル
Original Assignee
アグフア−ゲヴエルト・アクチエンゲゼルシヤフト
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Publication date
Application filed by アグフア−ゲヴエルト・アクチエンゲゼルシヤフト filed Critical アグフア−ゲヴエルト・アクチエンゲゼルシヤフト
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スナップ作用閉鎖機構を備えたレントゲン写
真用フィルム入れ(カセット)に関する。
レントゲン写真用フィルム入れは、病院およびX線施設
におけるX線装置において多数使用されている。
レントゲン写真用フィルム入れは、通常、実質的に剛性
の矩形状下部トレーおよび弾力性の上部蓋とからなって
いる。
ゆがめられていない状態では、この上部蓋は、フィルム
入れて底部がら離れる方向に湾曲している。
フィルム入れが゛閉じられたとき、フィルム入れの上部
蓋のパッド付き内面は、フィルムの面と接触して気泡が
侵入するのを防ぐ。
フィルム入れが閉じられると、パッドは緩く圧縮され、
フィルムはフィルム入れ内で完全に平らになりいかなる
方向にも滑動できなくなる。
したがってフィルム入れはパッドの弾力抵抗に抗して閉
鎖されねばならない。
この目的にフィルム入れは、スナップ作用の閉鎖機構を
設けることは公知である。
この種の閉鎖機構は操作が特に容易である。
スナップ作用の閉鎖機構を働かせるためにはフィルム入
れの上部蓋がフィルム入れの底部に対して圧しさえすれ
ばよい。
本発明の目的は改良されたスナップ作用閉鎖機構を提供
することである。
近時、合理化のためにいわゆる昼光システム(dayl
ight system)がレントゲン写真用フィルム
入れに対し開発された。
昼光システムは精巧な装置からなって、露光済みフィル
ムの装填されたフィルム入れが暗所で開けられ、次に露
光済みフィルムが外されて現像ステーションへ運ばれ、
フィルム入れには、次に新しい未露光フィルムが装填さ
れて再び閉鎖される。
これら全ての工程は自動的に行われる。
フィルム入れに取り付ける閉鎖機構はこのような装置の
操作の様式に合うように設計されねば゛ならないのは明
らがである。
すなわち、閉鎖機構は機械適応性でなくてはならない。
特に、閉鎖機構は、フィルム入れの開閉に要する手順が
できるだけ少ない工程数であるべきである。
本考案によれば、レントゲン写真用フィルム入れにおい
て、実質的に剛性な矩形状下部トレー、外力がイ動かな
いときにはフィルム入れの内部に向いて僅かな凸状湾曲
を有する弾力性の上部蓋、およびフィルム入れを閉じる
ためのスナップ作用閉鎖機構とを含んでなり、該スナッ
プ作用閉鎖機構は、フィルム入れの底部の前部において
平行に移動可能な薄いバーを包含し、そして該バーには
ビードまたはカムが設けられていて、該ビードであるカ
ムは、上部蓋が下部トレーに対し圧せられたとき、フィ
ルム入れの上部蓋の端面にある対応するビードまたはカ
ムと係合するようになっているレントゲン写真用フィル
ム入れを提供する。
本考案の好具体例では、端面および移動可能なバーそれ
ぞれにあるビードまたはカム、予め曲面をもたせてあり
、かつそれぞれのカムはフィルム入れの矩形状下部トレ
ーおよび上部蓋に平行な1つの平面部を有している。
フィルム入れが閉じられているとき、移動可能バーのビ
ードおよび端面のビードは互に向い合っている。
さらに、移動可能バーおよび上記端面との両側で互に向
い合っている一対の対向ビードまたはカム面は、端面と
移動可能バーとの面で互に関し、180°回転した位置
にそれぞれ配向されている。
すなわち端面のビードまたはカムの平坦面が例えば、上
方向を向き、移動可能バーの側のビードの平坦面はフィ
ルム入れの底部に向いていることになる。
このようにして非常に信頼性のある閉鎖機構が得られる
閉鎖レバーにより機械的に結合するバーは、好ましくは
、ばねが設けられており、フィルム入れが開かれた後は
バーが初期の位置へ自動的に戻る。
フィルム入れが閉しられるときには、バーはその運動方
向にいくらか垂直に撓み得なければならない。
したがって、バーを形成する材料は、高度の弾力性を有
していなければならない。
バーは、好ましくは、純良な鋼鉄からなる。
本考案の閉鎖機構の利点は、操作が容易であることであ
る。
フィルム入れを閉しるには単に圧力をかけさえすればよ
い。
このようにすればビードすなわちカムは互に自動的に係
合する。
フィルム入れを開けるのには、閉鎖レバーを上方向に回
転する。
バーの移動により、ビードまたはカムは互に係合が解か
れ、フィルム入れの上部蓋が開放される。
さらに、本考案の閉鎖機構は組立が容易でありかつ寿命
が長い。
以下本考案を添付の図面を参照してさらに詳細に説明す
る。
第1図に示されるレントゲン写真用フィルム入れは矩形
状下部トレー1、およびこの下部斗し−1に蝶番3によ
って連結された上部蓋2とを含んでなる。
フィルム入れの下部トレー1と上部蓋2とは剛性な枠4
,5によって包囲されている。
発泡パッド6がフィルム入れの上部蓋2に接着している
フィルム入れを閉じるのには、上部蓋2が下部トレー1
に対し螺番3を介して枢動される。
フィルム入れが開いている場合は、上部蓋2は該フィル
ム入れの内部に向って僅かに凸状に湾曲している。
該フィルム入れが閉じられている場合は、上部蓋2と下
部トレー1との2つの完全に平行な面となる。
フィルム入れの閉鎖機構は、ビード8aの付いた移動可
能バー7および上部蓋の枠5の端面9上のビード8bと
によって構成されている。
ビード付バー7はスタッド10によってフィルム入れの
下部トレーの前方の位置に移動可能に装着されている。
閉鎖レバー11が操作されると、ビード付バー7がフィ
ルム入れの下部トレーの前部に対し平行に動く(矢印を
参照)。
ビードは第2a図と第2b図とにさらに詳細に示されて
いる。
図面から明らかなように、上部蓋2の端面9上のビード
8bは、約lmmX5mmの寸法でフィルム入れの面に
対し平行な面12 bと、端面9から突出している湾曲
した下面13bとからなっている。
移動可能バー7のビード8a(第2b図)は、フィルム
入れの端面9上のビード8bと同様な形状であってビー
ド8bに対し180°回転させた関係をなしている。
この位置で、移動可能バー7上のビードの平坦面12a
は下面をなしている(上から見て)。
平坦面12 aはその上方で湾曲面13aと接続してい
る。
フィルム入れか゛閉じられると、ビード8aと8bとは
互に正反対を向く。
フィルム入れの上部蓋2が下部I・レー1に対して押さ
れると、ビード8aと8bとの湾曲面13aと13bと
は互に滑動する。
同時に、バー7がその運動の方向でいくらか垂直方向に
撓む。
フィルム入れがさらに圧せられると、ビード8 a 、
8 bは、平坦な面12a、12bが互に乗り合うよう
に係合する(第3図)。
このようにしてフィルム入れは確実に閉じられる。
ビードの形状およびビードの相関的な位置が第3図に詳
細に示されている。
フィルム入れを開けることを所望するときは、閉鎖レバ
ー11を手または器具によって上方向に回転する。
この結果、第1図のバー7は左方向へ移動し、ビード8
a、8bの平坦な面12 a 、12 bカ互に滑動す
る。
最終的に、バー7のビード8aと、上部蓋の端面9上の
ビード8bとが互に位置をずらされ面12 aと12
bとが互に何ら接触しなくなる。
次にフィルム入れの上部蓋2はそれ自体固有の張力とパ
ッド6の弾力性との作用で成る角度飛び開きついで、フ
ィルムれの上部蓋2を更に持上げることによって容易に
かつ完全に開かれる。
昼光システムの場合のように、フィルム入れが自動的に
開かれるときは、この目的のためにフィルム入れの上部
蓋と底部との間にローラを挿入しさえすればよい。
閉鎖レバー11には、ばねが設けられており、このばね
はフィルム入れが開かれた後バー7と閉鎖レバー11と
をそれぞれ初期の位置へ引き戻す。
ビード8aおよび8bは打抜型またはプレスの手段によ
って杉皮される。
鈍良な鋼がバー7および上部2の部材である端面9に対
する有効な材料であることか゛明らかとされるた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、フィルム入れの斜視図である。 第2a図は、フィルム入れの上部のビードを有する端面
を示している。 第2b図は、フィルム入れの矩形状下部トレーにある対
応ビードを有する移動可能バーを示す。 第3図は、フィルム入れか゛閉じられたときのビードの
相対的な位置を示す。 第3a図は上部蓋前縁に設けたビードと矩形状下部トレ
ー前縁に設けたビードの相対向する一対の形状を示す斜
視図である。 第4図は第3a図に示す一対のビドの断面図であり、第
5図は矩形状下部トレー前縁に設けた薄いバーにより保
持されたビードの横断面を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 レントゲン写真用フィルム入れにおいて;周囲リムを有
    する実質的に剛性な矩形状下部トレ一部と; 周囲リムを有し、該矩形状下部トレ一部のリムに対して
    、自由状態において、該フィルム入れの内部に向って僅
    かな凸状湾曲を有する弾力性の矩形状の上部蓋と; 該フィルム入れを閉じ、該矩形状下部トレ一部の周囲リ
    ムに対して、該上部蓋の該凸状湾曲を平坦にする閉鎖機
    構と; 該弾力性の矩形状の上部蓋の後部部分と該矩形状下部ト
    レ一部とを連結するヒンジ装置と;薄いバーと; 該ヒンジ装置から遠隔して、該矩形状下部トレ一部の該
    周囲リム内に該薄いバーを取付けているスライド装置と
    ; 該弾力性の矩形状の上部蓋が該矩形状下部トレ一部上に
    閉じられた際、互に整合する該弾力性の矩形状の上部蓋
    の前部リムの外側上と該薄いバー上のビードと、そして
    、 該矩形状下部トレ一部上に可動に取付けられており、該
    薄いバーに連結されているレバーとを設け、 該突起はそれぞれ該弾力性の矩形状の上部蓋が該矩形状
    下部トレ一部の上方へ僅か持上げられた際、互に相手に
    指し向うテーパ表面を有し、該ビードはまた、該弾力性
    の矩形状の上部蓋が該矩形状下部トレ一部と完全に係合
    するように該蓋が下方に押された際、互に係合するほぼ
    平坦な相互係合層表面を有し、かくして、該弾力性の矩
    形状の蓋は該上部蓋の該凸状の湾曲による弾力に抗して
    、該矩形状下部トレ一部へ弾力的にロックされ;かつ、 該レバーの運動は該薄いバーを長手方向に移動させて、
    該薄いバー上のビードを該弾力性の矩形状の上部蓋の該
    前部リム上のビードから不整合となし、かくして、該薄
    いバー上のビードの該平坦な層表面は該上部蓋の該前部
    リム上のビードから外れるように移動させて、それによ
    って、該上部蓋は解放されて、該弾力性の該凸状湾曲に
    よって、該矩形状下部トレ一部から離れて開かれること
    を特徴とする前記レントゲン写真用フィルム入れ。
JP17164182U 1982-11-15 1982-11-15 レントゲン写真用フイルム入れ Expired JPS5842980Y2 (ja)

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JP17164182U JPS5842980Y2 (ja) 1982-11-15 1982-11-15 レントゲン写真用フイルム入れ

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JPS58108458U JPS58108458U (ja) 1983-07-23
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