JPS5841979Y2 - 防火ダンパ− - Google Patents
防火ダンパ−Info
- Publication number
- JPS5841979Y2 JPS5841979Y2 JP5795880U JP5795880U JPS5841979Y2 JP S5841979 Y2 JPS5841979 Y2 JP S5841979Y2 JP 5795880 U JP5795880 U JP 5795880U JP 5795880 U JP5795880 U JP 5795880U JP S5841979 Y2 JPS5841979 Y2 JP S5841979Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- synthetic resin
- duct
- fire
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は防火ダンパに関する。
本考案は長年月経ても故障することなく、数10年に一
度有るか無いかの火災の際にも確実に伴僧し、煙や炎を
遮断する防火ダンパを提供することを目的とする。
度有るか無いかの火災の際にも確実に伴僧し、煙や炎を
遮断する防火ダンパを提供することを目的とする。
以下に本考案の一実施例を示す図面に基いて本考案を説
明する。
明する。
本考案にかかる防火ダンパ(以下本案ダンパという)は
、第3図に示す如きダクト1の途中又は端部に設けられ
たダンパケーシング2内に装着されるものであって、第
2図に示す如く、多数枚の膨張性合成樹脂板3,3・・
・・・・を、ダクト通風方向(白抜矢符方向)と平行の
状態で且つ該合成樹脂板3゜3・・・・・・の板面3
a 、3 a・・・・・・間に所定の間隔lをおいて並
列配置したものである。
、第3図に示す如きダクト1の途中又は端部に設けられ
たダンパケーシング2内に装着されるものであって、第
2図に示す如く、多数枚の膨張性合成樹脂板3,3・・
・・・・を、ダクト通風方向(白抜矢符方向)と平行の
状態で且つ該合成樹脂板3゜3・・・・・・の板面3
a 、3 a・・・・・・間に所定の間隔lをおいて並
列配置したものである。
前記合成樹脂板3は、50℃以上の所定温度において、
少なくとも2倍以上に急膨張する不燃性の合成樹脂がら
なり、矩形9円形等任意形状の板状体であって、例えば
アゾ化合物等の加熱によす50℃以上の所定温度で発泡
する発泡剤をケイ酸ソーダに添加し、更に強化のためグ
ラスファイバー等の補強材を混入せしめて成形した板状
母材の表面に、ユリア樹脂、メラミン樹脂等の熱硬化性
樹脂からなる硬化剤が混入されたフェノキシ樹脂を塗布
してなるものである。
少なくとも2倍以上に急膨張する不燃性の合成樹脂がら
なり、矩形9円形等任意形状の板状体であって、例えば
アゾ化合物等の加熱によす50℃以上の所定温度で発泡
する発泡剤をケイ酸ソーダに添加し、更に強化のためグ
ラスファイバー等の補強材を混入せしめて成形した板状
母材の表面に、ユリア樹脂、メラミン樹脂等の熱硬化性
樹脂からなる硬化剤が混入されたフェノキシ樹脂を塗布
してなるものである。
前記の膨張性合成樹脂板3,3・・・・・・の板面3a
、3a・・・・・・間の間隔lの大きさは、前記合成樹
脂板3の膨張の度合に相当する間隔であって、前記合成
樹脂板3が所定温度において膨張した際、隣接し合う合
成樹脂板3の板面3a同志が当接するに足りる距離であ
ることを要する。
、3a・・・・・・間の間隔lの大きさは、前記合成樹
脂板3の膨張の度合に相当する間隔であって、前記合成
樹脂板3が所定温度において膨張した際、隣接し合う合
成樹脂板3の板面3a同志が当接するに足りる距離であ
ることを要する。
図において4は、各合成樹脂板3,3・・・・・・を連
結する連結棒であって、それ自体に形成された多数の溝
4 a 、4 a・・・・・・に各合成樹脂板の隅部3
b、3b・・・・・・が嵌入されるようになされている
。
結する連結棒であって、それ自体に形成された多数の溝
4 a 、4 a・・・・・・に各合成樹脂板の隅部3
b、3b・・・・・・が嵌入されるようになされている
。
第3図において、5は、ダクト1の上方部1aの下端縁
に設けられた外向きの固定用フランジ、6は、ダクト1
の下方部1bの上端縁に設けられた同様のフランジで゛
ある。
に設けられた外向きの固定用フランジ、6は、ダクト1
の下方部1bの上端縁に設けられた同様のフランジで゛
ある。
ダンパケーシング2は、ダクト1の上方部1aと下方部
1bとの間を囲繞する角筒状のケーシングであって、前
記上下の固定用フランジ5,6′間に係止固定されてい
る。
1bとの間を囲繞する角筒状のケーシングであって、前
記上下の固定用フランジ5,6′間に係止固定されてい
る。
本案ダンパは、前記連結棒4,4,4.4のうち下方の
連結棒4.4を下方の固定用フランジ6上に当接載置す
るとともに、上方の連結棒4,4を上方の固定用フラン
ジ5に当接した状態で、前記ダンパケーシング2内に装
着されるものである。
連結棒4.4を下方の固定用フランジ6上に当接載置す
るとともに、上方の連結棒4,4を上方の固定用フラン
ジ5に当接した状態で、前記ダンパケーシング2内に装
着されるものである。
本案ダンパの各合成樹脂板3の側端縁3 C,3dは前
記ダンパケーシング2の側壁内面2aに密着するととも
に、最前方及び最後方の2枚の合成樹脂板3の外方板面
3aとダンパケーシング2の前壁又は後壁内面2aとの
距離は合成樹脂板3が膨張した際に、板面3aが該内面
2aに当接し得る大きさの間隔てある。
記ダンパケーシング2の側壁内面2aに密着するととも
に、最前方及び最後方の2枚の合成樹脂板3の外方板面
3aとダンパケーシング2の前壁又は後壁内面2aとの
距離は合成樹脂板3が膨張した際に、板面3aが該内面
2aに当接し得る大きさの間隔てある。
また、合成樹脂板3を第1図に示す如く、アルミ箔7で
密着被覆しておくと、合成樹脂板3が膨張する際に、一
部分だけが膨張するようなことを避けることが出来る。
密着被覆しておくと、合成樹脂板3が膨張する際に、一
部分だけが膨張するようなことを避けることが出来る。
なお、ダンパケーシングがダクトの端部に取付けられ、
本案ダンパが該ダンパケーシング内に装設されてもよい
ことはいうまでもない。
本案ダンパが該ダンパケーシング内に装設されてもよい
ことはいうまでもない。
次に本案ダンパの作用を説明する。
平時においては、第3図、第4図に示す如く、空気を白
抜矢符方向に通流させるが、火災が発生し、膨張性合成
樹脂板3が所定温度に達すると、急膨張し、しかも燃え
ることがなく、第5図に示す如く、隣り合う合成樹脂板
3,3の板面3a、3a同志、並びにダンパケーシング
2の前後壁内面2aと最前及び最後部の板面3aが密に
接触し、煙や炎は同図白抜矢符に示す如く、上方への通
過を阻止される。
抜矢符方向に通流させるが、火災が発生し、膨張性合成
樹脂板3が所定温度に達すると、急膨張し、しかも燃え
ることがなく、第5図に示す如く、隣り合う合成樹脂板
3,3の板面3a、3a同志、並びにダンパケーシング
2の前後壁内面2aと最前及び最後部の板面3aが密に
接触し、煙や炎は同図白抜矢符に示す如く、上方への通
過を阻止される。
本案ダンパは上記の如く構成され、従来の防火ダンパの
如く、電気回路や可動機械部分を全く有しないため、低
コストである上、長年月経ても確実に作動して煙や炎を
完全に遮断し得るものである。
如く、電気回路や可動機械部分を全く有しないため、低
コストである上、長年月経ても確実に作動して煙や炎を
完全に遮断し得るものである。
図面はいずれも、本案ダンパの実施例を示すものであっ
て、第1図は本案ダンパを構成する合成樹脂板の斜視図
、第2図は本案ダンパの斜視図、第3図は本案ダンパが
装設されたダクトの一部切截斜視図、第4図は第3図I
■−I■線縦断面図、第5図は火災の際の本案ダンパの
部分縦断面図である。 1・・・・・・ダクト、2・・・・・・ダンパケーシン
グ、3・・・・・・合成樹脂板、3a・・・・・・板面
、4・・・・・・連結棒。
て、第1図は本案ダンパを構成する合成樹脂板の斜視図
、第2図は本案ダンパの斜視図、第3図は本案ダンパが
装設されたダクトの一部切截斜視図、第4図は第3図I
■−I■線縦断面図、第5図は火災の際の本案ダンパの
部分縦断面図である。 1・・・・・・ダクト、2・・・・・・ダンパケーシン
グ、3・・・・・・合成樹脂板、3a・・・・・・板面
、4・・・・・・連結棒。
Claims (1)
- ダクトの途中又は端部のダンパケーシング内に装着され
た防火ダンパにおいて、50℃以上の所定温度において
、少なくとも2倍以上急膨張する不燃性合成樹脂板の多
数を、ダクト通風方向と平行の状態で且つ夫々の板面間
に、膨張度合に相当する間隔をおいて、並列配置させる
ことによって、火災の際における煙や炎を遮断すること
を特徴とする防火ダンパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5795880U JPS5841979Y2 (ja) | 1980-04-25 | 1980-04-25 | 防火ダンパ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5795880U JPS5841979Y2 (ja) | 1980-04-25 | 1980-04-25 | 防火ダンパ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56158267U JPS56158267U (ja) | 1981-11-26 |
JPS5841979Y2 true JPS5841979Y2 (ja) | 1983-09-22 |
Family
ID=29652446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5795880U Expired JPS5841979Y2 (ja) | 1980-04-25 | 1980-04-25 | 防火ダンパ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841979Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-25 JP JP5795880U patent/JPS5841979Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56158267U (ja) | 1981-11-26 |
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