JPS5841729Y2 - ジヨイントボツクス - Google Patents

ジヨイントボツクス

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Publication number
JPS5841729Y2
JPS5841729Y2 JP18223279U JP18223279U JPS5841729Y2 JP S5841729 Y2 JPS5841729 Y2 JP S5841729Y2 JP 18223279 U JP18223279 U JP 18223279U JP 18223279 U JP18223279 U JP 18223279U JP S5841729 Y2 JPS5841729 Y2 JP S5841729Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection
section
partition wall
eaves
laminate
Prior art date
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Expired
Application number
JP18223279U
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English (en)
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JPS56101875U (ja
Inventor
次雄 安保
和明 広川
輝雄 小川
勝次 島沢
Original Assignee
品川自動車電線株式会社
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Publication date
Application filed by 品川自動車電線株式会社 filed Critical 品川自動車電線株式会社
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Publication of JPS5841729Y2 publication Critical patent/JPS5841729Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば自動車のハーネス回路に用いることが
でき、複数個の同形の積層板を重合してその間に接続端
子を有するブスバーを介挿し、任意の接続組合せをなし
得るジヨイントボックスに関するものである。
近年、自動車のハーネス回路は極めて複雑、多岐にわた
り、1台当りその分岐・接続点は100個所以上にも達
することがある。
従来の分岐・接続は概して電線同志をハンダ付け、端子
付けにより行ない、その上から絶縁テープによりテーピ
ングを実施している。
然しなから、このテーピングによる接続は使用電線の長
さを最少とすることができるがその絶縁性の保持がなか
なか困難であり、信頼性に乏しい欠点がある。
又、アセンブルのための作業は手作業によらざるを得す
、極めて能率が悪い等の問題点も有している。
従来に於いても、電線の分岐・接続を目的とするジヨイ
ントボックスも知られてはいるが、分岐し得る数は相当
に限定されており、複雑な多様化には対処できないのが
現状である。
本考案の目的は、上述の問題点を解決するために、例え
ば少数の母線から多数の分線に分岐・接続することが可
能で、しかもその大きさ、能力を規模に応じて増減する
ことができ、更には接続受端子との保合が確実になし得
る組立式のジヨイントボックスを提供することにあり、
その内容は、電気絶縁材料から戊る同形の積層板を複数
個重ね合せ、これらの積層板間に接続端子を有するブス
バーを挟着して任意の数の接続端部を形成するジヨイン
トボックスであって、各ブスバーは長手方向に連続する
連結部と該連結部の両側に付設した複数個の舌片状の接
続端子とを備え、各積層板は長手方向に連続する中央背
骨部と該背骨部から両側に突出するひさし部と該ひさし
部から前方に直角に突出する仕切壁とを備えて、前後の
積層板の背骨部でブスバーの連結部を挾持すると共に、
積層板の仕切壁と前後の積層板のひさし部とでブスバー
の接続端子を囲繞するようにし、がつひさし部の後面に
は後段の積層板の仕切壁前端部が嵌入する条溝を設け、
更に仕切壁にはブスバーの接続端子と接続する接続受端
子の被装ケースに付設された係合部と係合する保合部を
設けたことを特徴とするものである。
本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図〜第4図は、本考案に係るジヨイントボックスの
合成樹脂成型品から戒る絶縁性の積層板1を示し、複数
個の積層板1の間にブスバー2を第7図に示すように挟
着して重ね合せ互に結合するものであり、第8図に示す
接続受端子3をブスバー2の接続端子に所要数だけ挿し
込んで使用する。
第4図及び第6図は、導電金属板から成るプレス加工品
であるブスバー2を示し、長手方向に連続する連結部2
0と該連結部20の両側に付設した多数の舌片状の接続
端子21とを備え、両側の接続端子21.21は、連結
部20から直角方向に一旦曲折して第1の脚部22.2
2を形成した後、更に外方に向けて曲折して第2の脚部
23.23を形成すると共に、連結部20と第1の脚部
22.22とで山形を形成している。
一方、積層板1は、長手方向に連結する中央背骨部5と
、その両端の接続孔6とを備え、この背骨部5は、後段
のブスバー2の山型凹部内に嵌装する凸条部7と、前段
のブスバー2の山型凸部を嵌装する凹条部8とを有し、
2枚の積層板1の間にブスバー2を挟着するために、凸
条部7の高さは凹条部8の深さよりもほぼブスバー2の
連結部20の厚み分だけ小さくなっている。
更にこの凸条部7の側面にはブスバー2の接続端21の
第1の脚部22.22間に突出する段部9,9を設けて
おり、この段部9の長手方向の幅は、第1の脚部22.
22間の間隔とほぼ等しく、これによりブスバー2の長
手方向への移動を防止している。
背骨部5の両側にはひさし部10.10を設け、更にひ
さし部10の前面には仕切壁11を突出させて、ひさし
部10と仕切壁11とにより囲繞される多数の受端子挿
入部12を形成する。
ひさし部10の後面には、後段の積層板1の仕切壁11
の前端部13が嵌入する条溝14を設けている。
仕切壁11の内側面には、凹条状の係合部15が設けら
れ、後述する受端子3の被装ケースに設けられた突起が
係合し得るようになっている。
接続孔6と同一軸線の短円筒状の突出部16は、前段の
積層板1の凹み17内に嵌合して積層板1同志を互に組
合せる際の芯出し用となっている。
組立に際しては、第7図に示すように第1の積層板1a
の上に第1のブスバー2aを載せ、積層板1aの背骨部
5の凸条部7をブスバー2aの連結部20及び接続端子
21によって覆い、各段部9間に接続端子21が入るよ
うにする。
更にこの上に別の第2の積層板1bを重ね、この積層板
1bの長手方向の凹条部8内に第1の積層板1aの凸条
部7と第1のブスバー2aとが入り、第2の積層板1b
の接続孔6周囲の突出部16は、第1の積層板1aの凹
み17内に入るようにする。
これによって、仕切壁11の先端部13は第1の積層板
1aのひさし部10の条溝14に嵌入し、接続孔6も互
に一致することになる。
同様にして第2の積層板1bの上に第2のブスバー2b
を被せ、更に第3の積層板1Cを被せる。
所要の段数が積層された時に接続孔6にボルトを挿通し
て固着すれば、多段で多数の接続端子21を有するジヨ
イントボックスが得られる。
尚、ブスバー2a、2b、2C・・・・・・は、前述し
たように、積層板1の端子挿込部12の数と等しい数の
接続端子21を有するものがそのまま使用されることは
むしろ少なく、適当な長さに切断されたものが適宜用い
られることになる。
このようにして組立てられたジヨイントボックスには、
その接続端子21に第8図に示す接続受端子3を適宜接
続して使用する。
受端子3は電源、フユーズ、各種負荷電装品等にそれぞ
れ電線30によって接続されており、接続端子21との
接合部31には一点鎖線で示す合成樹脂製のケース32
が被装されている。
そしてケース32の側部には係合部としての突起33が
設けられており、この突起33は積層板1の仕切壁11
の保合部15と係合される。
特に仕切壁11の先端部13は前後の積層板1の条溝1
4内に嵌入されているので、仕切壁11に横方向に力が
作用しても仕切壁11が押し広げられる可能性が少なく
、一旦接続された受端子3は端子挿込部12から不時に
脱落する虞れはない。
以上説明したように本考案に係るジヨイントボックスは
、複数個の積層板を重合し、その間に接続端子を有する
ブスバーを適宜挟着して組立て、仕切壁に接続受端子と
の保合を設けたものであるから、多数の分岐・接続を容
易に実施することができ、接続機器の数の変化に対して
簡便に対応することが可能となり、しかも接続部の信頼
性が高い。
従って従来のハンダ付は等による分岐・接続方法と比較
して極めて簡単に分岐・接続を行なうことができ、ハー
ネス回路の製作コストが著しく節約となる。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案に係るジヨイントボックスの一実施例を示
すものであり、第1図は積層板の一部を省略した背面図
、第2図はその一部正面図、第3図はその一部平面図、
第4図は第2図のIV−IV線に沿った断面図、第5図
はブスバーの一部正面図、第6図は第5図のvN−vI
線に沿った断面図、第7図は組立てた状態のジヨイント
ボックスの一部平面図、第8図は受端子の斜視図である
。 符号 1は積層板、2はブスバー、3は接続受端子、5
は背骨部、7は凸条部、8は凹条部、9は段部、10は
ひさし部、11は仕切壁、12は端子挿込部、13は先
端部、14は条溝、15は係合部、20は連結部、21
は接続端子、22は第1の脚部、23は第2の脚部、3
1は接合部、32はケース、33は突起である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気絶縁材料から戊る同形の積層板を複数個重ね合せ、
    これらの積層板間に接続端子を有するブスバーを挟着し
    て任意の数の接続端部を形成するジヨイントボックスで
    あって、各ブスバーは長手方向に連続する連結部と該連
    結部の両側に付設した複数個の舌片状の接続端子とを備
    え、各積層板は長手方向に連続する中央背骨部と該背骨
    部から両側に突出するひさし部と該ひさし部から前方に
    直角に突出する仕切壁とを備えて、前後の積層板の背骨
    部でブスバーの連結部を挟持すると共に、積層板の仕切
    壁と前後の積層板のひさし部とでブスバーの接続端子を
    囲繞するようにし、かつひさし部の後面には後段の積層
    板の仕切壁前端部が嵌入する条溝を設け、更に仕切壁に
    はブスバーの接続端子と接続する接続受端子の被装ケー
    スに付設された係合部と係合する保合部を設けたことを
    特徴とするジヨイントボックス。
JP18223279U 1979-12-31 1979-12-31 ジヨイントボツクス Expired JPS5841729Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18223279U JPS5841729Y2 (ja) 1979-12-31 1979-12-31 ジヨイントボツクス

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JP18223279U JPS5841729Y2 (ja) 1979-12-31 1979-12-31 ジヨイントボツクス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56101875U JPS56101875U (ja) 1981-08-10
JPS5841729Y2 true JPS5841729Y2 (ja) 1983-09-20

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JPS56101875U (ja) 1981-08-10

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