JPS5841361A - 電子式エンジン制御装置 - Google Patents

電子式エンジン制御装置

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Publication number
JPS5841361A
JPS5841361A JP13843581A JP13843581A JPS5841361A JP S5841361 A JPS5841361 A JP S5841361A JP 13843581 A JP13843581 A JP 13843581A JP 13843581 A JP13843581 A JP 13843581A JP S5841361 A JPS5841361 A JP S5841361A
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JP
Japan
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task
pulse
vehicle speed
speed sensor
engine
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Pending
Application number
JP13843581A
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English (en)
Inventor
Osamu Abe
阿部 攻
Yasunori Mori
毛利 康典
Akira Teragakinai
寺垣内 昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5841361A publication Critical patent/JPS5841361A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/48Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
    • G01P3/489Digital circuits therefor

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Linear Or Angular Velocity Measurement And Their Indicating Devices (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエンジン制御装置、さらに具体的にはマイクロ
コンピュータを使用した自動車のエンジン制御装置に係
り、特に、2つの種類の車速センサを入力端子から入力
される信号によってコントロールユニット自体で判断し
て制御する電子式エンジン制御装置に関する。
最近ではエンジンの制御機能を向上させる目的でマイク
ロコンピュータを使用したエンジンの総合的制御が行な
われつつある。
一方、自動車の車種および用途に応じてエンジンに必要
な制御機能は様々であシ、それゆえマイクロコンピュー
タを使用したエンジン制御システムではエンジン制御装
置を操作するソフトウェアとして車種および用途に応じ
て汎用性ある、すなわち各種の制御機能の修正、変更お
よび追加が可能であるものがコスト面あるいは制御性の
向上といった観点から要請される。
周知の如く、最近の自動車の車速センサには、トランス
ミッションに直ちに取付けるものと、運転席にあるパネ
ルメータ内にトランスミッションよりケーブルをもって
きて検出するものとがある。
前者は、第1図(ト)に示す如き構成を有するものであ
り、プロペラシャフトに設けられた25個の突起1aを
有する回転板lと、との突起1aに対向した位置にマグ
ネットによって構成されるパルス発生器3と、このパル
ス発生器3に接続される増幅器5とによって、前記回転
板1の回転によって1回転25個の第1図の)に示す如
きパルスが出力される。後者は、第2図(至)に示す如
き構成を有するものであり、磁気突起7a付円盤7の回
転によって、磁気突起7aに対向した位置にスイッチ9
が設けられており、このスイッチ9の断続によって抵抗
R11を介して印加される電圧Vc cに対し第2図面
に示す如きパルス信号が出力される。このパルス信号は
、1回転に4パルス出力される。
このように出力されるパルス信号によって、車速と周波
数との関係は、25パルスのときは第3図Aに示す如き
特性が、4パルスのときは第3図Bに示す如き特性を有
している。このように、第3図Aは、車速に対し、周波
数が大きく変化するため制御性が良くなる。したがって
、第3図Aに示す如き特性を有する25パルス用車速セ
ンサはHIGHグレード車に取りつけ、第3図Bに示す
如き特性を有する4パルス用車速センサは一般大衆車に
取りつけるといったことが行われ、各車速センサのパル
ス数に応じたコントロールユニットヲ用意しておき、各
グレードによってコントロールユニットを選別して各車
に取シつけてい、た。ところが、このようにグレードに
よってコントロールユニットを各々2種類膜けることは
、製造上コスト高になシ、また、各管理が複雑になると
いう欠点を有し、ていた。
また、外観上25パルス用車速センサであるか4パルス
用車速センサであるかの判断をするのが接続端子だけ・
で行なうため、コントロールユニツ。
トの選択を誤まると車速センサからの出力信号によって
、アンチスキッド装置を作動させるため、危険な状態を
招来するという欠点を有していた。
本発明の目的は、車速センサの種類に応じてコントロー
ルユニットの接続端子を選択接続することにより、自己
が25パルス用車速センサか4パル゛ス用車速セ/すか
の判定を行なうことのできる電子式エンジン制御装置を
提供することにある。
本発明は、1個のコントロールユニットに、2つの端子
を設け、25パルス用車速センサと4パルス用車速セン
サの接続を予め定め、各接続端子より入る信号によって
25パルス用か4ノζルス用かを判別しようというもの
である。
以下、本発明の実施例について説明する。
第4図にはエンジン系統全体の制御装置が示されている
。図において、吸入空気はエアクリーナ2、スロットル
チャンバ4、吸気管6を通シ、シリンダ8へ供給される
。シリンダ8で燃焼したガスは、シリンダ8から排気管
10を通り、大気中へ排出される。
スロットルチャンバ4には、燃料を噴射するためのイン
ジェクタ12が設けられており、このインジェクタ12
から噴出した燃料はスロットルチャンバ4の空気道器内
で霧化され、吸入空気と混合して混合気を形成し、この
混合気は吸気管6を通って、吸気弁20の開弁によシ、
シリンダ8の燃焼室へ供給される。
インジェクタ12の出口近傍には絞り弁14゜16が設
けられている。絞シ弁14は、アクセルペダルと機械的
に連通ずるように構成され、運転者によシ駆動される。
一方、絞シ弁16はダイヤフラム18により駆動される
ように配置され、空気流量が小の領域で全閉状態となシ
、空気流量が増大するにつれてダイヤフラム18への負
圧が増大することによシ絞シ弁16は開き始め、吸入抵
抗の増大を抑止する。
スロットルチャンバ4の絞り弁14.16の上流には空
気通路22が設けられ、この空気通路22には熱式空気
流量計を構成する電気的発熱体24が配設され、空気流
速と発熱体の伝熱量との関係から定まる空気流速に応じ
て変化する電気信号が取シ出される。発熱体24は空気
通路22内に設けられているので、シリンダ8のバツク
ファイア時に生じる高温ガスから保護されると共に、吸
入空気中のごみなどによって汚染されることからも保護
される。この空気通路22の出口はベンチュリの最狭部
近傍に開口され、その入口はベンチュリの上流側に開口
されている。
インジェクタ12に供給される燃料は、燃料タンク30
から、フューエルポンプ32、フューエルダンパ34及
びフィルタ36を介して燃圧レギュレータ38へ供給さ
れる。一方、燃圧レギュレ−夕38からはインジェクタ
12ヘパイブ40を介して加圧燃料が供給され、そのイ
ンジェクタ12から燃料が噴射される吸気管6の圧力と
上記インジェクタ12への燃量圧の差が常に一定になる
ように、燃圧レギュレータ38から燃料タンク30ヘリ
ターンバイブ42を介して燃料が戻されるようになって
る。
吸気弁20から吸入された混合気はピストン50により
圧縮され、点火プラグ52よるスパークにより燃焼し、
この燃焼は運動エネルギに変換される。シリンダ8は冷
却水54により冷却され、この冷却水の温度は水温セン
サ56により計測され、この計測値はエンジン温度とし
て利用される。
点火プラグ52には点火コイル58より点火タイミング
に合わせて高電圧が供給される。
また、クランク軸28には図示されていないエンジンの
回転に応じて基準クランク角毎におよび一定角度(例え
ば0.5度)毎に基準角信号およびポジション信号を出
すクランク角センサが設けられている。
このクランク角セ/すの出力、水温センサ56の出力5
6A及び発熱体24からの電気信号はマイクロコンピュ
ータなどからなる制御回路64に入力され、制御回路6
4で演算処理され、この制御回路64の出力によってイ
ンジェクタ12及び点火コイル58が駆動される。
また、シリンダ8内のピストン50に連動しているクラ
ンク軸28には、変速機60において、プロペラシャフ
ト61に連結されている。この変速機60内には、オー
トマチックミッションスイッチ46と、マニアルミッシ
ョンスイッチ48とが設けられている。このオートマチ
ックミッションスイッチ46とマニアルミッションスイ
ッチ48とは、それぞれオートマチックミッション車の
ときは、オートマチックミッションスイッチ46から信
号が出力され、マニアルミッション車のときは、マニア
ルミッションスイッチ48から信号が出力されるもので
ある。
また、変速機60には、車速セ/す44が直接設けられ
るようになっており、また、この変速機60からワイヤ
ケーブル45Aを設け、運転者のところにある車速その
他の計器類のあるパネル内に車速センサを設けられるよ
うになっている。この直接設けるものが25パルス用車
速センサであり、ワイヤケーブル45Aを用いて計測す
るものが4パルス用車速センサである。したがって、第
4図図示車速センサ44に接続したときが25パルス用
車速センサであり、鎖線で示されている車速センサ45
に接続したときは4パルス用車速センサというととにな
る。
以上の構成に基づき制御されるエンジン系統において、
スロットルチャンバ4にはスロッ′トルの絞り弁16を
跨いで吸気管6に連通ずるバイパス26が設けられ、こ
のバイパス26には開閉制御されるバイパスバルブ62
が設けられている。このバイパスバルブ62の駆動部に
は、前記制御回路640制御入力が供給され、開閉制御
されるようになっている。
このバイパスバルブ62は絞り弁16を迂回して設けら
れたバイパス26に臨ませられ、パルス電流によって開
閉制御がなされる。このバイパスバルブ62は弁のリフ
ト量によりバイパス26の断面積を変更するもので、こ
のリフト量は制御回路64の出力によって駆動系が駆動
され制御される。即ち、制御回路64においては駆動系
の制御のため開閉周期信号が発生され、駆動系はこの開
閉周期信号によってバイパスバルブ64のリフト量を調
節するための制御信号をバイパスバルブ62の駆動部に
付与するものである。
第5図、第4図の点火装置の説明図であり、増幅器68
を介してパワー・トランジスタ72ヘパルス電流が供給
され、この電流によりトランジスタ72はONする。こ
れによりバッテリ66より点火コイル68へ一次コイル
電流が流れる。このパルス電流の立ち下がりでトランジ
スタ74は遮断状態となり、点火コイル58の2次コイ
ルに高電圧を発生する、 この高電圧は配電器70を介してエンジンの各シリンダ
にある点火プラグ52のそれぞれにエンジン回転に同期
して高電圧を配置する。
第6図は排気ガス環流(以下EGR,と記す)システム
を説明するためのもので、負圧源80の一定負圧が制圧
弁84を介して制御弁86へ加えている。制圧弁84は
トランジスタ90に加エラれ繰返しパルスのONデユー
ティ比率に応じ、負圧源の一定負圧を大気8Bへ開放に
対する比率を制御し、制御弁86への負圧の印加状態を
制御する。
従って制御弁86へ加えられる負圧はトランジスタ90
のONチューティ比率で定まる。この定圧弁84の制御
負圧によシ排気管10から吸気管6へのEGR量が制御
される。
第7図は制御システムの全体構成図である。
CPU102とリード・オンリ・メモリ104(以下R
OMと記す)とランダム・アクセス・メモIJ 106
 (以下R,AMと記す)と入出力回路108とから構
成されている。上記CPUto2はROM104内に記
憶された各種のプログラムによシ、入出力回路108か
らの入力データを演算し、その演算結果を再び入出力回
路108へ戻す。これらの演算に必要な中間的な記憶は
RAM106を使用する。CPUI 02.R,OMI
 04゜ROM106.入出力回路108間の各種デー
タのヤリ取りはデータ・パスとコントロール・ノくスと
アドレス・パスからなるパスライン110によって行な
われる。
入出力回路108には第1のアナログ・ディジタル・コ
ンバータ(以下ADC1と記す)と第2のアナログ・デ
ィジタル・コンバータ(以下ADC2と記す)と角度信
号処理回路126と1ピツト情報を入出力する為のディ
スクリート入出力回路(以下DIOと記す)との入力手
段を持つ。
AD’CIにはバッテリ電圧検出センサ132(以下V
B8と記す)と冷却水温センサ56(以下TW8と記す
)と大気温センサ112(以下TASと記す)と調整電
圧発生器114(以下VR8,!:記f)とスロットル
角センサ116(以下θTH8と記す)とλセンサ11
8(以下λSト記ス)とマニアルミツシフ/スイッチ4
8(以下M/T、!−記す)と(オートマチックミッシ
ョンスイッチ46(以下A/Tと記す)との出力がマル
チ・プレクサ120(以下MPXと記す)に加エラれ、
MPX120によシこの内の1つを選択してアナログ・
ディジタル・変換回路122(以下ADCと記す)へ入
力する。ADC122の出力であるディジタル直はレジ
スタ124(以下BEGと記す)に保持される。
また流量センサ24(以下AFSと記す)はADC2へ
入力され、アナログ・ディジタル・変換回路128(以
下ADCと記す)を介してディジタル変換されレジスタ
130(以下BEGと記す)へセットされる。
また、第1図図示25パルス用車速センサの増幅器の出
力は、セレクタ7・0に入力され、また、4パルス用車
速センサの出力端子もセンサ70に人力されている。こ
のセレクタ70は、第8図に示す如き構成を有している
。す力わち、増幅器5には抵抗70Aを介してトランジ
スタ70Bのペースと、抵抗70Bが接続されている。
このトランジスタ70Bのエミッタは接地されており、
コレクタには、抵抗70Cを介して電源電圧VCCが印
加するように構成されている。また、抵抗70Bには、
トランジスタ70Fのコレクタが接続されている。この
トランジスタ70Fのコレクタには、抵抗70Dを介し
て電源電圧Vccが印加されるように構成されている。
このトランジスタ70Fのエミッタは接地されており、
ペースには、4パルス用車速センサ45からの信号が入
力するように構成されている。このセレクタ70は、出
力端子A、Hの2つを有しておシ、この出力端子A、 
Bはそれぞれトランジスタ70Eのコレクタからとトラ
ンジス/70Fのコレクタからとっている。
この出力端子は、第7図に示す如<、l10108のレ
ジスタ125に入力するように構成されている。
角度センサ146(以下ANGSと記す)からは基準ク
ランク角例えば180度クランク角を示す信号(以下R
EFと記す)と微少角例えば1度クランク角を示す信号
(以下PO8と記す)とが出力され、角度信号処理回路
126へ加えられ、ここで波形整形される。
DiOにはアイドル・スイッチ148(以下IDLE−
8Wと記す)とトップ・ギヤ・スイッチ150(以下T
 OP −S Wと記す)とスタータ・スイッチ152
(以下5TART−8Wと記す)とが入力される。
次にCPUの演算結果に基づくパルス出力回路および制
御対象について説明する。インジェクタ制御回路(IN
JCと記す)は演算結果のディジタル値をパルス出力に
変換する回路である。従って燃料噴射量に相当したパル
ス幅を有するパルスがINJC134で作られ、AND
ゲート136を介してインジェクタ12へ印加される。
点火パルス発生回路138(以下IGNCと記す)は点
火時期をセットするレジスタ(ADVと記す)と点火コ
イルの1次電流通電開始時間をセットするレジスタ(D
WLと記す)とを有し、CPUよりこれらデータがセッ
トされる。セットされたデータに基づいてパルスを発生
し、第1図に詳述した増幅器68へANDゲート140
を介してこのパルスを加える。
バイパスバルブ62の開弁率は制御回路(以下l5CC
と記す)142からANDゲート144を介して加えら
れるパルスによって制御される。
■5CC142はパルス幅をセットするレジスタl8C
Dと繰返しパルス周期をセットするレジスタl5CPと
を持っている。
第5図に示したEGR制御弁86を制御するトランジス
タ90を制御するEGR量制御パルス発生回路180(
以下EGRCと記す)にはパルスのデユーティを表わす
値をセットするレジスタEGRDとパルスの繰返し周期
を表わす値をセットするレジスタEGRPとを有してい
る。とのE08Cの出力パルスはANDゲート156を
介してトランジスタ90に加えられる。
またlビットの入出力信号は回路DIOにより制御され
る。入力信号としてはIDLE−8W信号、TOP−8
W信号、5TART −8W信号がある。また出力信号
としては燃料ポンプを駆動するためのパルス出力信号が
ある。このDIOは端子を入力端子として使用するか、
出力端子として使用するかを決定するためのレジスタD
DRと、出力データをラッチするためのレジスタDOU
Tとが設けられている。
レジスタ160は入出力回路108内部の色々な状態を
指令する命令を保持するレジスタ(以下MUDと記す)
であシ、例えばこのレジスタに命令をセットすることに
より、ANDゲー)136゜140.144,156を
総てターンオンさせたり、ター/オフさせたりする。こ
のようにMUDレジスタ160に命令をセットすること
により、INJCやIGNC,l5CCの出力の停止や
起動を制御できる。
第9図は第7図の制御回路のプログラム/ステムの基本
構成を示す図である。
図においてイニ/ヤル処理プログラム202、割込処理
プログラム206、マクロ処理プログラム228および
タスクディスパッチャ208はタスク群を管理するため
の管理プログラムである。
イニ/ヤル処理プログラム202はマイクロコンピュー
タを作動させるための前処理を行なうためのプログラム
であシ例えば、RAM106の記憶内容をクリアしたり
入出力インターフェイス回路108のレジスタ類の初期
値を設定したシ、さらにはエンジン制御を行なうのに必
要な前処理を行なうための入力情報例えば冷却水温TW
%バッテリ電圧等のデータを取込むための処理を行なう
また、割込処理プログラム206は各種の割込を受は付
け、その割込要因を分析し、タスク群210ないし22
6の内の必要なタスクを起動させるだめの起動要求をタ
スクディスパッチャ208に出す。割込要因には後述す
るごとく電源電圧、冷却水温度等の入力情報をAD変換
終了後に発生するAD変換割込(A D C) N エ
ンジン回転に同期して発生するイニシャル割込(INT
L)、又設定された一定時間毎に、例えば10m5毎に
発生するインターバル割込(INTV)、更にはエンジ
ンのストップ状態を検出し、発生する工/スト割込(E
NST)等がある。
タスク群210乃至226の各タスクには優先+1jL
位を表わすタスク番号が割合てられており、各タスクは
タスクレベル0乃至2の何れかのタスクレベルに属する
。即ち、タスク0乃至タスク2はタスクレベル0に、タ
スク3乃至タスク5はタスクレベル1に、更にタスク6
乃至タスク8はタスクレベル2に各々属する。
タスクディスパッチャ208は前記各種割込の起動要求
を受けこれらの起動要求に対応する各種タスクに付けら
れた優先順位に基づきCPUの占有時間を割り当てる。
ここでタスクディスパッチャ208によるタススの優先
制御は下記の方法に拠る。(1)優先度の低いタスクを
中断し、優先度の高いタスクへの実行権の移行はタスク
レベル間のみで行なう。なおここではレベル0が最も優
先度が高いものとする。
(2)同じタスクレベル内で、現在実行中又は中断中の
タスクがある場合は、該タスクが最も優先度が高く該タ
スクが終了するまで他のタスクは動作できない。(3)
同じタスクレベル内で複数のタスクに起動要求がある場
合には、タスク番号が小さい程優先度が高いものとする
。タスクディスパッチャ208の処理内容は後述するが
本発明では上記優先制御を行なうためにタスク単位にR
AMにソフトタイマを設け、又タスクレベル単位にタス
クを管理する制御ブロックをRAM中に設定するように
構成している。そして上記各タスクの実行終了毎にその
タスクの実行終了報告をマ・クロ処理プログラム228
によ゛リタスクデイスバツチャ208に行なうようにし
ている。
次にタスクディスパッチャ208の処理内容について第
10図乃至第16図に基づき説明する。
第10図はタスクディスパッチャ208の管理するRA
Mに設けられたタスク制御ブロックが設けられている。
このタスク制御ブロックがタスクレベルの数だけ設けら
れており本実施例ではタスクレベル0乃至2の3つ設け
られている。各制御ブロックには各々8ビツトが割り当
てられ、その内0乃至2ビツト目(Qo−Q、)までが
起動要求タスク表示を行なう起動ピットであり、7ビツ
ト目(R)が同一タスクレベル中の何れかのタスクが現
在実行中であるか又は中断中であるかを示す実行ピット
を表わす。そして前記起動ピッ)Q。
乃至Q、はそれぞれ各タスクレベル中で実行優先度の高
い順に配列されており、例えば第9図中でタスク4に該
当する起動ビットはタスクレベル1のQ、6である。こ
こでタスクの起動要求があった場合には起動ビットの何
れかにフラグが立てられ、一方タスクデイスパツチャ2
08は出された起動要求を高いレベルのタスクに該当す
る起動ビットよシ順に検索し、出された起動要求に該当
するフラグをリセットすると共に実行ピットにフラグ1
を立て、該当タスクを起動させるための処理を行なう。
第11図はタスクディスパッチャ208の管理するRA
M106に設けられたスタートアドレステーブルである
。スタートアドレス8AO乃至SA8は第9図に示した
タスク群210乃至22601各タスクO乃至8に該当
するスタートアドレスを示す。各スタートアドレス情報
には16ピツトが割合てられ、これらのスタートアドレ
ス情報は後述する如くタスクディスパッチャ208によ
り起動要求のあった該当タスクを起動するのに使用され
る。
次に第12図乃至第13図にタスクディスパッチャの処
理フローを示す。第11図に於いてステップ300でタ
スクディスパッチャの処理が開始行ピットに1が立って
いたらマクロ処理プログラム228によシ未だタスク終
了報告がタスクディスパッチャ208に出されていない
状態であり、実行中だったタスクがより優先レベルが高
い割込みが生じたために中断させられている状態を示す
従って、実行ピットにフラグ1が立っていたらステップ
314にジャンプし、中断タスクを再開する。
一方、実行ビットにフラグ1が立っていない即ち実行表
示フラグがリセットされている場合にはステップ304
に移行し、レベルtに起動待ちタスクがあるか否かが判
断される。即ち、レベルtの起動ビットを対応するタス
クの実行優先度の高い順、即ちQ。、Q工vQhの順に
検索する。タスクレベルtに属する起動ビットにフラグ
1が立っていない場合はステップ306に移行し、タス
クレベルの更新が行なわれる。即ちタスクレベルtは+
1インクリメントされt+1とする。ステップ306で
タスクレベルの更新が行なわれるとステップ308に移
行しタスクレベルの全レベルがチェックされたか否かが
判断される。全レベルのチェックが行なわれていない、
即ちt=2でない場合にはステップ302に戻り同様に
上記手順で処理が行なわれる。ステップ308でタスク
レベルの全レベルがチェックされている場合にはステッ
プ310に移行し、割込み解除が行なわれる。
即ち、ステップ302乃至ステップ308までの処理期
間中は割込みを禁止しているのでこのステップで割込み
解除が為される。そして次のステップ312で次の割込
みを持つ。
次に前記ステップ304でタスクレベルtに起動待ちタ
スクがある場合、即ちタスクレベルlに属する起動ビッ
トにフラグ1が立っている場合にはステップ400に移
行する。ステップ500及び502のループでタスクレ
ベルtのどの起動ビットにフラグlが立っているか対応
する霧先実行度の高いレベルの順に即ちQ。e Qt 
、Q2の順で検索する。該当する起動ビットを割出した
らステップ404に移行し、ステップ404ではそのフ
ラグの立っている起動ビットをリセットし、その該当タ
スクレベルのtの実行ビット(以下Rビット)にフラグ
1を立てる。更にステップ406では起動タスク番号の
割出しを行ないステップ408で第11図に示したRA
Mに設けられたスタートアドレステーブルにより該当す
る起動タスクのスタートアドレス情報を取出す。
次にステップ410では該当起動タスクを実行するか否
かの判断が行なわれる。ここでは取出したスタートアド
レス情報が特定の値例えばOであれば該当タスクの実行
は行なわなくてよいと判断される。この判断ステップは
エンジン制御を行なう前記タスク群の内容車積により選
択的に特定のタスクのみの機能を持たせるのに必要なも
のである。ステップ410で該当タスクの実行が停止で
あると判断された場合にはステップ414に移行し、該
当タスクレベルtのRピットをリセットする。そして更
にステップ302に戻シタスクレベルtは中断中である
か否かが判断される。これは同一タスクレベルを中に複
数の起動ビットにフラグが立っている場合があり得るの
でステップ414でRビットをリセットした後ステップ
302に移行するように構成されている。
一方ステップ410で該当タスクの実行が停止で彦い場
合即ち実行する場合にはステップ412へ移行シ該当タ
スクへジャンプし、タスクの実行が行なわれる。
次に第10図はマクロ処理プログラム228の処理フロ
ーを示す図である。このプログラムは終了タスクを見つ
けるためのステップ562と564から成る。このステ
ップ562と564で先ずタスクレベルの0より検索し
終了したタスクレベルを見つける。これによりステップ
568へ進みここで終了したタスクのタスク制御ブロッ
クの7ビツト目の実行(RUN)フラグをリセットする
これによりそのタスクの実行が完全に終わった事になる
。そして再びタスクディスパッチャ208に戻り次の実
行タスクが決定される。
次にタスクディスパッチャ208によりタスク優先制御
が行なわれる場合のタスクの実行と中断の様子を゛第1
5図に基づき説明する。ここで起動要求Nmmに於ける
mはタスクレベルを表わし、nはタスクレベルm中に於
ける優先度の順度を表わすものとする。今CPUは管理
プログラムO8を実行していたとすると、この管理プロ
グラムO8の実行中に起動要求N21が発生した場合に
は時刻T1で起動要求N21に該当するタスク、即ちタ
スク6の実行が開始される。ここでタスク6の実行中に
時刻Ttでより実行優先度の高いタスクの起動要求N。
1が生じた場合には管理プログラムO8に実行が移り既
に述べた所定の処理を行なった後に時刻T、で起動要求
N。1に該当するタスク、即ちタスク0の実行が開始さ
れる。このタスクOの実行中に更に時刻T4で起動要求
N1.が入った場合には一旦、管理プログラムO8に実
行が移り所定の処理が行なわれた後再び時刻T、で中断
されていたタスク0の実行が再開される。そしてタスク
0の実行が時刻T。で終了すると再び管理プログラムO
8に実行が移シここでマクロ処理プログラム228によ
りタスクディスパッチャ208へタスク0の実行終了報
告がなされ時刻T7で再び起動待ちになっていた起動要
求Nilに該当するタスク3の実行が開始される。この
タスク3の実行中時刻T、で同じタスクレベル1のより
優先度の低い起動要求NHが入った場合にはタスク3の
実行は一旦中断され実行は管理プログラムO8に移シ所
定の処理が為された後、時刻T0でタスク3の実行が再
開される。そして時刻T1oでタスク3の実行が終了す
るとCPUの実行は管理プログラムO8に移り前記マク
ロ処理プログラム228によシタスフディスバッチャ2
08へタスク3の実行終了報告が為され、次いで時刻T
IKでより優先レベルの低い起動要求N12に該当する
タスク4の実行が開始され、時刻T1□でタスク4の実
行が終了すると実行は管理プログラムO8に移り所定の
処理が為された後、今まで中断されていた起動要求N2
□に該当するタスク6の実行が時刻T13から再開され
る。
以上の様にしてタスクの優先制御が行なわれる。
タスクの優先制御に於ける状態遷移を第16図に示す。
Idle状態は起動待ちの状態であハタスフにまだ起動
要求が出されていない。次に起動要求が出されるとタス
ク制御ブロックの起動ビットにフラグが立ち、起動が必
要ということが表示される。1dle状態からqueu
e状態へ移動する時間ハ各タスクのレベルにより定まっ
ている。更にqueue状態になっても実行され順序は
優先度により定まる。そのタスクが実行状態に入るのは
管理プログラムO8の内のタスクディスパッチャ208
でタスク制御ブロックの起動ビットのフラグがリセット
され、Rピット(7ビツト目)にフラグが立ってからで
ある。これによシタスフの実行が始められる。この状態
がRUN状態である。そして実行が終るとタスク制御ブ
ロックのRビットのフラグがクリアされ、終了報告を終
了する。これによpRUN状態は終り、再び■dle状
態となシ次の起動要求が出るのを待つ。しかし、タスク
の実行中即ちR,U N中に割込みIR,Qが発生する
と、そのタスクは実行を中断しなければならない。この
ためCPUの内容が待避され、実行が中断する。
この状態がl(、e a d y状態である。次にこの
タスクが再び実行される状態になると待避エリアより、
待避していた内容を再びCPUへ戻し、実行が再開され
る。つま1Ready状態から再びRUN状態へ戻る。
この様に各レベルプログラムは第15図の4つの状態を
繰シ返す。第15図は代表的な流れであるが几ea(I
y状態でタスク制御ブロックの起動ビットにフラグが立
つ可能性がある。これは例えば起動中断中にそのタスク
の次の起動要求タイミングになってしまった場合である
。この時にはRビットのフラグが優先されて先ず、中断
中のタスクを終了させる。これによりRビットのフラグ
が消え、起動ビットのフラグにより1dle状態を通ら
ずにQu e u e状態となる。
この様にタスクθ〜8は各々第16図の何れかの状態に
ある。
次に第17図は第9図のプログラムシステムの具体的実
施例を示している。図に於いて管理プログラムO8はイ
ニシャル処理プログラム202、割込み処理プログラム
206、タスクディスパッチャ208及びマクロ処理プ
ログラム228より成る。
割込み処理プログラム206には各種の割込み処理プロ
グラムがあり、イニシャル割込み処理(以下INTL割
込み処理という)602はエンジン回転に同期して発生
するイニシャル割込み信号によって、エンレフ1回転当
たりエンジン気筒数の半分、即ち4気筒なら2回イニシ
ャル割込みが発生する。このイニシャル割込みによって
EGIタスク612で計算した燃料の噴射時間を入出力
インターフェース回路108のEGIレジスタに設定す
る。AD変換割込み処理604は2種類あシ1つはAD
変換器1割込み(以下ADC1と略  。
す)及びAD変換器2割込み(以下ADC2と略す)で
ある。AD変換器1は8ビツトの精度を有し、電源電圧
、冷却水温度、吸気温度及び使用調整などの入力に用い
られ、マルチプレクサ−120に対する入カポインドの
指定を行なうと同時に変換を開始し、変換終了後にAD
C1割込みを発生する。なお本割込みはクランキング前
にのみ使用する。又AD変換器128は空気流量の入力
に用いられ変換終了後にADC2割込みを発生する。
なお、本割込みもクランキング前にのみ使用する。
次にインターパル割込み処理プログラム(以下INTV
割込み処理プログラムと示す。)606ではINTV割
込み信号はINTVレジスタに設定した時間例えばIQ
ms毎に発生し、一定周期で起動すべきタスクの時間監
視用基本信号として用いられる。本割込み信号によって
、ソフトタイマの更新を行ない、規定周期に達したマス
クを起動する。更にエンスト割込み処理プログラム(以
下ENST割込み処理プログラムと記す。)608では
エンジンのストップ状態を検出するもので、INTL割
込み信号を検出すると、計数を開始し所定時間例えば1
秒以内に次にINTL割込み信号を検出できなかった時
、ENST割込みが発生する。そしてENST割込みが
3回、例えば3秒経過してもINTL割込み信号が検出
できなかった場合にエンストが起ったものと判断し点火
コイルへの通電及び燃料ポンプの停止を行なう。これら
の処理の後スタータスイッチ152がオンするまで待機
する。上記割込み要因に対する処理概要を表1に示す 表1 割込要因に対する処理概要 イニシャル処理プログラム202及びマクロ処理プログ
ラム228については前述の通りの処理を行なう。
上記各種の割込みにより起動されるタスク群は次の通り
である。タスクレベル0に属するタスクとしては空気量
信号処理タスク(以下ASタスクと記す)、燃料噴射制
御タスク(以下E()Iタスクと配す)及び始動モニタ
タスク(MONETタスクと言う)がある。又タスクレ
ベル1に属するタスクとしてはADI人カタカタスク上
ADINIタスクと記す)、時間係数処理タスク(以下
AFSIAタスク)がある。更にタスクレベル2に属す
るタスクとしてはアイドル回転制御タスク(以下ISC
タスクと記す)、補正計算タスク(以下HO8DIタス
クと記す)及び始動前処理タスク(以下l5TRTタス
クと記す)がある。
上記各タスクレベルの割り当てとタスクの機能を表2に
示す。
表2から明らかなように各種割込みにより起動される各
タスクの起動周期は予め定められておりこれらの情報は
ROM104に格納されている。
次に第17図図示空気量信号処理(AC)610のタス
クについて説明する。空気量信号処理タスクは第18図
に示す如く、ステップ901においてタスクを起動する
。タスクが起動されると、ステップ902において、■
の取込禁止フラグをセットする。次に、ステップ903
において (y2)2の計算を行ないRAMへ格納する
。次にステップ904において、取込禁止フラグをリセ
ットする。
取込禁止フラグをリセットすると、ステップ905にお
いてステップ903 RAMに格納された値(Vつ2を
積算して平均化する。積算して平均化するとステップ9
06において、エンジンの加速状態か否かを判定する。
このステップ906において加速状態であると判定する
とステップ907において加速噴射する。ステップ90
6において加速状態でないと判定した場合、ステップ9
07において加速噴射した後、第17図におけるマクロ
処理228に移る。
以下第19図乃至第21図に基づきINTV割込み処理
について説明する。第13図はR,AM106に設けら
れたソフトタイマテーブルであり、このソフトタイマテ
ーブルには各種割込みにより起動される異なる起動周期
の数だけのタイマブロックが設けられている。ここでタ
イマブロックとはROM104に格納されているタスク
の起動周期に関する時間情報が転送される記憶エリアを
指している。同図に於いて左端に記憶されているTMB
はRAM106に於けるソフトタイマテーブルの先頭番
地を意味する。このソフトタイマテーブルの各タイマブ
ロックにはエンジン始動時にROM104より前記起動
周期に関する時間情報、即ちINTV割込みを例えばl
Qms毎に行なう場合にはその整数倍の値が転送され、
格納される。
次に第20図にINTV割込み処理606の処理フロー
を示す。同図に於いてステップ626でプログラムが起
動されるとステップ628でRA M2O3に設けられ
たソフトタイマテーブルのイニ7ヤルライズが行なわれ
る。即ち、インデックスレジスタの内径iを0にし前記
ソフトタイマテーブルの番地TMB+0のタイマブロッ
クに記憶されている残り時間TIを調べる。ここでこの
場合にはT、=T、である。次にステップ630で上記
ステップ628で調べたソフトタイマが停止中であるか
否かが判断される。即ち、ソフトタイマテーブルに記憶
されている残り時間T1がT、=0である場合にはソフ
トタイマは停止中であると判断され、該ソフトタイマに
より起動されるべき該当タスクは停止中であると判断さ
れ、ステップ640にジャンプし、ソフトタイマテーブ
ルの更新が行なわれる。
一方、ソフトタイマテーブルの残り時間T、がT110
である場合にはステップ632に移行し前記タイマブロ
ックの残り時間の更新が行なわれる。即ち、残り時間T
1から−1だけディクリメントされる。次にステップ6
34では前記タイマテーブルのソフトタイマが起動周期
に達したか否かが判断される。即ち残り時間T1がT、
=0である場合には起動周期に達したと判断されその場
合にはステップ636に移行する。又ソフトタイマが起
動周期に達したいないと判断される場合にはステップ6
40にジャンプし、ソフトタイマテーブルの更新が行な
われる。前記ソフトタイマテーブルが起動周期に達して
いる場合にはステップ636でソフトタイマテーブルの
残9時間T1を初期化する。即ち、ROM104よ!1
1 RAM106へ該当タスクの起動周期の時間情報を
転送する。
そしてステップ636で前記ソフトタイマテーブルの残
り時間T□を初期化した後、ステップ638でそのソフ
トタイマテーブルに該当するタスクの起動要求を行なう
。次にステップ640でソフトタイマテーブルの更新を
行なう。即ち、インデックスレジスタの内容を+1イン
クリメントする。
更にステップ642では全部のソフトタイマテーブルを
チェックしたか否かが判断される。即ち、第19図に示
したように本実施例ではソフトタイマテーブルをN+1
個だけ設けであるのでインデックスレジスタの内容凰が
l−N+1である場合にハ全ソフトタイマテーブルのチ
ェックが完了したと判断されステップ644でINTV
割込み処理プログラム606は終了する。一方ステップ
642で全ソフトタイマテーブルがチェックされていな
いと判断された場合にはステップ630に戻シ、前述と
同様の処理が行なわれる。
以上の様にして各種の割込みに応じて該当タスクの起動
要求が出され、それに基づいて該当タスクの実行が為さ
れるが、表2に掲げられたタスク群が常にすべてが実行
されるのではなく、エンジンの運転情報に基づいてRO
M104に設けられている前記タスク群の起動周期に関
する時間情報を選択してRAM106のソフトタイマテ
ーブル中に転送し格納する。そして与えられたそのタス
クの起動周期が例えば20 m Sであるとすれば、そ
の時間毎にタスクが起動されるがそのタスクの起動が運
転条件に応じて継続して行なう必要があるものであれば
常にそのタスクに該当するソフトタイマテーブルは更新
して初期化される。次にエンジンの運転条件に応じて各
穐割込みにより前記タスク群が起動停止される様子を第
17図に示すタイムチャートによシ説明する。スタータ
スイッチ152の操作によりパワーオンの状態になると
CPUが作動し、ソフトウェアフラグIST及びソフト
ウェアフラグEMに1が立てられる。ソフトウェアフラ
グISTはエンジンが始動前の状態にあることを示すフ
ラグであり、ソフトウェア7ラグEMはENST割込み
を禁止するためのフラグである。これらの2つのフラグ
によりエンジンが始動前の状態にあるか或いは始動中か
又は始動後の状態にあるのかの判別が為される。さてス
タータスイッチ152の操作によシハワーオンの状態に
なると先ず最初にタスクADINIが起動され各種セン
サによりエンジンの始動に必要なデータ例えば冷却水温
度、バッテリ電圧等の入力情報がマルチプレクサ120
を介してAD変換器122に取込まれ、これらのデータ
の一巡入力毎にタスクHO8EIタスク補正が起動され
前記入力情報に基づき補正計算が行なわれる。又前記タ
スクADINIによりAD変換器122に各種センサか
らのデータの一巡人力毎にタスクl5TR,Tが起動さ
れエンジン始動中に必要な燃料噴射量の計算がなされる
。以上の3つのタスク、即ちタスクA D I N 1
 、タスクHO8EI及びタスクl8TRTはイニシャ
ル処理プログラム202によシ起動されるものである。
スタータスイッチ152がON状態になるとタスクl5
TRTの割込み信号によりタスクADINI、タスクM
ONIT及びタスクADIN2の3つのタスクに起動が
掛けられる。即ち、これらのタスクはスタータスイッチ
152がON状態になっている期間(エンジンのクラン
キング時)のみ実行される必要がある。この期間ではR
OM104からRAM106に設けられた前記タスクに
それぞれ該当するソフトタイマテーブルに所定の起動周
期の時間情報が転送され格納される。そしてこの期間は
前記ソフトタイマテーブルの起動周期の残り時間T工は
初期化され起動周期の設定が繰り返し行なわれる。タス
クMONITはエンジン始動時の燃料噴射量を計算する
ためのタスクでありエンジン始動後は不要なタスクであ
るので所定の回数だけタスクの実行を終了したらソフト
タイマの起動を停止し、そのタスク終了時に発せられる
停止信号により上記以外のエンジン始動後に必要なタス
ク群の起動を行なう。ここでタスクの停止をソフトタイ
マにより行なうにはそのタスクの終了に於ける判断時点
でそのタスクが終了したことを示す信号によりそのタス
クの該当するソフトタイマテーブルに0を格納する、即
ちソフトタイマの内容をクリアすることによりタスクの
停止を行なうものである。したがって、タスクの起動停
止をソフトタイマにより簡単に行なえるように構成した
ので異なる起動周期を有する複数のタスクに対し能率的
且つ信頼性有る管理を行なうことが可能となる。
次にIRQの発生回路を第22図に示す。レジスタ73
5とカラ/り736と比較器737とフリップフロップ
738はINTV IR,Qの発生回路であり、レジス
タ735にINTV IRQの発生周期例えば本実施例
では10[rns]がセットされる。これに対しクロッ
クパルスがカウンタ736ヘセツトされ、そのカウント
値がレジスタ735と一致するとフリップ70ツブ73
8をセット状態とする。このセット状態でカウンタ73
6をクリアし、再びカウントを再開する。従って一定時
間(10m5ec)ごとにINTV IR,Qが発生す
る。
レジスタ741とカウンタ742と比較器743、フリ
ップフロップ744はエンジンの停止を検知するENS
T IRQの発生回路である。レジスタ741とカウン
タ742と比較器743は上の説明と同様であシ、カウ
ント値がレジスタ741の値に達するとENST IR
Qを発生する。しかしエンジンの回転中はクランク角セ
/すより−にクランク角毎に発生するREFパルスによ
りカラ/り742がクリアされるのでカウンタ742の
カウント値がレジスタ741の値に達しないのでENS
T IRQは発生しない。
フリップフロップ738に発生したI NTVIRQや
フリップフロップ744に発生したENST IRQ芒
らにADClやADC2で発生したIR,Qはそれぞれ
フリップフロップ740゜746.764,768ヘセ
ツトされる。またフリップフロップ737,745,7
62,766にはIRQを発生させるか禁止するかの信
号がセットされる。フリップフロップ737,745゜
762.766に”H#がセットされていればANDゲ
ート748,750,770,772は能動となり、I
R,Qが発生するとORゲートよりただちにIR,Qが
発生する。
従って7リツプフロツプ737,745,762゜76
6のそれぞれに′H”を入るか′L″を入るかによって
IRQの発生を禁止したり、禁止を解除したりできる。
またIRQが発生するとフリップフロップ740,74
6,764,768の内容をCPUに残シ込むことによ
シ、IRQ発生の原因が解かる。
IRQに応じてCPUがプログラムを実行し始めた場合
、そのIR,Q信号はクリアする必要があるので実行を
始めたIRQに関するフリップフロップ740,746
,764,768の1つをクリアする。
次に、本発明に係る自動車用電子式エンジン制御装置の
車速センサ検索制御について説明する。
まず、25パルス用車速センサが接続されると、第8図
のD端子から信号が入力され、トランジスタ70Eのコ
レクタ側からの出力は、1回転25個のパルス信号がA
端子よシ出力され、トランジスタ70Fのコレクタ側か
らの出力は電源電圧Vccがそのまま出力される。した
がって、第7図図示CPU102は、レジスタ125を
アドレスして、第8図図示B端子からの出力が、所定時
間(4パルスの1周期たつ時間)たったときに信号が反
転するか否かによって25パルス用車速センサであるこ
とを検索する。また、4パルス用車速センサが第8図E
端子に接続されるとトランジスタ70Fは、4パルス分
オン・オフをくり返し出力端子Bからは4パルスの出力
信号が出力される。
このときは、B端子からは、一定周期で信号が反転する
ため4パルス用車速センサが接続されていることを検索
する。この検索が行なわれると、25パルス用車速セン
サに対応した処理テーブルが、また、4パルス用車速セ
ンサの場合は、4パルス用車速センサ用の処理テーブル
によって処理される。これは、特にアンチスキッド装置
、最高速度燃料カット制御において重要性を洩っている
したがって、本実施例によれば、25パルス用車速セン
サ、4パルス用車速センサのいずれが接続されているか
自己検索するため間違えることがない。
以上説明したように、本発明によれば、自己が25パル
ス用車速センサが接続されているか4パルス用車速セン
サが接続されているか判定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は25パルス用車速セ/すの構成図、第1
図(B)は第1図(A)図示回路の出力波形図、第2図
(A)は25パルス用車速センサの構成図、第2図CB
)は第2図(A)図示回路の出力波形図、第3図は第1
図(A)と第2図■の各回路の出力特性図、第4図は工
/ジン系統全体の制御装置を示す構成図、第5図は第4
図の点火装置の説明図、第6図は排気ガス環流システム
を説明するための構成図、第7図はエンジン制御ンステ
ムの全体構成図、第8図は第7図図示セレクタの具体的
回路図、第9図は本発明に係わるエンジン制御方法のプ
ログラムシステムの基本的構成を示す図、第10図はタ
スクディスパッチャの管理するRAMに設けられたタス
ク制御ブロックのテーブルを示す図、第11図は各穐割
込みによ沙起動されるタスク群のスタートアドレステー
ブルを示す図、第12図及び第13図はタスクディスパ
ッチャの処理フローを示す図、第14図はマクロ処理プ
ログラムの処理フローを示す図、第15図はタスク優先
制御の一例を示す図、第16図は上記タスク優先制御に
於けるタスクの状態遷移を示す図、第17図は第9図に
於ける具体的フローを示す図、第18図は空気量信号処
理タスクのフローチャート、第19図はRAMに設けら
れたノットタイマテーブルを示す図、第20図はINT
V割込み処理プログラムの処理フローを示図、第21図
はエンジンの運転状態に応じて各種タスクの起動停止が
行なわれる様子を示したタイミングチャート、第22図
は割込みIRQの発生回路図である。 44・・・25パルス用車速センザ、45・・・4パル
ス用車速センサ、64・・・制御回路、lO2・・・C
P U。 第1 回 第 32 周 涙       を (KH喰    i 乙−′ 20    ℃ 0 優1( (B) P     VA (B) ヶ咀がし 第1012 第13図 第140 纂/β図 第117 n

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、エンジンの点火時期、供給燃料量等全てのエンジン
    制御を行なうものにおいて、上記エンジン制御を行なう
    コントロールユニットに車速センサの出力パルスの4パ
    ルス用接続端子と25パルス用接続端子とを設けると共
    に、いずれかの接続端子に接続されているときは、該接
    続されている車速センサがいずれの周波数をもつ車速セ
    ンサかを判別する機能を備えたことを特徴とする電子式
    エンジン制御装置。
JP13843581A 1981-09-04 1981-09-04 電子式エンジン制御装置 Pending JPS5841361A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60111269U (ja) * 1983-12-28 1985-07-27 ダイハツデイ−ゼル株式会社 パルス式回転速度スイツチ

Cited By (2)

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JPS60111269U (ja) * 1983-12-28 1985-07-27 ダイハツデイ−ゼル株式会社 パルス式回転速度スイツチ
JPH0438295Y2 (ja) * 1983-12-28 1992-09-08

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