JPS5841258A

JPS5841258A - 燃料噴射ノズル

Info

Publication number: JPS5841258A
Application number: JP57142747A
Authority: JP
Inventors: ドリアン・フア−ラ−・モウブレイ
Original assignee: Lucas Industries Ltd; Joseph Lucas Industries Ltd
Current assignee: ZF International UK Ltd
Priority date: 1981-08-21
Filing date: 1982-08-19
Publication date: 1983-03-10
Also published as: DE3231050A1; ES8307997A1; ES515136A0; FR2511731A1; IT8222918A0; IT1152027B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、圧縮直火形機関の燃料空間に燃料を供給す
るための燃料噴射ノズルに関する。燃料噴射ノズルは、
燃料圧によって作動される弁部材を有し、この弁部材は
弾性手段の作用に抗して座から離間されて燃料を出口か
ら流すようになっている。

このような燃料噴射ノズルの公知なものとして、出口が
１または２以上の小さなドリル穴になったものがある。

ノズルへの燃料の供給がやむと、弁部材はできるだけ早
く座と接触して、ドリル穴から１Ｍ焼ガスが流れること
がないようにしなければならない。このような燃焼ガス
の流れがドリル穴を通して生ずると、ドリル穴及びこの
ドリル穴が延びる座の下手側の空間が、ノズルの作動を
害する炭素の堆積物で覆われてしまう。機関の作動に関
する限りは、燃料の供給時間を減少させることが有効で
あり、このことは、圧力を急速に上下させて得られる高
噴射圧力を用いて達成される。圧りが急速におちると、
弁部材は急速に座と接触して、燃焼ガスをドリル穴を通
して流さないようにしなければならない。

この発明の目的は、公知のものに対する要求を充足した
燃料噴射ノズルを提供することにある。

この発明によれば、入り口及び出口を有するボデーと、
該ボデー内で燃料圧力により作動される弁部材と、該ホ
ゾ−に設けられた座と、前記弁部材を前記座に接触させ
るように付勢する弾性手段と、前記弁部材に燃料圧力が
かかった時に前記弁部材を前記座から離間させて前記出
口から燃料を流出させる流出手段と、機関により駆動さ
れるカムによって作動され前記弁部材が前記座に接する
ように動かされる必要がある場合前記弁部材にかかる弾
性負荷を増加させるカムフォロアーとを具備して成り圧
縮直火形機関の燃料空間に燃料を供給するための燃料噴
射ノズルが提供される。

以下図面を参照してこの発明の実施例について説明する
。

第１図において、燃料噴射ノズルはボデー１０を有する
。ボデー１０内に孔１１が形成されており、この中に摺
動弁部材１２が収容されている。

孔１１の中間部は増径されて入口室１３になっている。

この入口室１３は、燃料噴射ポンプの出口に接続された
燃料入口通路１４に接続されている。

孔１１の下端は座１１ａになっており、これと弁部材１
２の段部になった下端１５とが協同して小径の孔によっ
て構成される出口１６を通して燃料５− が流れないようにする。この出口１６の孔は、座１１ａ
の下手にある’ＳＡＣ”として知られているものに連通
してい゛る。

孔１１の下端は、圧縮コイルばね１８が設けられたばね
室１７に開孔している。ばね１８の一端は、弁部材１２
の減径された上端に設けられた当接部１９に圧接してい
る。ばね室１７は通路２０を通じてドレインに連通して
おり、加圧燃料が燃料入口通路１４を通って供給された
ときに、弁部材１２の減径部に作用する燃料圧力がばね
１８によって作用される座をとじようとする力と反対の
力を生じさせる。燃料圧力に基づく力が充分であると、
弁部材１２は座１１ａから離れ、燃料を出口１６から流
す。この燃料の流れは、燃料の供給が終る時点で燃料ポ
ンプの出力圧力が落ちるまで継続する。ついで弁部材１
２はばね１８の作用により動かされて座１１ａに接触す
る。

弁部材１２を迅速に動かして座１１ａに接触させｍ焼ガ
スを出口１６を通してＳＡＧ内に流れさせないようにす
るためには、ばね１８の当接部６− １９と反対側の端をカムフォロアー２２によって作動さ
れる別の当接部２１に係合させる。２３は機関によって
駆動されるカムである。このカム２３はカムフォロアー
２２に係合するように配置され、少なくとも弁部材１２
が閉成位置の方向へ動かされている間は、ばね１８を圧
縮する方向にカムフォロアー２２を付勢する形状になっ
ている。

このようにして増加された力は弁部材１２にかけられ、
これを開成位置の方へ付勢し、弁部材１２がさらにすみ
やかに座１１ａに確実に接触するようになっている。

第２図の実施例においては、ばね１８は当接部１９と逆
の端にある固定当接部１９ａに係合している。この場合
、当接ＩＩＪ２１に係合する別のばね（圧縮コイルばね
）２４が設けられており、ばね１８によって作用される
力を通常補足しかつカムフォロアー２２の動きによって
増大されるのは、このばね２４によって作用される力で
ある。

第３図の実施例に示すものはポンプ／インジェクターと
して知れているものである。２５で示すノズル部は、第
１図のノズルと同構造である。ポンプ／インジェクター
は、もうひとつの穴２６を有し、この穴２６内にボンピ
ングプランジャ２７が配置され、穴２６とプランジャ２
７によって定められるボンピング室２８は、ノズル部２
５の燃料入口通路１４に連通している。プランジャ２７
に、コツプ型部材２９を有するカムフォロアー３５が設
けられている。機関により駆動されるカム３１と係合す
るローラ３０がこのコツプ状部材２９に設けられている
。ばね３２は、ローラ３０とカム３１とを接触させつづ
け、かつ、燃料の供給がやんだ後は、プランジャ２７を
外方へ付勢するために設けられている。

プランジャ２７が内方に動いている間このプランジャ２
７によって覆われる燃料入口ボート３３が孔２６に設け
られている。ポート３３が覆われるとすぐ、ボンピング
室２８内の燃料が加圧され、燃料入口通路１４を通って
流れ、ノズルの弁部材１２を第１図の実施例において述
べたように作動する。ノズルの弁部材１２の開成を助け
るためには、ばね１８の当接部２１が内方のストローク
端の方へ進むプランジャ２７によって接触された押棒３
４によって係合される。このようにして、ばね１８によ
ってノズルの弁部材１２に作用した力が、燃料の供給が
止まったときに増加される。押棒３４の直径は、ポンプ
室２８内の燃料圧力によって押棒３４に発生した力がノ
ズルの弁部材１２の開成位置においてばね１８によって
作用された力よりも小さくなるように選定される。

必要な場合は、ポンプ／インジェクターのノズル部２５
に第２図に示した別のばね２４を設けてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の燃料噴射ノズルの一実施例の縦断面
図、第２図は第１図の燃料噴射ノズルの変形例の主要部
の縦断面図、第３図はこの発明の燃料噴射ノズルを燃料
ポンプに組合せたものの縦断面図である。１０・・・ボデー、１１・・・孔、１１ａ・・・座、１
２・・・弁部材、１３・・・入口室、１４・・・燃料入
口通路、９− １５・・・下端、１６・・・出口、１７・・・ばね室、
１８・・・圧縮コイルばね、１９・・・当接部、１９ａ
・・・固定当接部、２０・・・通路、−２１・・・当接
部、２２・・・カムフォロアー、２３・・・カム、２４
・・・ばね、２５・・・ノズル部、２６・・・孔、２７
・・・ボンピングプランジャ、２８・・・ボンピング室
、２９・・・コツプ状部材、３０・・・ローラ、３１・
・・カム、３２・・・ばね、３３・・・燃料入口ポート
、３４・・・押棒、３５・・・カムフォロアー。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦１０−

Claims

【特許請求の範囲】（１）入り口及び出口を有するホゾ−と、該ボデー内で
燃料圧力により作動される弁部材と、該ボデーに設けら
れた座と、前記弁部材を前記塵に接触させるように付勢
する弾性手段と、前記弁部材に燃料圧力がかかった時に
前記弁部材を前記塵から離間させて前記出口から燃料を
流出させる流出手段と、機関により駆動されるカムによ
って作動され前記弁部材が前記塵に接するように動かさ
れる必要がある場合前記弁部材にかかる弾性負荷を増加
させるカムフォロアーとを具備して成り圧縮点火形機関
の燃料空間に燃料を供給するための燃料噴射ノズル。（２）前記弾性手段は圧縮コイルばねと該ばね用の当接
部とを具備し、前記カムフォロアーは前記弾性手段によ
って作用される前記弾性電荷を増加させるように前記当
接部を動かすことを特徴とする特許請求の範囲第（１）
項に記載の燃料ノズル。０　前記弾性手段は、前記弁部材を前記塵に接触するよ
うに付勢するもう一つの圧縮コイルばねを具備すること
を特徴とする特許請求の範囲第（２項に記載の燃料噴射
ノズル。（４）　前記カムフォロアーは前記当接部に直接接続さ
れていることを特徴とする特許請求の範囲第（２項に記
載の燃料噴射ノズル。（５）ボデーと、該ボデー内で燃料圧力により作動され
る弁部材′と、該ボデーに設けられた座と、前記弁部材
を前記塵に接触させるように付勢する圧縮コイルばねと
、該ばねを受ける当接部と、前記弁部材に燃料圧力がか
かった時に前記弁部材を前記塵から離間させて出口から
燃料を流出させる流出手段と、機関により駆動されるカ
ムによって作動され前記弁部材が前記塵に接するように
動がされる必要がある場合前記弁部材に前記ばねによっ
てかけられる弾性負荷を増加させるための前記当接部に
作用するカムフォロアーと、該カムフォロアーによって
作動され燃料をボンピングするプランジャと、前記ボデ
ー内に設けられ前記プランジャを内設する穴と、該穴と
前記入口とを接続する通路と、前記穴内に延び前記プラ
ンジャが前記穴の一方側に動くにつれて該プランジャに
係合され前記係合部と共に前記弁部材にかかる前記弾性
負荷を増加させる方向に動かされる押棒とを具備して成
り圧縮直火形機関の燃料空間に燃料を供給するための燃
料噴射ノズル。（ａ　前記押棒は、前記穴内の燃料圧力によって該押棒
に作用される力が前記弁部材の閉成位置で前記コイル圧
力ばねによって作用される力よりも弱くなる直径を有す
ることを特徴とする特許請求の範囲第（５項に記載の燃
料噴射ノズル。