JPS5841122Y2 - コイル状線材の搬送設備 - Google Patents

コイル状線材の搬送設備

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JPS5841122Y2
JPS5841122Y2 JP1978056756U JP5675678U JPS5841122Y2 JP S5841122 Y2 JPS5841122 Y2 JP S5841122Y2 JP 1978056756 U JP1978056756 U JP 1978056756U JP 5675678 U JP5675678 U JP 5675678U JP S5841122 Y2 JPS5841122 Y2 JP S5841122Y2
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JP
Japan
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coiled wire
sub
coil
path
transport
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JP1978056756U
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JPS54160489U (ja
Inventor
秀男 吉松
修 三木
豊 市田
征良 前田
Original Assignee
株式会社神戸製鋼所
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Publication date
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  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コイル状線材の搬送設備に関し、さらに詳し
くは、コイル状線材を結束するための新しい結束ステー
ションを有するコイル状線材の搬送設備に関するもので
ある。
一般に、熱間圧延により製造された線材(ここにいう線
材とはコイル状に巻取られる棒材を含むものである。
)は、巻線機によってコイル状に巻取られ、然る後に巻
線機と脱荷ステーション間を順次循環駆動されるコイル
状線材の搬送設備に移され、この移送過程において冷却
されるとともに、さらに線材の輸送過程における取扱い
を容易にするために結束され、また、線材の来歴を表示
するラベルを貼付された後出荷される。
しかして、上記コイル状線材を結束して1束のコイル体
として取扱う場合に、特にコイル高さの低いコイル体に
あっては、ストックヤード等に並べて置いた時に自立性
がなく、転倒し、或いは傾倒して隣のコイル体と接触し
てコイル体外周面や端面に擦り疵ができ、コイル線材の
表面品質低下につながり大きな損失となる。
さらに、輸送に際して積重ねる場合にも自立性がないこ
とから荷崩れを起して結束材が切断してコイル状線材が
ばらばらになり使用できなくなるという状態になる。
従って、従来からコイル状線材は結束されたコイル体を
複数個まとめて、例えば、2束または3束をまとめて一
つに結束し、上記する如きコイル体の取扱い上における
不都合を解消することが行なわれている。
しかし、1束に結束されたコイル体を複数個まとめて一
つに結束する作業は、上記に説明した圧延設備に連設さ
れた通常の搬送設備としての循環経路の結束ステーショ
ンでは、タイムサイクルや作業性の点から行なうことが
できず、このため、搬送設備とは別にコイル体の結束ラ
インを付設し、そこには、例えば、特公昭48−571
6号公報に示される如き設備を設けることによりその結
束処理をなすものであるが、従って、格別の設備が要求
されるのみならず、コイル体の該設備に対する搬入、搬
出等ハンドリングの繁雑さを招来することとなり、設備
費の増大、線材の製造コストの増大等の欠点をもたらす
ことになる。
本考案は、上記に説明した従来のコイル状線材の搬送設
備の問題点に鑑みなされたものであって、コイル状線材
が結束された1束のコイル体の複数個、例えば、2束〜
4束を一つの大きなコイル体とする結束ステーションを
搬送設備の循環経路中に設けたコイル状線材の搬送設備
である。
本考案に係るコイル状線材の搬送設備の特徴とするとこ
ろは、コイル状線材を載架して走行するフックを有する
キャリヤを積載ステシーン、冷却部、結束ステーション
および脱荷ステーション等を順次循環せしめるようにし
てなるコイル状線材の搬送設備において、前記結束ステ
ーションにおけるコイル状線材の搬送経路を、搬送経路
がら分岐されたバイパス経路とによって平面略矩形に構
威し、バイパス経路と搬送経路とを接続する第1副搬送
経路および第2副搬送経路とを略平行に設け、前記第1
副搬送経路にコイル状線材を結束する第1結束機を、第
2.搬送経路との合流点以降の搬送経路に第2の結束機
とを配置せしめるとともに、前記第1および第2副搬送
経路との間に第1結束機により結束されたコイル体を第
1副搬送経路上のキャリヤから第2副搬送経路における
キャリヤまで移動して乗り移させるコイル移載装置を設
けたことにある。
以下、本考案に係るコイル状線材の搬送設備について図
示の実施例に基いて説明する。
第1図は、本考案に係るコイル状線材の搬送設備のレイ
アウトを示すものであって、Cは熱間圧延された線材を
コイル状に巻取る巻線機に接続されるコイル状線材の積
載ステーション、Fはコイル状線材をその搬送過程にお
いて自然冷却を行なう冷却部、Eは本考案に係るコイル
状線材の搬送設備、Dは脱荷ステーションで、これら各
ステーションをコイル状線材を支承するキャリヤが順次
移動するように循環搬送経路りによって接続されること
により構成されている。
また、この循環搬送経路り中に図示はしていないが、コ
イル状線材の端末処理ステーション、或いは、コイル状
線材の検査ステーションおよび線材の材質、ロット番号
等の来歴を表示する表示ステーションを設けることもで
きる。
本考案に係るコイル状線材の搬送設備、特に、本考案に
係るコイル状線材の搬送設備の要旨である結束ステーシ
ョンEにおける搬送経路りの構成について、第1図の実
施例によりさらに具体的に説明すると、結束ステーショ
ンEにおける搬送経路L(図中太線で示している。
)は冷却部Fの終端から分岐H□されたバイバク経路L
1によって平面視、略矩形に構成されてなり、搬送経路
りがら分岐H2されバイパス経路L1と接続される第1
副搬送経路L2、バイパス経路L1から分岐H3され搬
送経路りと接続される第2副搬送経路L3とを平行に配
置してなり、第1副搬送経路L2にキャリヤによって搬
送されてくるコイル状線材を結束し、コイル体となす結
束機A1を設け、また、搬送経路りにあっても第2副搬
送経路L3と搬送経路りとの合流点G1からバイパス経
路L1との合流点G2との間に結束機A2を配置してな
り、さらに、上記第1および第2副搬送経路L2.L3
とに跨って結束機A1により結束されたコイル体のコイ
ル移載装置Bが設けられている。
上記結束機A2は、単一のコイル状線材或いは複数のコ
イル体を結束し得るようなものが望ましい。
なお、上記搬送経路りおよびバイパス経路L1、第1お
よび第2副搬送経路L2゜L3の分岐点および合流点に
は転機器が設けられ、キャリヤの搬送方向の制御がなさ
れる。
上記コイル移載装置Bは第2図に示すように、コイル体
4を載架するキャリヤ1の搬送経路、即ち、第1および
第2副搬送経路L2.L3の下方に、両側搬送経路L2
.L3を横切って移動し得るようにレール3上に走行台
車2が載置され、この走行台車2上にコイル体4を載架
するテーブル2″が昇降下に装架されたものである。
上記の構成を有するコイル状線材の搬送設備におけるコ
イル状線材の処理について詳述するに、コイル状線材を
載架するキャリヤ1は、脱荷ステーションDでコイル体
をおろした後、搬送経路りを走行して積載ステーション
Cに至り、ここで圧延設備で圧延され巻線機によってコ
イル状に巻取られた線材が、キャリヤ1のフック1′に
載架される。
コイル状線材が載架されたキャリヤ1は搬送経路りを走
行して結束設備Eにくるが、この間、搬送経路り上に設
けられている冷却部Fや図示されてはいないが、端末処
理ステーションや検査ステーション等を通って必要な処
理が施される。
さて、コイル状線材が載架されているキャリヤ1は搬送
経路りから結束設備Eに入るが、先ず、第1副搬送経路
L2の第1結束機A1によって、キャリヤ1に載架され
ているコイル状線材は順次結束されてコイル体4とされ
、さらに第1副搬送経路L2を走行し、コイル移載装置
Bの停止位置B1を通って、第2副搬送経路L3に入り
、コイル移載装置Bの移載位置B2に、結束されたコイ
ル体を載架しているキャリヤ1が停止して待機させてお
く。
結束機A1でコイル体に結束され、第1副搬送経路L2
を走行してきた次のコイル体を載架しているキャリヤ1
はコイル移載装置Bの停止位置B1で停止する。
そして、コイル移載装置Bの移載位置B2で待機してい
るコイル体4がフック1′に載架されているキャリヤ1
に、停止位置B1のキャリヤ1のフック1′に載架され
ているコイル体4′を台車2により点線で示すコイル体
4″のところまで運んでフック1′に引掛け、終了する
と台車2は元の停止位置B1まで戻る。
このようにして、移載位置B2で待機しているキャリヤ
1に2束のコイル体が載架されることになる。
そして、コイル移載装置Bの停止位置B1でコイル体を
移動されて空になったキャリヤ1は、バイパス経路L1
を走行し搬送経路りに入って他のキャリヤと合流し脱荷
ステーションDを経て積載ステーションCに行くのであ
る。
さらに、コイル移載装置Bの移載位置B2で待機してい
るキャリヤ1に2束以上、例えば、3束のコイル体を載
架させるには、2束目のコイル体を移載させるのと同様
な操作を行なえばよいのである。
所望数のコイル体(例えば、2束、3束又は4束)を載
架されたキャリヤ1は、コイル移載装置Bの移載位置B
2から第2副搬送経路L3を走行して、結束機A2に入
り、ここで複数個のコイル体を一つの大きなコイル集合
体に結束するのである。
即ち、例えば、2束のコイル体が一つのコイル体(集合
体)のように結束され、大きくなった状態にされるので
ある。
この結束機A2で結束された大きなコイル集合体が載架
されているキャリヤ1は搬送経路りを走行して脱荷ステ
ーションDに到り、ここでキャリヤ1のフック1′から
大きなコイル集合体をおろし、空になったキャリヤ1は
搬送経路りを走行して積載ステーションCに行き、ここ
で再びコイル状線材が載架されて搬送経路りを走行して
結束設備Eにくるのである。
そして、上記の操作が繰返される。
上記の説明は、最初のコイル状線材を載架されたキャリ
ヤが搬送経路りを走行している前には、即ち、第1副搬
送経路L2は1台のキャリヤもない場合についてであり
、若し、空のキャリヤが第1副搬送経路L2にあったと
すると、この空のキャリヤはコイル状線材移載装置Bの
移載位置B2に待機させておき、そして、上記に説明し
たように、コイル状線材移載装置Bで空のキャリヤに結
束機で結束されたコイル体を所望数だけ移載せしめ、そ
の後結束機により大きなコイル集合体としてから搬送経
路りの脱荷ステーションDで荷降しをすることも上記の
操作と全く同様である。
また、本考案に係るコイル状線材の搬送設備にあっては
、圧延設備におけるコイル単量、即ち、コイル重量が大
きくなりコイルに自立性を有し、複数コイル結束を必要
としない場合、或いは、圧延設備の生産量と結束機A1
との処理能力が不均衡となるような場合、或いは、コイ
ルの結束そのものを必要としない場合、結束機の故障、
トラブルに対する対応等種々の要求に対して適応できる
ように、搬送設備としての操業の自由度を確保し得るよ
うに構成されている。
即ち、1束のみを結束する場合には、搬送経路りにおけ
る分岐点(転機器)を操作し、結束機A、、A2それぞ
れに対し、コイル軟線材ヲ載架セルキャリヤを送給せし
め、それぞれの結束機においてコイル状線材を結束せし
めることが可能であるし、コイル状線材の結束を必要と
しない場合には、バイパス経路L1を経由してキャリヤ
を脱荷ステーションDに直ちに移動するようにすること
も可能である。
以上説明したように、本考案に係るコイル状線材の搬送
設備は、上記の構成を有しているものであるから、第1
の結束機で結束された1束のコイル体をコイル移載装置
で移動させて複数個のコイル体とし、これを第2の結束
機で一つの大きなコイル集合体に結束することを搬送設
備の搬送経路内において行なうことができ、円滑な結束
作業を可能とし、生産性の低下をもたらすことなく、複
数個のコイル体の結束を可能とし、コイル体に自立性を
付与せしめることにより、並べて置いても倒れて他のコ
イル体と接触して擦り疵等の表面欠陥もなく、また、コ
イル集合体を積重ねても荷崩れを起さないのであり、さ
らに、コイル体を2束、3束等任意の数のコイル体を大
きなコイル集合体とすることも搬送経路で行なうことが
できるという効果を有しているものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコイル状線材の搬送設備のレイア
ウトを示す概略図、第2図は本考案に係るコイル状線材
の搬送設備におけるコイル移載装置の1例を示した概略
正面図である。 L〜搬送経路、L1〜バイパス経路、L2〜第1副搬送
経路、L3〜第3副搬送経路、A1およびA2〜結束機
、B〜コイル移載装置、C〜積載ステーション、D〜脱
荷ステーション、E〜結束ステーション、F〜冷却部、
Hl、 H2,H3〜分岐点、G1.G2.G3〜合流
点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイル状線材を載架して走行するフックを有するキャリ
    ヤを積載ステーション、冷却部、結束ステーションおよ
    び脱荷ステーション等を順次循環せしめるようにしてな
    るコイル状線材の搬送設備において、前記結束ステーシ
    ョンにおけるコイル状線材の搬送経路を、搬送経路から
    分岐されたバイパス経路とによって十面略矩形に構威し
    、バイパス経路と搬送経路とを接続する第1副搬送経路
    および第2副搬送経路とを略平行に設け、前記第1副搬
    送経路にコイル状線材を結束する第1結束機を、第2副
    搬送経路との合流点以降の搬送経路に第2の結束機とを
    配置せしめるとともに、前記第1および第2副搬送経路
    との間に第1結束機により結束されたコイル体を第1副
    搬送経路上のキャノヤから第2副搬送経路におけるキャ
    リヤまで移動して乗り移させるコイル移載装置を設けた
    ことを特徴とするコイル状線材の搬送設備。
JP1978056756U 1978-04-27 1978-04-27 コイル状線材の搬送設備 Expired JPS5841122Y2 (ja)

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JPS54160489U JPS54160489U (ja) 1979-11-09
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