JPS5840929B2 - リゾレシチンおよびリン脂質を含有する制癌剤およびその製造法 - Google Patents

リゾレシチンおよびリン脂質を含有する制癌剤およびその製造法

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JPS5840929B2
JPS5840929B2 JP11726279A JP11726279A JPS5840929B2 JP S5840929 B2 JPS5840929 B2 JP S5840929B2 JP 11726279 A JP11726279 A JP 11726279A JP 11726279 A JP11726279 A JP 11726279A JP S5840929 B2 JPS5840929 B2 JP S5840929B2
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【発明の詳細な説明】 本発明は、 式(I) (式中、R1はCI4〜18アルカノイルオキシ基およ
びR2はヒドロキシル基を示し、R1とR2は交換可能
である。
)で表わされるリゾレシチンまたはそれを主成分とする
りゾレシチンおよびリン脂質を含有する制癌剤、式(I
)で表わされるリゾレシチンまたはそれを主成分とする
りゾレシチン、リン脂質および油脂を含有する制癌剤並
びに式(I)で表わされるリゾレシチンまたはそれを主
成分とするりゾレシチン、リン脂質および脂肪乳剤を含
有する制癌剤、更にリゾレシチンおよびリン脂質を含有
する制癌剤の製造法に関する。
そして、その目的とするところは式(I)のりゾレシチ
ンまたはそれを主成分とするりゾレシチン(以後、これ
らを単に”リゾレシチン′”と記載する)の有する制癌
作用に影響を与えることなく、溶血作用を減少させ、非
経口的に連用しても血管障害のない、かつ安全性の高い
制癌剤およびその製造法を提供することにある。
リゾレシチンは、極めて優れた制癌作用を有しているが
、その一方で強い溶血作用の如き欠点を有している。
本発明者らは、上記リゾレシチンの有する制癌作用を低
下させることなしに、溶血作用を低下させれば、リゾレ
シチンの医薬品としての有用性が飛躍的に向上すると考
え、鋭意研究した結果、リゾレシチンおよびリン脂質を
含有する制癌剤またはりゾレシチン、リン脂質および油
脂を含有する制癌剤、もしくはリゾレシチン、リン脂質
および脂肪乳剤を含有する制癌剤が、上記した目的を完
全に達成し得ることを見出し本発明を完成した。
本発明におけるリゾレシチンおよびリン脂質を含有する
制癌剤、およびリゾレシチン、リン脂質および油脂を含
有する制癌剤、並びにリゾレシチン、リン脂質および脂
肪乳剤を含有する制癌剤とは、単にそれらの構成成分を
混合したものでも、ミセル状態または脂質小胞体状態で
分散している場合のいずれでもよいが、特にミセル状態
または脂質小胞体状態で分散している場合がよい。
本発明の制癌剤の粒径は、1μ以下のもの、とりわけ0
.5μ以下の場合が好ましい。
即ち、粒径が小さいほど主作用に影響せず溶血性が低下
し、安全性も高く、更に体内での移行性、制癌効果が優
れている。
本発明に使用されるリン脂質としては、天然由来のリン
脂質、たとえば、卵黄、大豆、綿実、ナタネ、トウモロ
コシ、落花生由来のリン脂質、または純合成的に製造さ
れたもののいずれでもよく、さらに、不飽和脂肪酸残基
な有するリン脂質の場合、水素添加などの操作により飽
和脂肪酸残基を有するリン脂質に変えて使用してもよい
リン脂質としては、具体的に、たとえば、レシチン、ホ
スファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン
、スフィンゴミエリン、ホスファチジルイノシトールま
たはホスファチジン酸などが挙げられ、これらは二種以
上の混合物であってもよく、好ましいリン脂質としては
、天然とりわけ卵黄由来のレシチンを挙げることができ
る。
また本発明におげろ式(I)のりゾレシチンを主成分と
するりゾレシチンには、天然由来のもの、たとえば、ブ
タ脳由来のりゾレシチンおよび前述したリン脂質から酵
素的または化学合成的に誘導されるもののいずれも包含
される。
本発明において使用されるリン脂質およびリゾレシチン
には、通常り、LおよびDL体が存在するが、それらは
いずれも使用することができ、特に5体の使用が好まし
い。
また、リゾレシチン、リン脂質および油脂を含有する制
癌剤に使用することのできる油脂としては、医薬上許容
されるものであれば特に限定されることなく使用できる
が、食用油、たとえば、綿実油、大豆油、トウモロコシ
油、ココナツツ油、ナタネ油、ゴマ油または落花生油な
どの使用が好ましい。
また、リゾレシチン、リン脂質および脂肪乳剤を含有す
る制癌剤に使用できる脂肪乳剤(油脂、乳化剤および水
から構成される)としては、重量比で油脂IOに対し、
乳化剤、たとえば、卵黄リン脂質など、0.1〜50お
よび水5.0〜200から構成されるものが挙げられ、
さらに等張化剤などを含有してもよい。
たとえば、大豆油10に対して卵黄リン脂質1.2、水
86.3および等張化剤である濃グリセリン2.5から
なるイントラファツト(登録商標)または大豆油10に
対して卵黄レシチン1.2、水86.3および濃グリセ
リン2.5からなるインドラリピッド(登録商標)、あ
るいはゴマ油5に対して大豆レシチン0.05、DL−
メチオニン0.1、水18.95およびブドウ糖2から
なるファットゲン(登録商標)、大豆油10〜20に対
して大豆リン脂質0,75〜1.5、水73.5〜84
.25およびキシリトール5からなるL 1pofun
din−8(ドイツ国: B raun Melsun
gen社品)、綿実油15に対して大豆レシチン2.0
、ビタミン0.5、水77.5およびブドウ糖5.0か
らなるL i pihysan (フランス国: Eg
ic社品)などを使用してもよい。
リゾレシチンおよびリン脂質を含有する制癌剤における
リゾレシチンおよびリン脂質の混合割合は、重量比でリ
ゾレシチンlに対してリン脂質1.0〜500であれば
よく、特にリン脂質5〜20の場合が好ましい。
また、リゾレシチン、リン脂質および油脂を含有する制
癌剤におけるリゾレシチン、リン脂質および油脂の混合
割合は、重量比でリゾレシチン1に対してリン脂質10
〜500および油脂0.1〜200、特にリン脂質5〜
20および油脂0.5〜20の場合が好ましい。
そして、これらを分散液として使用する際には、水又は
等張化液をリゾレシチンおよびリン脂質に対して等置板
上添加すればよい。
また、リゾレシチン、リン脂質および脂肪乳剤を含有す
る制癌剤におけるリゾレシチン、リン脂質および脂肪乳
剤の混合割合は、上記したと同様の割合でリゾレシチン
および脂質を混合し、その分散液1に対して容量比で脂
肪乳剤0.5〜10であればよい。
以上述べた構成成分の外に医薬上常用される物質、たと
えば、グリセリン、ソルビトール、キシリトール、食塩
またはブドウ糖などの等張化剤、ビタミンAまたはビタ
ミンEなどの抗酸化剤、コレステロール、ステアリルア
ミンもしくはジセチルホスフエイトなどを適宜添加して
もよい。
次に薬理効果について述べる。
(イ)溶血性 ※ 溶血性は、家兎赤血球浮遊液と被検薬剤を混合し、37
℃で1時間振盪させ遠沈上清の550mμにおける吸光
度(以下、0.D、と記す)を測定し、蒸留水で完全溶
血した場合のC,D、を100%として判定した。
その結果を表−1および表−2に示す。
尚、表中で用いられている記号は次の内容を意味する。
0、D、550mμ:+l+ ;)95%升;45%く
〜≦95% +112%く〜≦45% ±;5%〈〜≦12% :0%〈〜≦5% (ロ) Ehrlich腹水癌に対する治療効果Eh
rlichJ復水癌細胞1×105個をddN系マウス
(♀、6週令)の腹腔内に接種し、接種後24時間経過
後、各薬剤を腹腔内に7日間または静脈内に13日間連
股上て、その延命および治療効果を調べた。
その結果を表−3に示す。←→ p−388白血病細胞
に対する効果薬剤AIの分散液0.5 mlとp−38
8白血病細胞5 X 106cells / 0.5
mlを37℃にて1時間振盪した後、P−388白血病
細胞が破壊されていないことを確認して(トレパンブル
ー染色)、その振盪液0.2 vtlをBDF、系マウ
ス(♀、122週令の腹腔内に接種し、その延命効果を
調べた。
その結果を表−4に示す。(→ 癌細胞最小発育阻止濃
度(MIC)HelaS−3株およびEhrlich腹
水癌細胞を。
各々2 X 10’ cells /mlを用いて、次
の条件で被検薬剤の抗腫瘍効果を測定した。
(1)培養液 イーグル(Eagle’s ) MEM
+20%牛脂児血清 (11)培養時間 96時間 (m) マイクロプレート法(m1croplate
assay)5000μf/mlより12段階希釈 (iv) 判定法 Ge1m5a染色により50%以上細胞増殖が抑制され
たL−リゾレシチン濃度をMICとする。
その結果を表−5に示す。
(ホ)Ehrlich結節癌に対する効果Ehrlic
h癌細胞2X10’個をddN系マウス(♀、7週令)
の静脈内に接種し、接種してか※ら24時間後に被検薬
剤を静脈内に10日間連股上て、その延命および治療効
果を調べた。
その結果を表−6に示す。
薬剤投与量は薬剤A1に含有されているLリゾレシチン
の量で示した。
(→ 急性毒性(LD5o値) ddN系マウス(♀、6週令)の腹腔内または静脈内に
各被検薬剤を投与し、急性毒性値(LD50値)をリッ
チフィールド・ウイルコツクノン法によって算出した。
その結果を表−7に示す。
上記表−1〜7から明らかなように、本発明のりゾレシ
チンおよびリン脂質を含有する制癌剤、リゾレシチン、
リン脂質および油脂を含有する制癌剤、並びにリゾレシ
チン、リン脂質および脂肪乳剤を含有する制癌剤は、本
来りゾレシチンの有する制癌効果に対してはほとんど影
響せず、優れた効果を発揮し、その溶血性が著しく低下
して非常に安全性の高い薬物である。
一般的に粒径の小さい粒子から成る混合物を得るには、
従来超遠心、透析またはカラムクロマトグラフィーなど
の手段を用いているが、かかる操作は非常に繁雑である
ため工業的スケールで大量に製造する手段としては好ま
しくない。
このため、本発明者らは、工業的に有利な方法を見出す
べく鋭意研究した結果、リゾレシチンおよびリン脂質を
含有する分散液をメンブランフィルタ−濾過する方法は
粒径の小さい粒子のみを得ることができ、極めて操作も
簡単で、かつ無菌処理も同時に行えるなどの優れた特徴
があることを見出した。
次に具体的に本発明の製造法について述べる。
リゾレシチンおよびリン脂質を含有する制癌剤を得るに
は、リゾレシチンおよびリン脂質を水(必要ならば水の
代わりにブドウ糖液または生理食塩水などの等張化液を
使用してもよい。
)に十分混合する。
たとえば、リゾレシチンおよびリン脂質を水(必要なら
ば等張化液を使用してもよい)に添加し、機械的に十分
混合するか、またはりゾレシチンおよびリン脂質を窒素
気流下、クロロホルム、塩化メチレンなどのノ・ロゲン
化炭化水素類または、メタノール、エタノールなどのア
ルコール類またはそれらの混合溶媒に均一に溶解させた
後溶媒を留去し得られたものに、水(必要ならば等張化
液を使用してもよい)を添加して十分混合するか、また
はリン脂質を上記した有機溶媒に均一に溶解させた後、
溶媒を留去し得られたものにリゾレシチンを水(必要な
らば等張化液を使用してもよい)に均一に溶解させた液
を添加し、十分混合すれば懸濁液が得られる。
上記操作において使用される有機溶媒の量は特に限定さ
れないが、溶質を完全に溶解しうる置板上であればよい
使用した溶媒を留去するにはなるべく低温下、好ましく
は40℃以下で実施する。
混合するときの温度および混合時間は、一般に室温ない
しそれ以下が好ましく、30分〜3時間で十分である。
混合操作自体は、たとえば、適量のガラスピーズを添加
して容器自体回転させて混合するか、またはミキサーな
どで機械的に混合する方法が利用される。
リゾレシチンおよびリン脂質を含有する懸濁液の粒子の
粒径をさらに小さくするためには、(ガラスピーズを使
用した場合は除去した後)超音波処理または加圧噴射処
理などの機械的分散処理、たとえば、9〜200KH2
,50〜1500Wの条件下にて10分〜10時間超音
波処理を行い分散液を得る。
さらにメンブランフィルタ−濾過、たとえば、孔径0.
1μ〜1μ、好ましくはo、iμ〜0.5μのメンブラ
ンフィルタ−を使用して常圧、加圧または減圧下に濾過
すれば、最も好ましい分散液が得られる。
また、上記の分散液を通常の方法により、好ましくは二
次乾燥温度を30℃以下に保って真空凍結乾燥して固型
物とすることもできる。
また、リゾレシチン、リン脂質および油脂を含有する制
癌剤を得るには、リゾレシチンおよびリン脂質を窒素気
流下、クロロホルム、塩化メチレンなどのハロゲン化炭
化水素類またはメタノール、エタノールなどのアルコー
ル類またはそれらの混合溶媒に均一に溶解させた後、溶
媒を留去し得られたものに水(必要ならば水の代わりに
ブドウ糖液または生理食塩水などの等張化液を使用して
もよい)を添加し十分に混合して得られる懸濁液または
前述の製造法で得られた分散液に油脂を添加して十分混
合した後、前述したと同様の超音波処理およびメンブラ
ンフィルタ−濾過を行って分散液を得るか、もしくはリ
ゾレシチン、リン脂質および油脂を、上記と同様な有機
溶媒に均一に溶解させた後、溶媒を留去し、得られたも
のに水(必要ならば水の代わりにブドウ糖液または生理
食塩水などの等張化液を使用してもよい)を添加し、十
分に混合することによって得ることができる。
更に、機械的分散処理およびメンブランフィルタ−濾過
してもよい。
リゾレシチン、リン脂質および脂肪乳剤を含有する制癌
剤を得るには、前述した方法で得られたりゾレシチンお
よびリン脂質を含有する分散液に脂肪乳剤を添加し、2
〜3回振盪すればよい。
尚これらの操作を行うに当っての諸条件は前述した製造
法の条件と同様である。
本発明のりゾレシチンおよびリン脂質またはりゾレシチ
ン、リン脂質および油脂またはりゾレシチン、リン脂質
および脂肪乳剤を含有する制癌剤には、使用用途または
製剤化に応じて通常知られている添加剤を使用して、通
常の剤形に調製することができる。
本発明の制癌剤を患者に投与する場合、その投与方法、
投与回数および投与量は、一般に患者の症状に応じて適
宜最適条件が選択されるが、通常は成人1日当りリゾレ
シチン0.1〜200■/kgを含有する薬剤を1〜4
回、経口的または非経口的に投与する。
特に、静注または筋注、とりわけ静脈内点滴で投与する
方法が好ましい。
次に、本発明を代表的な製剤の具体例を挙げて説明する
製剤例 1 卵黄レシチン9.6り、L−リゾレシチン(卵黄レシチ
ンにホスホリパーゼAを作用させて得られたりゾレシチ
ンであり、cteの飽和脂肪酸;約70%、C18の飽
和脂肪酸;約29%、不飽和脂肪酸:約1%以下を構成
成分とする。
以下、製剤例”L−リゾレシチン゛′と記載する。
)i、o?およびビタミンE 1. Ofをクロロホル
ム40m1に溶解させた後、40℃以下でクロロホルム
を減圧下に留去し、更に室温下で2時間真空乾燥させる
次いで、ガラスピーズ100グおよび注射用5%ブドウ
糖液100献を添加し、1時間30分、容器を回転させ
て懸濁液を得る。
ガラスピーズを濾去し、濾液に超音波処理(28KHz
: 150W)を2時間30分行った後、孔ffl
0.3μのメンブランフィルタ−を用いて加圧濾過し、
得られた濾液を更に無菌処理し、25TLl静脈注射用
バイヤルに小分は封入し、注射剤を得る。
製剤例 2 製剤例1で調製された静脈注射用分散液501rLlと
別に調製した脂肪乳剤(大豆油201、濃グリセリン5
.1’および卵黄リン脂質2.4.@を含有すル200
TrLl水性乳濁液)50rrLlとを混合し、これを
製剤例1と同様の超音波処理およびメンブランフィルタ
−濾過を行い静脈点滴剤を得る。
製剤例 3 製剤例1で調製された静脈注射用分散液20献を市販の
脂肪乳剤イントラファツト注(大豆油2C1、濃グリセ
リン5.Otおよび卵黄リン脂質2.4りを含有する2
00m1水性乳濁液)2ooTILlニ添加し、2〜3
回振盪し静注点滴剤を得る。
製剤例 4 製剤例1で調製された静脈注射用分散液10rI′Ll
を真空凍結乾燥し、用時調製静注点滴剤を得る。
製剤例 5 L−リゾレシチン1?、卵黄レシチン9.62およびゴ
マ油11をクロロホルム40m1に溶解させた後、40
℃以下でクロロホルムを減圧下に留去し、更に室温下で
2時間真空乾燥させる。
次いで、ガラスピーズ10M’および注射用5%ブドウ
糖液100TLlを添加し、1時間30分容器を回転さ
せて懸濁液を得る。
ガラスピーズを濾去し、濾液に超音波処理(28KHz
:150W)を2時間30分行った後、孔径0.3μの
メンブランフィルタ−を用いて加圧濾過し、得られた濾
液を更に無菌処理し、2ml静脈注射用バイヤルに小分
は封入し、注射剤を得る。
製剤例 6 卵黄レシチン9.61およびL−リゾレシチン1.6i
をクロロホルム40m1に溶解させた後、40℃以下で
クロロホルムを減圧下に留去し、更に室温下で2時間真
空乾燥させる。
次いで、ガラスピーズ100fおよび注射用5%ブドウ
糖液100m1を添加し、1時間30分、容器を回転さ
せて懸濁液を得る。
ガラスピーズを濾去し、濾液に超音波処理(28KHz
: 150W)を2時間30分行った後、孔径0.3
μのメンブランフィルタ−で濾過し、得られた濾液を更
に無菌処理し、2ml静脈注射用バイヤルに小分は封入
し、注射剤を得る。
製剤例 7 製剤例6で調製された静脈注射用分散液20TLlを市
販の脂肪乳剤イントラファツト注(大豆油20P、濃グ
リセリン5.0Pおよび卵黄リン脂質2.4zを含有す
る200m1水性乳濁液)200IILlに添加し、2
〜3回振盪し、静脈注射点滴剤を得る。
製剤例 8 卵黄レシチン9.61およびL−リゾレシチン1グをク
ロロホルム40m1に溶解させた後、40℃以下でクロ
ロホルムを減圧下に留去し、更に室温下で2時間真空乾
燥させる。
次いでガラスピーズ100fおよび注射用5%ブドウ糖
液100m1を添加し、1時間30分、容器を回転させ
て懸濁液を得る。
ガラスピーズを濾去し、濾液に超音波処理(28KHz
: 150W)を2時間30分行った後、孔径0.3
μのメンブランフィルタ−で濾過し、得られた濾液を更
に無菌処理し、2rrLl静脈注射用バイヤルに小分は
封入し、注射剤を得る。
製剤例 9 卵黄レシチン14.0 P、 L −’J ソレシチン
2.01を注射用5%ブドウ糖液1001rLlに添加
し、ミキサーにて30分間攪拌混合する。
次いでこの懸濁液に超音波処理(28)G(z : 1
50W)を3時間行った後、孔径0.3μのメンブラン
フィルタ−を用いて加圧濾過(0,8kg/cyst
) L、得られた濾液を無菌処理し、25rrLl静脈
注射用バイヤルに小分は封入し、注射剤を得る。
製剤例 10 卵黄レシチン9.6PとL−リゾレシチン1.01を注
射用5%ブドウ糖液907711中に添加し、ミキサー
で30分間攪拌混合する。
次いでこの懸濁液に超音波処理(19KHz : 12
00W)を1時間行った後、孔径0.2μのメンブラン
フィルタ−を用いて加圧濾過(0,5〜1.0kg/c
rA)シ、得られた濾液を無菌処理し、25m1静脈注
射用バイヤルに小分は封入し、注射剤を得る。
製剤例 11 1−ミリストイル−DL−3−グリセリルホスホリルコ
リン200m9および卵黄レシチン1.81を5%ブド
ウ糖液18m1中に加え、ミキサーを用いて混合攪拌し
た。
この混合液を超音波処理(装置:久保田製200M型;
条件:200W、3時間)した後、孔径0.3μのメン
ブランフィルタ−を用いて、窒素圧約0.2に9/cr
Aで濾過して分散液約18m1を得る。
これを無菌処理し、静脈注射用バイヤルに封入し、注射
剤を得る。
製剤例 12 ■−バルミトイルーDL−3−グリセリルホスホリルコ
リン200■および卵黄レシチン1.8zを5%ブドウ
糖液18rIll中に加え、ミキサーを用いて混合攪拌
した。
この混合液を超音波処理(装置:久保田製200M型;
条件:200W、3時間)した後、孔径0.3μのメン
ブランフィルタ−を用いて、窒素圧約0.2 kg/c
ystで濾過して分散成約181rLlを得る。
これを無菌処理し、静脈注射用バイヤルに封入し、注射
剤を得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式(I) (式中、 1 はCアルカノイルオキシ基お 14〜18 よびR2はヒドロキシル基を示し、R1とR2は交換可
    能である。 )で表わされるリゾレシチンまたはそれを主成分とする
    りゾレシチンおよびリン脂質を含有する制癌剤。 2 リゾレシチンおよびリン脂質を含有する制癌剤が分
    散液形態である特許請求の範囲第1項記載の制癌剤。 3 分散しているりゾレシチンおよびリン脂質が脂質小
    胞体状態にある特許請求の範囲第2項記載の制癌剤。 4 脂質小胞体の粒径が0.5μ以下である特許請求の
    範囲第3項記載の制癌剤。 5 リン脂質が天然由来のリン脂質である特許請求の範
    囲第1〜4項いずれかの項記載の制癌剤。 6 リゾレシチンがレシチンを分解して得たものである
    特許請求の範囲第1〜5項いずれかの項記載の制癌剤。 7 リゾレシチン1に対して重量比でリン脂質1.0〜
    500を含有する特許請求の範囲第1〜6項いずれかの
    項記載の制癌剤。 8 リゾレシチン1に対して重量比でリン脂質5.0〜
    20を含有する特許請求の範囲第7項記載の制癌剤。 9式(I) (式中、R1はCI4〜18アルカノイルオキシ基、R
    2はヒドロキシル基を示し、R1とR2は交換可能であ
    る。 )で表わされるリゾレシチンまたはそれを主成分とする
    りゾレシチン、リン脂質および水または等張化液を混合
    して得られる混合物を機械的分散処理に付し、次いでメ
    ンプランフィルタ−で濾過することを特徴とする式C’
    I )で表わされるリゾレシチンまたはそれを主成分と
    するりゾレシチンおよび脂質を含有する制癌剤の製造法
    。 10 メンブランフィルタ−が0.5μ以下の孔径で
    ある特許請求の範囲第9項記載の制癌剤の製造法。 11式(I) (式中・R1はC14〜18アルカノイルオキシ基、R
    2はヒドロキシル基を示し、R1とR2は交換可能であ
    る。 )で表わされるリゾレシチンまたはそれを主成分とする
    りゾレシチン、リン脂質および油脂を含有する制癌剤。 12 リゾレシチン、リン脂質および油脂を含有する
    制癌剤が分散液形態である特許請求の範囲第11項記載
    の制癌剤。 13 分散しているりゾレシチン、リン脂質および油
    脂が脂質小胞体状態にある特許請求の範囲第12項記載
    の制癌剤。 14 脂質小胞体の粒径が0.5μ以下である特許請
    求の範囲第13項記載の制癌剤。 15リン脂質が天然由来のリン脂質である特許請求の範
    囲第11〜14項いずれかの項記載の制癌剤。 16 リゾレシチンがレシチンを分解して得たもので
    ある特許請求の範囲第11〜15項いずれかの項記載の
    制癌剤。 17 油脂が食用油である特許請求の範囲第11〜1
    6項いずれかの項記載の制癌剤。 18 リゾレシチン1に対して重量比でリン脂質1.
    0〜500および油脂0.1〜200を含有する特許請
    求の範囲第11〜17項いずれかの項記載の制癌剤。 19式(I) (式中、R1はC14〜18アルカノイルオキシ基、R
    2はヒドロキシル基を示し、R1とR2は交換可能であ
    る。 )で表わされるリゾレシチンまたはそれを主成分とする
    りゾレシチン、リン脂質および脂肪乳剤を含有する制癌
    剤。 20リン脂質が天然由来のリン脂質である特許請求の範
    囲第19項記載の制癌剤。 21 リゾレシチンがレシチンを分解して得られるも
    のである特許請求の範囲第19又は20項記載の制癌剤
    。 毀 脂肪乳剤が重量比で油脂10に対し、乳化剤0.1
    〜50および水5.0〜200から成るものである特許
    請求の範囲19〜21項いずれかの項記載の制癌剤。
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