JPS5840108B2 - 水冷式空気調和機 - Google Patents

水冷式空気調和機

Info

Publication number
JPS5840108B2
JPS5840108B2 JP54041298A JP4129879A JPS5840108B2 JP S5840108 B2 JPS5840108 B2 JP S5840108B2 JP 54041298 A JP54041298 A JP 54041298A JP 4129879 A JP4129879 A JP 4129879A JP S5840108 B2 JPS5840108 B2 JP S5840108B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
condenser
cooling water
reverse osmosis
osmosis membrane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54041298A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55134234A (en
Inventor
祐一 佐藤
昌夫 小山
淳次 肥塚
和晴 柳瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP54041298A priority Critical patent/JPS5840108B2/ja
Publication of JPS55134234A publication Critical patent/JPS55134234A/ja
Publication of JPS5840108B2 publication Critical patent/JPS5840108B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水冷式空気調和機に関し、特に冷却水中の塩分
等を除去する機構を改善したものである6一般に水冷式
空気調和機は、冷凍サイクルを構成する凝縮器と、冷却
水供給源と、この供給源の冷却水を前記凝縮器に導きこ
れを散水する給水路とから構成されている。
従来の水冷式空気調和機は、冷却水供給源の冷却水を単
に給水路を介して凝縮器に散水しているだけである、こ
のため凝縮器にち−いて冷却水の一部が蒸発し、冷却水
を循環させて繰返し使用しているうちに、冷却水中の塩
分等が濃縮されてくる。
このように従来は長期間使用すると、冷却水中に高濃度
の塩分等が蓄積され、これをそのit凝縮器に散水して
いたので、スケールが凝縮器の表面に付着し、また給水
路の内壁や、散水器の孔に付着して詰らせ、凝縮器の能
力を低下させてし寸う不都合があった。
特に、シリカやカルシウムなどが付着すると酸洗によっ
ても除去できず、その上構造が複雑であることからユー
ザにおいて除去作業ができず、販売会社やサービス工場
にむいて薬品洗浄する必要があり、寸たその費用も高い
などの欠県があった。
本発明はかかる点に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、冷却水中に含lれる塩分等を逆浸透膜モジ
ュールで除去し、凝縮器等へ・、つスケールの付着を防
止して凝縮器の能力を良好に維持すると共に、構造を簡
素化して小型化を可能にした水冷式空気調和機を提供す
るものである。
以下本発明の一実施例を図面を参煕して詳細に説明する
図中1は水槽で、この水槽1内に円筒状凝縮器2が設け
られている。
前記凝縮器2は冷媒管3を介して順次キャピラリーチュ
ーブ4、蒸発器5むよひ圧縮機6が接続されて冷凍サイ
クルが構成されている。
寸た前記水槽1の側壁は蒸発器5の下方に延出し、蒸発
器5の表面で付着した水滴(凝縮水)を水槽1内に導い
て冷却水として利用されるようになっている。
またこの水槽1内には貯水タンクγが取外し自在に設け
られ、冷却水の不足分を補給するようになっている。
更に、水41内には冷却水の吸上v8が挿入され、この
上端部に設けたポンプ9を介して給水管10に連通し、
更にこの先端は前記円筒状凝縮器2の上方に設けた皿状
の散水器11に接続して、給水路を形成している。
芽た前記円筒状凝縮器2は冷媒管3に連通ずるパイプを
円筒コイル状に巻回したものである。
この円筒状凝縮器2の内側中空部には逆浸透膜モジュー
ル12が配置されている。
この逆浸透膜モジュール12の下部には給水管13が接
続され、更にポンプ14を介して、水槽1内に挿入され
た目づ捷り防止用フィルター付き吸上管15に連通して
いる。
捷た逆浸透膜モジュール12の上部には逆浸透膜を透過
して塩分等が除去された冷却水を円筒状凝縮器2の上部
に散水する給水管16が取付けられている。
更に逆浸透膜モジュール12の下部には、逆浸透膜を透
過せずに塩分等が濃縮された冷却水を排出する排出管1
1が接続され、この中間部には流量調整弁18が設けら
れている。
なおこの流量調整弁18としては、ボールを内蔵したチ
ェッククバルブ、可変式のニート/l/パルブリーリー
フバルブ、あるいは多孔質なフィルター状の物質など倒
れのものでも良い。
丑た前記排出管γの先端部は排気ダクト19内に位置す
るように取付けられている。
なお、前記逆浸透膜モージュル12としては、例えば酢
酸セルロース、ポリアミドなどの逆浸透膜を用い、これ
を隔膜として形成した、ホローファイバー型、スパイラ
ル型、チューブ型、平膜型などの倒れのものでも良い。
なお図中20は蒸発器5に室内の空気を吸引するための
ファン、筐た21は凝縮器2を空冷するためのファンを
夫々示すわ しかして、上記の構成において、その作用を説明すると
、圧縮器6を駆動させて、冷凍サイクルを運転し、円筒
状凝縮器2内を通流する高温の冷媒を、ポンプ9により
水槽1から吸上げた冷却水を散水器11より散水して冷
却する。
一方、ポンプ14を駆動して、水槽1の冷却水を吸上げ
て逆浸透膜モジュール12内に送る。
この場合、逆浸透膜モジュール12内の冷却水はポツプ
14と流量調整弁18とによって所定の圧力に保持され
、この圧力により冷却水の一部が逆浸透膜を透過し、こ
こで塩分等が除去された冷却水は給水管16を通り、円
筒状凝縮器2の上部から散水され、ここを通って水槽1
内に戻される。
捷た逆浸透膜モジュール12に釦いて逆浸透膜を透過し
なかった残りの冷却水ば、塩分等が濃縮された状態で、
流量調整弁18を通って排気ダクト19内に設けた排出
管11から霧状になって外部に排出される。
このように濃縮水が外部に排出されると共に、冷却水の
一部が凝縮器2で蒸発して水槽1内の冷却水が減少して
くると、その不足分は貯水タンク7から補給される。
捷た逆浸透膜モジュール12より排出管17を通って外
部に排出される濃縮水の量が多い程、より塩分の少ない
冷却水が得られるが、貯水タンクγへの補給間隔が短か
くなり、取扱いも不便になる。
このため貯水タンク7の容量がIOAとすれば、室内の
空気中の水分が蒸発器5で凝縮し、これを水槽1内に流
入させて冷却水として使用する場合でも排出管17より
排出される濃縮水の流量は1〜21’4以下にすること
が望寸しい。
昔た逆浸透膜モジュール12においては、この内部に供
給される冷却水の圧力が高い程、脱塩効率が良いが、冷
却水中の塩分等の濃度を、凝縮器2にスケールが付着し
ない程度とするには、冷却水の圧力は1〜15kg/(
7の範囲で充分である。
このように、冷却水の一部を逆浸透膜モジュール12に
供給し、ここで塩分等を除去することにより、常時、冷
却水の塩濃度を低く保持することができる。
従って凝縮器2や給水路管内でのスケールの発生を防止
し、スケールの付着に起因する凝縮器2の能力低下や給
水路管内の目詰りによる故障などのトラブルを防止する
ことができる。
また逆浸透膜の性能が劣化しても、フィルターとしての
役割を果し、ゴミ、微細粒子などは除去できるので空気
調和機の耐用期間中は充分にスケールの発生を防止する
ことができる。
捷たこのようにスケールの付着がほとんど起きないため
、凝縮器2の洗浄作業が不要となり、この結果、凝縮器
2および給水路系の配置やデザインなどを、より密にし
て装置の小型化を図れる利点もある。
丑た一般に逆浸透法では、逆浸透膜モジュール12に供
給される冷却水の圧力が高い程、脱塩率が良いが、この
圧力を高くする場合に限らず、冷却水の温度を高めるこ
とによっても同様の効果が得られる。
本発明においては、逆浸透膜モジュール12が温度の高
い円筒状凝縮器2の内側に配置されているので、冷却水
の温度は室温より高められ、脱塩効率が向上して塩分等
の濃度の低い水を得ることができ、筐たこの分たけポン
プ14の動力を低減することができる。
また逆浸透膜モジュール12を円筒状凝縮器2の内側に
配置しであるため、装置全体の容積も差程、増加せず、
装置の小型化を更に図ることができる。
筐た凝縮器2が円筒コイル状に形成されていることから
、散水器11も皿状とし、流入した冷却水を縁部分より
溢れ出させる如き簡単な構造のものでも、冷却水がパイ
プに沿って旋回しながら流下するので接触効率が良く、
高い冷却能が得られる。
な釦上記実施例では散水器として、皿状のものを用いた
が、シャワー状に散水する構造のものでも良く、またポ
ンプは給水路用と逆浸透膜モジュールへの送水用の2個
を別個に設けたものに限らず1台で両者を兼ねたもので
も良い。
また上記実施例では貯水タンクを内蔵したものについて
示したが、本発明は冷却水として、直接、水道水を流入
させる構造のものにも適用することができる。
以上説明した如く、本発明に係る水冷式空気調和機によ
れば、内蔵した逆浸透膜モジュールにより塩分等を除去
し、常時、冷却水中の塩分等の濃度を低く保持し、凝縮
器や給水路へ・υスケールの付着を防止して、長期間に
亘って凝縮器の能力を良好に維持することができる。
また凝縮器を円筒コイル状に形成し、この内側に逆浸透
膜モジュールを配置しであるので、スケールの除去作業
が不要なことと相俟って装置を大幅に小型化できると共
に、冷却水の温度が高められて、脱塩効率も向上するな
ど顕著な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示す水冷式空気調和機の概略構
成図である。 1・・・・・・水槽、2・・・・・・凝縮器、5・・・
・・・蒸発器、6・・・・・・圧縮器、7・・・・・・
貯水タンク、8,15・・・・・・吸上管、9,14・
・・・・・ポンプ、10,13,16・・・・・・給水
管、12・・・・・・逆浸透膜モジュール、17・・・
・・・排出管、18・・・・・・流量調整弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 冷凍サイクルを構成する凝縮器と、冷却水供給源と
    、この供給源の冷却水を前記凝縮器に導きこれを散水す
    る給水路とからなる水冷式空気調和機において、前記凝
    縮器を構成するパイプを円筒コイル状に形成すると共に
    、この円筒状凝縮器の内側に、冷却水中の塩分等を除去
    する逆浸透膜モジュールを配置したことを特徴とする水
    冷式空気調和機。
JP54041298A 1979-04-05 1979-04-05 水冷式空気調和機 Expired JPS5840108B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54041298A JPS5840108B2 (ja) 1979-04-05 1979-04-05 水冷式空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54041298A JPS5840108B2 (ja) 1979-04-05 1979-04-05 水冷式空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55134234A JPS55134234A (en) 1980-10-18
JPS5840108B2 true JPS5840108B2 (ja) 1983-09-03

Family

ID=12604549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54041298A Expired JPS5840108B2 (ja) 1979-04-05 1979-04-05 水冷式空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5840108B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5551927B2 (ja) * 2008-12-11 2014-07-16 株式会社ウオーターテクノカサイ 熱交換器の冷却方法
CN102159898B (zh) * 2009-12-10 2015-07-01 达纤膜系统株式会社 热交换器的冷却方法
CN103148644B (zh) * 2013-03-22 2015-12-16 郭永 微通道降膜蒸发式冷凝器
CN110411046B (zh) * 2019-08-28 2020-05-15 浙江国祥股份有限公司 一种蒸发冷凝直膨式空调系统及其控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55134234A (en) 1980-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940008427B1 (ko) 공기조화기
WO2020252987A1 (zh) 具有净化功能的空气加湿器
US10845072B2 (en) Evaporative humidifier-air purifier combo
WO2019091422A1 (zh) 基于蒸汽冷凝吸附原理的空气净化器及具有其的空调设备
CN113357712A (zh) 加湿空调器及其控制方法
CN111851645A (zh) 一种空气取水装置
JPS5840108B2 (ja) 水冷式空気調和機
US5253523A (en) Absorption type chiller
KR200242680Y1 (ko) 가습기가 부착된 산소발생 냉온정수기
CN217235895U (zh) 室内环境湿度调节和制水联动系统
JP2004245438A (ja) 冷水塔
KR20020086774A (ko) 에어컨용 가습장치
KR940010972B1 (ko) 공기조화기
JPH10160180A (ja) 空気浄化装置
CN111637538A (zh) 一种水冷/热空调新风净化一体机
JP2878774B2 (ja) 空気調和機
CN115682206B (zh) 一种空气调节装置及方法
JP3088613U (ja) 浄水器と加湿器を兼ね備えた冷・温風器
JP2788325B2 (ja) 空気調和機
JP2786714B2 (ja) 空気調和機
KR200281948Y1 (ko) 냉방을 겸한 습식 집진장치
JP2878773B2 (ja) 空気調和機
CN217685440U (zh) 空调机组
JPH03225133A (ja) 加湿器
CN211716776U (zh) 一种辅助空调制冷的冷凝水处理装置