JP2786714B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2786714B2 JP2084661A JP8466190A JP2786714B2 JP 2786714 B2 JP2786714 B2 JP 2786714B2 JP 2084661 A JP2084661 A JP 2084661A JP 8466190 A JP8466190 A JP 8466190A JP 2786714 B2 JP2786714 B2 JP 2786714B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、冷凍サイクルを構成する凝縮器を空冷式熱
交換器と水冷式熱交換器とに分割し、空気調和機本体内
に冷凍サイクルを構成する全ての機器を収容して、空気
調和機本体ごと被熱交換室の任意の位置に配置可能とし
た可搬式の空気調和機に係り、特に水タンク構造および
排水構造の改良に関する。
(従来の技術) たとえば被熱交換室の面積が比較的広いにも拘らず、
最低限必要とする熱交換部位の面積が狭くてよい場合が
ある。あるいは、必要とする熱交換部位の位置が適宜変
動する場合がある。
このような条件で使用される空気調和機は、空気調和
機本体内に冷凍サイクルを構成する全ての機器を収容し
て、空気調和機本体ごと任意の位置に配置可能とした可
搬式の空気調和機を用いた方が都合がよい。
この種の可搬式の空気調和機の一例が、たとえば実公
昭52−17969号公報に開示されている。第17図(A)お
よび同図(B)にもとづいて、その概略を説明する。
可搬式の空気調和機本体1内部は隔壁2で冷房室3と
機械室4とに分割され、上記冷房室3には蒸発器5、冷
風送風ファン6等が放置され、前面側に室内空気吸込グ
リル7と冷風吹出グリル8が設けられる。上記機械室4
には圧縮機9、加熱用コンデンサである空冷式熱交換器
10、散水装置11、蒸発式コンデンサである水冷式熱交換
器12、水タンク13およびポンプ14等が配置され、一側面
に熱交換空気吸込グリル15が設けられる。上記水冷式熱
交換器12、散水装置11、空冷式熱交換器10等は集風カバ
ー16に囲繞される。この集風カバー16に設けられる吐出
口17には、内部に送風機18が配置されるケーシング19が
接続される。上記ケーシング19には排風口体20が設けら
れ、ここに図示しない室外に連通する可撓性の吐出パイ
プ21が接続されてなる。
しかして、上記圧縮機9から吐出される高温高圧の冷
媒は、まず空冷式熱交換器10に導かれ、ついで水冷式熱
交換器12に導かれて凝縮される。同時にポンプ14が駆動
され、水タンク13内の水に圧力をかけて散水装置11から
水冷式熱交換器12に散水させる。散水された水は水冷式
熱交換器12から蒸発熱を奪いつつ気化し、空冷式熱交換
器10に導かれて加熱され、ここで温度上昇するとともに
相対湿度が低下する。上記送風機18も駆動され、熱交換
空気吸込グリル15から機械室4内に導かれた熱交換空気
は、水冷式熱交換器12と熱交換して空冷する。ここで散
水装置11から散水されて蒸発した水蒸気と混合し、水蒸
気を多量に含む高湿空気となって空冷式熱交換器10に導
かれる。高湿空気である混合気は、空冷式熱交換器10と
熱交換して加熱され、温度上昇するとともに相対湿度が
低下する。この熱交換した後の高温高湿の空気は、集風
カバー16からケーシング19に案内され、排風口体20と吐
出パイプ21を介して室外に排出される。また、上記空冷
式熱変換器10は高湿空気と熱交換し、上記水冷式熱交換
器12は散水装置11の水および熱交換空気と熱交換して、
それぞれ冷媒の凝縮作用がなされる。
このように、冷房機として放出する熱は全て吐出パイ
プ21を介して室外に排出されるから、本体1を室内の任
意の位置に配置することができる。また、室外に排出さ
れる空気は空冷式熱交換器10で加熱され相対湿度がある
程度低くなっているが、高温高湿の熱的に密度の高い気
体である。したがって、これが通過するケーシング19や
排風口体20および吐出パイプ21の内面に水滴が凝縮する
ことがない。
(発明が解決しようとする課題) ところでこのような空気調和機においては、上記ポン
プ14が水タンク13の水に圧力をかけて散水器11から水冷
式熱交換器12に散水することにより、水の一部は蒸発
し、一部は飛沫となって上記空冷式熱交換器10に飛散す
る。使用にともなって水タンク13の水は漸次少なくな
り、液面が低下して所定水位以下となったとき、ここで
は図示しないフロートスイッチが検知して警報ランプを
点灯したり、警報ブザーを鳴らして使用者に報知するよ
うになっている。
使用者は、可能な限り速やかに水タンク13を本体1か
ら引出して、水を給水しなければならない。このとき、
市中水道の蛇口を開放して水タンクに給水するのである
が、水タンクを持ち上げて直接蛇口に当てたまま給水す
ると、収容水量増大にともなって重量も増大し、水タン
クを保持できなくなる。
このことから、普通、ビニールホースなどからなる給
水ホースが付属品として添えられていて、水残量のない
水タンクを蛇口近傍の床面に置き、この給水ホースの一
端部を蛇口に嵌合し、他端部を水タンクの給水口体に挿
入して蛇口を開放し給水するようになっている。
上記水タンク13は本体1内に着脱配置されているか
ら、使用者にとって給水作業などの取扱いは極く普通に
できる。しかるに、上記給水ホースは付属品として本体
1とは全く別に添えられているため、使用者は別途管理
しなければならない。給水作業はある程度の期間をおい
て行うから、その都度給水ホースを探すことがほとんど
である。紛失した場合には、使用者側において適宜なホ
ースを用意しなければならない。
上記本体1内に給水ホースの収納スペースを確保し
て、不使用時に収納できれば都合がよいが、本体1の小
型化が推進されているところから、既に内部には各構成
部品がほとんど隙間なく収容されていて、余分なスペー
スが全くない。
また、付属品としての上記給水ホースあるいは使用者
側において別途用意するホースはビニールホースであっ
て、可撓性はあるが伸縮性はない。このようなホースを
必要長さ分だけ長尺状とし、使用時には伸展させ、かつ
不使用時には適宜直径に巻迴して束ねる。
したがって、特に不使用時においてある程度かさばっ
た状態になり、これを収納するためのスペースをとり、
取扱いが面倒であった。
また、この給水ホースを用いて水タンクに給水する際
には、給水ホースの一端部を蛇口に嵌着して行う。上記
蛇口は下方に向いていて、給水にともなう給水圧が下方
向にかかる。これは蛇口に嵌着する給水ホースを蛇口か
ら外す方向であり、事実、蛇口の開放量を大きくして給
水圧を増大させると、蛇口から給水ホースが容易に外れ
てしまう。
そこで、蛇口に嵌着した給水ホースの端部を、バンド
状あるいはクリップ状の締め金具で締め付けて給水ホー
スの外れを防止している。
ところが上記締め金具は、その締め付けが弱いと容易
に外れ、あるいは確実に締め付けても、給水圧が少しで
も強いと外れるなど、信頼性が低いものである。また、
給水ホースの蛇口嵌着時には、予め上記締め金具を給水
ホースに挿通しておかなくてはならず、失念し易い。た
とえ挿通していても、給水ホースの端部を蛇口に嵌着す
る際に、給水ホースに沿って落下してしまい、あるいは
給水ホースから外れることもある。
このように、上記締め金具の取扱いは非常に面倒であ
るから、締め金具を用いることなく簡単で確実な給水が
できるよう望まれている。
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、そ
の第1の目的とするところは、水タンクに給水するため
の給水ホースを空気調和機本体内に収容可能として、そ
の取扱い性の向上化を図った空気調和機を提供すること
にある。
また本発明の第2の目的とするところは、給水ホース
自体の構成を考慮して、その収納性の向上を図った空気
調和機を提供することにある。
また本発明の第3の目的とするところは、給水ホース
を用いて蛇口から水タンクに給水する際の作業性の向上
を図った空気調和機を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段および作用) すなわち本発明は、空気調和機本体内に、冷凍サイク
ルを構成する凝縮器を分割した空冷式熱交換器および水
冷式熱交換器を収容し、散水装置で上記水冷式熱交換に
対する散水作用をなし、この散水作用にともなって散水
装置および水冷式熱交換器から蒸発した分だけ水を水タ
ンクから散水装置に補充し、この水タンクの周面に亘っ
て一体に凹陥形成したホース取付部を設け、このホース
取付部に上記水タンクへの給水時に用いられる給水ホー
スを着脱自在に巻装したことを特徴とする空気調和機で
ある。
このことにより、空気調和機本体をはじめ水タンクを
除く構成部品の形状構造および配置を全く変えることな
く空気調和機本体内に給水ホースを収納でき、しかも給
水ホースを給水対象である水タンクに巻装するので、紛
失の恐れがない。
また本発明は、上記給水ホースを、両端部が互いに直
径が異なり互いに挿脱自在な円筒状の接続部とし、これ
ら接続部相互を伸縮自在なホース部で連結してなること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の空気調和機で
ある。
このことにより、給水ホースの不使用時には、上記ホ
ース部を水タンクに巻装するのに足りる長さに収縮し、
使用時には蛇口と水タンクを連結するのに足りる長さに
伸長できる。しかも、給水ホースを水タンクに巻装した
状態で両端の接続部相互を挿嵌することにより、給水ホ
ースを水タンクに取付け固定するための固定具が不要で
ある。
また本発明は、上記給水ホースを、両端部が互いに直
径が異なり互いに挿脱自在な円筒状の接続部とし、これ
ら接続部相互を伸縮自在なホース部で連結し、上記いず
れか一方の接続部に水タンクへの給水時に蛇口に引掛け
て蛇口からの水を上記接続部に受けさせる蛇口引掛具を
設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の空
気調和機である。
このことにより、給水ホースの使用時と不使用時と応
じて上記ホース部を伸縮でき、給水ホースを水タンクに
巻装した状態で接続部相互を挿嵌することにより、接続
部相互が固定具の代用をなす。しかも、給水時に蛇口引
掛具を蛇口に引掛けて蛇口からの水を上記接続部に受け
させるようにすれば、給水圧が多少高くても給水ホース
が蛇口から外れるようなことはない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示すように、30は底面に複数の移動車31…が設
けられた可搬式の空気調和機本体である。この空気調和
機本体30の内部は、略中央部に水平方向に設けられる隔
壁32によって上下に区画される。上部室を冷房室33、下
部室を機械室34と称する。上記冷房室33の前面側に、冷
風の吹出方向を調整するルーバ35を備えた冷風吹出グリ
ル36が設けられる。冷房室33の背面側には吸込グリル37
が設けられ、ここに相対向して冷凍サイクルを構成する
蒸発器38が配置される。上記蒸発器38の下部にはドレン
パン139が配置され、蒸発器38で生成されるドレン水を
受けるようになっている。
上記隔壁32には、両端面に回転軸39a,39bが突出する
モータ39が貫通した状態で設けられる。上記モータ39の
軸方向は垂直に向けられ、上方に突出する回転軸39aに
は第1のファン40が嵌着される。この第1のファン40
は、上面および下面に上吸込口41aと下吸込口41bを有
し、かつ上記冷風吹出グリル36に連通する吹出口42を有
するケーシング43に囲繞される。
上記機械室34の背面側には熱交換空気吸込グリル44が
設けられていて、これと相対向して冷凍サイクルの凝縮
器を構成する空冷式熱交換器45が配置される。この空冷
式熱交換器44は、いわゆるフインドチューブ型であり、
隔壁32を介して上記蒸発器38の下方部位に斜めに傾けた
状態で配置される。上記熱交換空気吸込グリル44は、上
記吸込グリル37と所定間隔を存した下部側に位置してい
る。これら吸込グリル37と熱交換空気吸込グリル44とに
亘って一体型のエアーフイルタ46が対向し、本体30背面
側に着脱自在に装着される。すなわち上記一体型のエア
ーフイルタ46は、吸込グリル37と蒸発器38との間および
熱交換空気吸込グリル44と空冷式熱交換器45との間に亘
って介在している。
上記空冷式熱交換器45は、ケーシング47上に支持され
る。このケーシング47は、上記モータ39から下方向に突
出する回転軸39bが貫通する上吸込口48と下吸込口49を
有する。そして、ケーシング47は、上記回転軸39bに嵌
着される第2のファン50を囲繞する。上記ケーシング47
に設けられる吹出口51は本体30の背面側に開口する開口
部52に挿嵌される。
なお、ケーシング47の上記吹出口51には、ここでは図
示しない可撓性を有する吐出ホースが接続されていて、
この吐出ホースの他端部は被熱交換室の壁面を貫通して
外部に連通する排出口に接続される。上記吐出ホースは
可撓性を有しているところから、上記本体30は任意の箇
所に移動可能であるとともに、機械室34に取り入れた熱
交換空気を全て室外に排出するようになっている。
このようなケーシング47の下部に、冷凍サイクルの凝
縮器を構成する水冷式熱交換器53および散水装置54が設
けられる。上記凝縮器は、空冷式熱交換器45と水冷式熱
交換器53とに分割されることになる。水冷式熱交換器53
は、熱交換パイプを二重に巻迴したコイル型をなし、上
記散水装置54を構成する散水カバー55内に収容される。
この散水カバー55の上端部は開口していて、上記ケーシ
ング47の下吸込口49に連通するように接続される。下端
部も開口していて、ここから上記水冷式熱交換器53が下
方に突出する。上記水冷式熱交換器53の下端部は水受け
皿56内に挿入され、かつここに収容される水に浸漬され
る。上記ケーシング47の下端部周面は水受け皿56周面と
ある程度の間隙を生じて挿入され、ここに収容される水
の液面とはある程度の間隙を存するように寸法設定され
ている。上記水受け皿56の一側部にはフロートスイッチ
57が設けられ、最低液面を検出している。
上記第2のファン50から突出してケーシング47の下吸
込口49から散水カバー55内に延出される回転軸39b端部
には散水器58が嵌着される。この散水器58の周面は上記
水冷式熱交換器53に囲繞されることになる。その上端部
は閉塞され、下端部が開口する筒体であり、上端部から
下端部にかけて漸次直径が小さくなる逆テーパ状に形成
され、下端開口部のみ上記水受け皿56内の水に浸漬され
ている。外周面略中央部には羽根58aが一体に設けら
れ、この近傍には丸孔からなる散水用孔58bが開口し、
かつ上端部近傍には複数の長孔からなる散水用孔58cが
開口している。
このようにして構成される散水装置54近傍の機械室34
背面下部には、補助吸込口59が設けられる。
第3図に示すように、上記水受け皿56の一部は仕切り
板56aを介して側方に延出され、ここに水タンク60から
供給される水を受けるための給水部61が一体に設けられ
る。上記仕切り板56aには連通パイプ62が設けられ、上
記散水器58側で使われ蒸発した分だけ水タンク60から給
水部61を介して補給するようになっている。
上記水タンク60は本体30から着脱自在であり、上記散
水カバー55およびケーシング47の側方部位に配置され
る。そしてさらに、この水タンク60と並設した状態で圧
縮機63が配置固定される。図中64は、ケーシング47の上
記吹出口51に接続される可撓性を有する吐出ホースであ
る。
第2図に示すように、上記圧縮機63の吐出側に冷媒管
pを介して空冷式熱交換器45が連通し、さらにこの下流
側に水冷式熱交換器53が連通する。そして、キャピラリ
チューブ65と蒸発器38を介して圧縮機63の吸込側に連通
し、このようにして冷凍サイクルが構成される。なお、
図中66は空冷式熱交換器45と水冷式熱交換器53との間に
設けられ、冷媒管p内の冷媒圧力を検知する高圧スイッ
チである。
第4図および第5図に示すように、上記第1のファン
40を囲繞するケーシング43は、吹出口42の上下方向寸法
Aを第1のファン40のブレード両端部間寸法Bよりも狭
く形成する。なお吹出口42の幅寸法Cは、第1のファン
40の直径Dφよりもかなり広くとり、本体30の前面幅寸
法よりわずかに狭い程度でよい。
第6図および第7図に示すように、空気調和機本体30
の背面側は着脱自在な背面パネル30aからなり、吸込グ
リル37と熱交換空気吸込グリル44が所定間隔を存して設
けられる。これら吹出グリル37と熱交換空気吸込グリル
44に対向して、上記一体型のエアーフイルタ46が着脱自
在に装着される。上記背面パネル30aの略中央部で熱交
換空気吸込グリル44の下部から上記吐出ホース64が突出
する。上記背面パネル30aの最下端部には、排水ホース
収納部66および本体30内の図示しない電源部から延出さ
れる電源コード67が挿通する切欠部68が設けられる。ま
た、吸込グリル37と熱交換空気吸込グリル44との間に
は、上記電源コード67を束ねるコードクリップ68を掛止
するための掛止用突部69が一体に設けられる。
第8図に示すように、上記排水ホース収納部66が形成
される。すなわち、背面パネル30aの下端縁から所定高
さの位置まで切欠部66aとなっていて、ここから複数の
曲成片66b…が前後方向に交互に突出される。これら曲
成片66b…は半円状に曲成されていて、前後方向に突出
した66b,66bを互いを組み合わせると真円状になる。前
後方向に突出した互いの曲成片66b,66bで形成される直
径は、上記水受け皿56に接続される排水ホース70の直径
よりもわずかに小さい。最上端の曲成片66bの上部は、
外方に膨出形成される膨出部66cとなっている。
第9図(A)および(B)に示すように、上記水受け
皿56の底部にはリブ71が一体に立設される。上記リブ71
は、上記散水器58と同心円上で、この外周囲にある程度
の間隙を存して曲成され、互いに間隙を存する複数の分
割片からなる。この高さ寸法は水受け皿56に集溜する水
の液面よりも必ず高くなるよう設定しなければならな
い。
第10図および第11図に示すように、上記蒸発器38の下
部に配置されるドレンパン139の底面には複数の切起し
からなるドレン排出口72…が開口していて、上記隔壁32
に設けられる連通孔73に連通される。そしてこの連通孔
73の一端部には図示しないホースの他端部が接続され、
ホースの他端部は上記水受け皿56に接続される。したが
って、上記蒸発器38で生成されるドレン水は、全て水受
け皿56に導かれるようになっている。上記ドレイン139
の背面側には、一対のエアーフイルタガイド74,74が設
けられる。これらエアーフイルタガイド74,74は、背面
パネル30aにエアーフイルタ46を装着した状態で、この
側面に当接するように突出している。
第12図(A)に示すように、上記水タンク60に給水す
るための給水ホース75が形成される。この給水ホース75
は、両端部が筒状の接続部75a,75bであり、これら接続
部75a,75b相互を伸縮自在で可撓性のあるホース部75cが
連結している。一方接続部75aの直径d1φは他方の接続
部75bの直径d2φよりも小さく形成され、互いに着脱自
在に嵌合できる寸法である。また同図(B)に示すよう
に、水タンク60の周面一部は略半円状のホース取付部60
aが凹陥形成されていて、その曲率半径は上記接続部75b
と略同一である。また、図において上端部には把手部76
が一体に設けられ、下端部には給水口体77が突設され、
ここに弁構造を備えた蓋体78が螺合する。
第12図(C)に示すように、水タンク60のホース取付
部60aに給水ホース75が巻装される。上記給水ホース75
のホース部75cはある程度伸長され、一方の接続部75bに
他方の接続部75aが挿嵌して、水タンク60への取付けが
なされている。
第13図に示すように、上記本体30の前面側一部には操
作盤80が設けられる。上記操作盤80の上部にはスイッチ
類81が設けられ、下部にはランプ類82と電源スイッチ83
が設けられる。上記スイッチ81において、84は運転モー
ドスイッチであり、送風、除湿、冷房のうちのいずれか
を選択できる。85は風量切換スイッチであり、上記第1
のファン40の送風量として高、低、自動のうちのいずれ
かを選択できる。86はタイマスイッチであり、連続、設
定時間後タイマ入、設定時間後タイマ切のうちのいずれ
かを選択できる。87は温度設定スイッチであり、所定温
度範囲から任意の冷房温度を設定できる。88はタイマ時
間スイッチであり、所定時間範囲から任意のタイマ時間
を設定できる。上記ランプ類82において、89は異常ラン
プであり、高圧異常上昇や断水などの異常発生時のみ点
灯する。90は水タンク残量ランプであり、上記フロート
スイッチ57が水受け皿56の液面が所定量以下を検知した
ときのみ点灯する。91はタイマランプであって、タイマ
動作時に点灯する。92は運転ランプであり、上記電源ス
イッチ83をON状態にしたとき点灯するものである。
第14図に示すように、この空気調和機に備えられるマ
イコンからなる制御回路93は、上記操作盤80のスイッチ
類81とランプ類82、上記水受け皿56に設けられるフロー
トスイッチ57、冷凍サイクルを構成する圧縮機63、上記
モータ39および警報ブザー94と電気的に接続される。
つぎに、このようにして構成される空気調和機の作用
について説明する。
再び第1図ないし第3図に示すように、圧縮機63を駆
動して冷媒を圧縮し、高温高圧状態にして吐出する。同
時にモータ39に通電して第1のファン40と第2のファン
50および散水器58を一斉に駆動する。冷媒は空冷式熱交
換器45から水冷式熱交換器53の順に導かれ、ここで熱交
換して凝縮する。さらにキャピラリーチューブ65に導か
れて減圧され、蒸発器38に導かれて蒸発する。この蒸発
器38には被熱交換室の熱交換空気が導かれていて、冷媒
と熱交換して蒸発潜熱を奪われる。熱交換空気は温度低
下し、冷気となって再び被熱交換室に吹出され、この冷
房作用をなす。
一方、第1のファン40は吸込グリル37から熱交換空気
を冷房室33に取入れる。この熱交換空気は、エアーフイ
ルタ46で濾過されてから蒸発器38を通過し、冷媒と熱交
換して蒸発潜熱を奪われ冷気となってケーシング43の
上,下吸込口41a,41bから内部に吸込まれる。そしてケ
ーシング43の吹出口42から冷風吹出グリル36を介して再
び被熱交換室に送風される。被熱交換室に冷気が吹出さ
れるところから、この冷房作用をなす。
再び第4図および第5図に示すように、上記ケーシン
グ43の吹出口42の上下方向寸法Aを第1のファン40のブ
レード両端部間寸法Bよりも狭く形成し、吹出口42の幅
寸法Cを第1のファンの直径Dφよりもかなり広くと
り、本体30の前面幅寸法に略近くに形成した。したがっ
て、第1のファン40の送風作用により送り出される冷気
は、ファン40から吹出口42に至までの送風路で次第に静
圧が上昇して幅方向に風の流が分散される。実際には吹
出口42から外部に吹出される状態で風速が平均化され、
冷風吹出グリル36の幅方向に亘って均一な風量でムラの
ない送風作用がなされる。
再び第1図および第4図に示すように、第1のファン
40とともに第2のファン50が回転駆動され、熱交換空気
吸込グリル44から熱交換空気を機械室34に取り入れる。
このとき熱交換空気は上記一体型のエアーフイルタ46に
よって濾過され、空冷式熱交換器45の汚れがない。ま
た、この空冷式熱交換器45を隔壁32を介して上記蒸発器
38と近接して配置したので、上記エアーフイルタ46は、
蒸発器38に導かれる室内空気と空冷式熱交換器45に導か
れる熱交換空気の両方をともに濾過する一体型を構成で
きる。蒸発器38と空冷式熱交換器45との間には隔壁32が
介在しているので、それぞれの熱交換作用に何らの支障
もない。上記空冷式熱交換器45は傾斜して配置したの
で、熱交換空気吸込グリル44の上下寸法を小さくしても
充分な熱交換空気量を確保できる。
起動時以外、上記空冷式熱交換器45はすでに冷房作用
がなされている被熱交換室の比較的低温で低湿度の熱交
換空気と熱交換するから、ここに導かれる冷媒の温度と
温度差が大きく、したがって熱交換効率が大である。
上記空冷式熱交換器45を通過して熱交換した空気はケ
ーシング47の上吸込口48からその内部に導かれ、この吹
出口51から吐出ホース64を介して被熱交換室外に排出さ
れる。
また、第2のファン50の作用によって補助吸込グリル
59から機械室34内に熱交換空気が吸込まれ、散水カバー
55の下端部周面と水受け皿56周面との間隙から散水カバ
ー55内に導びかれる。熱交換空気は散水カバー55内に配
置される水冷式熱交換器53と熱交換して、下吸込口49か
らケーシング47内に導かれ上記空冷式熱交換器45と熱交
換した空気と合流して吐出ホース64から排出される。
上記モータ39の駆動にともなって散水器58が回転し、
遠心力によって下端開口部から水受け皿56内の水を内周
面に沿って吸い上げる。散水用孔58bおよび散水用孔58c
に到達した水は、周囲に向かって飛び出し、散水され
る。散水器58の周囲に沿って配置される水冷式熱交換器
53は、散水器58からの散水を直接的に受け、あるいは水
冷式熱交換器53を構成する熱交換パイプの間を通過して
一旦散水カバー55に当たった水滴が跳ね返り、間接的に
散水される。また、水冷式熱交換器53の上端部が受けた
水滴が、その下端部に沿って流下する。したがって、水
冷式熱交換器53はその上下端部に拘らず、均一な散水作
用を受けて極めて効率のよい熱交換作用がなされる。
上記散水器58の外周面に設けられる羽根58aは、回転
にともなって散水カバー55内の空気を撹拌し、水冷式熱
交換器53との熱交換作用を補助する。同時に、水冷式熱
交換器53に当たって跳ね返った水滴を受け、再び水冷式
熱交換器53に散水する作用をなす。
上記水冷式熱交換器53は散水器58の散水作用を充分に
受けて、ここに導かれる冷媒と熱交換する。水冷式熱交
換器53を濡らした大部分の水滴は水受け皿56に流下して
回収され、上記散水器58によって再び散水される。一部
の水滴は蒸発し、散水カバー55内に導かれ空冷式熱交換
器53と熱交換した後の空気と混合して高湿空気となる。
そしてケーシング47の下吸込口49からこの内部に導か
れ、上吸込口48から吸込まれる空冷式熱交換器45と熱交
換した後の熱交換空気と混合する。散水カバー55側から
導かれる高湿空気は空冷式熱交換器45と熱交換した後の
比較的高温の空気に加熱され、第2のファン50から吐出
ホース64に導かれる途中で低湿空気に変わって外部に排
出される。したがって、第2ファン50および吐出ホース
64に水滴が付着することがない。
結局、機械室34には、熱交換空気吸込グリル44から空
冷式熱交換器45、上吸込口48、第2のファン50、吹出口
51、吐出ホース64に至るA通風路95と、補助吸込グリル
59から散水カバー55内、下吸込口49、第2のファン50、
吹出口51、吐出ホース64に至るB通風路96とが形成され
ることになる。
上記空冷式熱交換器45はA通風路95の吸込側に配置さ
れ、上記水冷式熱交換器53はB通風路96の吸込側に配置
される。空冷式熱交換器45には散水器58で散水される水
滴が付着しないから、腐食が生じないとともに、水滴が
詰まることもなく、確実な熱交換作用が得られる。水冷
式熱交換器53は散水器58で散水される水を受けるととも
にB通風路96に導かれる熱交換空気が接触するので、確
実な熱交換作用を得られる。
なお、このような高圧側の熱交換量Qは次式で表され
る。
Q=Q1+Q2 Q1=Kc(Tc−Ta) …空冷式熱交換器45による熱交換量 Q2=Cu・G …水冷式熱交換器53による熱交換量 Kc=空冷式熱交換器45の熱交換率(Kcal/h・℃) Tc=空冷式熱交換器45内の平均冷媒温度(℃) Ta=空冷式熱交換器45の吸込空気温度(℃) Cu=水の潜熱(Kcal/Kg) G=水の消費量(Kg/h) 高圧側の熱交換量Qを一定とすると、上記空冷式熱交
換器45を水冷式熱交換器53とは別の通風路95上に配置す
ることにより、Tc−Taが大きくなってQ1が増大する。代
ってQ2が小さくなり、Cuが一定であるところからGが減
少する。すなわち、水の消費量が減少し、従来のものよ
りも連続運転時間が大幅に延長され、水タンク60に水を
補充するまでの間隔が長くなり、その手間が軽減する。
再び第9図(A)および(B)に示すように、上記水
受け皿56底部に一体に立設されるリブ71は、上記散水器
58を囲繞するとともに、ここに集溜する水の液面よりも
上方に突出する高さ寸法であり、散水器58と同心円上
で、分割形成した。したがって、上記散水器58が水受け
皿56に集溜する水を吸い上げるにともない水液面が波立
っても、上記リブ71はその波を消波する防波堤の作用を
なし、リブ71の内側を波立たせない。また波立ちがない
から、波立ち音の発生もなく、騒音が外部に漏れない。
このリブ71の内側にある散水器58の下端開口部は常にほ
とんど平坦な水面から下部に浸漬された状態になり、常
に所定量の水を吸上げて散水し、散水ムラがない。
再び第13図および第14図に示すように、上記散水器58
の散水作用により水受け皿56を介して水タンク60内の水
が消費され、フロートスイッチ57が所定液面以下を検知
すると、検知信号が制御回路93に送られる。ここから操
作盤80の水タンク残量ランプ90に信号を送って、ある一
定時間だけ点灯あるいは点滅させる。あるいは警報ブザ
ー94を一定時間作動させ、使用者に報知する。これによ
り、使用者は水タンク60を本体30から取り出し、第12図
(A)および(C)で示した給水ホース75を水タンク60
から外す。そして上記給水ホース75を用いて水タンク60
内に給水し、再び本体30内の所定位置に装着する。この
ような一連の作業は、ある程度素早く行う必要がある。
すなわち、上記水冷式熱交換器53に対する散水量が減少
すれば、この熱交換効率が低下して異常ランプ89の点灯
および冷房運転の停止につながる。
上記水タンク60に対する水の補充を素早くなせば、冷
房運転をその都度停止する必要がなく、被熱交換室の温
度が上昇せず、快適空調が継続される。
また、水タンク60内の水残量が少ない状態を知らない
で上記タイマスイッチ86を入、もしくは切に設定すれ
ば、その設定時間前に水タンク残量ランプ90が点灯して
しまう。このような場合であっても、直ちに水を補充す
れば冷房運転が継続するので、タイマ効果を確保できる
こととなる。
再び第8図に示すように、メンテナンス時など上記水
受け皿56に集溜する水を排出するとき以外は、ここに接
続される排水ホース70の中途部を二点鎖線で示すように
略直角上方向に折り曲げ、先端部を排水ホース収納部66
内に挿入する。この先端開口部は水受け皿56内の水液面
よりも高くなって水受け皿56内の水をそのまま集溜で
き、排水ホース70の収納処理が容易である。
上記水受け皿56内を掃除する際は、排水ホース収納部
66から排水ホース70を抜き出して背面パネル30aの外方
に延出する。この先端開口部は水受け皿56底面よりも低
位になって集溜される水を全て排出できる。すなわち、
水受け皿56内の排出作業が容易にできる。
再び第10図および第11図に示すように、上記一体型の
エアーフイルタ46は蒸発器38側の吸込グリル37と、空冷
式熱交換器45側の熱交換空気吸込グリル44の両方に亘っ
て対向し、これらに吸込まれる空気をともに濾過する。
この目詰まり防止などの掃除を行うには、背面パネル30
aから取出して1度で済ませることができる。
必要な作業終了後は、エアーフイルタ46を再び背面パ
ネル30aに挿着する。このとき、エアーフイルタ46の下
端部は上記ドレンパン39に設けられるエアーフイルタガ
イド74に摺接し、ガイドされる。すなわち上記エアーフ
イルタガイド74は、エアーフイルタ46の円滑な装着を補
助する。
上記エアーフイルタ46が所定部位に装着された状態
で、この中途部は上記エアーフイルタガイド74によって
背面パネル30aの所定部位に押圧される。したがって、
運転にともなう振動があっても、エアーフイルタ46がガ
タ付くことがなく、ビビリ音の発生を阻止できる。
再び第12図(A)ないし同図(C)に示すように、給
水ホース75は、両端部を互いに挿脱自在な直径(d1φ<
d2φ)の接続部75a,75bとするとともにこれら接続部75
a,75b相互を伸縮性自在なホース部75cで連結して構成し
た。一方、上記水タンク60には、その周面に沿って一体
に凹陥形成されるホース取付部60aが設けられる。
したがって、上記本体30内に特別な収納スペースを作
ることなく給水ホース75を収納でき、水タンク60への給
水の際は、給水ホース75ごと水タンク60を本体30から取
出すこととなり、給水ホース75の取扱いが極めて容易と
なる。また、給水ホース75のホース部75cを水タンク60
のホース取付部60aに巻装し、両方の接続部75a,75b相互
を挿嵌することにより、給水ホース75を水タンク60に取
付けることができ、特に固定具は不要で、給水ホース75
の収納性がよい。また、給水ホース75を本体30外部に収
納管理する必要がなくなって、この処理が簡単になる。
上記水タンク60に給水するには、上記接続部75a,75b
相互を離脱して水タンク60から取外し、ホース部75cを
伸長させるとともに一方のたとえば接続部75bを上記蓋
体78を外した給水口体77に接続し、他方の接続部75aを
蛇口に接続すればよい。すなわち、水タンク60への給水
作業が容易に行える。
なお、第15図(A)および同図(B)に示すような給
水ホース75Aを用いてもよい。すなわち、その両端部を
互いに挿脱自在な直径(d1φ<d2φ)な接続部75a,75b
とするとともに、これら接続部75a,75b相互を伸縮自在
なホース部75cで連結してなる給水ホース75Aである。そ
して、たとえば直径の大きい接続部75bには、蛇口引掛
具95が設けられる。この蛇口引掛具95は、耐水性があ
り、かつ容易に切断しないたとえば紐であり、その両端
部が接続部75bに固定され、中途部はループ状に曲成さ
れる。
このような給水ホース75Aの不使用時には、上記水タ
ンク60の周面に沿って一体に凹陥形成されるホース取付
部60aに巻装されることは、上記実施例と同様である。
ただし、水タンク60へ給水する給水ホース75Aの使用時
には、以下に述べるようにして行う。
すなわち第16図に示すように、水タンク60から外した
給水ホース75Aに伸長させ、その一方の接続部75aを水タ
ンク60の開放された給水口体77内に挿入接続する。そし
て他方の接続部75bをたとえば洗面器Mの蛇口nに接続
するのであるが、このとき上記接続部75bに設けられる
蛇口引掛具95を上記蛇口nに引掛ける。接続部75bの開
口面は蛇口nの給出口に対向することとなり、開放した
蛇口nから給出される水を全て受け入れる。
上記蛇口引掛具95を設けたことにより、給水ホース75
A端部を蛇口nに嵌着することなく容易に接続でき、し
かも蛇口nにおける給水圧を多少大きくしても、給水ホ
ース75Aが蛇口nから外れることがない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、散水装置の水を
補充する水タンクの周面に沿ってホース取付部を凹陥形
成し、このホース取付部に給水ホースを着脱自在に巻装
したから、空気調和機本体内に給水ホース収納のための
スペースを作ることなく給水ホースを収納でき、また給
水ホースごと水タンクを本体から取出して給水できて、
給水ホースの取扱いが極めて容易となる効果を奏する。
また本発明によれば、互いに挿脱自在な両端の接続部
と、これら接続部相互を連結する伸縮自在なホース部と
から給水ホースを構成したから、ホース部を水タンクの
ホース取付部に巻装して両方の接続部相互を挿嵌するこ
とにより給水ホースを水タンクに取付けることができ、
給水ホースの収納性が向上する効果を奏する。
また本発明によれば、両端に互いに挿脱自在な接続部
と、これら接続部相互を連結する伸縮自在なホース部
と、いずれか一方の接続部に設けられる蛇口引掛具とか
ら給水ホースを構成したから、上記蛇口引掛具を蛇口に
引掛けて給水することができ、給水ホース端部を蛇口に
嵌着することなく、また給水圧で給水ホースが外れるこ
ともなく、容易かつ確実に給水作業が行える効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第14図は本発明の一実施例を示し、第1図
は空気調和機の縦断側面図、第2図は冷凍サイクルの構
成図、第3図は空気調和機の概略構成を表す斜視図、第
4図は空気調和機の概略構成を表す縦断側面図、第5図
は冷房室側の概略横断面図、第6図は空気調和機の背面
側の斜視図、第7図は背面パネルの一部省略した正面
図、第8図は第7図のVIII−VIII線に沿う縦断面図、第
9図(A)は散水装置要部の縦断正面図、同図(B)は
第9図(A)のB−B線に沿う横断面図、第10図は空気
調和機要部を拡大して表す一部省略した側面図、第11図
はドレンパンの斜視図、第12図(A)は給水ホースの側
面図、同図(B)は水タンクの正面図、同図(C)は水
タンクに給水ホースを巻装した図、第13図は操作盤の正
面図、第14図は概略電気回路図、第15図および第16図は
本発明の他の実施例を示し、第15図(A)は給水ホース
の側面図、同図(B)はその正面図、第16図は給水ホー
スを用いた給水状態の説明図、第17図(A)は本発明の
従来例を示す空気調和機の縦断側面図、同図(B)は同
じく縦断正面図である。 30……空気調和機本体、45……空冷式熱交換器、53……
水冷式熱交換器、54……散水装置、60……水タンク、60
a……ホース取付部、75,75A……給水ホース、75a,75b…
…接続部、75c……ホース部、n……蛇口、95……蛇口
引掛具。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和機本体と、この空気調和機本体内
    に収容される冷凍サイクルを構成する凝縮器を分割した
    空冷式熱交換器および水冷式熱交換器と、上記水冷式熱
    交換器に対する散水作用をなす散水装置と、この散水装
    置の散水作用にともなって散水装置および水冷式熱交換
    器から蒸発した分だけ水を散水装置に補充する水タンク
    と、この水タンクの周面に亘って一体に凹陥形成される
    ホース取付部と、このホース取付部に着脱自在に巻装さ
    れ上記水タンクへの給水時に用いられる給水ホースとを
    具備したことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】上記給水ホースは、その両端部が互いに直
    径が異なり互いに挿脱自在な円筒状の接続部と、これら
    接続部相互を連結する伸縮自在なホース部とからなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の空気調和
    機。
  3. 【請求項3】上記給水ホースは、その両端部が互いに直
    径が異なり互いに挿脱自在な円筒状の接続部と、これら
    接続部相互を連結する伸縮自在なホース部と、上記いず
    れか一方の接続部に設けられ水タンクへの給水時に蛇口
    に引掛けて蛇口から水を上記接続部に受けさせる蛇口引
    掛具とからなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の空気調和機。
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