JPS5840046B2 - ボルト・ナツト - Google Patents
ボルト・ナツトInfo
- Publication number
- JPS5840046B2 JPS5840046B2 JP13978682A JP13978682A JPS5840046B2 JP S5840046 B2 JPS5840046 B2 JP S5840046B2 JP 13978682 A JP13978682 A JP 13978682A JP 13978682 A JP13978682 A JP 13978682A JP S5840046 B2 JPS5840046 B2 JP S5840046B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nuts
- bolts
- stainless steel
- bolt
- shrink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
- Dowels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、腐蝕されやすい条件下での使用に適した耐蝕
性に優れた安価なボルト・ナツトに関するものである。
性に優れた安価なボルト・ナツトに関するものである。
従来、鋼鉄製のボルト・ナツトは、安価ではあるが腐蝕
されやすいので、耐蝕性が要求される場合には、一般に
メッキを施して使用されている。
されやすいので、耐蝕性が要求される場合には、一般に
メッキを施して使用されている。
また、特に優れた耐蝕性が要求される場合には、ステン
レススチールのボルト・ナツトが使用されている。
レススチールのボルト・ナツトが使用されている。
しかしながら、メッキを施した鋼鉄製ボルト・ナツトは
、締付時にネジ部のメッキが剥離しやすく、ネジ部の錆
ひ付きによる機能喪失が頻繁に発生し、またステンレス
スチールのボルト・ナツトは、高価であるという欠点が
ある。
、締付時にネジ部のメッキが剥離しやすく、ネジ部の錆
ひ付きによる機能喪失が頻繁に発生し、またステンレス
スチールのボルト・ナツトは、高価であるという欠点が
ある。
本発明は、腐蝕されやすい条件下においても長期に亘っ
てその機能を維持し得る安価なボルト・ナツトを提供す
るもので、鋼鉄製ボルト・ナツトでも両者の螺合部分さ
え十分な耐蝕性を有するものであれば、腐蝕されやすい
条件下においても長期に亘ってその機能を維持し得る点
に着目してなされたものである。
てその機能を維持し得る安価なボルト・ナツトを提供す
るもので、鋼鉄製ボルト・ナツトでも両者の螺合部分さ
え十分な耐蝕性を有するものであれば、腐蝕されやすい
条件下においても長期に亘ってその機能を維持し得る点
に着目してなされたものである。
即ち、本発明は、ネジ山未加工の鋼鉄製ボルト・ナツト
の軸部又は穴部にステンレススチールの薄肉パイプを焼
嵌めした後、転造によってネジ山を加工したボルト・ナ
ツトで、鋼鉄製ボルト・ナツトの低廉性とステンレスス
チール製のボルト・ナツトの耐蝕性を併せ持つものであ
る。
の軸部又は穴部にステンレススチールの薄肉パイプを焼
嵌めした後、転造によってネジ山を加工したボルト・ナ
ツトで、鋼鉄製ボルト・ナツトの低廉性とステンレスス
チール製のボルト・ナツトの耐蝕性を併せ持つものであ
る。
本発明を、図面を参照しつつ更に具体的に説明すると、
先ず本発明に係るボルトは、第1図に示されるように、
外径がボルトの必要な有効径とほぼ同一で厚さ0.5m
m程度のステンレススチールパイプ1を、これを焼嵌め
出来るようあらかじめ加工した鋼鉄製ボルト素材2の軸
部に焼嵌めし、冷却後転造によりネジ山を形成したもの
である。
先ず本発明に係るボルトは、第1図に示されるように、
外径がボルトの必要な有効径とほぼ同一で厚さ0.5m
m程度のステンレススチールパイプ1を、これを焼嵌め
出来るようあらかじめ加工した鋼鉄製ボルト素材2の軸
部に焼嵌めし、冷却後転造によりネジ山を形成したもの
である。
加工上、ステンレススチールパイプ1は、ボルト素材2
の軸部よりやや長くしておくと有利である。
の軸部よりやや長くしておくと有利である。
ナツトの場合もほぼ同様で、第2図に示されるように、
内径が必要な有効径とほぼ同一のステンレススチールパ
イプ3を鋼鉄製のナツト素材4の穴部に焼嵌めし、転造
によりネジ山を加工したものである。
内径が必要な有効径とほぼ同一のステンレススチールパ
イプ3を鋼鉄製のナツト素材4の穴部に焼嵌めし、転造
によりネジ山を加工したものである。
特にボルトの場合には、第3図に示されるように、ボル
ト素材2の軸部全体にステンレススチールパイプ1を焼
嵌めすることなく、ネジ山を形成する部分にのみステン
レススチールパイプ1を焼嵌めするようにしてもよい。
ト素材2の軸部全体にステンレススチールパイプ1を焼
嵌めすることなく、ネジ山を形成する部分にのみステン
レススチールパイプ1を焼嵌めするようにしてもよい。
また、第1図及び第2図に示されるボルト・ナツトの鋼
鉄部分にメッキを施すこともできる。
鉄部分にメッキを施すこともできる。
このような本発明に係るボルト・ナツトは、素材として
鋼鉄を主体としたものであるため、製造が容易で、ステ
ンレススチールのボルト・ナツトに比較してずつと安価
に製造できる。
鋼鉄を主体としたものであるため、製造が容易で、ステ
ンレススチールのボルト・ナツトに比較してずつと安価
に製造できる。
また、ボルト・ナツトの結合上のポイントであるネジ山
部分は完全にステンレススチールでほぼ均一の厚さに被
覆されているため、ボルト・ナツトの結合はステンレス
スチール同志の接触によって行なわれる。
部分は完全にステンレススチールでほぼ均一の厚さに被
覆されているため、ボルト・ナツトの結合はステンレス
スチール同志の接触によって行なわれる。
従って、本発明に係るボルト・ナツトは、メッキした鋼
鉄製ボルト・ナツトの最大欠点であったネジ山部分の錆
び付き結合によるボルト・ナツトの機能喪失を防止し、
ステンレススチール製のボルト・ナツトと同等の機能を
発揮し得るものである。
鉄製ボルト・ナツトの最大欠点であったネジ山部分の錆
び付き結合によるボルト・ナツトの機能喪失を防止し、
ステンレススチール製のボルト・ナツトと同等の機能を
発揮し得るものである。
第1図は本発明に係るボルトの断面図、第2図は本発明
に係るナツトの断面図、第3図はボルト素材にステンレ
ススチールパイプを焼嵌めする場合の他の実施例を示す
断面図である。 1・・・・・・ボルトに焼嵌めしたステンレススチール
パイプ、2・・・・・・鋼鉄製ボルト素材、3・・・・
・・ナツトに焼嵌めしたステンレススチールパイプ、4
・・・・・・鋼鉄製ナツト素材。
に係るナツトの断面図、第3図はボルト素材にステンレ
ススチールパイプを焼嵌めする場合の他の実施例を示す
断面図である。 1・・・・・・ボルトに焼嵌めしたステンレススチール
パイプ、2・・・・・・鋼鉄製ボルト素材、3・・・・
・・ナツトに焼嵌めしたステンレススチールパイプ、4
・・・・・・鋼鉄製ナツト素材。
Claims (1)
- ′1 ネジ山未加工の鋼鉄製ボルト・ナツト素材2゜4
の軸部又は穴部に薄肉のステンレススチールパイプ1,
3を焼嵌めし、これに転造によりネジ山を加工したボル
ト・ナツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13978682A JPS5840046B2 (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | ボルト・ナツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13978682A JPS5840046B2 (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | ボルト・ナツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5842816A JPS5842816A (ja) | 1983-03-12 |
JPS5840046B2 true JPS5840046B2 (ja) | 1983-09-02 |
Family
ID=15253389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13978682A Expired JPS5840046B2 (ja) | 1982-08-13 | 1982-08-13 | ボルト・ナツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840046B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59157740U (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-23 | 六甲金属株式会社 | アルミニウム被釘類 |
-
1982
- 1982-08-13 JP JP13978682A patent/JPS5840046B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5842816A (ja) | 1983-03-12 |
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