JPS5839961Y2 - ステアリングハンドルの固定装置 - Google Patents

ステアリングハンドルの固定装置

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Publication number
JPS5839961Y2
JPS5839961Y2 JP1977082361U JP8236177U JPS5839961Y2 JP S5839961 Y2 JPS5839961 Y2 JP S5839961Y2 JP 1977082361 U JP1977082361 U JP 1977082361U JP 8236177 U JP8236177 U JP 8236177U JP S5839961 Y2 JPS5839961 Y2 JP S5839961Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
tightening nut
bundle
steering
fixing device
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977082361U
Other languages
English (en)
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JPS5410632U (ja
Inventor
武憲 山本
望 片上
Original Assignee
井関農機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 井関農機株式会社 filed Critical 井関農機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は主として動力農機におけるステアリングバン
ドルの固定装置の改良に関するものであるO 従来の取付構造は第1図に示したようにステアリングシ
ャフト1の上端のスプラインボス1bとテーパ一部1c
にバンドル2のボス部2aを嵌着し、このステアリング
シャフト1上端のねじ部1aに嵌入したばね座金3など
を介して締付ナツト4を強く締付けた後、ねじ部1aに
挿通した割ピン5を締付ナツト4に係止して回り止めを
行い、なお、このボス部2aの外周に設けた円筒部2b
にキャップ6を螺合冠装するものである。
このように回り止めの割ピン5を小さい孔に挿通する手
数は仲々面倒であって、若しこの割ビン5の挿通を怠れ
ば締付ナツト4が弛んでバンドル2が脱出し、このため
舵取操作が不能となる恐れがあり、作業時に特に振動が
多い動力農機にとっては重大な問題であった。
そこでこの考案はステアリングシャフトに嵌入したバン
ドルのボス部を締付ナツトにて締付けるようにしたステ
アリングバンドルにおいて、空間部を中央に備えている
突起部をキャップに設けて、ボス部にこのキャップをね
じ込み取付けしたとき、キャップとバンドルの筒状部と
によって締付ナツトが覆われて、突起部は締付ナツトに
当接するように構成して締付ナツトの回り止めを確実に
行うことができるように工夫したものである。
そして具体的構造を第2図の実施例にもとづいて説明す
れば、ステアリングシャフト1の上端のスプラインボス
1bとテーパ一部1cにバンドル2のボス部2aを嵌着
し、このステアリングシャフト1の上端に設けたねじ部
1aをボス部2aから突出せしめてばね座金3を嵌入し
、締付ナツト4にてボス部2aをステアリングシャフト
1に固定する構造のステアリングバンドルを前提とする
ものであって、ボス部2aの外周に筒状の筒状部2bを
設けてこの筒状部2bの上面はねじ部1aの頂点よりも
高くなるように形成し、この筒状部2bの内周面にはめ
ねじ2cを刻設しておく。
そしてこのめねじ2cに螺合できるおねじ6aを設けた
キャップ6の中央部下面には空間部6bを備えた抑圧ボ
ス6cを突設し、キャップ6のおねじ6aをボス部2a
のめねじ2cに螺入すれば、空間部6bにねじ部1aの
頂部が嵌入しながら、突起部6cの下面は締付ナツト4
を強く下方へ押圧するように構成する。
そしてこのキャップ6と締付ナツト4の双方の弛みを互
に防止するために、キャップ6のおねじ6aとステアリ
ングシャフト1のねじ部1aの夫々のねじれ方向を互に
逆方向に刻設する。
即ち、キャップ6のおねじ6aを例えば左ねじとすれば
ステアリングシャフト1のねじ部1aは右ねじに刻設す
るものであって、このようにすれば、右ねじどなってい
る締付ナツト4が左に回って弛み加減になろうとして直
上のキャップ6と共に左にわづかに回ったとき、左ねじ
どなっているこのキャップ6は締付ナツト4に更に接近
することになるので、締付ナツト4を下方へ一層強く押
圧することになり、キャップ6と共に締付ナツト4は却
って強く締付けされることになる。
そしてこのようにキャップ6と締付ナツト4が互に弛み
を防止し合うよう作用するのは、キャップ6或いは締付
ナツト4の何れに最初の弛みが発生する場合であっても
全く同様であり、又、キャップ6を右ねじとし、締付ナ
ツト4を左ねじに形成した場合にも上述の場合と全く同
様な弛み防止の効果が期待できるものである。
なお、第2図においては更に割ビン5をねじ部1aに挿
通して締付ナツト40回り止めを強化している。
この考案に係るステアリングバンドルの固定装置は上述
のように構成しているので、バンドル2をステアリング
シャフト1に固定するための締付ナツト4は、キャップ
6の突起部6cによって押え止めされることになり、そ
して、この締付ナツト4がステアリングシャフト1のね
じ部1aの端部に対して面一でなくても、空間部6bが
突起部6cの内方に設けであるので、突起部6cはねじ
部1aに当接してしまうことがなく、常に締付ナツト4
に当接できて確実に回り止めとして作用することになる
しかも、キャップ6とバンドル2の筒状部2bとによっ
て締付ナツト4が覆われることになるので、ねじ部1a
や締付ナツト4などこのバンドル2から突出している突
出部分を、キャップ6によって安全にカバーできたので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のバンドル取付構造を示した縦断面図、第
2図はこの考案に係るバンドルの取付構造の縦断面図で
ある。 符号説明、1・・・・・・ステアリングシャフト、1a
・・・・・・ねじ部、1b・・・・・・スプラインボス
、1C・・・・・・テーパ一部、2・・・・・・バンド
ル、2a・・・・・・ボス部、2b・・・・・・筒状部
、2c・・・・・・めねじ、3・・・・・・ばね座金、
4・・−・・・締付ナツト、5・・・・・・割ピン、6
・・・・・・キャップ、6a・・・・・・おねじ、6b
・・・・・・空間部、6C・・・・・・突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステアリングシャフト1に嵌入したバンドル2のボス部
    2aを締付ナツト4にて締付けるようにしたステアリン
    グバンドルにおいて、空間部6bを中央に備えている突
    起部6cをキャップ6に設けて、ボス部2aにこのキャ
    ップ6をねじ込み取付けしたとき、キャップ6とバンド
    ル20筒状部2bとによって締付ナツト4が覆われて、
    突起部6cは締付ナツト4に当接するよう構成してなる
    ステアリングバンドルの固定装置。
JP1977082361U 1977-06-24 1977-06-24 ステアリングハンドルの固定装置 Expired JPS5839961Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977082361U JPS5839961Y2 (ja) 1977-06-24 1977-06-24 ステアリングハンドルの固定装置

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JP1977082361U JPS5839961Y2 (ja) 1977-06-24 1977-06-24 ステアリングハンドルの固定装置

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Publication Number Publication Date
JPS5410632U JPS5410632U (ja) 1979-01-24
JPS5839961Y2 true JPS5839961Y2 (ja) 1983-09-08

Family

ID=29003138

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977082361U Expired JPS5839961Y2 (ja) 1977-06-24 1977-06-24 ステアリングハンドルの固定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200450404Y1 (ko) * 2008-04-25 2010-09-29 현대제철 주식회사 백업 롤러의 축 결합용 키 구조체

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4719597U (ja) * 1971-02-05 1972-11-04

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JPS4719597U (ja) * 1971-02-05 1972-11-04

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JPS5410632U (ja) 1979-01-24

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