JPS583984B2 - 溶融滓の細粒化法 - Google Patents
溶融滓の細粒化法Info
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- JPS583984B2 JPS583984B2 JP53109962A JP10996278A JPS583984B2 JP S583984 B2 JPS583984 B2 JP S583984B2 JP 53109962 A JP53109962 A JP 53109962A JP 10996278 A JP10996278 A JP 10996278A JP S583984 B2 JPS583984 B2 JP S583984B2
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- molten slag
- falling film
- rotating drum
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- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B3/00—General features in the manufacture of pig-iron
- C21B3/04—Recovery of by-products, e.g. slag
- C21B3/06—Treatment of liquid slag
- C21B3/08—Cooling slag
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
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- C21B2400/00—Treatment of slags originating from iron or steel processes
- C21B2400/02—Physical or chemical treatment of slags
- C21B2400/022—Methods of cooling or quenching molten slag
- C21B2400/024—Methods of cooling or quenching molten slag with the direct use of steam or liquid coolants, e.g. water
-
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- C21B2400/00—Treatment of slags originating from iron or steel processes
- C21B2400/05—Apparatus features
- C21B2400/052—Apparatus features including rotating parts
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C21B2400/062—Jet nozzles or pressurised fluids for cooling, fragmenting or atomising slag
-
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- C21B2400/066—Receptacle features where the slag is treated
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は溶融滓の細粒化法に関するものである高炉、転
炉、電気炉等で発生する溶融滓(以下スラグという。
炉、電気炉等で発生する溶融滓(以下スラグという。
)は、その再資源化及び公害防止の観点から各種の用途
に供すべく水砕化、風砕什あるいは凝固後の破砕等によ
って細粒化され、得られたスラグ粒は土建用骨材、セメ
ント原料あるいは人工宝石等として再利用されている。
に供すべく水砕化、風砕什あるいは凝固後の破砕等によ
って細粒化され、得られたスラグ粒は土建用骨材、セメ
ント原料あるいは人工宝石等として再利用されている。
水砕化により得られるスラグ粒の品質は、スラグ成分、
スラグ温度、噴射水温、噴射水量/スラグ量の比率など
に大きく左右されるが、特に、硬質のスラグ粒を得るた
めには、スラグ成分により差はあるものの高温のスラグ
を1300〜1400℃まで徐冷した後急冷すれば良い
ことが知られている。
スラグ温度、噴射水温、噴射水量/スラグ量の比率など
に大きく左右されるが、特に、硬質のスラグ粒を得るた
めには、スラグ成分により差はあるものの高温のスラグ
を1300〜1400℃まで徐冷した後急冷すれば良い
ことが知られている。
また徐冷時あるいは徐冷後に攪拌し、その後急冷すれば
良いことも知られている。
良いことも知られている。
従来では硬質のスラグ粒を得るために、スラグを鍋車に
受け、硬質スラグ粒製造設備まで搬送し、ここで必要温
度になるまで長時間の自然放冷を行ない、その後急冷し
て細粒化する方法が行なわれていたに過ぎない。
受け、硬質スラグ粒製造設備まで搬送し、ここで必要温
度になるまで長時間の自然放冷を行ない、その後急冷し
て細粒化する方法が行なわれていたに過ぎない。
しかしこの方法では、鍋内のスラグ表面とスラグ内部と
が均一速度で冷却されないため、硬質スラグ粒の製造に
際し適当な温度を得ることが困難であった他、鍋車の台
数、徐冷時間及び炉外処理であること等に多くの問題が
あった。
が均一速度で冷却されないため、硬質スラグ粒の製造に
際し適当な温度を得ることが困難であった他、鍋車の台
数、徐冷時間及び炉外処理であること等に多くの問題が
あった。
さらにこの方法では連続して排出されてくるスラグ処理
は困難であった。
は困難であった。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、以下そ
の実施例を図面に基づき説明する。
の実施例を図面に基づき説明する。
第1図、第2図は第1実施例についてのものである。
第1図、第2図において、1はスラグ樋であり、該樋1
先端にスラグボックス2が設けられている。
先端にスラグボックス2が設けられている。
スラグボックス2はスラグ樋1より幅広となっており、
その前壁3は前方への傾斜状態で設けられている。
その前壁3は前方への傾斜状態で設けられている。
前壁3にはその幅方向に伸びる長方形状のスリット4が
その高さ方向に複数段設けられている。
その高さ方向に複数段設けられている。
したがって高炉などから連続的あるいは間欠的に排出さ
れたスラグSはスラグ樋1を通って一旦スラグボックス
2に留まり、スリット4を通ることで膜状となって流下
する。
れたスラグSはスラグ樋1を通って一旦スラグボックス
2に留まり、スリット4を通ることで膜状となって流下
する。
前記のようにスリット4は複数段に旦って形成されてい
るので、スラグSの流下膜S1は相互間に隙間を保持し
た状態で多層状となる。
るので、スラグSの流下膜S1は相互間に隙間を保持し
た状態で多層状となる。
5は水冷ボックス形のスラグ受けであって、前記流下膜
S1の落下位置に設けられる。
S1の落下位置に設けられる。
スラグ受け5の出口部には回転ドラム6が設けられてい
る。
る。
回転ドラム6はその下部が台車7に塔載された水槽8に
水没している。
水没している。
またこの回転ドラム6は図外の駆動装置によって矢印A
方向に所定速度で回転せしめられる。
方向に所定速度で回転せしめられる。
このためスラグボックス2からの流下膜S1はスラグ受
け5を経て回転ドラム6に流下し、回転ドラム6の外周
面にはその回転に伴なって水膜が形成されているので、
流下膜S1はここに至って急冷されて細粒化し、スラグ
粒9となって冷却室10内へ向けてはね飛ばされる。
け5を経て回転ドラム6に流下し、回転ドラム6の外周
面にはその回転に伴なって水膜が形成されているので、
流下膜S1はここに至って急冷されて細粒化し、スラグ
粒9となって冷却室10内へ向けてはね飛ばされる。
冷却室10は、ホッパ部11を有すると共に、このホッ
パ部11を含む後半部外壁周囲にはボックス形の冷却水
通路12が形成されている。
パ部11を含む後半部外壁周囲にはボックス形の冷却水
通路12が形成されている。
回転ドラム6ではね飛ばされたスラグ粒9は冷却後ホッ
パ部11へ落下し、その後チエンコンベア13で機外へ
搬出される。
パ部11へ落下し、その後チエンコンベア13で機外へ
搬出される。
以上によるとスラグSはスリット4から膜状となって流
下する間に空気などと接触して熱放散し徐冷される。
下する間に空気などと接触して熱放散し徐冷される。
そしてその徐冷された流下膜S1がスラグ受け5と衝突
して攪拌された後回転ドラム6に至って急冷される。
して攪拌された後回転ドラム6に至って急冷される。
徐冷温度は流下膜S1の流下距離、たとえば回転ドラム
6の設置高さを変更することによって容易に変化させる
ことができる。
6の設置高さを変更することによって容易に変化させる
ことができる。
またスラグSが多量にスラグボックス2に流入した場合
でもスリット4を多段に形成しているため常に一定温度
の流下膜S1が得られる。
でもスリット4を多段に形成しているため常に一定温度
の流下膜S1が得られる。
したがって硬質スラグ粒9を得るための徐冷温度たとえ
ば1350〜1400℃も前記回転ドラム6の設置高さ
を変えるだけで容易に得られる。
ば1350〜1400℃も前記回転ドラム6の設置高さ
を変えるだけで容易に得られる。
さらに、台車7を前後に移動させることにより回転ドラ
ム6と流下膜S1との接触点を一定位置に設定すること
ができるので、スラグ排出量が変化してもスラグ粒の粒
度を一定とすることができる。
ム6と流下膜S1との接触点を一定位置に設定すること
ができるので、スラグ排出量が変化してもスラグ粒の粒
度を一定とすることができる。
また流下膜S1を強制的に徐冷しても良い。
この場合は流下膜S1の側部に送風口14を設け、この
送風口14からファン15によりその幅方向へ送風する
。
送風口14からファン15によりその幅方向へ送風する
。
このようにすると冷却空気が流下膜81間を通過するの
で冷却が効果的に行なわれる。
で冷却が効果的に行なわれる。
第3図は第二実施例を示している。
この実施例において、スラグ樋1、スラグボックス2、
スラグ受け5などの水砕化工程よりも前段に設置される
各要素は第一実施例で説明したのと同一の構成及び作用
を有しているので、説明の便宜上第一実施例におけると
同一の番号を付してその説明を省略する。
スラグ受け5などの水砕化工程よりも前段に設置される
各要素は第一実施例で説明したのと同一の構成及び作用
を有しているので、説明の便宜上第一実施例におけると
同一の番号を付してその説明を省略する。
16は製造されたスラグ粒を集めるコレクテイングタン
クであり、このコレクテイングタンク16に樋17と水
噴射装置18とが併設されている。
クであり、このコレクテイングタンク16に樋17と水
噴射装置18とが併設されている。
そじてスラグボックス2のスリット4からの流下膜S1
はスラグ受け5を経て樋17に入り、該樋17中で水噴
射装置18から清水を噴射してスラグSを水砕化し、得
られたスラグ粒をコレクテイングタンク16に集めるの
であるコレクテイングタンク16からのスラグ粒は回転
脱水装置19で脱水され、その後コンベヤ20で搬送さ
れる。
はスラグ受け5を経て樋17に入り、該樋17中で水噴
射装置18から清水を噴射してスラグSを水砕化し、得
られたスラグ粒をコレクテイングタンク16に集めるの
であるコレクテイングタンク16からのスラグ粒は回転
脱水装置19で脱水され、その後コンベヤ20で搬送さ
れる。
以上詳述したように本発明によると、溶融滓を長方形状
のスリットから多層の膜状で流下せしめるので、流下す
る間に高温の溶融滓を良好に空気などと接触せしめて所
要温度まで効果的に徐冷することかでき、溶融滓徐冷温
度を溶融滓全体に亘って均一とすることができる。
のスリットから多層の膜状で流下せしめるので、流下す
る間に高温の溶融滓を良好に空気などと接触せしめて所
要温度まで効果的に徐冷することかでき、溶融滓徐冷温
度を溶融滓全体に亘って均一とすることができる。
また連続的に排出される溶融滓処理も可能となる。
改に硬質の溶融滓粒を容易にかつ安定して製造すること
ができる。
ができる。
図面は本発明を実施するためのスラグ粒製造設備を示し
ており、第1図は縦断側面図、第2図は要部平面図、第
3図は変形例の縦断側面図である。 2・・・・・・スラグボックス、4・・・・・・スリッ
ト、6・・・・・・回転ドラム、18・・・・・・水噴
射装置、S・・・・・・スラグ、S1・・・・・・流下
膜。
ており、第1図は縦断側面図、第2図は要部平面図、第
3図は変形例の縦断側面図である。 2・・・・・・スラグボックス、4・・・・・・スリッ
ト、6・・・・・・回転ドラム、18・・・・・・水噴
射装置、S・・・・・・スラグ、S1・・・・・・流下
膜。
Claims (1)
- 1 スラグ樋の先端に設けられたスラッグボックスの前
壁に多数並設された長方形状のスリットから溶融滓を多
層の膜状で流下せしめ、その流下中に徐冷し、次に急冷
することを特徴とする溶融滓の細粒化法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53109962A JPS583984B2 (ja) | 1978-09-06 | 1978-09-06 | 溶融滓の細粒化法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53109962A JPS583984B2 (ja) | 1978-09-06 | 1978-09-06 | 溶融滓の細粒化法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5538926A JPS5538926A (en) | 1980-03-18 |
JPS583984B2 true JPS583984B2 (ja) | 1983-01-24 |
Family
ID=14523549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53109962A Expired JPS583984B2 (ja) | 1978-09-06 | 1978-09-06 | 溶融滓の細粒化法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583984B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0312947B2 (ja) * | 1984-07-17 | 1991-02-21 | Satsuhoro Biiru Kk |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100823616B1 (ko) * | 2001-10-17 | 2008-04-21 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 고로 용융 슬래그 미립화 장치 |
KR100804229B1 (ko) * | 2001-10-17 | 2008-02-18 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 고로 용융 슬래그 현열회수 장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4937877A (ja) * | 1972-08-02 | 1974-04-08 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5426358Y2 (ja) * | 1975-12-09 | 1979-08-31 | ||
JPS5621468Y2 (ja) * | 1976-08-20 | 1981-05-21 |
-
1978
- 1978-09-06 JP JP53109962A patent/JPS583984B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4937877A (ja) * | 1972-08-02 | 1974-04-08 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0312947B2 (ja) * | 1984-07-17 | 1991-02-21 | Satsuhoro Biiru Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5538926A (en) | 1980-03-18 |
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