JPS5839825Y2 - 乾式砕砂回転分級機 - Google Patents
乾式砕砂回転分級機Info
- Publication number
- JPS5839825Y2 JPS5839825Y2 JP11329580U JP11329580U JPS5839825Y2 JP S5839825 Y2 JPS5839825 Y2 JP S5839825Y2 JP 11329580 U JP11329580 U JP 11329580U JP 11329580 U JP11329580 U JP 11329580U JP S5839825 Y2 JPS5839825 Y2 JP S5839825Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- granule
- inner cylinder
- powder
- outer cylinder
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は岩石を破砕して作った砕砂や大粒のコンクリ
ート骨材(一般にバラスと呼ばれる骨材)を製造したあ
とに残る残滓等の粉粒混合の砕砂を日本建築学会建築工
事標準仕様書、鉄筋コンクリート工事(TASS 5)
(以下標準仕様書と略称する)に適合するコンクリー
ト用細粒骨材に調整する乾式砕砂回転分級機に関するも
のである。
ート骨材(一般にバラスと呼ばれる骨材)を製造したあ
とに残る残滓等の粉粒混合の砕砂を日本建築学会建築工
事標準仕様書、鉄筋コンクリート工事(TASS 5)
(以下標準仕様書と略称する)に適合するコンクリー
ト用細粒骨材に調整する乾式砕砂回転分級機に関するも
のである。
既に知られている通り、コンクリートには一般にバラス
と呼ばれる大粒の骨材と5mm以下の小粒の細粒骨材と
が用いられているのであるが、コンクリート骨材として
使用する大粒の骨材は、山地等の岩石を破砕した所謂、
砕石が多く使用され小粒の骨材には主として海砂が使用
されているのである。
と呼ばれる大粒の骨材と5mm以下の小粒の細粒骨材と
が用いられているのであるが、コンクリート骨材として
使用する大粒の骨材は、山地等の岩石を破砕した所謂、
砕石が多く使用され小粒の骨材には主として海砂が使用
されているのである。
上述の様にして岩石を破砕して得られる砕砂は第5図に
太線Cで示す様に、同図に2本の点線り及びEで示した
標準仕様書で許容された粒度の分布範囲よりもQ、15
mm以下の微粉末が多く含有させて、その僅コンクリー
トの細粒骨材として使用することか′出来なかったので
ある。
太線Cで示す様に、同図に2本の点線り及びEで示した
標準仕様書で許容された粒度の分布範囲よりもQ、15
mm以下の微粉末が多く含有させて、その僅コンクリー
トの細粒骨材として使用することか′出来なかったので
ある。
岩石を破砕した砕砂をコンクリート用細粒骨材として利
用せんとする試みは既に多く行なわれているのであるが
、篩を用いて絹粉末を除去する方法は、篩の目詰まりが
甚だしくて困難であり、水洗して絹粉末を除去する方法
も、手数がか・つて困難であって、何れも能率が悪い作
業であり、水洗する方法に於ては水洗後の汚泥や廃水処
理も考えなければならないので、何れも原価高になる欠
点があったのである。
用せんとする試みは既に多く行なわれているのであるが
、篩を用いて絹粉末を除去する方法は、篩の目詰まりが
甚だしくて困難であり、水洗して絹粉末を除去する方法
も、手数がか・つて困難であって、何れも能率が悪い作
業であり、水洗する方法に於ては水洗後の汚泥や廃水処
理も考えなければならないので、何れも原価高になる欠
点があったのである。
この考案は岩石を破砕して得られる砕砂から微粉末を一
定量除去して、標準仕様書に適合する細粒骨材を容易安
価に得ることを目的として、乾式で、即ち、水洗方法に
依らないで、又部を使用しないで、回転遠心分級の方法
で容易簡単に、能率良く、安価に細粒骨材を製造出来る
、乾式砕砂回転分級機を得たものである。
定量除去して、標準仕様書に適合する細粒骨材を容易安
価に得ることを目的として、乾式で、即ち、水洗方法に
依らないで、又部を使用しないで、回転遠心分級の方法
で容易簡単に、能率良く、安価に細粒骨材を製造出来る
、乾式砕砂回転分級機を得たものである。
この考案の構成を図面に付いて説明すると、第1図に示
す分級した粉末を受け、粉末の飛散を防止する円筒状大
型の粉末容器1の上端を蓋する蓋外筒2の上面に、コン
ベヤー16で送られる砕砂を受けて貯えるサージタンク
3を取付け、蓋外筒2の内部に、蓋外筒2と一定間隔を
保って、略、同芯に、上端が開口する採粒外筒4と採粒
内筒5とを取付けて、採粒外筒4と採粒内筒5との間の
空間を砕砂に含まれる比較的荒い粒子の粒状体が落下す
る粒状体落下路6となし、粒状体落下路6の下端に急傾
斜して粒状体が流下し易くした傾斜底板6′を取付け、
傾斜底板6′の最低部に粒状体流出管7を連結し、粒状
体流出管7の外端を粉末容器1の外壁を貫通させて粉末
容器1の外部に開口させ、第1図に示すコンベヤー17
で受けて所定の位置へ送り出す様にし、採粒内筒5の内
部に一定間隔を保って円筒状の駆動部ケース9を取付け
、採粒内筒5と駆動部ケース9との間の空間を以て粉末
流下路8となし、駆動部ケース9の内部下端に無段変速
装置を組合せて伝動回転軸12の回転速度の調整を自在
にした、電動機11を取付け、上側の伝動回転軸12の
上端を駆動部ケース9の上面に回転自在に突出させ、伝
動回転軸12の上端に円板を用いた分級回転板10を駆
動部ケース9の上面を被う状態に取付け、回転する分級
回転板10で蓋外筒2の上面に取付けたサージタンク3
の流出管3′を通じて一定量ずつ流下する砕砂を受けて
、砕砂に含有される荒目の粒状体を遠心力で遠くへ飛ば
し一部を採粒外筒4の上端部内面に衝突させて、粒状体
落下路6に落下させる様にし、粒状体落下路6を落下し
た粒状体は傾斜底板6′上を流下して、粒状体流出管7
を通じて粉末容器1の外部に設置したコンベヤー17上
に流下し、コンベヤー17で所定位置に運び出す様にな
っているのである。
す分級した粉末を受け、粉末の飛散を防止する円筒状大
型の粉末容器1の上端を蓋する蓋外筒2の上面に、コン
ベヤー16で送られる砕砂を受けて貯えるサージタンク
3を取付け、蓋外筒2の内部に、蓋外筒2と一定間隔を
保って、略、同芯に、上端が開口する採粒外筒4と採粒
内筒5とを取付けて、採粒外筒4と採粒内筒5との間の
空間を砕砂に含まれる比較的荒い粒子の粒状体が落下す
る粒状体落下路6となし、粒状体落下路6の下端に急傾
斜して粒状体が流下し易くした傾斜底板6′を取付け、
傾斜底板6′の最低部に粒状体流出管7を連結し、粒状
体流出管7の外端を粉末容器1の外壁を貫通させて粉末
容器1の外部に開口させ、第1図に示すコンベヤー17
で受けて所定の位置へ送り出す様にし、採粒内筒5の内
部に一定間隔を保って円筒状の駆動部ケース9を取付け
、採粒内筒5と駆動部ケース9との間の空間を以て粉末
流下路8となし、駆動部ケース9の内部下端に無段変速
装置を組合せて伝動回転軸12の回転速度の調整を自在
にした、電動機11を取付け、上側の伝動回転軸12の
上端を駆動部ケース9の上面に回転自在に突出させ、伝
動回転軸12の上端に円板を用いた分級回転板10を駆
動部ケース9の上面を被う状態に取付け、回転する分級
回転板10で蓋外筒2の上面に取付けたサージタンク3
の流出管3′を通じて一定量ずつ流下する砕砂を受けて
、砕砂に含有される荒目の粒状体を遠心力で遠くへ飛ば
し一部を採粒外筒4の上端部内面に衝突させて、粒状体
落下路6に落下させる様にし、粒状体落下路6を落下し
た粒状体は傾斜底板6′上を流下して、粒状体流出管7
を通じて粉末容器1の外部に設置したコンベヤー17上
に流下し、コンベヤー17で所定位置に運び出す様にな
っているのである。
分級回転板10の外周面には多数の送風翼13を等間隔
を保って取付け、分級回転板10の回転に依って、採粒
内筒5と駆動部ケース9との間の空間で構成する粉末流
下路8に流下気流を発生させて、分級回転板10の回転
に依って上部空間に浮遊する粉末を下側へ流下させて、
粉末容器1の底部に重力で堆積させた後、流下した空気
は採粒外筒4と粉末容器1との間の間隔を通って、上部
空間に移動循環するのである。
を保って取付け、分級回転板10の回転に依って、採粒
内筒5と駆動部ケース9との間の空間で構成する粉末流
下路8に流下気流を発生させて、分級回転板10の回転
に依って上部空間に浮遊する粉末を下側へ流下させて、
粉末容器1の底部に重力で堆積させた後、流下した空気
は採粒外筒4と粉末容器1との間の間隔を通って、上部
空間に移動循環するのである。
分級回転板10に依って回転力が与えられて、遠心力に
依って分級される砕砂には表面乾燥状態の砕砂が使用さ
れるのであるが、それでも尚、保有する水分に相違があ
ったり、原石の比重に相違があって、同じ速度で回転す
る分級回転板10で分級しても粒状体落下路6に落下し
た砕砂が含有する粒子の分布状態は第5図に1点鎖線F
1.F2.F3.F4で示す4例の様に各界なるので、
分級した粒状体の粒子分布状態を所要一定に、即ち、第
5図両側の点線り及びEの中間に位置する曲線上に在る
様に、調整するには、電動機11に依る伝動回転軸12
の回転速度を調整するか、又は採粒内筒4上端に取付け
た調節環15を昇降調節するか、或は両方を調整して行
なうのである。
依って分級される砕砂には表面乾燥状態の砕砂が使用さ
れるのであるが、それでも尚、保有する水分に相違があ
ったり、原石の比重に相違があって、同じ速度で回転す
る分級回転板10で分級しても粒状体落下路6に落下し
た砕砂が含有する粒子の分布状態は第5図に1点鎖線F
1.F2.F3.F4で示す4例の様に各界なるので、
分級した粒状体の粒子分布状態を所要一定に、即ち、第
5図両側の点線り及びEの中間に位置する曲線上に在る
様に、調整するには、電動機11に依る伝動回転軸12
の回転速度を調整するか、又は採粒内筒4上端に取付け
た調節環15を昇降調節するか、或は両方を調整して行
なうのである。
この考案の乾式砕砂回転分級機は上述の様に上部のサー
ジタンク3から一定量ずつ流下する砕砂を分級回転板1
0上に受けて、砕砂に回転を与え、遠心力で飛散させて
遠くへ飛んだものを粒状体落下路6に落下させて外部に
取出し、微粉末を分級回転板10の外周に取付けた送風
翼13で粉末流下路8に起生ずる流下気流に乗せて粉末
容器1の下端部に移動堆積させる様になっているので、
岩石を破砕して得られる砕砂を標準仕様書に適合するコ
ンクリート用細粒骨材に乾式の方法で篩を使用しないで
調整製造することが出来て、砕砂からコンクリート用細
粒骨材を容易迅速に安価に製造出来る効果があるのであ
る。
ジタンク3から一定量ずつ流下する砕砂を分級回転板1
0上に受けて、砕砂に回転を与え、遠心力で飛散させて
遠くへ飛んだものを粒状体落下路6に落下させて外部に
取出し、微粉末を分級回転板10の外周に取付けた送風
翼13で粉末流下路8に起生ずる流下気流に乗せて粉末
容器1の下端部に移動堆積させる様になっているので、
岩石を破砕して得られる砕砂を標準仕様書に適合するコ
ンクリート用細粒骨材に乾式の方法で篩を使用しないで
調整製造することが出来て、砕砂からコンクリート用細
粒骨材を容易迅速に安価に製造出来る効果があるのであ
る。
第1図はこの考案の側面図、第2図は第1図のA−A’
断面の1部を拡大した拡大断面図、第3図は回転分級板
の側面図、第4図は第3図の平面図、第5図は砕砂粒子
の分布状態と、標準仕様書で許容された細粒骨材の粒子
の分布の範囲と、この考案の分級機で調整した4例の砕
砂の粒子分布状態とを示す曲線である。 図中、1・・・・・・粉末容器、2・・・・・・蓋外筒
、3・・・・・・サージタンク、4・・・・・・採粒外
筒、5・・・・・・採粒内筒、6・・・・・・粒状体落
下路、6′・・・・・・粒状体落下路の傾斜底板、7・
・・・・・粒状体流出管、8・・・・・・粉末流下路、
9・・・・・・駆動部ケース、10・・・・・・回転分
級板、11・・・・・・電動機、12・・・・・・伝動
回転軸、13・・・・・・送風翼、14・・・・・・調
節環。
断面の1部を拡大した拡大断面図、第3図は回転分級板
の側面図、第4図は第3図の平面図、第5図は砕砂粒子
の分布状態と、標準仕様書で許容された細粒骨材の粒子
の分布の範囲と、この考案の分級機で調整した4例の砕
砂の粒子分布状態とを示す曲線である。 図中、1・・・・・・粉末容器、2・・・・・・蓋外筒
、3・・・・・・サージタンク、4・・・・・・採粒外
筒、5・・・・・・採粒内筒、6・・・・・・粒状体落
下路、6′・・・・・・粒状体落下路の傾斜底板、7・
・・・・・粒状体流出管、8・・・・・・粉末流下路、
9・・・・・・駆動部ケース、10・・・・・・回転分
級板、11・・・・・・電動機、12・・・・・・伝動
回転軸、13・・・・・・送風翼、14・・・・・・調
節環。
Claims (1)
- 円筒状粉末容器1の上端を蓋する蓋外筒2の上面に砕砂
原料を貯えるサージタンク3を設置し、蓋外筒2の内部
に、一定間隔を保って、上端が開口する採粒外筒4と、
採粒内筒5とを取付けて、採粒外筒4、採粒内筒5の中
間の空間を以て、粒状体落下路6を構威し、粒状体落下
路6の下端に急傾斜した傾斜底板6′を取付け、傾斜底
板6′の最低部に粒状体流出管7を連結して外端を粉末
容器1の外壁を貫通して、外側に開口させ、採粒内筒5
の内部に円筒状の駆動部ケース9を取付けて、採粒内筒
5と駆動部ケース9との間の空間を以て粉末流下路8を
構威し、駆動部ケース9の内部に無段変速装置を組合せ
た電動機11を、伝動回転軸12を上側にして取付け、
伝動回転軸12の上端を駆動部ケース9の上面に突出さ
せて、上端にサージタンク3から流下する砕砂を受けて
遠心分級する分級回転板10を取付け、分級回転板10
の外周に、粉末流下路8に流下気流を起生ずる送風翼1
3多数を等間隔を保って取付け、採粒内筒5の上端に昇
降調節自在に調節環14を取付けた乾式砕砂回転分級機
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11329580U JPS5839825Y2 (ja) | 1980-08-07 | 1980-08-07 | 乾式砕砂回転分級機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11329580U JPS5839825Y2 (ja) | 1980-08-07 | 1980-08-07 | 乾式砕砂回転分級機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5735886U JPS5735886U (ja) | 1982-02-25 |
JPS5839825Y2 true JPS5839825Y2 (ja) | 1983-09-07 |
Family
ID=29474315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11329580U Expired JPS5839825Y2 (ja) | 1980-08-07 | 1980-08-07 | 乾式砕砂回転分級機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5839825Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-07 JP JP11329580U patent/JPS5839825Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5735886U (ja) | 1982-02-25 |
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