JPS5839710A - 高炉操業法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高炉操業中のシャフト部における円周方向荷下
シを一定に保つため羽口部で湿分を投入しその荷下り状
況に応じて羽口１本毎又は複数のブロックに分けた各ブ
ロック毎の羽口の吹き込み流量を調整する高炉操業法に
関するものである。

一般に高炉の操業中、炉内に装入物が均一に降下しない
と、炉内ガスの通気性が一定にならなくなる。そのため
通気性が悪くなり、炉壁に装入物が付着する。また、一
時的に降下すればスリップ（第　２　貞） 現象を起して羽口前に未還元性の鉱石が降下１７、炉床
部を冷却するため溶銑・溶滓の流動性が悪くなる。

そのため、従来この種の操業方法としては高炉シャフト
部における円周方向の荷下り偏倚を単に２〜４本位の少
ないサウジング（装入測定装置）で把握し、その荷下ル
偏倚を是正するため各羽口部から吹き込む重油の量を調
整し湿分に対しては全周はぼ一定で行っていた。

このようにサウジングの本数が少ないため、円周方向の
荷下シ分布が正確に把握できず、また、羽口毎の重油制
御は低流量時においてはバーナーチップ詰シ等が生じ、
その制御は困難になる可能性があり九、。

本発明はこのような従来の欠点を除去したもので、サウ
ジングによる装入物の荷下りをサウジングの数を増加し
て細かく把握すると同時に１ガス分析及び温度測定によ
シ適正な湿分を計算して、その適性湿分を各羽口毎又は
複数のブロックに分けた各ブロック毎の羽口に調整して
、その荷下）（第　３　頁） を一定に保つようにしたものである。以下本発明の一実
施例を図面により詳細に説明する。

第１図は本発明操業方法を説明するための概略構成図、
第２図はサウジングの配置状態を示す平面図である。

先ず、シャフト１内の装入物荷下シ状況を知るため、そ
の円周方向に適当な数（図では８箇所）にサウジング２
を設ける。また、シャフト上部における円周方向にガス
ゾンデ３を同じ数だけ挿入設置し、それぞれガス分析（
ＣＯ，Ｃへ、　Ｈ２−Ｎｔ　）及び温度測定を行ない、
その炉内反応をモデル計算する。

一方、サウジング２により円周方向の実際の荷下りを測
定し、そして各羽口４毎に湿分吹込み装置５を設け、こ
れらの実測データより先に計算した円周方向の荷下り偏
倚を防止するため羽口４毎の湿分吹込み量を調整するよ
うにしたものである。

なお、複数個（例えば３２個）設けられている羽口４を
複数個（例えば８つ）のブロックに分け、各ブロックに
おける羽口毎の湿分吹込み量を調整するよう圧しても効
果上問題ない。

このことＫよって、羽口４よシ送風する送風中の湿分（
Ｈ２Ｏ）は羽口燃焼帯で水性ガス反応を起してＣＯと水
素に分解する。従って、湿分を加えることによシボツシ
ュガス中のＣＯ濃度、ｕｔｌｌ［が上昇し、還元ガスが
増加するの！コークス比は低下する。従ってガス量の通
気性のよい所は湿分を少くするようにする。なお、湿分
の吹込み方法としては各羽口４のブローパイプよシ吹込
み、１本毎又は各ブロック毎の流量を可能にする。

次に１実施例としてサウジングを円周方向に８箇所設け
ると共に、円周方向に３２本設けられた羽口を、４本の
羽口な１ブロツクとして８ブロツクに分け、各サウジン
グの位置におけるそれぞれのガス温度、ガス成分及び荷
下りスピードを実際に測定した結果と、これらによるデ
ータから計算の結果、各ブロック毎の羽口の吹込み湿分
量を次表に示す。

（第６　頁） 実験の結果、円周方向の荷下りスピードをほぼ同じＫす
ることができた。

以上、詳細に説明したように、本発明によれば円周方向
での装入物荷下シ速度の差がなくなり、最良の高炉操業
状態が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明高炉操業方法を説明するための概略構成
図。第２図はサウジングの配置状態を示す図である。 １・・・・・・シャフト　　　　２・・・・・・サウジ
ング３・・・・・・ガスゾンデ　　　４・・・・・・羽
口特許出願人　住友金属工業株式会社 第１図 第２図 ５９−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 高炉操業中のシャフト部における円周方向の荷下多速度
   とガス分析値を実測し、前記実測値にもとずき各羽口又
   は複数のブロックに分けた各ブロック毎の羽口における
   湿分量の基準値を設定μ前記基準値になるよう各羽口又
   は各ブロック毎の湿分吹込み量を調整して荷下りを一定
   にすることを特許とする高炉操業法。