JPS5839694Y2 - 歯科用ｘ線装置における駆動機構 - Google Patents
歯科用ｘ線装置における駆動機構Info
- Publication number
- JPS5839694Y2 JPS5839694Y2 JP1979068344U JP6834479U JPS5839694Y2 JP S5839694 Y2 JPS5839694 Y2 JP S5839694Y2 JP 1979068344 U JP1979068344 U JP 1979068344U JP 6834479 U JP6834479 U JP 6834479U JP S5839694 Y2 JPS5839694 Y2 JP S5839694Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- bearing
- moving plate
- guide rail
- drive mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、歯列弓の断層写真を撮影するための歯科用Ｘ
線撮影装置における駆動機構に関するものである。
線撮影装置における駆動機構に関するものである。
従来、この種の装置として、放物線乃至楕円形である歯
列弓を、両側の臼歯部域と、前歯部域とに区分し、その
３つの領域をそれぞれ円弧状に仮想して、３つの円弧の
連続によって、歯列弓に近似する円軌動を形成し、との
軌道に泊ってＸ線管を移動させることにより、Ｘ線管と
歯列弓を通つて直線上に対向する位置にあるＸ線フィル
ムに、歯列弓の断層写真を撮影する一般にオルソパント
モグラフと称するＸａ撮影装置は、例えば特公昭４７−
１５０５２号公報に釦いて公知である。
列弓を、両側の臼歯部域と、前歯部域とに区分し、その
３つの領域をそれぞれ円弧状に仮想して、３つの円弧の
連続によって、歯列弓に近似する円軌動を形成し、との
軌道に泊ってＸ線管を移動させることにより、Ｘ線管と
歯列弓を通つて直線上に対向する位置にあるＸ線フィル
ムに、歯列弓の断層写真を撮影する一般にオルソパント
モグラフと称するＸａ撮影装置は、例えば特公昭４７−
１５０５２号公報に釦いて公知である。
しかしながら、このＸ線撮影装置に釦ける欠陥は、歯列
弓両側の臼歯部域を描く円弧の中心点と、前歯部域を描
く円弧の中心点とが異るため、歯列弓の臼歯部域から前
歯部域に移行するとき及び前歯部域から臼歯部域へ移行
するときの円弧中心点の変換作用並びに臼歯部域と前歯
部域との撮影速度の変化などにより、鮮明で均一な断層
写真が得られない欠点を有している。
弓両側の臼歯部域を描く円弧の中心点と、前歯部域を描
く円弧の中心点とが異るため、歯列弓の臼歯部域から前
歯部域に移行するとき及び前歯部域から臼歯部域へ移行
するときの円弧中心点の変換作用並びに臼歯部域と前歯
部域との撮影速度の変化などにより、鮮明で均一な断層
写真が得られない欠点を有している。
そこで本考案は、叙上の欠点を除去するためなされたも
ので、以下これを実施例である図面にょシ詳述すると、
中央部に方形状の抜孔１′を有した基板１の上面左右位
置に、前後方向に延びる第１案内レール２，２を所要の
側方間隔をもって軸受１９により平行に設置して、この
第１案内レール２．２の内側面に、前記抜孔１′内に嵌
合された方形状の第１移動板３を前後方向に移動案内す
るため、その四隅上面に設けた第１案内ローラー４゜４
．４．４を転勤自在に支持し、また前記基板１の上面前
後位置に、一方が基板１上に直接に、他方が軸受２０を
介して取付けられた横方向に延びる上下１組をなす第２
案内レール５，５′及び５゜５′を、平行に設置して、
この前後位置に設置された各第２案内レール５，５′間
に、方形状の第２移動板６の四隅下面に有する軸受部材
２１に軸支された第２案内ローラー７・・・・・・を介
して、第２移動板６を、前後方向移動可能に支持せしめ
ると共に、この第２移動板６に、軸受筒８を垂直方向に
貫通して固定し、この軸受筒８内に、Ｘ線管と断層フィ
ルムとを両端部に備えたアームを下端部に取付けるため
の回転軸９を、ベアリング１０・・・・・・を介して回
動可能なように軸承すると共に、この回転軸９の下方に
扁心輪１４をキー２２により軸止して、これを、第１移
動板３に設けた円形の貫孔１２内にベアリング１３を介
して回動可能なように水平保持し、かつ前記回転軸９の
上端には、傘歯車１５を固設して、該傘歯車１５に、前
記第２移動板６に、ブラケット２３を介して据付けた電
動機１６の出力軸１７端に軸止した小傘歯車１８を噛合
せしめてなるものである。
ので、以下これを実施例である図面にょシ詳述すると、
中央部に方形状の抜孔１′を有した基板１の上面左右位
置に、前後方向に延びる第１案内レール２，２を所要の
側方間隔をもって軸受１９により平行に設置して、この
第１案内レール２．２の内側面に、前記抜孔１′内に嵌
合された方形状の第１移動板３を前後方向に移動案内す
るため、その四隅上面に設けた第１案内ローラー４゜４
．４．４を転勤自在に支持し、また前記基板１の上面前
後位置に、一方が基板１上に直接に、他方が軸受２０を
介して取付けられた横方向に延びる上下１組をなす第２
案内レール５，５′及び５゜５′を、平行に設置して、
この前後位置に設置された各第２案内レール５，５′間
に、方形状の第２移動板６の四隅下面に有する軸受部材
２１に軸支された第２案内ローラー７・・・・・・を介
して、第２移動板６を、前後方向移動可能に支持せしめ
ると共に、この第２移動板６に、軸受筒８を垂直方向に
貫通して固定し、この軸受筒８内に、Ｘ線管と断層フィ
ルムとを両端部に備えたアームを下端部に取付けるため
の回転軸９を、ベアリング１０・・・・・・を介して回
動可能なように軸承すると共に、この回転軸９の下方に
扁心輪１４をキー２２により軸止して、これを、第１移
動板３に設けた円形の貫孔１２内にベアリング１３を介
して回動可能なように水平保持し、かつ前記回転軸９の
上端には、傘歯車１５を固設して、該傘歯車１５に、前
記第２移動板６に、ブラケット２３を介して据付けた電
動機１６の出力軸１７端に軸止した小傘歯車１８を噛合
せしめてなるものである。
なお図においては、各軸受部材２１に、第２案内ローラ
ー７を夫夫２個宛取付けて、その一方を上位の第２案内
レール５の下側面に、その他方を下位の第２案内レール
５の上面に夫々当接させて成り、寸た基板１の下面には
、カバー１１が取付けである。
ー７を夫夫２個宛取付けて、その一方を上位の第２案内
レール５の下側面に、その他方を下位の第２案内レール
５の上面に夫々当接させて成り、寸た基板１の下面には
、カバー１１が取付けである。
２４は止ナツトである。
しかして第１図の状態から電動機１６を始動すると、こ
の回転は、出力軸１７と、小傘歯車１８並びに傘歯車１
５を介して回転軸９に伝えられるが、回転軸９０回転中
心点ｐ１と、第１移動板３に嵌合された扁止輪１４の回
転中心点ｐ２とが、ａ宛扁心されているから、第１移動
板３は第１案内ローラー４・・・・・・を介して第１案
内レール２，２に案内されながら前後方向に移動すると
共に、第２移動板６に固定された軸受筒８内に、回転軸
９が軸承されていることにより、第２移動板６も第２案
内ローラー７・・・・・・を介して第２案内レール５゜
５′に案内されながら左右方向に移動する。
の回転は、出力軸１７と、小傘歯車１８並びに傘歯車１
５を介して回転軸９に伝えられるが、回転軸９０回転中
心点ｐ１と、第１移動板３に嵌合された扁止輪１４の回
転中心点ｐ２とが、ａ宛扁心されているから、第１移動
板３は第１案内ローラー４・・・・・・を介して第１案
内レール２，２に案内されながら前後方向に移動すると
共に、第２移動板６に固定された軸受筒８内に、回転軸
９が軸承されていることにより、第２移動板６も第２案
内ローラー７・・・・・・を介して第２案内レール５゜
５′に案内されながら左右方向に移動する。
その結果、第１移動板３の前後方向移動と、第２移動板
６の左右方向移動との組合せにより、回転軸９の回転中
心点ｐ１と、扁心輪１４の回転中心点ｐ２とを結ぶ横方
向の一直線上の任意位置にｐ点をとると、このｐ点をと
ると、このｐ点は、電動機１６の正逆回転に伴って、第
３図に示す軌道Ｍ上を移動し、この軌道Ｍが、歯列弓の
形状に近似して、Ｘ線管は、この軌跡に沿って移動する
ことになり、従って本考案によれば、鮮明で均一な精度
の高い断層撮影を行うことができると共に、回転軸の回
転及び第１．第２移動板の移動を単一の電動機により行
う構成であるから、構造が簡単で装置の小型軽度化に適
し、かつ機械的動作の安定性及び円滑性も充分に得るこ
とができる等の利点を有するものである。
６の左右方向移動との組合せにより、回転軸９の回転中
心点ｐ１と、扁心輪１４の回転中心点ｐ２とを結ぶ横方
向の一直線上の任意位置にｐ点をとると、このｐ点をと
ると、このｐ点は、電動機１６の正逆回転に伴って、第
３図に示す軌道Ｍ上を移動し、この軌道Ｍが、歯列弓の
形状に近似して、Ｘ線管は、この軌跡に沿って移動する
ことになり、従って本考案によれば、鮮明で均一な精度
の高い断層撮影を行うことができると共に、回転軸の回
転及び第１．第２移動板の移動を単一の電動機により行
う構成であるから、構造が簡単で装置の小型軽度化に適
し、かつ機械的動作の安定性及び円滑性も充分に得るこ
とができる等の利点を有するものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は第２移動
板を省略した平面図、第２図は縦断正面図、第３図は回
転軸と扁心輪との関係を示す部分平面図、第４図は同正
面図である。 図中１は基板、２は第１案内レール、３は第１移動板、
４は第１案内ローラー ５は第２案内レール、６は第２
移動板、７は第２案内ローラー、８は軸受筒、９は回転
軸、１２は貫孔、１４は扁心輪、１５は傘歯車、１６は
電動機、１７は出力軸、１８は小傘歯車である。
板を省略した平面図、第２図は縦断正面図、第３図は回
転軸と扁心輪との関係を示す部分平面図、第４図は同正
面図である。 図中１は基板、２は第１案内レール、３は第１移動板、
４は第１案内ローラー ５は第２案内レール、６は第２
移動板、７は第２案内ローラー、８は軸受筒、９は回転
軸、１２は貫孔、１４は扁心輪、１５は傘歯車、１６は
電動機、１７は出力軸、１８は小傘歯車である。
Claims (1)
- 基板に、第１案内ローラーの転勤によυ第１案内レール
に沿って前後方向に移動する第１移動板と、第２案内ロ
ーラーの転勤により第２案内レールに沿って左右方向に
移動する第２移動板とを配設し、前記第２移動板には、
垂直方向に延びかつＸ線管と断層フィルムとを両端に有
したアームを回転する回転軸を軸承した軸受筒と、前記
回転軸を駆動する電動機とを取付けると共に、前記回転
軸に扁心輪を軸止して、との扁心輪を前記第１移動板に
設けた貫孔にベアリングを介して回転自在に連結せしめ
て成る歯側用Ｘ線装置における駆動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979068344U JPS5839694Y2 (ja) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | 歯科用ｘ線装置における駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979068344U JPS5839694Y2 (ja) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | 歯科用ｘ線装置における駆動機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55168313U JPS55168313U (ja) | 1980-12-03 |
| JPS5839694Y2 true JPS5839694Y2 (ja) | 1983-09-07 |
Family
ID=29302217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979068344U Expired JPS5839694Y2 (ja) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | 歯科用ｘ線装置における駆動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5839694Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52103988A (en) * | 1976-02-25 | 1977-08-31 | Morita Mfg | Method and device for taking curved sectional plane of xxray |
-
1979
- 1979-05-23 JP JP1979068344U patent/JPS5839694Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52103988A (en) * | 1976-02-25 | 1977-08-31 | Morita Mfg | Method and device for taking curved sectional plane of xxray |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55168313U (ja) | 1980-12-03 |
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