JPS5835218Y2 - 歯科用全額x線撮影装置 - Google Patents

歯科用全額x線撮影装置

Info

Publication number
JPS5835218Y2
JPS5835218Y2 JP2842677U JP2842677U JPS5835218Y2 JP S5835218 Y2 JPS5835218 Y2 JP S5835218Y2 JP 2842677 U JP2842677 U JP 2842677U JP 2842677 U JP2842677 U JP 2842677U JP S5835218 Y2 JPS5835218 Y2 JP S5835218Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
film support
ray
arm
ray film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2842677U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53122176U (ja
Inventor
一夫 林
Original Assignee
株式会社モリタ製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社モリタ製作所 filed Critical 株式会社モリタ製作所
Priority to JP2842677U priority Critical patent/JPS5835218Y2/ja
Publication of JPS53122176U publication Critical patent/JPS53122176U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5835218Y2 publication Critical patent/JPS5835218Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は患者の歯列弓を連続的にX線断層撮影を行なう
歯科用全顎X線撮影装置に関する。
この種装置は歯列弓が楕円の円弧に近似しているところ
から、この歯列弓の楕円弧に沿ってX線フィルムを移動
させると共にこのX線フィルムに対してX線管を相対移
動させてフィルム面に平行な楕円曲線を断層軌跡となし
、この軌跡を中心とした断層山内に被写体を位置させて
断層撮影を行なうもので、パノラマ撮影の一つである。
ところで、従来の全顎X線撮影装置は、次のような問題
点をかかえていた。
即ち、上記の如く歯列弓の楕円弧に沿ってX線フィルム
とX線管とを相対移動させる場合、断層軌跡は楕円弧を
描くX線フィルムと平行して描かれるため、例えば第5
図に示す如く純正楕円弧として表われる。
この第5図に於ける断層軌跡10と標準歯列弓を基準と
して求めたものとすると、診断可能な断層巾10′は前
歯に於て約5m/m、臼歯部で約15m/mとなってい
る。
しかし、実際には各歯牙は各人によって異った傾きで植
立しており、丸歯のように通常の歯列弓から外方に突出
した歯もあり、予め設定された不変の断層山内に各人の
歯列弓が全部万遍なく這入ることは比較的少ない。
即ち、臼歯部分は断層巾が、上記の如く比較的広いため
殆んどの人の臼歯部は断層山内に這入るが、前歯部分は
上記の如く断層巾が狭いので、前歯が特殊な形状をして
いる場合断層中に這入らす遥影像は不鮮明となる。
また、特殊形状でなくても上下前歯の噛み合せ状態にず
れがあるまま撮影すると不鮮明な像しが得られない。
更に断層軌跡10は、上記第5図の如く純正楕円として
表われるので、外方拡開が比較的大なる顎関節部11に
対しては、その断層軌跡10か゛内側に位置しすぎて、
顎関節部11は断層巾10′外にはみ出してしまい顎関
節部11の鮮明な像を得ることが出来ない。
本考案は上記のような問題点を解消すべくなされたもの
であって、即ち、本考案は、従来の如くただ単に楕円弧
の断層軌跡を得るものではなく、部分的に断層軌跡を可
変出来るようにし、これによって歯列弓は勿論、顎関節
部に互ってより鮮明な像を出現出来るようにしたもので
ある。
以下に本考案の一実施例を図面に採って詳細に説明する
第1図は一部断面した本考案の一実施例要部側面図、第
2図は一部切り欠いた同平面図、第3図は回転ロータの
移動レール用板体の底面側斜視図、第4図は本考案装置
による断層軌跡及び断層中の説明図で゛ある。
図例の本考案全顎X線撮影装置は、基台1上に設けられ
た十字溝111,112に移動子113,114を納置
し、この移動子113,114の夫々に立設されたピン
115,116間にアーム2を載架し、このアーム2の
両端にX線管3及びX線フィルム支持具4を設けて、こ
れらが楕円軌跡を描いて共に相対移動するようにしてあ
り、このX線フィルム支持具4を患者の歯列弓とほぼ平
行に沿わせて移動させるようにしである。
そして上記X線フィルム支持具4に支持されたフィルム
の未感光部分に対してX線管3からのX線を連続的に照
射出来るように上記X線管3及びX線フィルム支持具4
の楕円弧状相対移動と同期的にX線フィルム支持具4自
体を回転するようにしである。
このような装置で患者の歯列並びに全顎を連続的に断層
撮影を行なうが、この装置に於て本考案の特徴とすると
ころは、上記X線フィルム支持具4自体の回転速度をX
線管3及びX線フィルム支持具4の相対移動中に可変出
来るようにフィルム支持具4の可変回転伝達機構5をア
ーム2上に設けた点であって、図例に於けるこのX線フ
ィルム支持具4の可変回転伝達機構5は、アーム2とは
間隙6を隔てて該アーム2上に固設されたロータ7と、
該ロータ7の回転速度を可変するため、このロータ7の
回転軌道71中の所望部分に傾斜面81を設けたロータ
7の移動レール用板体8と、この板体8を取付ける上下
揺動アーム9とより威り、この上下揺動アーム9は図例
では装置本体支柱100に取付けである。
上記ロータフの回転は上記ロータ7の移動レール用板体
8との摩擦回転によるものであるから、ロータ7が摩擦
回転可能な程度の重量圧を揺動アーム9は有している。
そしてアーム2がモータmの駆動によって回転するとロ
ータ7は移動レール用板体8の回転軌道700に沿って
回転移動す4が、このロータ7の移動レール用板体8は
、図例では第3図のように半楕円弧状のロータ7の回転
軌道700中の長径接点部O及び短径の両接点部P、P
部を最大厚みとし、以下徐々に傾斜せしめて中央胴部は
平面9面一82にしである。
而してロータ7の回転をX線フィルム支持具に伝えるい
くつかの中間ロータ70,71.72を連続圧接的に設
けてあり、即ちアーム2が矢印a方向に回転するとロー
タ7はb方向に回転し、このロータ7と同軸的に設けら
れた第2のロータ70をC方向に回転させ、この第2の
ロータ70は第3のロータ71 d方向に回転させ、こ
の第3のロータ71はX線フィルム支持具4を回転させ
る第4のロータ72をC方向に回転させる。
上記構成に於て、上記の如くアーム2をa方向に回転す
るとロータ7はb方向に回転し、その回転軌道700は
平面的には第2図の如く純正楕円弧状であるが、この際
本考案装置は、上記の如くロータ7の軌道700には傾
斜面81が所望個所に設けであるので、アーム2の回転
速度が一定であれば、傾斜面81においてロータ7は平
面9面一部82より早く回転し、従ってこのロータ7よ
り伝達されて回転するフィルム支持具4も早く回転する
結果断層軌跡は第4図の如く前述第5図のものより前歯
部及び顎関節部で外方に表われ、前歯及び顎関節部は断
層山内に這入る。
従って、前歯が特殊形状であったり、部分的に通常の歯
列弓から飛び出した歯牙があったとしても鮮明な影像を
得ることが出来る。
また、顎関節部11の拡開部も断層山内に入れることが
出来鮮明な像を得ることが出来る。
また、傾斜面81の軌道700中に於ける位置付けの異
ったものを種々ロータ7の移動レール用板体8に形成し
ておけば、患者の歯牙、歯列及び顎の形状に応じてそれ
とマツチする移動レール用板体8と交換し得、個々の患
者に於て鮮明なX線撮影像を得ることが出来る。
尚、図例では傾斜81は板体8より凸出せしめて形成し
であるが、板体8の厚みを大きくして凹みの傾斜面を形
成しても良いことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部断面した本考案の一実施例要部側面図、第
、2図は一部切り欠いた同平面図、第3図は回転ロータ
の移動レール用板体の底面側斜視図、第4図は本考案装
置による断層軌跡及び断層中の説明図、第5図は従来装
置による断層軌跡及び断層中の説明図である。 符号の説明 1・・・・・・基台、2・・・・・・アー
ム、3・・・・・・X線管、4・・・・・・X線フィル
ム支持具、5・・・・・・X線フィルム支持具の可変回
転伝達機構、6・・・・・・間隙、7・・・・・・ロー
タ、700・・・・・・回転軌道、8・・・・・・ロー
タの移動ロール板体、81・・・・・・傾斜面、9・・
・・・・上下揺動アーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■、固定された基台1に同一水平面域でアーム2の一点
    が楕円軌跡を描くようなそのアーム2の左右両端にX線
    管3及びX線フィルム支持具4を設けて相対移動させて
    このX線フィルム支持具4を患者の歯列弓に沿わせて移
    動させ、且つこのX線フィルム支持具4に支持されたフ
    ィルムの未感光フィルム部分に対して、上記X線管3よ
    りのX線を連続的に照射出来るように上記X線管3及び
    X線フィルム支持具4の相対移動と同期的にX線フィル
    ム支持具4自体を回転せしめて連続的に断層撮影を行な
    うようにした歯科用全顎X線撮影装置に於て、上記X線
    フィルム支持具4自体の回転速度を、X線管3及びX線
    フィルム支持具4の相対移動中に可変出来るようにフィ
    ルム支持具4の可変回転伝達機構5をアーム2上に設け
    て成り、この可変回転伝達機構5が、アーム2とは間隙
    6を隔てて該アーム2上に固設されたロータ7と、該ロ
    ータフの回転速度を可変するため、該ロータ7の回転軌
    道700中の所望部分に傾斜面81を設けたロータ7の
    移動レール用板体8と、この板体8を取付ける上下揺動
    アーム9とを含むことを特徴とする歯科用全顎X線撮影
    装置。 2、所望部分に傾斜を設けたロータ7の移動レール用板
    体8が、上下揺動アーム9に対して着脱交換自在である
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の装置。
JP2842677U 1977-03-08 1977-03-08 歯科用全額x線撮影装置 Expired JPS5835218Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2842677U JPS5835218Y2 (ja) 1977-03-08 1977-03-08 歯科用全額x線撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2842677U JPS5835218Y2 (ja) 1977-03-08 1977-03-08 歯科用全額x線撮影装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53122176U JPS53122176U (ja) 1978-09-28
JPS5835218Y2 true JPS5835218Y2 (ja) 1983-08-08

Family

ID=28874379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2842677U Expired JPS5835218Y2 (ja) 1977-03-08 1977-03-08 歯科用全額x線撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5835218Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53122176U (ja) 1978-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2613726A (en) Chair for use in x-ray photographing of teeth
JP4480043B2 (ja) パノラマ及びct兼用x線撮影装置
JP4480041B2 (ja) パノラマ及びct兼用x線撮影装置
US3536913A (en) Panoramic x-ray machine for taking radiographs of the oral cavity
KR101503722B1 (ko) 단층 사진을 생성하기 위한 방법
JP3291406B2 (ja) パノラマx線撮影装置
JP2007526104A (ja) パノラマ、ct及び頭部計測兼用x線撮影装置
JPS6211436A (ja) 歯科用写真に特に適したパノラマ式x線断層写真撮影装置
FI92973C (fi) Menetelmä ja laite panoraamaröntgenkuvauksessa
JP3149268B2 (ja) 平面断層撮影機能付き曲面断層x線撮影装置
US3673408A (en) Combination radiographic apparatus
FI90197B (fi) Menetelmä ja laite panoraamaröntgenkuvauksessa
JPH0217043A (ja) 歯科用x線装置
CN210077687U (zh) Cbct设备定位系统及具备该定位系统的cbct设备
JPS5835218Y2 (ja) 歯科用全額x線撮影装置
FI87135B (fi) Anordning foer aostadkommande av panorama-roentgenbildsprojektioner.
JP2015223511A (ja) X線撮影装置の整列バイト及びこれを有するx線撮影装置
US4321472A (en) Panoramic dental X-ray machine with camera detached therefrom
Pettit Panoramic radiography
FI67269C (fi) Apparat foer aostadkommande av panoramaroentgenbildprojektioner av ett tandbaogsformat objekt
FI73361C (fi) Roentgenfotograferingsanordning foer taenderna och hakorna.
JPS5910983Y2 (ja) 歯科用レントゲン撮影装置
JPS5839693Y2 (ja) パノラマx線撮影装置の運動機構
JPS5910979Y2 (ja) 多目的レントゲン
JPH0117371B2 (ja)