JPS5839441A - 複合断熱板 - Google Patents

複合断熱板

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JPS5839441A
JPS5839441A JP56139078A JP13907881A JPS5839441A JP S5839441 A JPS5839441 A JP S5839441A JP 56139078 A JP56139078 A JP 56139078A JP 13907881 A JP13907881 A JP 13907881A JP S5839441 A JPS5839441 A JP S5839441A
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JP
Japan
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board
composite
polystyrene foam
heat insulating
plate
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JP56139078A
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辻 欣勇
殿川 紘史
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Asahi Dow Ltd
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Asahi Dow Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は複合板、さらに詳くはポリスチレン、系発泡
板に無機質繊維で補強した炭酸カルシウム発泡板を積層
してなった複合断熱板に関する。その目的はポリスチレ
ン系発泡板の欠点である低耐熱性、可燃性、溶媒可溶性
、脆弱性等を改善した、極めて高い断熱性を備えた複合
断熱板を提案するにある。・ ポリスチレン系発泡板は熱伝導率が極めて低く、高圧縮
強度、低吸湿性、耐水性、形態保持性等を備え、建築物
、倉庫、タンク、パイプ等の断熱材として広く使用され
ている。しかし、耐熱温度(約80℃)が低く、可燃性
であり、ベンゼン等の溶媒に容易に溶解し、機械的にも
脆弱である等の欠点がある。従ってポリスチレン発泡板
を断熱材として用いる場合は使用部位あるいは使用条件
が制約されることが多かった。
この発明は上記問題点に着目してなされたものであり、
その要旨は、ポリスチレン系発泡板の少なくとも片表面
に無機質繊維で補強した炭酸カルシウム発泡板を積層し
てなった複合板である。  ゛ 無機質繊維で補強した炭酸カルシウム発泡板(この発明
においては以下、炭カル板と呼称する)は、炭酸カルシ
ウムと補強材である。ガラス繊維、石綿、炭素繊維等の
無機質繊維とを少量の合成樹脂バインダーを用いて発泡
成形してなったものである。この炭カル板、例えば補強
材として石綿、バインダーとして塩化ビニル系樹脂を用
いたもの(フジ化成工業社製、商品名ロックセルボード
)は、熱伝導率0,055Kcal/m hr℃でポリ
スチレン系発泡板の熱伝導率(旭ダウ社製、スタイロフ
ォームEKは0.025 Kcal/mhr 1:)に
比べ劣るが、300℃の高温に耐え、不燃性であシ、衝
撃や折曲に対し脆さがなく、溶媒にも不溶でポリスチレ
ン系発泡板の欠点を補う物性を備えている。
従って、ポリスチレン系発泡板の表面に炭カル板を積層
してなった複合板は、ポリスチレン系発泡板単独のもの
に比べ、断熱性能はやや低下するが殆んど同等の極めて
高い性能を備え、表層部の耐熱性、耐火性、溶媒溶解性
および脆弱性等が改善されて、使用部位および条件が著
しく拡大される。逆に炭カル板単独のものに比べても、
断熱性能が向上し、軽量化(ポリスチレン系発泡板30
〜40に9/m”、炭カル板90〜120Kl/m3>
と低コスト化が可能となシ断熱材としての使用可能範囲
を拡大することができる。
以下実施例を図面を用い説明する。
第1図に示す複合板Aは、厚さ25wmのポリスチレン
系発泡板10片表面に厚さ10+mnの炭カル板2を接
着剤接合し積層してなったものである。
この複合板Aはポリスチレン系発泡板単独のものに比べ
脆弱性が向上し、同じ厚さの炭カル板単独のものに比べ
断熱性能が優れている。従って、第2図のごとく、木造
建物の外側に断熱材として取付け、屋外層に配した炭カ
ル板2の表面に直接モルタル3を塗着して外壁を形成す
ることかできる。炭カル板2はモルタル3の重量を支承
し、しかもモルタル3との接着強度も高くラス金網等を
用いることなく、実用強度を有し、内層のポリスチレン
系発泡板と一体となシ、高い断熱と防湿効果を挙げるこ
とができる。   □第6図に示す複合板Bは前記第1
図の複合板Aの炭カル板2面に薄鋼板4を接着積層して
なったものである。なお、この実施例においては、薄鋼
板4の隣合う2辺縁部は複合板Aの縁から10m程度幅
で張出し、張出縁部5が設けである。
第4図は第1図に示した複合板Aと第5図の複合板Bを
用い断熱した使用例である。これは円筒形タンク6の外
表面に4枚の複合板Aを炭カル板2を内側にして彎曲し
て添付け、その上面に4枚の厚さ50mのポリスチレン
系発泡板7を彎曲して添付け、さらにその上面に4枚の
摺合板Bを鋼板4を外側にして彎曲して添付け、構成し
たものである。内層の複合板A間の目地8、中層のポリ
スチレン系発泡板間60目地9、および外層の複合板8
間の目地10の位置はそれぞれ上下層間で約45’の角
度で相異し、中層のポリスチレン系発泡板7および外層
の複合板Bの周方内端近傍の外側から合成樹脂ねじ釘1
1を下層の複合板Aおよびポリスチレン系発泡板7にね
じ込み上下層間を連結し、三層の複合板A1ポリスチレ
ン発泡板7および複合板Bを一体とし環状を形成してい
る。また、同時に複合板Bの外側に位置する鋼板4の張
出縁部5を隣接する複合板8表面にオーバーラツプして
被せその間を接着剤で接合し、目地1oは完全に閉塞さ
れている。
この使用例においては、タンク6が80℃以上の高温と
なっても、これに接する材料は複合板Aの炭カル板2で
あって耐熱性が高く、しかも、熱伝導率も低いので、内
層のポリスチレン系発泡板1,7が熱による損傷を発生
しがたい。
また、外面は鋼板4で覆われ剛性が高く、しかもその内
側に炭カル板2が配置しであるので、外部から加熱され
たり、衝撃を受けても損傷しがたい。
なお、合成樹脂ねじ釘11として、例えばポリエチレン
等の強度が高い材料製であって、直径5〜10W11長
さ50〜150mm、ねじ山数3〜10ケ/10個、先
端部と根本部との太さかあまシかわらないものを用いる
ならば連結強度が高く、上下層間の目地位置をずらせて
おき、上下層間にまたがりねじ込み連結するならば全体
が環状となシ、接着剤等で強固に接着しなくても、簡易
確実に取付施工ができ、金属材料のように断熱性の低下
もない。さらに、このタンクのように温度変化し、壁面
寸法が伸縮する場合には接着剤接着では剥離を起し易い
が、環状をなし取付けるならば、壁面の伸縮に応じ断熱
材が伸縮し断熱材が破損したシ脱落したシすることがな
い。また張出縁部5を設け、これをオーバーラツプし゛
て目地を閉塞するならば、断熱材層の気密性が高まシよ
シ好ましい。
第6図に示す使用例は、低温の円筒形タンク12の外側
面に複合板Aを炭カル板2を外側にして彎曲して添付け
だものである。端面が接する複合板A、Aの一方の縁部
は炭カル板2部分を帯状に切欠し、他方の縁部はポリス
チレン発泡板1部分を帯状に切欠し、切欠部分を相互に
合法多接合し、合法シ部分において外側から合成樹脂製
のねじ釘11を下層のポリスチレン系発泡板1までねじ
込み全体を環状となし取付けである。
この断熱構造は、タンク12壁面が低温であるので、こ
れに接するポリスチレン系発泡板1は損傷を受けること
がなく、外側は耐熱性、不燃性で、脆弱でない炭カル板
2が配しであるので外表面に保護層を設けることなく、
実用強度を保持することができる。また、ねじ釘11を
用いることによシ、取付作業が簡易化し、断熱性の低下
をもたらしたシ、タンク壁面の伸縮によシ損傷を起した
シすることがない。
この発明で用いるポリスチレン系発泡板は密度20〜6
0Kf/crns好ましくは25〜40Kg/ 〜3で
あり、厚さは通常25w〜1ooIIIKのもので、好
ましくは押出発泡成形板である。また、彎曲して曲面に
添付は使用する場合、あるいは添付は壁面が伸縮したシ
、極低温にさらされる場合などは、一方向に7〜60チ
の伸度がある発泡板、(例えば旭ダウ社製商品名スタイ
ロフォームフレックス)を用いるとよい。7〜30%の
破断伸び特性があると、亀裂を生じたシ破損することな
く容易に彎曲できるし、添付壁面の伸縮や低温による収
縮を自体の伸度で吸収緩和して亀裂、破損を生じ難く、
目地間隙が拡大したシすることが防止できる。
炭カル板は通常厚さ10m+程度あればこの複合板の目
的を達成することができる。しかし用途目的に応じ51
1I11〜20m程度の範囲で選択することができる。
ポリスチン系発泡板と積層するに当ってはエポキシ系、
ウレタン系、ゴム系、酢酸ビニル系ラテックス添加モル
タル等の接着剤を用い容易強固に接合できる。なかでも
、エポキシ系、ウレタン系、ラテックス添加モルタルは
耐熱性が高いので好適である。
この発明の複合断熱板は実施例に挙げたポリスチレン発
泡板の片表面に炭カル板を積層したものに限定されない
。必要に応じ、両面に炭カル板を積層することもできる
この発明は以上の通シであり、この複合断熱板はポリス
チレン系発泡板の欠点を改善し、炭カル板単独では達成
し得ない高い断熱性、軽量化、低コスト化を図り得るも
のであって、広い断熱部位に、使用条件を拘束されるこ
となく用いることを可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すものであって、第1図は
複合板の縦断面図、第2図は第1図の複合板を断熱材と
して用いた外壁の断面図、第6図(a)、(b)は鋼板
を積層した複合板の断面図およびコーナ一部の平面図、
第4図、第5図はタンク外周面を断熱施工した場合の断
面図および部分拡大断面図、第6図はタンク外周面を断
熱施工した別の態様例の部分断面図である。 1・・ポリスチレン系発泡板、2・・無機質繊維補強炭
酸カルシウム発泡板、3・・モルタル、4・・鋼板、5
・・張出縁部、6・・タンク、7・・ポリスチレン系発
泡板、8,9,10・・目地、11・・合成樹脂iじ釘
、12・・タンク。A・・複合板、B・・鋼板を積層し
た複合板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  ポリスチレン系発泡板の少なくとも片表面に
    無機質繊維で補強した炭酸カルシウム発泡板を積層して
    なることを特徴とする複合断熱板。
  2. (2)  ポリスチレン系発泡板が一方向に7〜30%
    の破断伸び特性を有する特許請求の範囲第一項記載の複
    合断熱板。
JP56139078A 1981-09-03 1981-09-03 複合断熱板 Granted JPS5839441A (ja)

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JPH0129698B2 JPH0129698B2 (ja) 1989-06-13

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