JPS5839374Y2 - 記録ペン保持装置 - Google Patents
記録ペン保持装置Info
- Publication number
- JPS5839374Y2 JPS5839374Y2 JP4468779U JP4468779U JPS5839374Y2 JP S5839374 Y2 JPS5839374 Y2 JP S5839374Y2 JP 4468779 U JP4468779 U JP 4468779U JP 4468779 U JP4468779 U JP 4468779U JP S5839374 Y2 JPS5839374 Y2 JP S5839374Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pen
- felt
- attached
- holding device
- mounting member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Recording Measured Values (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、記録計にフェルトペンを取付ける記録ペン保
持装置に関する。
持装置に関する。
フェルトペンを用いた記録計では、インクタンクを用い
た他の記録計のようにインク補充の必要がなく、インク
交換時に手が汚れたり、あるいはインク供給管を必要と
せず、扱いやすくしかも構造が簡単であるなどの特長を
有している。
た他の記録計のようにインク補充の必要がなく、インク
交換時に手が汚れたり、あるいはインク供給管を必要と
せず、扱いやすくしかも構造が簡単であるなどの特長を
有している。
また、最近のプラントの大形化傾向は、計装パネルに装
着される計器等の高密度化を促進し、従来の大形記録計
に代って多ペン式小型記録計にとって代りつつある。
着される計器等の高密度化を促進し、従来の大形記録計
に代って多ペン式小型記録計にとって代りつつある。
この多ペン式小形記録計においては、記録紙巻取り部分
のスペースが記録紙により必然的に決まるので、どうし
てもペン機構部の縮少が要望されている。
のスペースが記録紙により必然的に決まるので、どうし
てもペン機構部の縮少が要望されている。
この要望を満足するものとして、インクタンクあるいは
インク供給管を必要としないフェルトペンが最近多用さ
れるようになっている。
インク供給管を必要としないフェルトペンが最近多用さ
れるようになっている。
このフェルトペンは、第1図及び第2図に示すように記
録計に取付られている。
録計に取付られている。
すなわち、フェルトペン10は、記録計のガイド軸11
.11に矢印a方向に移動可能に取着されたトラバース
12に取付られている。
.11に矢印a方向に移動可能に取着されたトラバース
12に取付られている。
このトラバース12とフェルトペン10とは、第1図に
示すようにトラバース12に取着されたペンサポート1
3により結合されるか、第2図に示すようにフェルトペ
ン12の後端に設けられた溝10aをトラバース12の
支軸12aに嵌着されて結合されている。
示すようにトラバース12に取着されたペンサポート1
3により結合されるか、第2図に示すようにフェルトペ
ン12の後端に設けられた溝10aをトラバース12の
支軸12aに嵌着されて結合されている。
このようにしてフェルトペン10を記録計に取着し、記
録信号に応じてトラバース12を介してフェルトペン1
0を移動させ、記録紙14上に信号を記録する。
録信号に応じてトラバース12を介してフェルトペン1
0を移動させ、記録紙14上に信号を記録する。
ところで、フェルトペン10の交換は、ペンサポータ1
3あるいは支軸12aから引き抜いた後、新しいペンを
それらに押入させて行なっている。
3あるいは支軸12aから引き抜いた後、新しいペンを
それらに押入させて行なっている。
しかしながら、この操作は、いずれも矢印すで示したよ
うにペン移動方向(矢印a)と垂直方向に行われている
為、トラバース12あるいはガイド軸11.11等のペ
ン移動機構に無理な圧力が加わる。
うにペン移動方向(矢印a)と垂直方向に行われている
為、トラバース12あるいはガイド軸11.11等のペ
ン移動機構に無理な圧力が加わる。
この無用な圧力の印加により、ペン移動機構の駆動精度
に狂いが生じ、記録精度の低下を来たす欠点がある。
に狂いが生じ、記録精度の低下を来たす欠点がある。
本考案は、このような欠点を除去するもので、フェルト
ペン交換時に無用な力がペン移動機構に印加されること
がないように横取した記録ペン保持装置を提供しようと
するものである。
ペン交換時に無用な力がペン移動機構に印加されること
がないように横取した記録ペン保持装置を提供しようと
するものである。
以下、本考案の一実症例を第3図乃至第5図を参照して
説明する。
説明する。
30は、記録ペン保持装置で、記録計に固着されたガイ
ド軸31.31に移動可能に支持されたトラバーサ32
に取着されている。
ド軸31.31に移動可能に支持されたトラバーサ32
に取着されている。
この保持装置30は、第4図a、b、cに示すように、
フェルトペン33を保持するペン受台34を有している
。
フェルトペン33を保持するペン受台34を有している
。
この受台34は、長方形状の底板34aと、この両側に
起立して設けられた嵌合片34b 、34bと、一端に
設けられた切欠部34cとから構成されている。
起立して設けられた嵌合片34b 、34bと、一端に
設けられた切欠部34cとから構成されている。
この嵌合片34b、34bは、切欠部34c側にU字状
に開口した嵌合溝34dを有し面対称となるように構成
されている。
に開口した嵌合溝34dを有し面対称となるように構成
されている。
この嵌合溝34dの形状は、第5図に示すようにフェル
トペン33両側に設けられた突出部33aが嵌合保持さ
れるように選択されている。
トペン33両側に設けられた突出部33aが嵌合保持さ
れるように選択されている。
また、前記切欠部34cは、同様にフェルトペン33の
ペン音13bの位置を保持する形状に選択されている。
ペン音13bの位置を保持する形状に選択されている。
また、この受台34の他端には、前記嵌合片34b、3
4bと同一方向に起立した突出片35が設けられている
。
4bと同一方向に起立した突出片35が設けられている
。
この突出片35には1対の保持部36a 、36bが取
着されている。
着されている。
すなわち、これらの保持部36a 、36bは、前記嵌
合片34b、34bとほぼ一直線上をなし、前記切欠部
34cと反対の方向に延在して設けられている。
合片34b、34bとほぼ一直線上をなし、前記切欠部
34cと反対の方向に延在して設けられている。
また、この一方の保持部36aは、前記突出片35と一
体に構成され、他方の保持部36bは、板ばねなどの取
付部材37により前記突出片35に取着されている。
体に構成され、他方の保持部36bは、板ばねなどの取
付部材37により前記突出片35に取着されている。
この取付部材37は、この保持部36bの前記突出片3
5となす角度を90度より若干小さい鋭角状態に保持し
、かつその角度を可変可能な材料が用いられている。
5となす角度を90度より若干小さい鋭角状態に保持し
、かつその角度を可変可能な材料が用いられている。
また、この保持部36a、36bの先端には、係止部片
38.38が取着されている。
38.38が取着されている。
この係止部片38,38は、前記トラバース32に設け
られた1対の突起32a、32aとそれぞれ嵌合する凹
部38a 、38aを有している。
られた1対の突起32a、32aとそれぞれ嵌合する凹
部38a 、38aを有している。
この両者は、例えば円錐等の形状で、位置決め機能を有
する。
する。
また、前記取付部材37により取着された他方の保持部
36bには、操作片39が設けられている。
36bには、操作片39が設けられている。
この操作片39は、前記受台34側にその側面と離間す
るように所定角度をもって形成されている。
るように所定角度をもって形成されている。
次に、このように構成された記録ペン保持装置を用いた
場合のフェルトペン33の交換操作について説明する。
場合のフェルトペン33の交換操作について説明する。
まず、前記操作片39をペン受台34側に押圧する。
これにより、この操作片39に連接された一方の保持部
36bが、取付部材37に抗して他方の保持部36aと
離間する方向に移動する。
36bが、取付部材37に抗して他方の保持部36aと
離間する方向に移動する。
したがって、その保持部36bの先端の係止部片38が
前記トラバーサ32の突起32aから離脱する。
前記トラバーサ32の突起32aから離脱する。
この状態で、保持装置30を矢印C方向に引出すことに
より、保持装置30と一体にフェルトペン33をトラバ
ーサ32すなわち記録計から取出すことができる。
より、保持装置30と一体にフェルトペン33をトラバ
ーサ32すなわち記録計から取出すことができる。
この際、係止部片38.38と突起32a。
32aとは、離間あるいは緩く接触している状態なので
、保持装置30取出し時にトラバーサ32等のペン移動
機構に無用な力が加わることはない。
、保持装置30取出し時にトラバーサ32等のペン移動
機構に無用な力が加わることはない。
このように取外した後、フェルトペン33を保持装置3
0から取出し、新しいフェルトペンと取替エル。
0から取出し、新しいフェルトペンと取替エル。
そして、新しいフェルトペンを装着した保持装置30を
トラバーサ32に取付ける。
トラバーサ32に取付ける。
すなわち、前記操作片39をペン受台34側に押圧して
両保持部36a、36b間を開いた状態で、その先端の
係止部片38,38をトラバーサ32の突起32a、3
2aに嵌め込み挿入することにより取付けることができ
る。
両保持部36a、36b間を開いた状態で、その先端の
係止部片38,38をトラバーサ32の突起32a、3
2aに嵌め込み挿入することにより取付けることができ
る。
この際、フェルトペン33bのペン部33aがペン受台
34の切欠部34cに当接し、その位置決めが成される
。
34の切欠部34cに当接し、その位置決めが成される
。
この取付時にも取外し時ペン移動機構に同様無用な力が
加わることはない。
加わることはない。
また、いずれの場合もトラバーサ32の移動方向(矢印
d)と平行な移動方向(矢印e)に力が加わるので、多
少力が加わってもペン移動機構に与える影響はほとんど
ない。
d)と平行な移動方向(矢印e)に力が加わるので、多
少力が加わってもペン移動機構に与える影響はほとんど
ない。
なお、保持部36a、36bの先端に係止部片38.3
8を取付けて説明したが、第6図に示すように各保持部
36a 、36bの先端に例えば直接ポンチ打などで凹
部61を形成しても良いし、その形状も円錐に限らず位
置精度が保てる形状であれば良い。
8を取付けて説明したが、第6図に示すように各保持部
36a 、36bの先端に例えば直接ポンチ打などで凹
部61を形成しても良いし、その形状も円錐に限らず位
置精度が保てる形状であれば良い。
また、保持部36a 、36bに突起を設け、逆にトラ
バーサ32に凹部を形成して嵌合させるようにしても良
い。
バーサ32に凹部を形成して嵌合させるようにしても良
い。
また、ペン受台34の嵌合片34bを例えは第7図A、
Bに示すように互に対向する一条の突出部71.γ1を
有する部材に代え、第8図に示すようにこの突出部71
,71と雄雌関係となる凹部72,72をフェルトペン
33に設けて構成しても良い。
Bに示すように互に対向する一条の突出部71.γ1を
有する部材に代え、第8図に示すようにこの突出部71
,71と雄雌関係となる凹部72,72をフェルトペン
33に設けて構成しても良い。
また、一方の保持部36bを取付部材37により取着し
て説明したが、両保持部36a 、36bをともに取付
部材37で取付けても良い。
て説明したが、両保持部36a 、36bをともに取付
部材37で取付けても良い。
また、この取付部材37は板ばねに限らず他の弾性を有
し、かつ保持部36bの取付状態を維持できる材質のも
のであれば良い。
し、かつ保持部36bの取付状態を維持できる材質のも
のであれば良い。
本考案は、このように構成したので、フェルトペンを滑
かにかつ位置決精度良く取付けることができる。
かにかつ位置決精度良く取付けることができる。
また、小さな力でトラバーサに簡単に取付けることがで
き、フェルトペン交換時にペン移動機構に無用な力が加
わることがない。
き、フェルトペン交換時にペン移動機構に無用な力が加
わることがない。
したがって、ペン移動機構を損傷したり、駆動精度を狂
わせることがなく、記録精度の低下が生じることもない
。
わせることがなく、記録精度の低下が生じることもない
。
第1図Aは従来例の使用態様を説明する為の斜視図、同
図Bは同じくフェルトペンの斜視図、第2図Aは他の従
来例の使用態様を説明する為の斜視図、同図Bは同じく
フェルトペンの斜視図、第3図乃至第5図は夫々本考案
の一実施例を説明するもので、第3図は使用態様を示す
斜視図、第4図A、B、Cはそれぞれ一実施例を示す正
面図、平面図、側面図、第5図はフェルトペンを示す斜
視図、第6図は他の実施例を説明するための平面図、第
7図A、Bはさらに他の実施例を説明するための平面図
及び側面図、第8図は第7図に示す実施例に嵌合される
フェルトペンの斜視図である。 30・・・・・・記録ペン保持装置、36a、36b・
・・・・・保持部、33・・・・・・フェルトペン、3
7・・・・・・取付部材、34・・・・・・ペン受台、
38・・・・・・係止部片、34b・・・・・・嵌合片
、39・・・・・・操作片、34d・・・・・・嵌合溝
。
図Bは同じくフェルトペンの斜視図、第2図Aは他の従
来例の使用態様を説明する為の斜視図、同図Bは同じく
フェルトペンの斜視図、第3図乃至第5図は夫々本考案
の一実施例を説明するもので、第3図は使用態様を示す
斜視図、第4図A、B、Cはそれぞれ一実施例を示す正
面図、平面図、側面図、第5図はフェルトペンを示す斜
視図、第6図は他の実施例を説明するための平面図、第
7図A、Bはさらに他の実施例を説明するための平面図
及び側面図、第8図は第7図に示す実施例に嵌合される
フェルトペンの斜視図である。 30・・・・・・記録ペン保持装置、36a、36b・
・・・・・保持部、33・・・・・・フェルトペン、3
7・・・・・・取付部材、34・・・・・・ペン受台、
38・・・・・・係止部片、34b・・・・・・嵌合片
、39・・・・・・操作片、34d・・・・・・嵌合溝
。
Claims (1)
- 記録計のペン移動機構に取外し可能に取着されフェルト
ペンを保持する記録ペン保持装置において、フェルトヘ
ンが嵌着され、その一端にフェルトペンガイドを有する
ペン受台と、一端に前記ペン移動機構に係合される係止
部を有し、前記受台の他端にほぼ直角に起立した状態に
対向配置された1対の保持部と、この保持部の少なくと
もどちらか一方を、その保持部を他方の保持部と離反す
る方向に移動可能に前記受台に取着する取付部材と、こ
の取付部材により受台に取着された保持部に設けられそ
の保持部を前記取付部材に抗して他方の保持部と離反さ
せる操作片とを具備したことを特徴とする記録ペン保持
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4468779U JPS5839374Y2 (ja) | 1979-04-06 | 1979-04-06 | 記録ペン保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4468779U JPS5839374Y2 (ja) | 1979-04-06 | 1979-04-06 | 記録ペン保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55145319U JPS55145319U (ja) | 1980-10-18 |
JPS5839374Y2 true JPS5839374Y2 (ja) | 1983-09-05 |
Family
ID=28921492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4468779U Expired JPS5839374Y2 (ja) | 1979-04-06 | 1979-04-06 | 記録ペン保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5839374Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-06 JP JP4468779U patent/JPS5839374Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55145319U (ja) | 1980-10-18 |
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