JPS5839261B2 - 摩擦式連結装置 - Google Patents

摩擦式連結装置

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Publication number
JPS5839261B2
JPS5839261B2 JP54141796A JP14179679A JPS5839261B2 JP S5839261 B2 JPS5839261 B2 JP S5839261B2 JP 54141796 A JP54141796 A JP 54141796A JP 14179679 A JP14179679 A JP 14179679A JP S5839261 B2 JPS5839261 B2 JP S5839261B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leaf spring
connecting body
friction surface
coupling device
armature
Prior art date
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Expired
Application number
JP54141796A
Other languages
English (en)
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JPS5666528A (en
Inventor
高明 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPS5666528A publication Critical patent/JPS5666528A/ja
Publication of JPS5839261B2 publication Critical patent/JPS5839261B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は板ばねによってノ・ブに支承された第2連結主
体を有する摩擦式連結装置、とりわけ、第1、第2連結
主体の摩擦面の摩耗にかかわらず自動的に吸引ギャップ
(軸方向空隙)を一定に保つ機能をもたせたことを特徴
とする摩擦式連結装置に関する。
この種連結装置、例えば電磁式にあっては、アマチュア
を板ばねによってハブに支承することにより、この板ば
ねにアマチュアを復帰させることとトルクを伝達するこ
との両機能を持たせ、例えばアマチュアをハブ上にスプ
ライン結合させた場合のような次の欠点、即ちスプライ
ン嵌合部のバンクラッシュに起因するトルク伝達の連応
性の難点や騒音発生の問題を解決し、連結時の連応性に
富み、かつ回転中の騒音の発生を回避させるようにした
ものであるが本発明はこのような板ばね方式の有する特
長を喪失させることなく、第1.第2連結主体間の吸引
ギャップを自動的に調整することができる連結装置を提
供するものである。
以下、本発明を図に示す一実施例について詳細に説明す
る。
即ち、第1図乃至第3図において、1は主軸、2は主軸
1に一体的に嵌着された・・ブで、この・・ブ2のツバ
2aの部分には主軸1と同一の軸方向に突出した状態で
支持体である複数のピン3が円周方向に間隙をもって嵌
着されている。
4は一端が第2連結主体であるアマチュア5に固定され
このアマチュア5をノ・プ2に支承することによりアマ
チュア5を復帰させることとトルクを伝達することの両
機能を有するように形成された板ばねであり、この板ば
ね4の他端は例えば第3図に示すように間隙をもって中
心に伸びた複数の突起6と孔4aが形成されており、第
1図に示すように板ばね4の他端は孔4aと各突起6と
を介して、ピン3に弾性的に嵌合されているため、軸方
向に対してはピン3と突起6との摩擦力に抗した力で移
動可能であり、板ばね4の他端が各ピン3に嵌合されて
いるため回転方向に対しては移動不可能な状態となって
いる。
7は、アマチュア5に吸引ギャップ(軸方向空隙)gs
を隔てて対向し、摩擦伝達面と成る第1連結主体であ
るライニングであり、ヨーク8に固設されている。
ヨーク8ば、ベアリング9を介して主軸1に回転自在に
支持され、アマチュア5を上記摩擦伝達面に吸引するた
めの電磁力を発生する電磁コイル10を内設している。
′=!た、11は一端がアマチュア5./こ固定され他
端が板ばね4の他端に上記吸引ギャップg1 と同値
な調整ギャップ(軸方向空隙)g2ヲ隔てて対向する抑
圧体であるプレートで、アマチュア5と一体的に設けら
れ、アマチュア5が上記ライニング7の摩擦伝達面に吸
引される力は、その11プレート11に伝達され、この
力が板ばね4の他端をピン3上を軸方向に押圧する力と
成る。
以上のように構成された電磁連結装置において、電磁コ
イル10が付勢されると、点線のような磁束を生じ、電
磁力によりアマチュア5が板ばね4の復元力に打ち勝っ
てライニング7に向って吸引されて伝達摩擦面に圧接せ
られ、摩擦力により動力的に結合される。
次に電磁コイル10を消勢すると、電磁力による拘束が
解消され板ばね4の復元力によりアマチュア5が元の位
置に復帰し上記伝達摩擦面における動力結合が解かれる
このような各部の動作については従来のこの種電磁連結
装置の動作と同等であるが、本発明においては下記のよ
うな吸引ギャップg1 を自動的に一ヨξに保つ機能を
付加している。
即ち、板ばね4の他端がピン3に適当な接触圧力(摩擦
力)のもとに嵌合されているため上記吸引ギャップg1
と調整ギャップg2 を等しく設定しておけば通常
電磁コイル10の付勢に応じてアマチュア5のみが移動
するたけであるが、伝達摩擦面が摩耗し吸引ギャップg
1 が調整ギャップg2 よりも大きくなると、電磁
コイル10が付勢されアマチュア5が吸引される際、第
2図に示すようにアマチュア5がライニング7に接触す
る昔でに、プレート11の他端が板ばね4の他端に係合
し、このプレート11の押圧力が板ばね4とピン3との
摩擦力に打ち勝って、アマチュア5が完全に伝達摩擦面
に圧接されるオで、板ばね4の軸方向で、ライニングγ
側に移動させる。
従って、このときの板ばね4の移動量は伝達摩擦面の摩
耗分、即ち、吸引ギャップg1 の増加分と等しく電磁
コイル10を消勢してアマチュア5が復帰するときの量
は常に調整ギャップg2と等しくなる。
つ1す、伝達摩擦面が摩耗しても吸引ギャップg1 は
、常に最初に設定した調整ギャップg2 と等しくな
るように自動的に調整される。
本発明は、以上のように第1.第2連結主体の伝達摩擦
面の摩耗にかかわらず吸引ギャップが常に最初に設定し
た値に保持されるので動作時間のばらつきがなく安定し
た動作特性を保持できる連結装置を得ることはもとより
、第2連結主体を支承する板ばねと・・ブとを板ばねの
弾性を有効に利用して回転方向に対しては不動状態にな
るように圧接結合したことにより、運転中この結合部に
おいて衝撃音を発生することなく、しかも、連結釈放の
動作の連応性を阻害することのない連結装置、即ち第2
連結主体を板ばねで支承させ、この板ばねにトルク伝達
と第2連結主体復帰の両機能を持たせるようにした板ば
ね方式の有する長所をその1筐生かすことのできる優れ
た連結装置を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図はその
動作の例を示す主要部分の断面図、第3図は板ばね4の
要部形状を示す平面図である。 図中、2はハブ、3はピン、4は板ばね、5はアマチュ
ア、7はライニング、3はヨーク、10ハ電磁コイル、
11はプレートである。 尚、各図中同一符号は同一部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 摩擦面を有する第1連結主体、上記摩擦面に軸方向
    空隙を介して対向し、軸方向に移動して該摩擦面に連結
    可能な摩擦面を有する第2連結主体ハブ、このハブの少
    なくとも2ケ所以上に軸方向に突出して設けられた支持
    体、一端が上記第2連結主体に固定され、他端が上記支
    持体に対し上記軸方向には移動可能で、回転方向には移
    動不可能に支持され、上記第2連結主体を上記・・ブに
    支承する板ばね、及び一端が上記第2連結主体に固定さ
    れ、他端が上記板ばねの他端に上記軸方向空隙と同等の
    空隙を介して対向し得る抑圧体を備え、上記各摩擦面間
    の軸方向空隙が所定値以上になると、上記第2連結主体
    の軸方向への移動に伴ない上記抑圧体の他端が上記板ば
    ねの他端に係合して上記板ばねの他端を上記支持体に対
    し上記第2連結主体の移動方向へ所定量移動させること
    を特徴とする摩擦式連結装置。
JP54141796A 1979-10-31 1979-10-31 摩擦式連結装置 Expired JPS5839261B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54141796A JPS5839261B2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 摩擦式連結装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP54141796A JPS5839261B2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 摩擦式連結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5666528A JPS5666528A (en) 1981-06-05
JPS5839261B2 true JPS5839261B2 (ja) 1983-08-29

Family

ID=15300333

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54141796A Expired JPS5839261B2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 摩擦式連結装置

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JPS5666528A (en) 1981-06-05

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