JPS5839206Y2 - 自転車用車輪 - Google Patents

自転車用車輪

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Publication number
JPS5839206Y2
JPS5839206Y2 JP17010480U JP17010480U JPS5839206Y2 JP S5839206 Y2 JPS5839206 Y2 JP S5839206Y2 JP 17010480 U JP17010480 U JP 17010480U JP 17010480 U JP17010480 U JP 17010480U JP S5839206 Y2 JPS5839206 Y2 JP S5839206Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spoke
rim
washer
section
cross
Prior art date
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Expired
Application number
JP17010480U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5791603U (ja
Inventor
昌巨 村上
Original Assignee
新家工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 新家工業株式会社 filed Critical 新家工業株式会社
Priority to JP17010480U priority Critical patent/JPS5839206Y2/ja
Publication of JPS5791603U publication Critical patent/JPS5791603U/ja
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Publication of JPS5839206Y2 publication Critical patent/JPS5839206Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自転車用車輪に関し、特に、リム断面を略三角
形状にして走行時の空気抵抗域を図る形式のチュブラタ
イヤ用リムへのスポーク組立を改良するものである。
すなわち、この種自転車用車輪として実願昭55−84
458号(実開昭57−52302号)(第1図)をす
でに提案したが、この構造では、スポーク1をリム2に
組付けるに際し、座金3及びスポークニップル4をスポ
ーク先端に装着する作業はリム断面内でいわば前状態で
行うこととなり、座金3をスポーク先端に嵌め込みにく
く、あるいは、適正姿勢に装着しにくいため、車輪組立
が面倒で作業性に於いて劣るものとなっていた。
本考案はかかる点に鑑みて成されたものであり、スポー
ク本数の多く使用されるこの種車輪の組立作業の作業性
向上を図るものである。
以下、本考案の構成、効果を図示実施例に従って詳述す
ると、既述の如く、リム2は、チュブラタイヤ用のもの
で内周側頂部から、外周側に向って断面を拡大した中空
断面を有するものであり、スポーク挿通部となる頂部5
とタイヤが嵌着される外周面に透孔6,7が適宜ピンチ
で穿設され、頂部5の透孔6,6群はスポークニップル
4の軸部8の直径に適合させてあり、他方、外周面の透
孔1群は工具及びスポークニップル40頭部9が挿通す
るに十分な大きさに設定しである。
(第2図) 次に座金3は、リム2の頂部5の内面に一致した断面、
すなわち、略三角形状の断面を持つ略三角柱状体で、上
面の平面部10の中央から、頂部11の中央に貫通する
透孔12が穿設されている。
この透孔12はスポークニップル4の軸部8より少し大
きく設定されているが、該透孔12の適宜位置に複数の
突起13,13が突出してこれら突起の内接円の直径は
、スポークニップル4の軸部8の直径に一致させるか又
はわずかに小径とし、該スポークニップルが回動可能の
圧入状態で該透孔12内に挿入されるようになっている
(第3図、第4図) 他方、スポークニップル4は公知の構成で内部にネジ孔
14が貫通してこれがスポーク1先端のネジ部15に螺
合すると共に、軸部8の先端部分は角軸部16となって
おり、組立状態ではリム20頂部5から突出し、該角軸
部に工具を対応させてこれを回動させることによりスポ
ーク1の引張力を調整し、バランスを取る。
上記した車輪組立ての実際をさらに詳述すると、スポー
クニップル4と座金3を1ず嵌着させて第3図の状態と
し、スポークニップル4の頂部9を適宜工具Aで保持し
て頂部5からリム断面内に突出させたスポーク1のネジ
部15にスポークニップル4の先端部を螺合させ、仮止
め状態とする。
この時、座金3とスポークニップル4とは回動可能であ
るから前記仮止めの為の螺合動作は可能であり、しかも
、座金3の大きさは予め適宜に設定しであるため、前記
回動動作のとき両端部がリム2の頂部5内面に邑接して
おり、座金3は適正姿勢のす1でリム断面内に収容され
る。
さらにスポークニップル4を締め込むと、角軸部15か
りム2の内周から突出した状態となり(i5図)、すべ
てのスポークについて前記作業を行えばスポーク組立の
組紐が完了する。
次いで既述のバランス調整を行なえば車輪が完成する。
(1)上記した自転車用車輪では、スポークニップル4
と座金3とが一定姿勢に摩擦結合した状態で挿入可能で
あるの・ら、スポーク先端に螺合させるに際して座金3
が外れたり、リム2内に落ちたりする心配はない。
(2)座金3をスポークニップル4と共に予めリム断面
に適合させた状態で挿入し且仮り止めできるため、座金
3の取付姿勢適正化が簡単である。
尚、座金3装着状態のスポークニップル4を挿入するに
際し、第6図の挿入工具を用いると上記効果は一層改善
される。
すなわち、この工具は、ナイロン等の合成樹脂から構成
されて、先端軸部1γをスポークニップル4のネジ孔1
4に適宜摩擦抵抗をもって圧入可能の軸径としたもので
あり、この先端軸部17を座金3を圧入保持したスポー
クニップル4のネジ孔14に圧入すれば、三者の姿勢が
摩擦力で一体化され、この捷1透孔7から挿入して、他
方の透孔6から突出するスポーク先端のネジ部15に仮
り止め可能となり、仮り止め後は、該挿入工具をその1
ま引き抜けばよい。
(3)座金3の外周面が頂部5の内面に密接した状態で
圧接するため、スポークニップル4の締め何カによりリ
ム2が局部的に変形する心配もない。
以上詳記したように、本考案の自転車用車輪は、内周側
を頂部5とした略三角形状断面のリム断面を有する自転
車用車輪に於いて、スポークニップル4が前記頂部内面
に適合した断面を有する座金3を介してリム20頂部内
面に圧接するように成すと共に、座金3とスポークニッ
プル4が、回動可能状態で摩擦結合するようにしたこと
を特徴とするものであるから、走行時の空気抵抗を低減
する略三角形状断面のリムを具備する車輪の組立の作業
性が改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の説明図、第2図は本考案実施例の要部
分解図、第3図は要部の摩擦結合状態の断面図、第4図
は座金3の切欠斜視図、第5図は組立状態の要部断面図
、第6図は、挿入工具の使用状態説明図であり、図中 2・・・・・・リム、3・・・・・・座金、4・・・・
・・スポークニップル、5・・・・・・頂部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内周側を頂部5とした略三角形状断面のリム断面を有す
    る自転車用車輪に於いて、スポークニップル4が前記頂
    部内面に適合した断面を有する座金3を介してリム20
    頂部内面に圧接するように成すと共に、座金3とスポー
    クニップル4が、回動可能状態で摩擦結合するようにし
    たことを特徴とする自転車用車輪。
JP17010480U 1980-11-26 1980-11-26 自転車用車輪 Expired JPS5839206Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17010480U JPS5839206Y2 (ja) 1980-11-26 1980-11-26 自転車用車輪

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17010480U JPS5839206Y2 (ja) 1980-11-26 1980-11-26 自転車用車輪

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5791603U JPS5791603U (ja) 1982-06-05
JPS5839206Y2 true JPS5839206Y2 (ja) 1983-09-05

Family

ID=29528567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17010480U Expired JPS5839206Y2 (ja) 1980-11-26 1980-11-26 自転車用車輪

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE60225814T2 (de) * 2002-11-08 2009-04-30 Campagnolo S.R.L. Verfahren zur Herstellung eines Speichenrads für Fahrräder
IT202000018223A1 (it) * 2020-07-28 2022-01-28 Campagnolo Srl Procedimento finalizzato alla realizzazione di una ruota a raggi per bicicletta e relativa ruota
IT202000018217A1 (it) 2020-07-28 2022-01-28 Campagnolo Srl Assieme di attacco raggio per una ruota a raggi per bicicletta, relativa ruota e procedimento finalizzato alla realizzazione di tale ruota

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Publication number Publication date
JPS5791603U (ja) 1982-06-05

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