JPS5839179Y2 - 電気カミソリ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は電気カミソリに関する。

従来この種の内刃体が円柱状の回転カミソリにおいては
、第１図に示すようにほは゛円筒形の内刃体１に、軸方
向に溝２を放射状に設け、該溝２の底に線バネを挿入し
て、内刃ブレード３を挿入しているため、電気カミソリ
の外刃４に内刃ブレード３が接するａの部分が衝撃的に
内刃ブレードと接触するため、外刃に負荷を与えると共
に、この部分を傷付けているという欠点があった。

本案は上記の欠点を除去し、外刃と内刃との接触を円滑
に行い、外刃を内刃によって損傷させない電気カミソノ
を提供しようとするものである。

次に本案を図面について説明する。

第２図は本案の電気カミソリの縦断面図、第３図は横断
面図を示すもので、１１は内刃フレームで、複数枚の内
刃ブレード１２が外周部に設けられ各内刃フレーム１１
の大きさは図示の場合では、約士円弧より若干小に形成
されている。

該内刃フレーム１１の両端に設けた延長部１３．１３’
には夫々ガイド１４が貫通し、内刃フレームの脱落防止
のため、ガイド１４の先端部にガイドピン１５がとりつ
けられている。

このガイドは回転軸１６に設けた角部１７より放射状に
取りつけられており、該ガイドの基部と内刃フレーム１
１との間には、スプリング状の押上バネ１８が介在せし
められ、この押上バネ１８によって各内刃フレーム１１
を外刃１０側へ押圧する。

１９は回転軸１６を支持する軸受で、この軸受はボテ゛
イ２０内に設けられている。

２１はモータで、その回転はベルト２２を介して回転軸
１６に与えられる。

２３は内刃ブレードガイドで゛、内刃ブレードの外周に
おいてモータ側に設けられ、外刃の内周半径と同径であ
り、ｂの部分は接触を柔らげるため、や・外刃内周半径
より大きくとっである。

本案は叙上のように内刃フレームをガイドで支持し、押
上バネ１８によって内刃フレームを外刃方向に押圧して
いるので、内刃フレーム１１の中に設けられている内刃
ブレード１２か゛内刃ブレードガイド２３に接触すると
、内刃フレームは回転軸方向に沈み、外刃内周半径と同
じ半径となり、外刃に接触する場合は、内刃ブレードは
円滑に外刃に内接するようになり、従って内刃は外刃を
損傷するおそれ少く、外刃の寿命を長くすることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電気カミソリ、第２図は本案の電気カミ
ソリの縦断面図、第３図は横断面図を示す。 １１・・・・・・内刃フレーム、１２・・・・・・内刃
ブレード、１３゜１３′・・・・・・延長部、１４・・
・・・・ガイド、１５・・・・・・ガイドピン、１６・
・・・・・回転軸、１７・・・・・・角部、１８・・・
・・・押上バネ、１９・・・・・・軸受、２０・・・・
・・ボディ、２１・・・・・・モータ、２２・・・・・
・ベルト、２３・・・・・・内刃ブレートガ゛イド。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 多数の内刃ブレード１２が外周部に設けられ、かつ円周
   部の大きさが夫々略士円弧よりやや小さく形成され、全
   体として略円筒状に配設される複数個の内刃フレーム１
   １と、この略円筒状をなす各内刃フレーム１１の中央部
   において軸方向に沿って延びる回転軸１６と、この回転
   軸１６と前記各内刃フレーム１１とを連結すべくその間
   に夫々放射状に設けられたガイド１４と、このガイド１
   ４の基部と前記各内刃フレーム１１との間に内刃フレー
   ム１１を外刃１０側へ押、圧するために設けられた押上
   バネ１８と、前記内刃ブレード１２の外周においてボデ
   ィ内部のモータ側に設けられ、前記内刃ブレード１２が
   弾接する外刃の内周半径と略同径をなす内刃ブレードガ
   イド２３とを備えてなる電気カミソリ。