JPS6215509Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6215509Y2 JPS6215509Y2 JP14935482U JP14935482U JPS6215509Y2 JP S6215509 Y2 JPS6215509 Y2 JP S6215509Y2 JP 14935482 U JP14935482 U JP 14935482U JP 14935482 U JP14935482 U JP 14935482U JP S6215509 Y2 JPS6215509 Y2 JP S6215509Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- planetary roller
- roller
- planetary
- tube
- cover body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001962 electrophoresis Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電気泳動装置等に用いるローラーポ
ンプに関するもので、さらに詳しくは、回転軸を
中心として回転する２枚の円板と２枚の円板間に
設けられる遊星ローラーと、内面が遊星ローラー
の当接面となりしかも遊星ローラーとの間にチユ
ーブをはさみつける状態に位置するカバー体等か
らなるローラーポンプにおいて、遊星ローラーの
両端が、円板にその回転軸方向にバネにより付勢
された状態に取り付けられ、円板の回転時に発生
する上記バネ力により大なる遠心力によつて遊星
ローラーがカバー体の内面に当接するようにした
ことを特徴とするローラーポンプに関するもので
ある。
ンプに関するもので、さらに詳しくは、回転軸を
中心として回転する２枚の円板と２枚の円板間に
設けられる遊星ローラーと、内面が遊星ローラー
の当接面となりしかも遊星ローラーとの間にチユ
ーブをはさみつける状態に位置するカバー体等か
らなるローラーポンプにおいて、遊星ローラーの
両端が、円板にその回転軸方向にバネにより付勢
された状態に取り付けられ、円板の回転時に発生
する上記バネ力により大なる遠心力によつて遊星
ローラーがカバー体の内面に当接するようにした
ことを特徴とするローラーポンプに関するもので
ある。
従来のローラーポンプの場合、非動作時におい
ても遊星ローラーがカバー体の内面にチユーブの
一部を押し付けた状態となり、よつてチユーブが
ゆ着して変形してしまい長期間の使用がおこなえ
ないという問題がある。
ても遊星ローラーがカバー体の内面にチユーブの
一部を押し付けた状態となり、よつてチユーブが
ゆ着して変形してしまい長期間の使用がおこなえ
ないという問題がある。
この考案は上記の点に鑑みてなしたもので、非
動作時においては遊星ローラーがチユーブを押圧
しない構成のローラーポンプを提供するものであ
る。
動作時においては遊星ローラーがチユーブを押圧
しない構成のローラーポンプを提供するものであ
る。
以下この考案の実施例を図面により詳述する
が、この考案は以下の実施例に限定されるもので
はない。
が、この考案は以下の実施例に限定されるもので
はない。
第１図，第２図はそれぞれこの考案の全体構成
を示す縦断面図であり、１，１が円板で回転軸２
により連結されている。３が遊星ローラーで、そ
の両端は円板１，１の相対向する位置に凹んで設
けられた取り付けスペース４，４内の軸受け５，
５に取り付けられ、円板１の同一円周位置に複数
本設けられている。さらにその軸受け５はスペー
ス４内に設けられるバネ６により円板１の回転軸
２の方向に付勢されている。７がカバー体、８が
カバー体を固定状態に取り付ける基台であり、カ
バー体７の内面７′は湾曲形状となつている。チ
ユーブ９はカバー体７の内面７′と各遊星ローラ
ー３間に配されるもので、今回転板１，１の回転
していない、すなわち、このローラーポンプの非
作動時においては各遊星ローラー３は軸受け５を
押圧するバネ６の力により回転板１の回転軸２方
向に押しやられた状態となつており、チユーブ９
をカバー体７の内面７′に押し付ける状態となつ
ていない。これに対して作動時において回転板
１，１が回転してバネ６の力よりも各遊星ローラ
ー３にかかる遠心力が大となると、各遊星ローラ
ー３は円周方向に押しやられる状態となり、この
状態においてカバー体７の内面７′との間にチユ
ーブ９をはさみつける状態となる。すなわち、遠
心力が一定以上になると軸受け５がスペース４の
円板１の外周側に位置する面３′に当接し、よつ
て遊星ローラー３のチユーブ９をはさみつける力
は一定となる。
を示す縦断面図であり、１，１が円板で回転軸２
により連結されている。３が遊星ローラーで、そ
の両端は円板１，１の相対向する位置に凹んで設
けられた取り付けスペース４，４内の軸受け５，
５に取り付けられ、円板１の同一円周位置に複数
本設けられている。さらにその軸受け５はスペー
ス４内に設けられるバネ６により円板１の回転軸
２の方向に付勢されている。７がカバー体、８が
カバー体を固定状態に取り付ける基台であり、カ
バー体７の内面７′は湾曲形状となつている。チ
ユーブ９はカバー体７の内面７′と各遊星ローラ
ー３間に配されるもので、今回転板１，１の回転
していない、すなわち、このローラーポンプの非
作動時においては各遊星ローラー３は軸受け５を
押圧するバネ６の力により回転板１の回転軸２方
向に押しやられた状態となつており、チユーブ９
をカバー体７の内面７′に押し付ける状態となつ
ていない。これに対して作動時において回転板
１，１が回転してバネ６の力よりも各遊星ローラ
ー３にかかる遠心力が大となると、各遊星ローラ
ー３は円周方向に押しやられる状態となり、この
状態においてカバー体７の内面７′との間にチユ
ーブ９をはさみつける状態となる。すなわち、遠
心力が一定以上になると軸受け５がスペース４の
円板１の外周側に位置する面３′に当接し、よつ
て遊星ローラー３のチユーブ９をはさみつける力
は一定となる。
この遠心力を利用する場合は回転板の回転が速
い場合や回転板の径の大である場合に有効であ
る。
い場合や回転板の径の大である場合に有効であ
る。
この考案は上述のように構成されており、作動
時には遠心力を利用してチユーブをはさみつけ、
これに対し非作動時においては遊星ローラーがバ
ネ力により自動的に戻つてチユーブを押さえない
という極めて合理的で無駄のない構成となつてい
て、構成が簡単で故障等の起る心配も少ないもの
である。
時には遠心力を利用してチユーブをはさみつけ、
これに対し非作動時においては遊星ローラーがバ
ネ力により自動的に戻つてチユーブを押さえない
という極めて合理的で無駄のない構成となつてい
て、構成が簡単で故障等の起る心配も少ないもの
である。
第１図はこの考案の実施例の縦断面図、第２図
は第１図に示す方向と直角方向をなす縦断面図で
ある。 １……円板、２……回転軸、３……遊星ローラ
ー、６……バネ、７……カバー体、７′……内
面、９……チユーブ。
は第１図に示す方向と直角方向をなす縦断面図で
ある。 １……円板、２……回転軸、３……遊星ローラ
ー、６……バネ、７……カバー体、７′……内
面、９……チユーブ。
Claims (1)
- 回転軸を中心として回転する２枚の円板と２枚
の円板間に設けられる遊星ローラーと、内面が遊
星ローラーの当接面となりしかも遊星ローラーと
の間にチユーブをはさみつける状態に位置するカ
バー体等からなるローラーポンプにおいて、２枚
の円板に遊星ローラーの両端を半径方向に移動可
能に支持するためのスペースをそれぞれ形成し、
それらのスペースに遊星ローラーの両端が、各円
板の半径方向にバネにより付勢された状態に取り
付けられ、円板の回転時に発生する上記バネ力よ
り大なる遠心力によつて遊星ローラーがカバー体
の内面に当接するようにしたことを特徴とするロ
ーラーポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14935482U JPS5954782U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | ロ−ラ−ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14935482U JPS5954782U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | ロ−ラ−ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5954782U JPS5954782U (ja) | 1984-04-10 |
| JPS6215509Y2 true JPS6215509Y2 (ja) | 1987-04-20 |
Family
ID=30331564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14935482U Granted JPS5954782U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | ロ−ラ−ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5954782U (ja) |
-
1982
- 1982-09-30 JP JP14935482U patent/JPS5954782U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5954782U (ja) | 1984-04-10 |
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