JPS5838545Y2 - 電動式小型機器用の保持装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電流供給のために機器プラグに差し込まれる
ケーブルを介して電源回路に接続される、又は充電装置
と共に機器ケーシング内に組み込まれた充電可能な二次
電池に直接接続されるモータを備えたドライシェーバ、
ヘアカッタ、マツサージ機、歯ブラシのような電動式小
型機器用の保持装置に関する。

この上”うな形状の保持装置は、非使用時に又は充電の
際に小型機器が差し込まれるいわゆる壁用保持装置であ
っても、台の上に自由に立てることのできる、又は移動
容器もしくは保管容器内に差し込むことのできるスタン
ドプラグであってもよいし、または移動容器もしくは保
管容器のような容器自体によって構成されていてもよい
。

前記小型機器を充電するためにケーブルソケットは通常
機器プラグに差し込まれ、電源回路プラグは電源回路に
接続される。

この場合小型機器自体は、ケーブルを引き込むための相
応な切欠きが設けられている保持装置内に立てられる、
もちろん小型機器を保持装置の外で充電することもでき
る。

この接続状態において電源回路からの直接の電流供給に
よって小型機器を使用することも可能である。

充電が行なわれた後にケーブルなしで使用したい場合に
は、ケーブルソケットを機器プラグから引き抜かなくて
はならない。

ケーブルソケットを機器プラグから引き抜くというこの
作業は通常使用ごとに又は数回の使用の後で繰り返され
ねばならない。

前記作業は特に電源回路ケーブルが新しい場合に面倒で
ある。

この作業は幾らかの骨折りを必要とするだけでなく、さ
らにプラグ接触部の急速な消耗を惹起する。

この消耗はついには機械的な及び電気的な接続状態を悪
くしてしまう。

ゆえに本考案の課題は、充電時及びケーブルなしの使用
時における小型機器の取扱いを容易にすることのできる
保持装置を提供することである。

この課題を解決するために本考案の構成では、保持体が
、機器プラグに適合するソケットと電源回路ケーブルの
ソケットに適合するプラグとを備えたソケット連結部を
有しているようにした。

このように構成すると、小型機器を特に自宅での使用す
る場合に、小型機器を充電時には保持装置内に立て、使
用時には保持装置から取り出せばよく、この場合に電源
回路ケーブルをその都度差し込んだり外したりする必要
はなく、電源回路ケーブルを常に保持装置のソケット連
結部に接続しておくことができる。

主として旅行先で又は二次電池が完全に消耗してしまっ
た場合のような比較的まれな場合には、電源回路ケーブ
ルは小型機器に直接接続されて、小型機器は電源回路か
ら直に電流を供給される。

機器プラグと電源回路ケーブルのソケットとの接触部に
おけるその都度の連結及び取外しによって生ぜしめられ
る高い応力は著しく減少せしめられ、これによって接触
部における部材の耐用寿命は著しく長くなる。

次に図面につき本考案の実施例を説明する。

壁用保持装置として構成された保持装置は主として背壁
１から成り、この背壁１はその下部範囲においてシェル
２に移行している。

このシェル２のなかには部分的に図示されている小型機
器３が上から差し込まれる。

例えばドライシェーバであるこの小型機器３は図示され
ていない充電装置と充電可能な二次電池とを有しており
、この二次電池によってまたは電源回路によって直接に
駆動せしめられる。

小型機器３の位置を安定させるために、シェル２にはカ
ラー状の縁部が設けられている。

背壁１には保持装置を壁に固定するための孔５が設けら
れている。

シェル２の底部にはソケット連結部７が取り付けられて
おり、このソケット連結部７はシェル２の内部に向かっ
てソケット８として外部に向がってプラグ９として構成
されている。

ソケット８の寸法は小型機器３の機器プラグ１０の寸法
に相当し、プラグ９の寸法は電源回路ケーブル１２のソ
ケット１１の寸法に相当している。

ソケット１１の寸法はさらに機器プラグ１０の寸法にも
相当している。

ソケット連結部７は保持装置のシェル２の底部６と解離
可能につまり取外し可能に結合されているか、又は堅く
結合されている。

小型機器３を保持装置内におろすと、機器プラグ１０は
ソケット８と自動的に連結される。

小型機器３を充電したい場合には、電源回路ケーブル１
２のソケット１１はソケット連結部７のプラグ９に差し
込まれねばならない。

使用するために小型機器３を保持装置から取り外した場
合でも、ソケット１１とプラグ９との接続は保たれる。

この使用形式の場合保持装置は、ただ内蔵された電池に
よってのみ電流が供給される小型機器用の周知の充電差
込プラグのように働く。

例えば内蔵された電池が完全に消耗してしまった場合の
ような、小型機器３を電源回路によって直に駆動したい
場合には、小型機器３は保持装置から取り外されて、電
源回路ケーブルのソケット１１は機器プラグ１０に直接
連結される。

【図面の簡単な説明】

第１図は壁用保持装置として構成された保持装置と小型
機器と電源回路ケーブルとを一部破断して示す正面図、
第２図は第１図の保持装置をＩＩ −ＩＩ線に沿って断
面した図である。 １・・・・・・背壁、２・・・・・・シェル、３・・・
・・・小型機器、４・・・・・・縁部、５・・・・・・
孔、６・・・・・・底部、７・・・・・・ソケット連結
部、８・・・・・・ソケット、９・・・・・・プラグ、
１０・・・・・・機器プラグ、１１・・・・・・ソケッ
ト、１２・・・・・・電源回路ケーブル。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. １．電流供給のために機器プラグに差し込まれるケーブ
   ルを介して電源回路に接続される、又は充電装置と共に
   機器ケーシング内に組み込まれた充電可能な二次電池に
   直接接続されるモータを備えたドライシェーバ、ヘアカ
   ッタ、マツサージ機、歯ブラシのような電動式小型機器
   用の保持装置において、この保持装置が機器プラグ１０
   に適合するソケット８と電源回路ケーブル１２のソケッ
   ト１１に適合するプラグ９とを備えたソケット連結部７
   を有していることを特徴とする、電動式小型機器用の保
   持装置。 ２、ソケット連結部７が保持装置と解離可能に結合され
   ている実用新案登録請求の範囲第１項記載の保持装置。 ３、ソケット連結部７が保持装置と堅く結合されている
   実用新案登録請求の範囲第１項記載の保持装置。