JPS5838513B2 - 深埋式外部電源電気防食用電極装置 - Google Patents
深埋式外部電源電気防食用電極装置Info
- Publication number
- JPS5838513B2 JPS5838513B2 JP53018158A JP1815878A JPS5838513B2 JP S5838513 B2 JPS5838513 B2 JP S5838513B2 JP 53018158 A JP53018158 A JP 53018158A JP 1815878 A JP1815878 A JP 1815878A JP S5838513 B2 JPS5838513 B2 JP S5838513B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode device
- protection electrode
- external power
- steel pipe
- anode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はパイプライン、基礎杭などの金属製埋設物を防
食するための深埋式外部電源電気防食用電極装置に関す
るものである。
食するための深埋式外部電源電気防食用電極装置に関す
るものである。
最近、隣接管路への干渉が少なくまた対象管路への電流
分布などに優れた深埋設電極式外部電源装置が多く設置
されるようになった。
分布などに優れた深埋設電極式外部電源装置が多く設置
されるようになった。
そして、これに使用される電極装置の一つに第１図に概
略縦断面図で示されるものが提案されている。
略縦断面図で示されるものが提案されている。
すなわち、保護鋼管１の内部に複数の磁性酸化鉄陽極２
が陽極スペーサ８と２本の鉄筋９とからなる支持金具に
よって互に絶縁されて保持されている。
が陽極スペーサ８と２本の鉄筋９とからなる支持金具に
よって互に絶縁されて保持されている。
これらの陽極２は陽極リード線１０を介して電線３の適
宜の位置４にそれぞれ接続され、この電線２は前記鋼管
１の上部より土中の外部に引き出されて図示されていな
い直流電源装置のプラス側に接続されている。
宜の位置４にそれぞれ接続され、この電線２は前記鋼管
１の上部より土中の外部に引き出されて図示されていな
い直流電源装置のプラス側に接続されている。
また、前記鋼管１の内部には陽極２より電解発生する塩
素または酸素ガスが前記鋼管１内に充満するのを防止す
るために無数の穴５を有する合成樹脂製のガス抜きバイ
ブロが収納されている。
素または酸素ガスが前記鋼管１内に充満するのを防止す
るために無数の穴５を有する合成樹脂製のガス抜きバイ
ブロが収納されている。
な釦、７は陽極２の接地抵抗を低減するために充填され
た黒鉛粒、コークス粒よりなるバックフィル材である。
た黒鉛粒、コークス粒よりなるバックフィル材である。
そして、このような従来電極装置が土中の所定位置に掘
削された２５０〜３５０．＄’ｘ１００ｍの円柱状堅穴
内に設置されている。
削された２５０〜３５０．＄’ｘ１００ｍの円柱状堅穴
内に設置されている。
しかしながら、従来の電極装置には次のような２つの問
題が残されていた。
題が残されていた。
第１は、従来使用されている磁性酸化鉄、高珪素鋳鉄、
グラファイト等の陽極は消耗率が大きく機械的強度に劣
るという共通の欠点があるため大型となり陽極自体や陽
極リード線の重さが重くなるのでその重量が直接陽極や
リード線にかからないように支持金具に固定して使用し
ているが、支持金具にスペースを取られて保護鋼管の口
径を大きくしなければならず、そのためポーリング工事
費が電気防食装置の受注金額の実に１／３〜１／４を占
めていた。
グラファイト等の陽極は消耗率が大きく機械的強度に劣
るという共通の欠点があるため大型となり陽極自体や陽
極リード線の重さが重くなるのでその重量が直接陽極や
リード線にかからないように支持金具に固定して使用し
ているが、支持金具にスペースを取られて保護鋼管の口
径を大きくしなければならず、そのためポーリング工事
費が電気防食装置の受注金額の実に１／３〜１／４を占
めていた。
第２は、ガス抜きパイプの開口部よりバックフィルが進
入堆積して発生ガスが効率よく排出されなくなるために
、電極装置内の抵抗が高くなって防食電流の発生が低下
するとともに電線被覆部が劣化し、長期間十分な防食効
果を期待できない恐れがあった。
入堆積して発生ガスが効率よく排出されなくなるために
、電極装置内の抵抗が高くなって防食電流の発生が低下
するとともに電線被覆部が劣化し、長期間十分な防食効
果を期待できない恐れがあった。
本発明は以上のような従来の問題点を解決するためにな
されたもので、ポーリング工事費を極度に押えることに
よって従来の電気防食装置より大幅に経済性を向上させ
るとともにガス抜きパイプ内にバックフィル材が進入堆
積しない電極装置を提供することを目的とし、その要旨
は保護鋼管内に挿着された複数の開口を有する合成樹脂
製ガス抜きパイプおよび複数の不溶性陽極と、これらパ
イプ、陽極と前記鋼管との隙間に充填されたバックフィ
ルとを備えた土中に深埋設される外部電源式電気防食用
電極装置にお・いて、上記パイプの外側が繊維製テープ
によって巻装され、このテープの外側に複数の線状、箔
状および金網状の不溶性陽極がそれぞれ一体的に形成さ
れ、これら陽極の一部が電線にそれぞれ電気的に接続か
つ固定されることを特徴とする深埋式外部電源電気防食
用電気防食装置。
されたもので、ポーリング工事費を極度に押えることに
よって従来の電気防食装置より大幅に経済性を向上させ
るとともにガス抜きパイプ内にバックフィル材が進入堆
積しない電極装置を提供することを目的とし、その要旨
は保護鋼管内に挿着された複数の開口を有する合成樹脂
製ガス抜きパイプおよび複数の不溶性陽極と、これらパ
イプ、陽極と前記鋼管との隙間に充填されたバックフィ
ルとを備えた土中に深埋設される外部電源式電気防食用
電極装置にお・いて、上記パイプの外側が繊維製テープ
によって巻装され、このテープの外側に複数の線状、箔
状および金網状の不溶性陽極がそれぞれ一体的に形成さ
れ、これら陽極の一部が電線にそれぞれ電気的に接続か
つ固定されることを特徴とする深埋式外部電源電気防食
用電気防食装置。
以下、本発明にかける実施例を図面に基づいて説明する
。
。
第２図には本発明電極装置が概略縦断面図で示されてい
るが、第１図に示す従来の電極装置と同一のものは同一
番号で表示されている。
るが、第１図に示す従来の電極装置と同一のものは同一
番号で表示されている。
また、第３図は本実施例不溶性陽極の展開図である。
無数の穴５を有する合成樹脂製のガス抜きバイブロの外
側が繊維製テープ１５、たとえばガラスクロステープに
よって半重ね１重に巻装されている。
側が繊維製テープ１５、たとえばガラスクロステープに
よって半重ね１重に巻装されている。
このテープ１５はバックフィル７の粒子の通過が不可能
で、ガスの通過が可能な条件を満足する耐腐性のもので
ある。
で、ガスの通過が可能な条件を満足する耐腐性のもので
ある。
上記テープ１５の外側に適宜の間隔に絶縁区分された全
網状の白金メッキタンタル製不溶性陽極２物囲むように
形成され、これら陽極２′の一部は電線３の適宜の位置
４においてそれぞれスリー７１１によって電線の心線１
２に電気的に接続固定され、充填剤１３釦よび合成樹脂
チューブ１４によって水密か保持されている。
網状の白金メッキタンタル製不溶性陽極２物囲むように
形成され、これら陽極２′の一部は電線３の適宜の位置
４においてそれぞれスリー７１１によって電線の心線１
２に電気的に接続固定され、充填剤１３釦よび合成樹脂
チューブ１４によって水密か保持されている。
そして、上述の陽極付ガス抜きパイプと電線とを収納し
た保護鋼管１が土中の所定位置に掘削された５０＄Ｘ１
００ｍの円柱状堅穴内に設置されている。
た保護鋼管１が土中の所定位置に掘削された５０＄Ｘ１
００ｍの円柱状堅穴内に設置されている。
本実施例では金網状の陽極を使用したが、線状の白金メ
ッキチタン製不溶性陽極をテープ１５の外側にコイル状
に巻装してもよく、また箔状の不溶性陽極を使用しても
よい。
ッキチタン製不溶性陽極をテープ１５の外側にコイル状
に巻装してもよく、また箔状の不溶性陽極を使用しても
よい。
なお、本発明電極装置の保護鋼管を直流電源装置のプラ
ス側に接続して陽極として使用すればさらに効果的であ
る。
ス側に接続して陽極として使用すればさらに効果的であ
る。
以上、説明したように本発明の電極装置によれば、ポー
リング口径を従来の電極装置に比べて１／３〜１／７に
縮小することができるので、ポーリング工事費を従来の
約１１５ と大幅に減じることができるとともに工期を
短縮することもできる。
リング口径を従来の電極装置に比べて１／３〜１／７に
縮小することができるので、ポーリング工事費を従来の
約１１５ と大幅に減じることができるとともに工期を
短縮することもできる。
また、ガス抜きパイプの目詰１りがないので発生したガ
スをすみやかに土中外部へ排出することができるために
長期にわたって安定した防食効果が期待できる。
スをすみやかに土中外部へ排出することができるために
長期にわたって安定した防食効果が期待できる。
第１図は従来電極装置の概略縦断面図であり、第２図は
本発明電極装置の概略縦断面図であり、第３図は本実施
例不溶性陽極の展開図である。 １・・・保護鋼管、２２′・・・陽極、３・・・電線、
６・・・ガス抜きパイプ、７・・・バックフィル、１５
・・・繊維製テープ。
本発明電極装置の概略縦断面図であり、第３図は本実施
例不溶性陽極の展開図である。 １・・・保護鋼管、２２′・・・陽極、３・・・電線、
６・・・ガス抜きパイプ、７・・・バックフィル、１５
・・・繊維製テープ。
Claims (1)
- １ 保護鋼管１内に挿着された複数の開口５を有する合
成樹脂製ガス抜きバイブロ釦よび複数の不溶性陽極２と
、これらバイブロ、陽極２と前記鋼管１との隙間に充填
されたバックフィル７とを備えた土中に深埋設される外
部電源式電気防食用電極装置において、上記バイブロの
外側が繊維製テープ１５によって巻装され、このテープ
１５の外側に複数の線状、箔状および金網状の不溶性陽
極２′がそれぞれ一体的に形成され、これら陽極２′の
一部が電線３にそれぞれ電気的に接続固定されることを
特徴とする深埋式外部電源電気防食用電極装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53018158A JPS5838513B2 (ja) | 1978-02-21 | 1978-02-21 | 深埋式外部電源電気防食用電極装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53018158A JPS5838513B2 (ja) | 1978-02-21 | 1978-02-21 | 深埋式外部電源電気防食用電極装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54110945A JPS54110945A (en) | 1979-08-30 |
| JPS5838513B2 true JPS5838513B2 (ja) | 1983-08-23 |
Family
ID=11963794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53018158A Expired JPS5838513B2 (ja) | 1978-02-21 | 1978-02-21 | 深埋式外部電源電気防食用電極装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838513B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6370930U (ja) * | 1986-10-24 | 1988-05-12 |
-
1978
- 1978-02-21 JP JP53018158A patent/JPS5838513B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6370930U (ja) * | 1986-10-24 | 1988-05-12 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54110945A (en) | 1979-08-30 |
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