JPH08239777A - 電気防食用井戸構造電極装置 - Google Patents

電気防食用井戸構造電極装置

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JPH08239777A
JPH08239777A JP7066935A JP6693595A JPH08239777A JP H08239777 A JPH08239777 A JP H08239777A JP 7066935 A JP7066935 A JP 7066935A JP 6693595 A JP6693595 A JP 6693595A JP H08239777 A JPH08239777 A JP H08239777A
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JP
Japan
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electrode
backfill
well structure
electrode device
current
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Pending
Application number
JP7066935A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Ishikawa
光男 石川
Yoshiaki Kanda
慶昭 神田
Atsushi Kobayashi
厚史 小林
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Nippon Corrosion Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nippon Corrosion Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水素ガスが発生して爆発などを起こすことの
ない外部電源方式によって地中埋設物を電気防食する際
に用いられる井戸構造電極装置を提供する。 【構成】下部に複数個の通電用貫通孔3を有する通電領
域と通電領域よりも上の通電用貫通孔のない非通電領域
からなる絶縁体によって構成された管状ケーシング2
と、この管状ケーシング2内に充填されたバックフィル
5aと、通電領域のバックフィル内に埋設された少なく
とも1つの電気防食用電極4とから構成された電気防食
用井戸構造電極装置において、管状ケーシング2内の通
電領域よりも上の非通電領域に、さらに少なくとも1つ
の補助電極10aを埋設したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水素ガスが発生して
爆発などを起こすことのない外部電源方式によって地中
埋設物を電気防食する際に用いられる井戸構造電極装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、外部電源方式によって各種タン
ク、基礎杭、ガス管、石油配管などの地中埋設物を電気
防食する際に用いられる電極装置として、図4の断面概
略図に示されるような井戸構造電極装置が提案されてい
る。
【0003】この従来の井戸構造電極装置は、図示のよ
うに、下部に複数個の通電用貫通孔3を有する合成樹脂
などの絶縁体によって構成された管状ケーシング2と、
この管状ケーシング2内に装入された複数個の高珪素鋳
鉄製、黒鉛製、フェライト製、または金属酸化物製など
の電気防食用電極4と、電気防食用電極4を管状ケーシ
ング2の内側空間に埋設するように前記管状ケーシング
内に充填された炭素質材料粉末などの導電性充填材から
なるバックフィル5とで構成されている。
【0004】この井戸構造電極装置は土中の所定位置に
穿設された穴1内に装入し、土中に穿設された穴1と井
戸構造電極装置の管状ケーシング2とで形成された空間
に、炭素質材料粉末などの導電性充填材からなる外側バ
ックフィル5aを充填し、穴1内に井戸構造電極装置を
固定している。穴1内に装入された井戸構造電極装置の
管状ケーシング2の外径が穴1の外径とほぼ等しいとき
は外側バックフィル5aの充填は必要がなく、図5に示
されるように、穴1に井戸構造電極装置が装入される。
【0005】前記合成樹脂などの絶縁体によって構成さ
れた管状ケーシング2は下部に複数個の通電用貫通孔3
を有し、この複数個の通電用貫通孔3にはバックフィル
が詰まった状態にあるのでバックフィル5と外側バック
フィル5aとは通電状態にある。この管状ケーシング2
の下部の複数個の通電用貫通孔3を有する領域を通電領
域と言い、また、管状ケーシング2の上部の通電用貫通
孔のない領域を非通電領域と言う。従来の井戸構造電極
装置では、図4および図5に示されるように、電気防食
用電極4は複数個の通電用貫通孔3を有する通電領域の
バックフィル5内に埋設されており、非通電領域のバッ
クフィル5内に埋設されてはいない。
【0006】穴1内に固定された井戸構造電極装置の電
気防食用電極4のそれぞれから引き出された導線6が整
流器7の正極に結合され、整流器7の負極が各種タン
ク、基礎杭、ガス管、石油配管などの地中埋設物などの
被防食体Aに結合され、被防食体Aに防食電流を流すこ
とによって被防食体Aを電気防食するようになってい
る。土中の所定位置に穿設された穴1内に井戸構造電極
装置を装入し設置した場合、通常、穴1の地表部分にマ
ンホール9が形成されており、このマンホール9は蓋1
1により密閉されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の井戸構造電極装
置を土中の所定位置に穿設された穴1内に装入設置し、
被防食体Aの電気防食を続けると、蓋11により密閉さ
れマンホール9内に水素ガスが溜まり、火気に触れて爆
発することがあった。
【0008】一般に、ガス管、石油配管のような地中埋
設物を電気防食すると、整流器7の負極に接続された各
種タンク、基礎杭、ガス管、石油配管など地中埋設物の
被防食体Aの表面からは水素ガスが発生するが、この水
素ガスは土中に拡散し、または大気中に放出されるため
に通常は爆発などの問題は生じない。一方、整流器7の
正極に結合された井戸構造電極装置は電気防食用電極
4、バックフィル5および外側バックフィル5aが一体
となって全体が1本の陽極のような振る舞いをするた
め、井戸構造電極装置の表面からは酸素ガスや塩素ガス
が発生するが、水素ガスが発生することはないと考えら
れている。しかし、実際には井戸構造電極装置の上部に
設けたマンホール9内に水素ガスが検出されることがあ
り、前述のような爆発事故を起こすことがあった。
【0009】そこで、井戸構造電極装置の上部に設けた
マンホール9内に水素ガスが発生するメカニズムを解明
すべく試験検討を行った結果、(a) 炭素粒子からな
るバックフィル5および外側バックフィル5aには隙間
が多く、見掛けの密度は1.2g/cm2 と小さく、さ
らに井戸構造電極装置への通電によりバックフィル5お
よび外側バックフィル5a内で酸素や塩素ガスが発生す
るために隙間が一層大きくなる。そのため、穴1周囲の
土砂が崩れると、その土砂8が外側バックフィル5a内
に入り込み、外側バックフィル5a内に入り込んだ土砂
は、通電用貫通孔3を通ってさらにバックフィル5に入
り込み、図4に示されるように、バックフィル5および
外側バックフィル5a内に分断層12が形成され、この
分断層12が電気防食用電極4の内でも最上段電極4a
より上の通電領域に形成されると、バックフィル5およ
び外側バックフィル5aが電気的に上下に分断され、か
かる分断が起きると、分断層12より上側のバックフィ
ル51および分断層12より上側の外側バックフィル5
1aは局部的に陰極となり、そのため分断層12より上
側の内側バックフィル51および外側バックフィル51
aから水素ガスが発生し、発生した水素ガスの一部は上
昇し、井戸構造電極装置の上部に設けたマンホール9内
に水素ガスが溜まり、この溜まった水素ガスが火気に触
れて爆発する、(b) 外側バックフィル5aのない図
5に示される井戸構造電極装置の場合は、前記分断層1
2は一層発生しやすく、さらに井戸構造電極装置を地下
水が横断している場合には、図4および図5に示される
分断層12は一層形成されやすい、ということが分かっ
たのである。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
かかる分断層12の形成により水素ガスが発生し、発生
した水素ガスが上昇してマンホール9内に溜まり、この
溜まった水素ガスが火気に触れて爆発するという従来技
術の課題を解決すべく研究を行った結果、(1) 図2
に示されるように、電気防食用電極4の最上段電極4a
より上の非通電領域のバックフィル51および外側バッ
クフィル51a内に、それぞれ少なくとも1つの補助電
極10および10aを取り付け、この補助電極10およ
び10aを整流器7の正極に結合すると、分断層12が
形成されてもバックフィル51および外側バックフィル
51a内の水素ガスの発生はなくなる、(2) 図3に
示されるように、外側バックフィル5aを使用しない場
合は、電気防食用電極4の最上段電極4aより上の非通
電領域のバックフィル51のみに補助電極10を取り付
けることことにより水素ガスの発生を防止することがで
きる、などの知見を得たのである。
【0011】この発明は、かかる知見にもとづいてなさ
れたものであって、下部に複数個の通電用貫通孔を有す
る通電領域と通電領域よりも上の通電用貫通孔のない非
通電領域からなる絶縁体によって構成された管状ケーシ
ングと、この管状ケーシング内に充填されたバックフィ
ルと、通電領域のバックフィル内に埋設された少なくと
も1つの電気防食用電極とから構成された井戸構造電極
装置において、管状ケーシング内の通電領域よりも上の
非通電領域に、さらに少なくとも1つの補助電極を埋設
した電気防食用井戸構造電極装置、に特徴を有するもの
である。
【0012】
【作用】この発明の電気防食用井戸構造電極装置につい
て、作用および構成を図面にもとずいてさらに具体的に
説明する。図1は、この発明の井戸構造電極装置の断面
図であり、この発明の井戸構造電極装置は、絶縁体によ
って構成され下部に複数個の通電用貫通孔3を有する通
電領域および上部に通電用貫通孔のない非通電領域を有
する絶縁体によって構成された管状ケーシング2と、こ
の管状ケーシング2内に充填された導電性充填材からな
るバックフィル5と、通電領域のバックフィル5内に埋
設された電気防食用電極4と、非通電領域のバックフィ
ル51内に埋設された補助電極10とから構成されてい
る。
【0013】かかる構造のこの発明の井戸構造電極装置
を、図2に示されるように、穴1内に装入し、井戸構造
電極装置の管状ケーシング2と穴1の側壁とで構成され
た隙間に外側バックフィル5aを充填して固定し、非通
電領域の外側バックフィル51aの内部にも補助電極1
0aを埋設する。前記井戸構造電極装置の電気防食用電
極4、補助電極10および補助電極10aのそれぞれか
ら引き出された導線6を整流器7の正極に結合し、整流
器7の負極を各種タンク、基礎杭、ガス管、石油配管な
どの地中埋設物などの被防食体Aに結合し、穴1の地表
部分にマンホール9を設置し、このマンホール9は蓋1
1により密閉される。
【0014】図2のように接続し、整流器7から直流電
流を通電すると、バックフィル5および外側バックフィ
ル5aに土砂8が入り込んで分断層12が形成され、分
断層12によりバックフィル5および外側バックフィル
5aが分断されても、非通電領域のバックフィル51お
よび外側バックフィル51aは局部的に陰極となること
はなく、マンホール9内に水素ガスが溜まって爆発する
ことはない。
【0015】図3は、図1のこの発明の井戸構造電極装
置を、井戸構造電極装置の外径とほぼ同じ内径を有する
か、井戸構造電極装置の管状ケーシング2と穴1の側壁
とで構成された隙間に土砂を充填して固定して使用する
状態を示す断面図である。この場合は、外側バックフィ
ル5aはないから補助電極10aを埋設する必要もな
い。前記井戸構造電極装置の電気防食用電極4および補
助電極10のそれぞれから引き出された導線6を整流器
7の正極に結合し、整流器7の負極を被防食体Aに結合
して水素ガスの発生を防止することは図2と同じであ
る。
【0016】電気防食用電極4、補助電極10および1
0aは、高珪素鋳鉄製電極、黒鉛製電極、フェライト製
電極、白金メッキチタン製電極または金属酸化物製電極
などを使用することができる。また、バックフィルは炭
素質材料粉末が主として使用される。
【0017】
【実施例】
実施例1〜4、比較例1〜2および従来例1 上部を通電用貫通孔の無い硬質塩化ビニル管、下部を通
電用貫通孔のある穴開け硬質塩化ビニル管で構成した管
状ケーシングの穴開け硬質塩化ビニル管内に、電気防食
用電極としてフェライト電極を設置し、管状ケーシング
内に炭素質材料粉末からなるバックフィルを充填した模
擬井戸構造電極装置を作製し、この模擬井戸構造電極装
置の管状ケーシングの上部の硬質塩化ビニル管と下部の
穴開け硬質塩化ビニル管の境界部のバックフィルを砂で
分断し、この分断した模擬井戸構造電極装置をドラム缶
内に設置し、周囲に砂を詰めて電解液を加えた。
【0018】ドラム缶が陰極になるように接続し、かつ
フェライト電極が陽極になるように接続し、フェライト
電極に1Aの直流電流を流し、2週間経過後に模擬井戸
構造電極装置の上部に設けたピットに溜まった水素ガス
濃度を測定し、その結果を表1に従来例1として示し
た。
【0019】次に、ピットに溜まった水素ガスを排除
し、上部の硬質塩化ビニル管のバックフィル内部に補助
電極を埋設し、フェライト電極に1Aの直流電流を流す
とともに、補助電極に対してもフェライト電極電流の1
%、2%、3%、5%、10%、および20%の直流電
流を流し、2週間経過後に模擬井戸構造電極装置の上部
に設けたピットに溜まった水素ガス濃度を測定し、その
結果を表1に実施例1〜4および比較例1〜2として示
した。
【0020】
【表1】
【0021】表1の従来例1に示されるように、補助電
極が無い場合はピットに水素ガス濃度:1.3%の水素
ガスが溜まるに対し、比較例1に示されるように、補助
電極を取り付け、補助電極にフェライト電極電流の1%
の電流を流すと、水素ガス濃度は1/13に減少し、比
較例2に示されるように、補助電極にフェライト電極電
流の2%の電流を流すと、水素ガス濃度は1/26に減
少し、さらに実施例1〜4に示されるように、3%以上
の電流を流すと、水素ガスは全く検出されないことがわ
かる。
【0022】実施例5〜8、比較例3〜4および従来例
2 フェライト電極に2Aの直流電流を流す以外は実施例1
〜4、比較例1〜2および従来例1とまったく同様にし
て補助電極に対してもフェライト電極電流の0%、1
%、2%、3%、5%、10%、および20%の直流電
流を流し、2週間経過後に模擬井戸構造電極装置の上部
に設けたピットに溜まった水素ガス濃度を測定し、その
結果を表2にそれぞれ従来例2、比較例3〜4および実
施例5〜8として示した。
【0023】
【表2】
【0024】表2の従来例2に示されるように、補助電
極が無い場合はピットに水素ガス濃度:2.5%の水素
ガスが溜まるに対し、比較例3に示されるように、補助
電極を取り付け、補助電極にフェライト電極電流の1%
の電流を流すと、水素ガス濃度は1/12.5に減少
し、比較例4に示されるように、補助電極にフェライト
電極電流の2%の電流を流すと、水素ガス濃度は1/2
5に減少し、さらに実施例5〜8に示されるように、3
%以上の電流を流すと、水素ガスは全く検出されないこ
とがわかる。
【0025】上述のように、表1および表2に示される
結果から、フェライト電極電流の3%以上の電流を補助
電極から流すと、水素ガスは全く発生しなくなることが
分かる。
【0026】実施例15 水素ガスの発生した実井戸構造電極装置を使用し、補助
電極の設置による水素ガス発生防止効果の確認試験を行
った。試験に用いた実井戸構造電極装置は図1の構造を
しており、全長が約100mで図3に示されるように穴
の中に埋設され、実井戸構造電極装置の硬質塩化ビニル
管は、地下約66m〜96mまでは多数の通電用貫通孔
を設けた管が使用されている。
【0027】この、通電用貫通孔を設けた管の内側に
は、8本の電気防食用電極がほぼ等間隔で設置され、さ
らに硬質塩化ビニル管全体に渡って炭素質材料からなる
バックフィルが充填されていた。実井戸構造電極装置上
部のマンホールを密封し、電気防食用電極一本当り3A
の防食電流を1か月間流したのち、マンホール内の水素
ガス濃度を測定したところ、水素ガス濃度は3.7%で
あった。
【0028】次に、補助電極として、金属酸化物製電極
を硬質塩化ビニル管内のバックフィル内に地下5mの位
置に設置した。マンホールを密封し、電気防食用電極一
本当り3Aの防食電流を流すと共に電気防食用電極一本
当り3Aの電流の5%に相当する0.15Aの電流を補
助電極に流した。1か月経過後のマンホール内の水素ガ
ス濃度を測定したところ、水素ガス濃度は0%であっ
た。
【0029】
【発明の効果】上述のように、この発明の電気防食用井
戸構造電極装置を使用すると、土砂が井戸構造電極装置
のバックフィル内に侵入し、バックフィルが最上段の電
気防食用電極よりも上の部分で分断されても、補助電極
を取り付け、補助電極から僅かな電流を流すことによ
り、分断されたバックフィルが陽極として働くため、水
素ガスがほとんどまたは全く発生せず、井戸構造電極装
置の上部に設置されたマンホール内の水素ガスは溜まら
ず、爆発を起こす恐れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電気防食用井戸構造電極装置の構造
を示す断面図である。
【図2】この発明の電気防食用井戸構造電極装置を穴に
設置した状態を示す断面図である。
【図3】この発明の電気防食用井戸構造電極装置を穴に
設置した状態を示す断面図である。
【図4】従来の電気防食用井戸構造電極装置を穴に設置
した状態を示す断面図である。
【図5】従来の電気防食用井戸構造電極装置を穴に設置
した状態を示す断面図である。
【符号の説明】 1 穴 2 管状ケーシング 3 通電用貫通孔 4 電気防食用電極 4a 最上段電極 5 バックフィル 5a 外側バックフィル 6 導線 7 整流器 8 土砂 9 マンホール 10 補助電極 10a 補助電極 11 蓋 12 分断層 A 被防食体 51 分断層12より上側のバックフィル 51a 分断層12より上側の外側バックフィル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部に複数個の通電用貫通孔を有する通電
    領域と通電領域よりも上の通電用貫通孔のない非通電領
    域からなる絶縁体によって構成された管状ケーシング
    と、この管状ケーシング内に充填されたバックフィル
    と、通電領域のバックフィル内に埋設された少なくとも
    1つの電気防食用電極とから構成された井戸構造電極装
    置において、 管状ケーシング内の通電領域よりも上の非通電領域に、
    さらに少なくとも1つの補助電極を埋設したことを特徴
    とする電気防食用井戸構造電極装置。
JP7066935A 1995-03-01 1995-03-01 電気防食用井戸構造電極装置 Pending JPH08239777A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002146569A (ja) * 2000-11-13 2002-05-22 Lissajous:Kk 電気防食用通電電極設置方法及びその電極設置構造

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JP2002146569A (ja) * 2000-11-13 2002-05-22 Lissajous:Kk 電気防食用通電電極設置方法及びその電極設置構造

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