JPS5838396Y2 - 水分測定装置を有する循環型穀類乾燥機 - Google Patents

水分測定装置を有する循環型穀類乾燥機

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JPS5838396Y2
JPS5838396Y2 JP1977110072U JP11007277U JPS5838396Y2 JP S5838396 Y2 JPS5838396 Y2 JP S5838396Y2 JP 1977110072 U JP1977110072 U JP 1977110072U JP 11007277 U JP11007277 U JP 11007277U JP S5838396 Y2 JPS5838396 Y2 JP S5838396Y2
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JP
Japan
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grains
grain
moisture measuring
moisture
drying
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JP1977110072U
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JPS5437470U (ja
Inventor
康夫 吉野
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株式会社ケット科学研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は穀類の循環型穀類乾燥機に関し、特に穀類の水
分測定を精度良く測定するための穀類水分測定装置に設
けた循環型穀類乾燥機に関する。
所定の乾燥度まで穀類を乾燥するに際して、その乾燥度
を知るために穀類の含有水分を電気的に測定することが
知られている。
このための測定装置として、いわゆる電気式水分測定装
置が用いられている。
しかるにこの電気式水分測定装置で穀類の水分すなわち
乾燥度を測定するに際して穀類の水分傾斜というものが
常に問題となる。
この水分傾斜とは穀類の一粒のその表面とその中心部の
中味では含有水分量が異なり、表面から内方に向うに従
って水分が増加することである。
この水分傾斜は穀類の乾燥時にはなはだしい。
これは乾燥に際して穀類の水分がその表面から蒸発され
ることによるための当然の結果である。
この水分傾斜は長時間の一定状態の乾燥後の放置でほぼ
なくなるものである。
そこで穀類の水分を正確に測定するためには、水分傾斜
の無くなるまで穀類を一定状態で放置させるか、あるい
は水分傾斜のあるままで穀類の水分を測定して、この測
定値を校正するようにしている。
前者の測定では水分傾斜がなくなるまで穀類を放置する
ので時間がかかり迅速な測定ができない。
後者の場合は水分傾斜が一定でないと校正が充分にでき
ない欠点がある。
さらに水分傾斜は放置時間の経過とともに少なくなり一
定でないので校正条件の設定が困難であり、手間のかか
るものである。
穀類の乾燥には通常循環型穀類乾燥機が用いられている
循環型穀類乾燥機においては、乾燥筒の入口より送り込
まれた穀類が乾燥筒中である程度乾燥されて乾燥筒の出
口より送り出される。
送り出された穀類はコンベアで運ばれて再び乾燥筒の入
口に戻されて、乾燥筒で乾燥させる循環行程が行われる
すなわち乾燥筒に穀類を繰返して送り込んで循環させ必
要程度に乾燥させる循環式のため循環型穀類乾燥機と称
している。
この循環型穀類乾燥機に於ては、従来電気式水分測定装
置7′は、第1図に図示のごとく乾燥筒の内壁面で穀類
乾燥用熱風塔の最頂部よりわずか上方に配置され、この
部分を通過する穀類の乾燥度すなわち水分を測定してい
た。
何故ならこの部分の穀類は乾燥後の放置時間が一番長い
状態にあり、よって一番水分傾斜の小さな状態にあるか
らである。
このような循環型穀類乾燥機は、実開昭48−2259
8号公報に開示されている。
通常の循環型穀類乾燥機では、穀類は乾燥筒に投入後乾
燥筒内を沈下し熱風塔で乾燥され排出装置2に達するま
でに一時間程度かかるのに対し、排出装置2から排出後
コンベアを経て再び乾燥筒入口に戻るまでには一分以内
と非常に短時間である。
しかしながら穀類の張込量は最大張込量Xと最小張込量
Yとの間で場合によって大巾に異なるので穀類が乾燥筒
に戻されてこの測定装置レベルに達するまでの時間が常
に一定なもので無くなり、このレベルに達する穀類の水
分傾斜は張込量によって変動することになる。
すなわち、最大張込量Xのときの測定条件は乾燥後一定
時間経過後の状態であり、最小張込量Yのときは乾燥直
後ということになる。
よって常に一定の水分傾斜の穀類を測定することが不可
能となる。
さらに問題なのは、張込量の相異により穀類の充填密度
が異なることである。
このために水分測定装置7の電極面に接触する穀類の接
触条件が張込量により変化することになる。
穀類の電極面への接触条件が異なれば、水分測定装置の
水分が指示値がこれによって変動してしまうことになる
本考案は、上記問題を解決するもので、乾燥後から常に
一定の時間で一定の充填密度で、穀類の水分を測定する
ようになし、安定した水分測定ができるようになった循
環型穀類乾燥機を提供するものである。
本考案によれば、上部入口と下部出口を有する穀類乾燥
筒と、乾燥筒の下部出口より穀類をほぼ横方向に移送す
るスクリウコンベア3と、このスクリウコンベア3から
の穀類を受けて乾燥筒の上部に穀類を移送するパケット
コンベア4と、このパケットコンベア4からの穀類を乾
燥筒の上部人口8まで移送する配粒装置4aとを有する
循環型穀類乾燥機において、上部人口8の上流側の配粒
装置4aの下側部分に循環移送された穀類をトラップす
るための水分測定筒5が設けられ、水分測定筒5の底部
は、乾燥筒1内へ開口する開口部を有し、かつ水分測定
筒5内に電気式水分測定装置7が設けられ、該開口部に
は穀類排出装置6が設けられ、排出装置6の穀類排出量
は、配粒装置4aで循環される穀類の移送量より充分小
さな排出量となし、穀類が常に水分測定筒5に満たされ
るようになっている循環型穀類乾燥機が提供される循環
型穀類乾燥機では乾燥筒中で乾燥されてその山田こ出て
くる穀類はある一定の水分傾斜となっていることが判っ
ている。
そこでこの穀類を一定の状態のもとで測定し校正すれば
穀類の精度良い水分含有量を知ることができる。
このため前述のごとく排出装置2出口から乾燥筒入口ま
で短時間で穀類が移送されるので、乾燥筒入口における
穀類は、乾燥直後の水分傾斜状態とみなすことができ、
よってこの入口における穀類は常に一定水分傾斜状態と
考えられるので、乾燥筒の上部入口上流側の配粒装置4
aの部分に穀類トラップ用の水分測定筒を設けて、この
底部に穀類を排出する排出装置を設け、穀類の排出量を
一定とするとともに、この排出量が配粒装置4aの全供
給量より充分小さくなるようにし、よって常に水分測定
筒に穀類が満たされているように設定する。
これにより水分測定装置7の電極面には一定充填密度の
穀類が通過することになる。
そしてこの水分測定筒のあるレベルに穀類の水分測定装
置を設けて置けば、このレベルに達する穀類は乾燥後の
放置時間がほぼ一定のものとなるので同じ条件の穀類の
水分が測定できる。
以上によって水分傾斜が一定な穀類が常に測定され、よ
って一定な校正により正確な穀類の乾燥度が容易に知れ
る。
以下に本考案を添付図とともに実施例の形で説明する。
第2図において乾7燥筒1中で部分乾燥された穀類は乾
燥筒の底部に設けられた穀類排出装置2により下部出口
9に排出され、スクリウコンベア3によってパケットコ
ンベア4に移送される。
パケットコンベア4により穀類は上方に乾燥筒1にそっ
て高揚される。
高揚された穀類は乾燥筒の上部人口8まで配粒装置4a
によって送られ、乾燥筒1中に落とされる。
この配粒装置4aの中間部下方に穀類の一部をトラップ
するための水分測定筒5を設は水分測定筒5の底部に排
出装置6を設ける。
よって配粒装置4aによって移送される穀類の一部は水
分測定筒5に入り、そこから排出装置6により、乾燥筒
1内へ戻される。
水分測定筒5の底部に設けた排出装置6の穀類排出量は
配粒装置4aの穀類移送量より充分小さくしであるので
張込量の多少に関係なく、常に水分測定筒5に穀類が満
たされた状態で流下するようになっている。
よって水分測定筒5に設けられた電気式水分測定装置7
によって穀類の水分が測定され、これを校正すればこの
測定結果は充分な精度を有する信頼度のある値が得られ
る。
なお図中参照番号1aは穀類乾燥用の熱風基である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水分測定装置・を有する循環型穀類乾燥
機を示す概略的断面図。 第2図は本考案の実施例を示す概略的断面図。 1・・・・・・乾燥筒、2・・・・・・乾燥筒用排出装
置、3・・・・・・スクリウコンベア、4・・・・・・
パケットコンベア、4a・・・・・・配粒装置、5・・
・・・・水分測定筒、6・・・・・・排出装置、7・・
・・・・水分測定装置、8・・・・・・上部入口、9・
・・・・・下部出口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上部入口と下部出口を有する穀類乾燥筒と、前記乾燥筒
    の下部出口より穀類をほぼ横方向に移送するスクリウコ
    ンベア3と、該スクリウコンベア3からの穀類を受けて
    該乾燥筒の上部に穀類を移送スるパケットコンベア4と
    、該パケットコンベア4からの穀類を該乾燥筒の上部人
    口8まで移送する配粒装置4aとを有する循環型穀類乾
    燥機において、 前記上部人口8の上流側の前記配粒装置4aの下側部分
    に循環移送された穀類をトラップするための水分測定筒
    5が設けられ、該水分測定筒5の底部は、前記乾燥筒1
    内へ開口する開口部を有し、かつ該水分測定筒5内に電
    気式水分測定装置7が設けられ、該開口部には、穀類排
    出装置6が設けられ、該穀類排出装置6の穀類排出量は
    、該配粒装置4aで循環移送される穀類の移送量より充
    分小さい排出量となし、穀類が常に該水分測定筒5に満
    たされるように設定されるようになっていることを特徴
    とする循環型穀類乾燥機。
JP1977110072U 1977-08-19 1977-08-19 水分測定装置を有する循環型穀類乾燥機 Expired JPS5838396Y2 (ja)

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JPS5437470U JPS5437470U (ja) 1979-03-12
JPS5838396Y2 true JPS5838396Y2 (ja) 1983-08-30

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